( ^ω^)ブーンと('A`)は走りに生きるようです
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:33:03.26 ID:KIsLoteeO
- 第八話
ブーン
生徒たちからの大歓声。
僕は何メートルも上から吊された大型のライトを見上げる。
その体育館の中に、少し恥ずかしそうにしながらはいっていく。
体育館の中は、臭いし、暑苦しい。
そりゃ1200人もの人間がいればしょうがないのだろうけど。
最初に校長からのあいさつがあり、その流れにしたがって、座っていたパイプ椅子からステージの上に移動する。
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:34:13.09 ID:KIsLoteeO
いい気分だ。
今まで待ち望んだこのステージへの登壇。
そして生徒全員が僕に注目する。
この景色を誇らしげに思って、大会の報告と、スピーチを始めた。
だが、何か違う。何かが変だ。
僕はその異変を探るべく、全体を見渡す。
そして、変だと感じた原因はすぐにわかった。
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:35:18.83 ID:KIsLoteeO
- 生徒達は一人も笑ったりしゃべったりせず、無表情で立っていのだ。
そして、その手を見ると一人一本ずつ刃物が握られている。その矛先はこちら。
僕は恐くなり、後ろの校長に助けを求める。
しかし、その校長の手にも刃物が握られていて、こちらに向いている。
もうこれは逃げるしかない、そう思ってステージから飛び降り、非常口から安全な外にでようとする。
走る、走る、非常口まで全力で走る。
動かない生徒達を掻き分け、なんとか非常口に辿り着いた。
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:39:11.53 ID:KIsLoteeO
でも、その非常口の前には僕の行く手を阻む一人の女の子がいた。
ツンだ。
ツンは大型のチェーンソーを持ち、こっちをにらんでいる。
「なんで、あんただけがそんなに速くなれるの?」
んなもん知るか。とにかくそこをどいてくれ。
だがツンは足を動かそうとしない。その代わりに手を動かし、チェーンソーのスイッチを入れた。
「私もその速い脚、ほしいなぁ」
ツンはニターっと笑い、うるさく鳴り響くチェーンソーを肩に担ぎながら近づいてくる。
くるな、くるなくるな。
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:41:27.46 ID:KIsLoteeO
ツンはどんどん近づいてきて、ついに僕の目の前にまで来る。
そしてチェーンソーを大きく振りかぶり、僕の股関節にそれを当てる。
瞬間、鮮血。ツンに向かって返り血が飛ぶ。
ツンは自分に血が飛んでいるのも気にせず、地面にごろんと落ちた僕の脚を拾い上げる。
そして、
その脚を食べた。
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:42:55.45 ID:KIsLoteeO
ピピピピピピピピピ
( ;゚ω゚)「うわあぁぁぁぁぁぁ」
ピッ
カチッカチッカチッ…
午前7時10分
僕は目覚ましの音で目を覚ました。
( ;゚ω゚)「ゆ、夢…かお」
目覚ましを止めたあと、すぐさま自分の脚を確認する。
大丈夫だ。付いてる。
ついてなかったら大変なことだけど。
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:47:43.46 ID:KIsLoteeO
- かなり生々しい夢だった。
パンツにはびっしょりと汗。
夢精をしたとき並に不快だ。
僕はすぐに下着をプーさんのトランクスから仮面ライダー電王ブリーフに着替え、制服のズボンとカッターシャツを着て朝食をとる。
いつものように、椅子の上においてある新聞を読みながら、たまごかけごはんを流し込む。
以前は父親にご飯はよく噛めと怒られたりしたけど、最近では父親の仕事が忙しくて一緒にいる時間が少ない。
母の方は元からがみがみ言うタイプじゃないからスルー。
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:51:01.09 ID:KIsLoteeO
朝食を食べおわると、歯研いて、顔洗って、うんこして学校へ。
僕は行ってきますとやる気のないあいさつをし、玄関を出る。
ξ゚听)ξ「おはよう、ブーン」
玄関を出るといつものようにツンがいた。
僕は一瞬ことばにできない恐ろしさを感じたけど、すぐにあれは夢ってことを理解して、あいさつを返す。
( ^ω^)「おはようだお、ツン」
靴の先をトントンと地面に付けて、足が中まで入ると僕は歩きだす。
それと同時にツンも歩きだす。
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:52:31.38 ID:KIsLoteeO
ξ゚听)ξ「ブーン、今日は朝の集会で登壇よね」
( ^ω^)「そうだお!ついにブーンもステージの上に上がれるんだお!」
今日は朝の臨時集会の時に大会の結果報告として、みんなの前に立つことになってる。
実を言うとこれが人生初めての登壇。今までは学校で大した活躍をしたこともなかったし、陸上とも関係がなかったから、いつも下で眺めてる側だった。
けど、これで僕も全校のみなさんの注目をあびることができるってわけだ。
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 22:54:38.69 ID:KIsLoteeO
でも、うれしい反面恐いのもある。
それは、他の人からの僻み。
ステージの上に上がって、みんなからもてはやされるのはいいけど、それを快く思わない人もいる。
そういう人にいやがらせをされたりするのが、僕は恐い。実際、いるんだよね、そういう心のない人間が。
それが今日の悪夢の原因だろう。
( ^ω^)「ツン、ツンはブーンが1500で速くなって、それをムカつくとか思ったりしてなお?」
念のため、きいてみた。
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:02:22.50 ID:KIsLoteeO
ξ゚听)ξ「な、何よいきなり……まぁブーンが速くなったのは才能もあったから、いいんじゃない?第一あたし、1500なんかやりたくないしね」
なんだそれ。答えになってねー。
でもツンは夢の中のようなツンじゃなくてよかった。
学校に着くと、すでにクラスのやつらは体育館に移動し始めてた。
僕もそれと一緒に体育館に向かう。けれど、登壇する僕は先生の指示によって裏口の方で待たされる。
今は校長のお話みたいだ。スピーカーから一文節ごとに区切って話す、独特のしゃべりかたが聞こえてくる。
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:04:46.73 ID:KIsLoteeO
小学校のころから思ってたけど、校長の話って無駄に長い。
もう何人もの校長に会ってきたけど、みんな長々とくだらない話をし続ける。
そんなの言われなくてもわかってるよ、ってね。
ちょっとはくだらない話を聞いてる生徒の身にもなってほしい。
おっと、先生が呼んでる。校長が終わって、次は僕の出番だ。
少し早歩きで体育館に入っていく。
すると、大きな拍手。体育館中にこだますパチパチと手をたたく音。その音に心を奪われながら、僕はステージへ上がる。
- 22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:08:25.34 ID:KIsLoteeO
まだ紹介があるのだろうと思ってイスに座ろうとしたけど、校長が「さあこちらへ」って感じで演壇を空けてる。
僕は急いで演壇に駆け寄り、マイクを自分の位置に合わせて正面を見た。
黒い点が体育館いっぱいに敷き詰められてる。
眼鏡をかけた真面目君、髪がツンツンの不良生、スカートが極端に短いエロチックな女の子。
それら全員が僕だけを見ている。まるで軍人に指示を仰ぐ独裁者みたいだ。
よし、そろっと話に入ろう。昨日一日かけて考えたんだ。これでみんなを圧倒してやる。
( ^ω^)「えーと………」
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:10:02.05 ID:KIsLoteeO
あれ?なんだっけ?僕の名前は……いやいや、もっとかっこいい入りだったはず。なんだっけかなぁ。
( ^ω^)b(そうだお!メモ書き見ればいいんだお!)
よかった。こんなときのためにポケットに下書きを入れといたんだ。
そうして、僕はポケットに手を突っ込み、紙を探す。
が、ない。ない。ない。
どこのポケットにもない。そんなはずはない。朝机の上から紙をもって、下に下りて、それで…
(;^ω^)「あっ」
思い出した。
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:10:59.60 ID:KIsLoteeO
朝
(;^ω^)「うー、うんこがけつにこびり付いて紙が足りなくなったお」
(;^ω^)「これはピンチ。お?」
( ^ω^)「制服のポケットの中に紙があったお!なんたる奇跡」
( *^ω^)「おーん、きもちいー」
今
(;^ω^)(自分……テラバカス)
くそっ、くそだけにくそっ。
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:13:05.55 ID:KIsLoteeO
「おい、早くしろよー」「何ー、アイツ」「緊張してしゃべれねーんじゃねwww」
もうここまできたらアドリブだ。あとは頑張るのみ。
( ^ω^)「えーー、何か質問ありますかお?」
一瞬しーん… のち
「ぶわあっはっはあはっwwwww」「いきなり質問かよwwwww」「鬼才現る」「はいはーい、オナニー週何回してんの?wwwww」「笑顔きめぇんだよwwwww」
- 26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:16:35.02 ID:KIsLoteeO
生徒からは笑い声、罵声がどんどん飛んでくる。
それを見兼ねた先生は僕をステージから下ろす。
(;^ω^)「ちょ、待ってくれお」
こんな、こんなはずじゃなかったのに……
授業が始まってもクラスの視線が痛い。僕が先生にかけられるたびにくすくす笑い声が聞こえてくる。
結局、その日は一日中授業に集中できなかった。ってか元からする気はないけど。
( ´ω`)「おーん、なんか部活もやる気が起きないお……」
今日のメニューは1時間ジョグのあと補強、おわりって書いてある。
大会が終わってから、ずっとこんな感じだ。
先生いわく、「今までかなり追い込んできたから、しばらく休養期間」だそうだ。
- 28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:19:06.11 ID:KIsLoteeO
確かに、他の中長距離の部員にしてみれば辛いタイム設定のメニューだっただろう。
300×20本を45秒、とか。
でもそんなの僕にとってはなんともない設定だった。
だからそんなに疲れは残ってない。
大体、こんなにだらだらしたメニューやってると、どんどんやる気がなくなってく。
まぁ実際、インターハイは8月だから、まだ十分時間があるんだけどね。
ξ゚听)ξ「あんた、そんなんだとインハイで勝負できないわよ」
僕がちんたらしたペースでグラウンドを走ってると、スターティングブロックを合わせていたツンが、腰に手をあてながら言う。
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:21:47.70 ID:KIsLoteeO
練習用のTシャツにショートタイツ。脚の長いツンがこの格好をすると、ずいぶん様になってる。
( ^ω^)「だって、今は休養期間なんだお。疲れ溜まってるし、近いうちに強化合宿だってあるんだお」
僕は適当に理由をこじつけ、ツンを受け流す。
実際、本当に7月は強化合宿が入ってくる。インハイにでる選手のための、県主催強化合宿。
5泊6日とかなり長いけど、いい練習が積めそうだから楽しみだ。きっと、ドクオもくるし。
ξ゚听)ξ「ああ、あの合宿ね。いい忘れてたけど、あたしもいくことになったから」
(;^ω^)「はい?」
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 23:23:49.99 ID:KIsLoteeO
- 何を戯言を。
あの合宿に参加できるのはインハイ出場者だけですよ。
ξ゚听)ξ「あたし、先生が特別に県に頼んでくれたから参加させてもらえるんだ」
(;^ω^)「ほー、なぜに?」
ξ////)ξ「べ、別にあんたと一緒に行きたくて行くんじゃないのよ!先生が期待できる選手だからって、連れてってくれるだけなんだから!」
いや、聞いてないから。
でもツンが来てくれるとなると、安心感がある。
周り知らない人ばかりの中ってのも、ね。
そんで、夜はゆっくりツンと散歩にでも行き、そのまま……
( ^ω^)「フヒヒヒヒヒwwwww」
ξ゚听)ξ(きめぇ……)
こりゃあ夏が楽しみだ。
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:50:33.71 ID:BuAloCfbO
- ドクオ
俺、結局告白したぜ、クーに。
そしたら案の定OKよ。まぁ、競技場でそのまま言ったんだけどな。
今日もクーと一緒に電車乗って帰ってきた。なんか、付き合ってますっていうオーラを気軽に出せるのがいいね。
周りの男たちが羨ましそうに見るんだよ、こっちを。
でも、前と変わったことはあんまねーけど。
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:51:59.37 ID:BuAloCfbO
これからクーに初めてメールを送るとこだ。
普通、メールして、仲良くなって、告白してって感じじゃね?
ちょっと順番が違ったかな。
('A`)「俺、メールって送ったことないからなぁ」
ベットに寝転んで、天井見ながら考える。
前にも言ったけど、俺、本当にメールとか使わないんだよ。
メールが来たことぐらいはあるよ?けど、めんどくさいから電話して用件を伝えたぜ。
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:53:05.33 ID:BuAloCfbO
('A`)「まずは、文章をうつ練習だな」
自分の手元にある携帯を開き、メール作成画面に切り替える。
宛先はクー
とりあえず手始めに打つ練習だ。
俺は親指をゆっくりと動かし、文を打ち始める。
本文
ちんこ マンコ 射精 SEX 0721
('A`)「よしっ」
一通り打てるみてえだな。ひらがなカタカナ漢字英語数字カンペキ。
適当にうってみたけど、どれも俺が大好きな言葉だ。いやいや、このまま送るわけじゃねーよ。ちゃんとこれから文を考える。
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:54:48.50 ID:BuAloCfbO
(*'A`)「でも、こんな言葉をクーに送ったらどーなるんだろ……」
俺はメールの本文に書かれたいやらしい単語を、ジーッと見つめる。
(*'A`)「きっと、このめールを送ったら大変なことになるだろーな。うへへへへへへへへ、へっ、へぇっ、ヘェックションッ!」
くしゃみが出ると同時に、俺の親指はスライドする。
そして、送信ボタンの上で安定し、押した。
(;'A`)「マジかよっ!ふざけんな!」
俺はあわてて電源を切ろうとしたが、電源が切れる前に画面は送信完了画面に変わっていた。
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:55:56.17 ID:BuAloCfbO
(;'A`)「オオォォォォウ、オォォマイガーーッ!」
なんで、よりによってあんな小さい一つのボタンの上で指が止まるんだよ!意味わかんねー。
さっき俺が、どうなるだろ?とか思ったのが悪かったのか。神様は、ちゃんと見てるんですね。
(;'A`)「神様、どうかこの罪深い俺をお許しください」
俺は手のひらを胸のあたりで組み、天に向かって祈った。
メールが、送信されてないことを。
しかし、そんな願いもむなしく、数秒後にはメールが返ってきた。
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:57:45.36 ID:BuAloCfbO
('A`)「……オワタ」
大体予想はついている。こっから、どう切り替えせるかが問題だな。
俺はバイブレーションで震える携帯をゆっくり開き、受信メールを見る。
from:クー
題名:Re:
本文
つまり、私とエッチなことがしたいのだろ?
('A`)
(゚A゚)
これは予想外。まったく考えてなかった。
この内容、もしかしたら俺を誘っているのか?
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 00:59:04.87 ID:BuAloCfbO
(*'A`)「返信しよっ」
ここは自分の気持ちに素直になってメールを送るべきだ。
うそは吐いちゃいけねぇ。
俺は妥当だと思われる言葉を返す。
To:クー
題名:Re:Re:
本文
つまり、そういうことだ!
送信。ピッとな
画面が送信画面に切り替わってメールが送られた。
(*'A`)「こりゃ待ち遠しい」
メールが返ってくるのが待ちきれなくて、俺は部屋の中をうろうろする。
そりゃ、だって、女の子と実際こんな会話をしてみろって。もうwktkしてしょうがねーだろ。
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 01:00:55.09 ID:BuAloCfbO
そうしてる間にメールが返ってきた。たぶん一分もたってない。
俺はメールを見るために携帯を開く。
ドキドキだぜ。
from:クー
題名:Re:Re:Re:
本文
ドクオはエッチだな。じゃあ、次の合宿の時にでも。
(*'A`)「ktkr」
おいおい、ずいぶん軽いノリじゃねーか。でもそういう女、好きだぜ。
ってか合宿って。
('A`)「合宿っていうと、来週のやつか」
- 15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/12(火) 01:01:56.88 ID:BuAloCfbO
来週から始まる県強化合宿。
名前だけあって、県内のすげぇ選手たちが集まるって話だ。(俺もすげえけど)
クーはインハイには出れねえけど、国体があるしな。
その中で俺がクーとバコバコかい。
楽しみだねぇ、こりゃ。
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