( ^ω^)ブーンと('A`)は走りに生きるようです

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 18:53:37.74 ID:qd76kT6YO
第一話
ブーン



2006年、ニュー速市営陸上競技場。



今ここではVIP県高校陸上総体が行われている。


そして…


(;^ω^)「おっおっ、どうなったお?」


僕の名前は内藤ホライゾン。僕は今もう一人のランナーと自分のどっちが勝ったか気になり速報を待ってる。


電光掲示板に記録がでる。

1 欝田毒男 3分55秒51
2 内藤ホライゾン 3分55秒52
3 ……………………………………………………



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 18:54:32.85 ID:qd76kT6YO

(;^ω^)「ナンテコッタイ」


一位との差は0.01秒。おそらく頭一個分相手の方が速かったんだろ。

ξ゚听)ξ「ブーン!なにやってんのよ!あんたスパートが遅いのよ。」


そう言って僕の元に近寄ってくるのはツン。僕の幼なじみで、今は同じ部活でマネージャーをしている。


( ^ω^)「サーセンwwww負けますたwwww」

ツンは普段から機嫌が悪いのかどうかわかんないけど、めっちゃ口が悪い。こんなとこで泣き言言っても罵声が飛んでくるだけだわ。


ξ゚听)ξ「ったく。応援してた方としてはため息がでるわよ。このカス!」

(;^ω^)「ちょwwwwヒドスwwwwブーンはがんばったお!ってか大会記録だって更新してるじゃないかお。」


ξ゚听)ξ「はいはい。おめでとう。ほらっ、さっさとテントに帰るわよ。」


うわー、ちっとひでぇ。しかも大会新出したってことはこのままインハイいけるレベルってことでしょ?ツンはわかってないなぁ。
まぁ、僕も陸上のことなんてまだよくわからないけどね。

そうこうしながら僕達はテントの方へ帰っていった。



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/31(木) 18:56:54.99 ID:qd76kT6YO
ドクオ




('A`)「あー、一応勝てたんだな。」

俺はレース後、掲示板を見て自分が勝ったことを知った。
なんつーか、もっと引き離してやりたかったわ。
俺に着いてたあいつ、ずーっと俺の踵を蹴ってきた。すげーむかついたけどまぁ勝てたからいっか。

('A`)「ってか俺、大会新記録?」

俺は自分の記録の横に書いてある大会新、という文字見て驚いた。

だって俺まだ陸上始めて2ヵ月だぜ?まさかこんなに簡単に勝てるとは思ってなかったよ。

え?なんでかって?まぁ今は話すのめんどくせーから後で話すよ。

(*'A`)「これで俺もモテモテ人生まっしぐら。フヒヒヒヒー」

当然優勝とかしちまえば、女子からも注目されるよな?
これはきただろ。
俺はそう思って先生の元へ行った。



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