□俺は(*゚ー゚)しぃの携帯電話のようです

29: 着メロ作曲機能 :2007/06/04(月) 21:43:42.18 ID:sv+ogU/N0
(*゚∀゚)「昨日は眠れたけぇー?」

(*゚ー゚)「ぜんっっぜん!!」

(*゚∀゚)「おろ?」

(*゚ー゚)「この携帯、対応ファイル少なすぎ!!」

……ごめんなさい。
許してください。

(*゚∀゚)「んじゃさ、自分で音楽作れば?」

(*゚ー゚)「自分で……作る?」

(*゚∀゚)「そうそう、着メロなら自分で作れるんだよ?」

(*゚ー゚)「おおー」

(*゚∀゚)「しぃ作曲得意そうだし、やってみなよ!」



30: 着メロ作曲機能 :2007/06/04(月) 21:47:08.59 ID:sv+ogU/N0
着メロ作曲は、俺にもついていた。
やっと、しぃを喜ばせることが出来る。

(*゚ー゚)「ドレミファミレド……ミファソラソファミ……」

しぃが、次々と音符を入れていく。
まだ一度も再生されていないが、どうやら相当の長編のようだ。

(*゚ー゚)「……♪」

なんか、すっげー嬉しそうだな。
俺も、自然と嬉しくなる。

(*゚ー゚)「できたぁーーー!!」

しぃが嬉しそうに跳ねる。
そして、再生ボタンを押した。



31: 着メロ作曲機能 :2007/06/04(月) 21:49:34.37 ID:sv+ogU/N0
『〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪』

綺麗な音楽だった。
流れるように、心を透かすように、聞こえる音。

(*゚ー゚)「ん〜〜いい音」

俺も、奏でていて気持ちがいい。
この音を、いつまでも弾いていたい。
奏でていたい。

『〜〜♪〜〜♪〜〜………』

(;*゚ー゚)「あら!?」



32: 着メロ作曲機能 :2007/06/04(月) 21:51:24.64 ID:sv+ogU/N0
……。

(;*゚ー゚)「ちょっと、何で止まるの!?」

……止まる?
何のこと言ってんだ、コイツ……。

(*゚ー゚)「まだ、半分くらいだったと思うけど……ってああ!!」

しぃが俺の画面を見て、驚愕した。
半端じゃなく、驚いている。

(*゚ー゚)「今まで作ったのが、全部消えてるーーーー!!!」

……作ったの?
何の話をしているんだか……。
そろそろ、しぃの天然がここまで来たのかな。



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