( ^ω^)が伝説のポカリに選ばれたようです。
- 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/04(火) 18:33:18.78 ID:o+2e7/IK0
- ■はじめに
大塚製薬さん、鳥山明さん、JTさんその他もろもろの人、本当にゴメンナサイ。
通報しないでね☆
■第一話:大塚製薬さんゴメンナサイ。
- 2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/04/04(火) 18:33:47.28 ID:o+2e7/IK0
- 薄暗い洞窟を( ^ω^)と( ´ー`)が慎重に歩いている。
( ^ω^)「ここは随分深いお・・・どこまで続いてるんだお?」
( ´ー`)「しらねーよ。それにしても、さっきから相当強いモンスターが出てくるな」
(;^ω^)「あうあう、こんなところにキングカワイソスだお」
.,Å、
.r-‐i'''''''''''i''''‐-、
o| o! .o i o !o
.|\__|`‐´`‐/|__/|
|_, ─''''''''''''─ ,、 / _
/ \
/ / i
| ● (__人_) ● | 「ぶち殺すぞ!」
! ノ
- 4:1:2006/04/04(火) 18:35:59.20 ID:o+2e7/IK0
- (; ´ー`)「何でこんな所にいやがるんだ!くそっ!こいつは魔王族だぞ?そろそろMPが少なくなってきたってのに・・・」
(;^ω^)「二人じゃきついお!逃げるしかないお!」
( ;´ー`)「仕方ねーか。よし、走るぞ!」
( ^ω^)と( ´ー`)は一斉に後ろを向いて走り出した。キングカワイソスは攻撃力は強いが、動きは遅い。
( ´ー`)「おっと、ぶーん!止まれ!」
(;^ω^)「あうあう、危ないお」
- 5:1:2006/04/04(火) 18:37:15.01 ID:o+2e7/IK0
- 逃げてきた先は崖になっていた。下のほうから水の流れる音がする。
( ^ω^)「地下水脈かお?」
( ^ω^)がそう呟いたとき、後ろからキングカワイソスの咆哮が聞こえた。
.,Å、
.r-‐i'''''''''''i''''‐-、
o| o! .o i o !o
.|\__|`‐´`‐/|__/|
|_, ─''''''''''''─ ,、 / _
/ \
/ / i
| ● (__人_) ● | 「カワイソスwwwwww」
! ノ
- 6:1:2006/04/04(火) 18:39:13.76 ID:o+2e7/IK0
- ( ´ー`)「ぶーん、飛び込め」
( ^ω^)「へ?」
__O)二)))( ´ー`;) 「ここは俺のマジックマシンガンに任せとけ」
0二━━ )____)┐ノヽ
A ||ミ|\ くく
(;^ω^)「ちょwwwだいじょぶなのかおww」
Oノ 「早く行けって!」
ノ\_・'ヽO.
└ _ノ ヽ 「あうあう!!」
〉
ぶーんは崖を落ちて行った。上のほうから( ´ー`)のマジックマシンガンの音が聞こえた。
- 7:1:2006/04/04(火) 18:42:38.96 ID:o+2e7/IK0
- どぼん!
( ^ω^)は川に落ちた。想像以上に流れが速い。
( ^ω^)「ちょww僕オヨゲナスwww」
ゴゴゴゴと大きな音を立てながら、水が終点の穴を目がけて流れていく。
( ^ω^)「テラコワスwwwwww」
- 11:1:2006/04/04(火) 18:45:18.68 ID:o+2e7/IK0
- そのころの( ´ー`)
( ;´ー`)「くっ!さすがにすげぇタフだぜ」
( ´ー`)のMPがグングン減っていく。だがキングカワイソスのHPはあまり変化がないようだ。
( ´ー`)「仕方ない・・・俺も飛び込むか。ぶーん生きてるかな?」
.,Å、
.r-‐i'''''''''''i''''‐-、
o| o! .o i o !o
.|\__|`‐´`‐/|__/|
|_, ─''''''''''''─ ,、 / _
/ \
/ / i
| ● (__人_) ● | 「しらねーよ」
! ノ
- 14:1:2006/04/04(火) 18:47:04.14 ID:o+2e7/IK0
- 穴の先は雪国だった。
(( ^ω^))「サムスww」
実は地底湖だった。
( ^ω^)「雪国じゃないのかおwwじゃなくて、なんだお?ここは」
頬を刺すようなピンと張り詰めた空気。静かなのにベートーベンがBGMで流れているような不思議なふいんき(ry
そこはまるで神聖な教会のようだった。
- 17:1:2006/04/04(火) 18:50:40.28 ID:o+2e7/IK0
- ( ´ー`)「うお!」
( ^ω^)が考え込んでいると、上から( ´ー`)が降ってきた。
( ^ω^)「無事だったかお!」
( ´ー`)「おう。つーか、ここはなんだ?えらい空気が張り詰めてやがる」
( ^ω^)「解らないお、でもさっきから湖のそこから熱を感じるお」
( ´ー`)「熱?そりゃいい。さっきからテタサムスだからな。ぶーん取ってこいよ」
(;^ω^)「ちょwww僕はリーダーwwwww」
- 18:1:2006/04/04(火) 18:52:46.22 ID:o+2e7/IK0
- だが結局( ^ω^)が取りに行くことになった。
⊂二二二( ^ω^)二⊃「水の中も得意だお!」
ぶーんの推進力で水を文字通り斬るように泳ぐ( ^ω^)。あっという間に水底に到着した。
( ^ω^)(意外に浅いお。それにしても、これは・・・)
透明なプラスチックに水らしきものが入っているペットボトル。
POCARI☆SWEATと書いてあるが、( ^ω^)には読めない。
- 19:1:2006/04/04(火) 18:55:07.07 ID:o+2e7/IK0
- ( ^ω^)「何でジュースがこんなところにあるんだお?」
先程感じた熱はそこから出ているようだ。( ^ω^)はとりあえずペットボトルを持ち上げて水面に戻った。
( ^ω^)「ぶはっ!死ぬかと思ったお」
( ´ー`)「おう。なにがあった・・・ってなんだそりゃ?」
( ^ω^)「水底に台座みたいなものがあって、その上にこれが置いてあったんだお」
そういってペットボトルを( ´ー`)に差し出す。
( ´ー`)「ふーん。なんかよくわからん字で書かれてるな」
( ^ω^)「お?裏に書いてある言葉は読めるお!」
( ´ー`)がペットボトルを回転させると、日本語が見えた。
- 20:1:2006/04/04(火) 18:59:05.10 ID:o+2e7/IK0
- 原材料:
液体
砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁、食塩、酸味料、ビタミンC、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、香料
栄養成分:
液体
100mlあたり:エネルギー 27kcal、タンパク質・脂質0g、炭水化物 6.7g、ナトリウム 49mg、カリウム 20mg、カルシウム2mg、マグネシウム 0.6mg
(電解質濃度)
陽イオン(mEq/l) Na+:21、K+:5、Ca2+:1、Mg2+:0.5
陰イオン(mEq/l) Cl-:16.5、citrate3-:10、lactate-:1
「SWEAT」は、英語で汗の意味です。カラダと水分の関係を象徴的に表すものとして、商品名に含めています。
「POCARI」は、語感の軽い明るい響きをもつ言葉としてつけられました。
- 21:1:2006/04/04(火) 19:02:21.80 ID:o+2e7/IK0
- ( ´ー`)「SWEATは英語だってよ。汗って意味らしいぜ」
( ^ω^)「POCARIはなんだお?」
( ´ー`)「あー、ぶっちゃけると適当につけたらしい」
( ^ω^)「あうあう・・・大塚製薬に消されるお」
( ´ー`)「まぁ適当な汗ってことだな。このジュースの名前はよ。」
( ^ω^)「うぇー。中身はおっさんの適当な汗かお」
ゴゴゴゴゴゴ・・・
- 22:1:2006/04/04(火) 19:04:32.74 ID:o+2e7/IK0
- ( ^ω^)「な、なんだお?大塚製薬が怒ったのかお?」
( ´ー`)「ねーよwwwこれを持ってきたから罠が発動したんじゃね?」
その通りだった。地底湖の水が渦を巻いて底に向かって吸い込まれていく。
(;^ω^)「ちょwww逃げるとこないおwwww」
( ´ー`)「どどんまい」
( ^ω^)と( ´ー`)は底の穴に吸い込まれて行った。
戻る/第二話