( ^ω^)が不思議なリモコンを手に入れたようです
- 32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/26(月) 16:35:33.68 ID:bf06vIsCO
- 第3話[先輩]
今日もいつもの時間に家を出て、いつもの道を通り、いつもの学校へ向かう。
ただ2つ、いつもと違うことがあった。
1つはポケットにあのリモコンが入っていること。
もう1つは、学校に行くのが少し楽しみなことだ。
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「おいーっす。随分機嫌がいいな。俺を差し置いて彼女でも出来たか?」
( ^ω^)「ねーよwwwでも、同じ位素敵な事があったんだお!」
('∀`)「ほう、珍しいなw聞かせてくれよw」
( ^ω^)「少し長くなるけど、いいかお?」
('∀`)「長いのか…なら、昼休みにじっくり聞かせて貰おうかw」
( ^ω^)「把握したおw」
(,,゚Д゚)「全員席に着けゴルァ!ホームルーム始めるぞゴルァ!」
('∀`)「おっと…じゃ、昼休みなw」
( ^ω^)「御意w」
クラスのみんなが席に着くと、先生がホームルームを始めた。が、そのホームルームもすぐに終わり、授業が始まる。
えっと、今日は…英語、数学、古典、世界史…
(;^ω^)「午前からしんどいお…」
気合いを入れ、授業に取り組む。しかしわからないものはわからない。
僕はよくわからないまま授業を消化していった。
- 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/26(月) 16:37:16.89 ID:bf06vIsCO
- (;^ω^)「やっと終わったお…」
('A`)「よーし、昼休みだ。話を聞かせて貰うぜ?」
( ^ω^)「じゃあ屋上でも行くかお?」
('A`)「だな」
2人で教室を出て階段を上る。すると屋上から嫌な2人組が降りてきた。
( ・∀・)「お、自分から来たかw」
<ヽ`∀´>「今日は1000円以上持ってきたニダ?w」
(;^ω^)「あうあう…」
(;'A`)(こいつは本当に不運だな…)
何で僕ばっかりこんな目に会うんだろう。財布の中は…確か500円しか無い。
(;^ω^)(どうするお…このままだとまた殴られ…はっ!)
そうだ。今の僕にはリモコンがあったんだ。
僕はポケットに手を入れ、中のリモコンを制服越しに先輩に向ける。
( ^ω^)(巻き戻しだお!)
ボタンを押す。
(15・∀・)「さあ早く金…って、あれ?」
<ヽ;`∀´>「ちょ、お前、何で縮んでるニダ!?」
(;'A`)「え!?はぁ!?はぁぁ!?」
3人ともパニクっている。そりゃそうだろう。僕は内心笑いながら、もう1人へリモコンを向けた。
- 35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/26(月) 16:39:25.10 ID:bf06vIsCO
- (12;・∀・)「ど、どうなってんだよコレ…おい!お前も!!」
<15ヽ;`∀´>「な、なんじゃこりゃあー!!」
(;'A`)「な、何がどうなってるんだよコレ!?」
先輩2人を小学生位に戻した後、僕は左手を広げ先輩達の前にかざし、今思いついた決め台詞を言い放った。
( ^ω^)「少年達よ、これが私の黒魔法、ドレインだ」
(12;・∀・)11;ヽ`∀´>;'A`)「意味わかんねぇよ!!」
( ^ω^)「ですよねー」
(12;・∀・)「こ、こんな事あってたまるかよぉ!!」
<11;ヽ`∀´>「あ、ちょ、待つニダ!置いて行くなニダー!!」
(;'A`)「…」
先輩達は猛スピードで階段を降りて逃げていった。初めて勝った…ありがとうSOMY。ありがとうショボンおじさん。
…取りあえず修正を押して…っと。
- 36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/06/26(月) 16:40:34.83 ID:bf06vIsCO
- ( ^ω^)「さ、ドクオ、早く屋上に行くお」
(;'A`)「ちょ、ちょっと待ってくれ!あれ、お前がやったのか?」
( ^ω^)「ああ、その通りだ青年。あれが私の黒魔法、ドレインだ」
(;'A`)「だから意味わかんねぇって!」
( ^ω^)「まぁ、詳しくは屋上で話すお!」
(;'A`)「あ、あぁ…わかった…」
ドクオは疲れた顔をしている。まぁあれだけ驚いたら仕方ないか。
リモコンの事を話したら、もっとビックリするんだろうな。楽しみだ。
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