( ^ω^)ブーンと('A`)は走りに生きるようです
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:07:06.55 ID:FIj/woTaO
- 第四話
ブーン
あのぼこられ事件から一週間がたった。もう、あの日は本当に悲惨でしたよ。
〜一週間前〜
あぁ、ほっぺが痛い。
こんなに殴られたのは初めてだ。
ケンシロウの百烈拳を受けた悪役は相当痛かったんだろうなぁ。
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:08:08.50 ID:FIj/woTaO
- さっきここに2人組の若い人たちが来た。
事情を聞いてきたからてっきり僕を助けてくれるのかと思ったけど、そのままどっかに行っちゃったし。
なんなんだよ…………
僕はしょうがないから、ドクオがツンを連れてきてくれるのを待って、ここで休むことにした。
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:09:53.56 ID:FIj/woTaO
でもこうやってうつぶせになって地面に腫れた顔をくっつけると
( *^ω^)「うはwwww冷たくてテラキモチスwwww」
すごく、気持ちいい。きもちいい。キモチイイ。
痛む頬にこれはいい。
僕はその気持ち良さを感じていると、次第にちんこを地面にこすりつけたい衝動に駆られる。
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:12:40.24 ID:FIj/woTaO
- 昔から僕には気持ち良さを感じると、何かにちんこをこすりつけてしまう癖があった。
布団の中にいる時は常にうつぶせだったし、耳掻きをしている時は壁にちんこをこすりつけていないと気が済まなかった。
( ^ω^)「ダレモイナイ、こすりつけるなら、イマノウチ」
そう言って僕はズボンとパンツを脱ぎ、ちんこをコンクリートの地面にこすりつけ始めた。
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:14:18.14 ID:FIj/woTaO
( *^ω^)「おっおっ、若干の痛みを伴うのがまたいいお」
なんたって僕はMだ。
陸上なんてMじゃなきゃやってらんないよ。
( *゚ω゚)「おっ!ギザチンポキモチヨス、ギザチンポキモチヨス!おおぉぉぉ!っ」
これは病み付きになる。
今までにない快感だ。
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:18:12.90 ID:FIj/woTaO
- もう理性もくそもない。僕はただ上下運動のピッチをあげるだけ。
「あんた、なにやってんの?」
何ってみりゃわかるだろ。
ちんここすってんだよ。
今取り込み中なんだから邪魔するな。
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:18:56.84 ID:FIj/woTaO
え?
( ;^ω^)「おっ、ツンじゃないかお……」
我に帰った。
僕の前にはツンが立っていた。気持ち良さのあまり、人の気配に気づかなかったらしい。
僕は急いでパンツとズボンを上げ、立ち上がる。
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:20:49.62 ID:FIj/woTaO
ξ#゚听)ξ「さいてーっ。人が連れていかれたってのに何してるかと思えば……一人でそんなことしてて楽しい?死ね!氏ねじゃなくて死ねこの変態!」
\( ^ω^)/「俺の人生オワタ」
ツンはそう言って早足で帰っていってしまった。
こんなはずじゃなかった。
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:22:21.13 ID:FIj/woTaO
大体この地面が悪いんだ!
なんだよこの冷たさ!
死ね!氏ねじゃなくて死ね!
僕は人生オワタという絶望を抱えて一人バーボンハウスに帰った。
( ;゚∀゚)「あれ?ツンは?ってかお前どうしたのその顔?」
バーボンハウスに帰るとジョルジュさんたちが目を丸くして僕の方を向いた。
- 15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:28:07.27 ID:FIj/woTaO
( ´ω`)「あ、ジョルジュさん。実はかくかくしかじかで………」
( ;゚∀゚)「あーそりゃ大変だったな。とりあえずショボン、こいつの傷消毒してやってくれよ」
一応理解してもらえたみたいね。
(#´・ω・`)「汚物は消毒だぁ〜!」
シーン…
北斗の拳かよ。
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:30:18.04 ID:FIj/woTaO
(;´・ω・`)「さ、さぁさぁブーン君、マキロン持ってきたからそこに座りなさい。」
僕はそう言われて椅子に座り、顔の傷を消毒してもらった。
でもあともう一ヶ所消毒してもらわなければ。
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:32:43.08 ID:FIj/woTaO
( ^ω^)「ショボンさん、あとちんこ、消毒してくださいお?」
(´・ω・`)「…………は?」
( ^ω^)「まぁかくかくしかじかで、その時に擦れたんですお」
(´・ω・`)「あぁ、そう言うことね。じゃあズボン脱いで」
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:33:35.76 ID:FIj/woTaO
- なんとか理解してもらえたようだ。僕は安心感を抱きながらズボンを下ろす。
(´・ω・`)「じゃあちょっと痛いけど我慢してね」
( *´ω`)「あふぅ…いた気持ちいいお」
一同(キメェ…………)
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:34:39.33 ID:FIj/woTaO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕はその後、すぐに家に帰らせてもらった。
あんなことがあったあとにいつまでもうるさい場所にいる気になれない。
当然、家に帰って親に顔のことを問いただされたけど、チャリで電柱にぶつかったと言ってごまかした。
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:35:30.14 ID:FIj/woTaO
- ツンはと言うと、あれ以来僕に近づこうとしてくれない。
だから、今、ツンの誤解をといているところだ。
(;^ω^)「ツン、だから違うんだお!あれは脊髄反射だったから、僕の意志とは関係ないんだお!」
ξ゚听)ξ「へぇ〜。脊髄反射って腰が動くんだぁ〜。じゃああんた、熱いやかんに触ったら手を引っ込めるんじゃなくて腰が動くの?」
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:37:04.67 ID:FIj/woTaO
- (;^ω^)「いや、それとこれとは場合が違うお…………」
ξ゚听)ξ「はぁ………。まぁいつまでもこんなこと言っててもキリがないわ。もういいわよ。」
( *^ω^)「うはwwwありがとうだおツン!」
僕は30分に及ぶ討論の末、ようやく許してもらえた。
- 22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:38:16.22 ID:FIj/woTaO
- ξ゚听)ξ「でもブーン、なんか忘れてない?例えば……ドクオ君のこと」
( ^ω^)「あ」
すっかり忘れていた。
ξ゚听)ξ「彼、あたしたちを助けてくれたのよ。お礼ぐらいしに行かないと」
確かに。ドクオがあの時いなければツンはどうなってたかわからない。
これはドクオにお礼を言わなきゃいけないな。
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:39:16.38 ID:FIj/woTaO
- ξ゚听)ξ「はい、これ。彼の住所。あたしちゃんと調べておいたんだから、あんた行ってきなさい」
自分いかねぇのかよ。
ξ#゚听)ξ「あ?」
え?心読まれてる?こいつすげえ…
(;^ω^)「ん?どうしたお?あ、はいはい、えーと……〇〇町?」
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 20:40:47.99 ID:FIj/woTaO
- 〇〇町と言えば、ここからすぐ隣にある町である。
ドクオって、こんな近くに住んでたんだな。
ξ゚听)ξ「じゃああたし、このあと用事あるから」
(;^ω^)「わかったお。じゃあまた明日〜」
ふぅ。まぁ今日は部活も終わったことだし、ちょっと行ってくるか。
僕は部活道具をバックに詰め込み、隣町に向かって自転車をこぎ始めた。
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:32:08.07 ID:FIj/woTaO
- ドクオ
(;'A`)「つあぁっ、もう耐えられねぇ」
俺は辛くて自転車から降りた。
どうせこんな速度でこいでても、電車に間に合わねえし。
今日はかなりの練習量だった。
400×10本のあと、レースペースで1000×3本。終わった後はもう脚がガクガクだったよ。
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:33:21.94 ID:FIj/woTaO
- でも、北関東大会まであと一週間。
今頑張っとかねぇと優勝はできねえ。
あの野郎にだって、抜かれちまう。
そうだ。あの野郎、あれからどうしてっかな。
もう一週間も経ってるからケガは治ってるだろ。
('A`)「あー、電車まであと30分もあるじゃねぇか」
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:34:50.49 ID:FIj/woTaO
- 俺は普段電車通学だ。そんなに遠くねぇからバスでもいいんだけど。
駅に着いたはいいものの、俺がいつも乗ってる電車は既に発車していた。
('A`)「待合室で待ってるか」
俺は自転車をチャリ置場に置いて、待合室の中に入っていく。
そして適当に空いてるイスを探して腰をかけた。
- 39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:35:48.68 ID:FIj/woTaO
('A`)「何してよっかな」
待合室入ったはいいものの、電車までまだまだ時間がある。
携帯は持ってるが、俺は携帯というものを電話ぐらいでしか使ったことがない。
メールなんて大体こねぇし。
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:36:46.89 ID:FIj/woTaO
特にすることも思いつかなかったので、俺は周りの人間を観察し始めた。
ガキを連れた母親、キモイ眼鏡にリュックを背負った男、杖におっかかりながら座ってるじじい。
('A`)「どいつもこいつもさえねえな」
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:39:25.99 ID:FIj/woTaO
- この駅はいつも高校生が少ない。たぶん、電車だと便が悪いってのもあるけど。
しかし、その中で一人の女子高生がいることに俺は気づいた。
髪はつやつやしたショートヘアー。
顔は後ろを向いているから見えない。
脚が若干日焼けしていい具合に引き締まってて、服は緑色のブレザーに短いスカートだ。
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:40:37.55 ID:FIj/woTaO
- ('A`)「どこの高校だ?」
緑色のブレザーなんてここらじゃ見かけない。
俺は気になってその子のことをじーっと見つめる。
('A`)「おっと」
俺の視線に気がついたのか、その子はこっちの方を向いた。
だが俺はその顔をみて驚愕した。
- 43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:41:56.92 ID:FIj/woTaO
(;'A`)「素直……空さん……?」
強気な目、筋の通った鼻、小さめの口。そう、まさしく彼女は俺が県大会の時に目をつけた女の子だった。
(;'A`)(なんでこの駅に?)
確か彼女はK高校。
こっからかなり離れた高校だったはず。
- 44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:43:14.19 ID:FIj/woTaO
いやー、でもまさかこんなとこでまた会えるとは。
俺の中ではいろいろと作戦を立ててたんだけど、もうそんなのどーでもいいや。
(*'A`)(これは神さまが俺たちを巡り合わせてくれたのかもわからんねwww)
あまりのうれしさに俺は一人でニヤニヤする。
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:44:22.25 ID:FIj/woTaO
(;'A`)(いやいやいや、何一人で笑ってんだ俺は!)
そう思った時にはもう遅かった。
彼女はずっとこっちの方を見ていたのだった。
\('A`)/俺オワタ
普通に考えりゃ笑いながら自分の方を見てるやつなんて、ただの不審者だと思うだろ。
俺もついにその仲間入りか。
- 46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:45:26.07 ID:FIj/woTaO
- 思われるだけならまだよかった。
それだけならよしとしたのに、彼女はこっちに向かって歩いてきた。
最悪な展開だ。
(;'A`)(うわっ、これぜってーきもいとか死ね言われるわ。むしろ警察に連行ものだな)
彼女が無表情なのがまた恐い。どうせならいやそうな顔すればいいのに。
- 47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:47:17.83 ID:FIj/woTaO
- 一歩、また一歩こっちに近づいてくる。
そして俺の前で立ち止まった。
もうだめぽ
川 ゚ -゚)「なぁ、君、もしk(;'A`)「ごめんなさいごめんなさい生きててごめんなさいもう二度と見ないので警察だけは!」
俺は必死に彼女の言葉をさえぎり、謝る。
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:49:07.47 ID:FIj/woTaO
- 川;゚ -゚)「いや、何を言っている?君、欝田毒男だよな?」
へ?違うの?ってか俺の名前………
(;'A`)「え?なんで俺の名前知ってんの?」
川 ゚ -゚)「あぁ、やっぱり欝田毒男か。いや、知らないわけはないだろ。新聞にも乗ってたじゃないか」
- 50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:50:40.20 ID:FIj/woTaO
- 新聞?んなもん見たこともねー。
(;'A`)「あぁ、そういうことね。で、あんたは素直空さんだよな?」
ちょっと状況が理解できてきた俺は彼女に話しかける。
川;゚ -゚)「おおっ、なぜ知っている?さては君、ストーk(;'A`)「違う!断じて違う!ほら、あれだよ、あんた県大会優勝してたじゃんか!」
- 53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:51:44.62 ID:FIj/woTaO
- 川 ゚ -゚)「あぁ、そういうことか。」
あぶねぇあぶねぇ…
なんとか修羅場は切り抜けられたみてえだな。
でも、空さんが俺の名前を知ってるのはいいけど、なんで話しかけてきたんだ?
('A`)「あのー、その空さんが俺になんの用だ?ってかなんでこの駅にいるの?」
そうだよ、空さんはこっからかなり離れた高校だろ。
- 54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:54:01.15 ID:FIj/woTaO
川;゚ -゚)「いや、用というかその……私はいつもこの駅を乗り継いで帰っているのだが、こっちまでくるとどうにも一緒に帰る人がいなくてな。」
え?これは何フラグですか?
川 ゚ -゚)「君、ここで待ってるって言うことはVIP線に乗るのだろ?よければ一緒にかえらないか?」
キターーーー!!俺キターーーー!!
こんな展開があっていいのだろうか?
('A`)「あぁ、いいぜ。まぁ俺は一人で帰る主義なんだがな」
嘘。ただ一緒に帰るやつがいないだけ。
ちょっと格好をつけてアピールしてみた。
- 55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:55:24.23 ID:FIj/woTaO
- そのあと、俺は空さんといろんな話をしながら帰った。
部活の話や普段の話、恋についてとかも。
どうやら空さんは俺が降りる駅より2つ先の駅で降りるらしい。
この電車に乗ってるのも、陸上で名門のK高校に行くためだって。
俺、この電車なんて乗ること少なかったから全然気づかなかったぜ。
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:56:18.07 ID:FIj/woTaO
- しかも空さん、彼氏がいないとのこと。こんなに可愛い人がなんでだろうね。
そうこうしてるうちに、俺が降りる駅の手前まで来てしまった。
('A`)「空さん、あの、アドレス教えてもらってもいいかな?」
俺は勇気を振り絞ってアドレスを聞いた。
- 58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:58:00.08 ID:FIj/woTaO
- 川 ゚ -゚)「ん?あぁ、いいぞ。」
そう言って彼女は俺に一枚の紙を手渡す。
『〇〇市△△町×−××』
(;'A`)「いや、アドレスって住所じゃなくてメルアドね。」
川;゚ -゚)「あっ、メールの方か!いやーすまんすまん」
確かに英語で住所はアドレスって言うけどさぁ……
どうやら彼女は若干天然入ってるらしい。
- 59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 21:59:03.45 ID:FIj/woTaO
- そうして俺らは赤外線でアドレスを交換した。
「次は〜△△〜△△です。お忘れ物のないよう〜お降り下さい」
('A`)「もう着くんか」
楽しい時間ってのはあっという間に過ぎるもんだ。
俺は改めてそれを実感する。
- 60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 22:00:21.22 ID:FIj/woTaO
- 川 ゚ -゚)「なぁ、明日も、この電車に乗ってくれるか?」
空さんがうつむき加減で俺に言う。
('A`)「あぁ、もちろんだぜ。今度からはずっとこの電車に乗ってやらぁ」
川 ゚ -゚)「そうか、ありがとうドクオ君」
('A`)「空さん、君は付けないでくれよ」
川 ゚ -゚)「あぁ、わかった。私の方こそ、さんは付けなくていいぞ」
('A`)「おぅ、わかったよクー。じゃあまた明日!」
川 ゚ -゚)「あぁ、じゃあまた明日な、ドクオ」
- 61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/03(日) 22:02:01.71 ID:FIj/woTaO
- そう言って俺はクーに背を向け、手を振りながら電車を降りた。
(*'A`)「やべぇ、これは手応えあり」
俺は今まで彼女なんていたことはないから手応えなんかわかんないけど、なんとなくいい感じだろ。
(*'A`)「フヒヒヒヒwwww俺がクーの彼氏になればクーのおっぱいを吸ったりあの脚で素股をしたりwwww」
「お〜い、君〜!そこで何してる!改札出るなら早く出てくれ!」
やべっ、つい妄想に花を咲かせてしまった。
(;'A`)「すみません、今出ます」
そう言って俺は足早に改札を通り、家に帰って行った。
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