( ^ω^)ブーン達は東に集まったようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:40:36.46 ID:fybn7qoM0
まだヒトとカミが同じ場所に住み、同じものを見ていた頃の話です。
この星で一番大きな大陸の一番北の方に、大きな動物を狩って暮らす人々がいました。
( ^ω^)「マンモスうめえwwwwwww」
彼の名はブーン、ヒトではありません。
何千年も前からこの北の地に住む人々を見守ってきた精霊です。
人々は彼の声を聞く事が出来ませんし、姿を見る事も出来ません。
でも皆彼の存在を知っています。
彼の意思は人々の意思であり、人々の望みは彼の望みなのです。
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:41:58.07 ID:fybn7qoM0
(; ^ω^)「なんか最近寒くなってマンモスが減ってきた気がするお」
ブーン達の住む土地は元々寒いところだったのですが、夏の間は草木が生い茂り、
それを食料にする動物達が多く暮らす豊かな土地でもありました。でも近頃は気候がどんどん
寒くなって草木の数が減り、動物達も次第に減っていってしまったのです。
( ^ω^)「もっと暖かいところに移り住むお」
ブーン達は食料である大きな動物達を求めて南に移動し始めました。
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:43:54.48 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「うーん、やっぱ草が多いところにはマンモスも多いお。もっとみんなが
お腹一杯食べられる位いっぱいマンモスのいる場所はないかお?」
ブーン達は豊かな狩り場を探す内に、大きな山々に囲まれ、たくさんの小川が流れる土地にたどり着きました。
( ^ω^) 「おお!ここスゲーお!マンモスよりは小さいけどゾウとかシカとかいっぱいいるお!」
ブーンはこの土地をとても気に入り、旅の終点に決めました。
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:45:41.34 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「うはwwwwwwナウマンゾウうめえwwwwwwww」
ブーン達は新しい土地で以前のような豊かな狩りの暮らしを始めました。
しかしそれも長くは続きませんでした。
(; ^ω^) 「最近どんどん暖かくなって木がたくさん生えてきたお…」
ブーン達が南に下り始めた頃はとても寒かった気候が、今度は逆に暖かくなり始めました。
昔は大きな陸地の一部だったこの土地も、海の水位が上がり、いくつかの島に分かれた
列島になっていました。
(; ^ω^)「森が増えてきて大きな動物が住める場所が減ってきたお…」
島全体が森で覆われた事で、草原で暮らす事に適していた大きな動物達は住む場所を失ってしまい
日に日にその数は減ってゆきました。
そしてついにブーン達はその全てを狩りつくしてしまったのでした。
(; ^ω^)「どおするかお…」
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:47:55.34 ID:fybn7qoM0
(; ^ω^) 「とりあえず森の中の小さな動物を捕まえるお」
ブーン達は大きな動物に代わる食料を求めて森に入るようになりました。
( ^ω^) 「シカとかイノシシとかネズミとかうめえwwwwwwwww」
(; ^ω^) 「……、でもこれじゃ量が足りないお…」
もう狩りの生活だけでは皆が暮らせるだけの食料を手に入れる事は出来なくなりました。
(; ^ω^) 「それにこのままのペースで狩りを続けたら森の動物達も草原の大きい動物達みたいに
いなくなってしまうお…。何か他の食べ物を探さないと…」
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:48:58.13 ID:fybn7qoM0
ブーン達は森の木にたくさん実っていたドングリで飢えを凌ぐ事にしました。
(; ^ω^)「うぇ…、すっげー渋いお…」
ドングリの味はお世辞にも美味しいとは言えませんでした。
(; ^ω^)「でも背に腹は変えられないお」
ドングリは味はイマイチでもとても栄養があり、森を探せばいくらでも手に入ったので
ブーン達の主食になりました。
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:50:30.28 ID:fybn7qoM0
ブーン達の生活は草原で大きな動物を狩る暮らしから、森の中で程々に狩りをしながら
木の実を集めて食べる暮らしに変わってゆきました。
( ^ω^)「煮たドングリうめえwwwwwwwww」
ξ゚听)ξ 「なんなのよこの島は。どこまで行っても森ばっかで大きな動物が全然いないじゃない」
( ^ω^)「…お、あんたダレだお?」
ξ゚听)ξ 「私はツン、ここよりずーっと南の島から海を超えてやってきたの」
どうやら彼女も精霊のようです。
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:52:04.65 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「海…超える…?泳いで来たのかお!?」
ξ゚听)ξ 「はぁ?あんたバカ?船を使ったに決まってるでしょ?」
(; ^ω^) 「ふ…ね?」
ξ;゚听)ξ 「……」
(; ^ω^) 「フネってなんだお!?海を越えるってどーゆー事だお!?もっと詳しく教えて欲しいお!」
ξ;゚听)ξ 「わ、わかったから。教えるからその妙にゴツイ顔を近づけないでよ、キモイから」
ツンは自分達の旅の始まりをブーンに語り始めました。
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:54:16.93 ID:fybn7qoM0
ξ゚听)ξ 「この島の西には大きな陸地があるの」
( ^ω^) (知ってるお。ブーン達も昔はその陸地の北の方で暮らしてたんだお)
ξ゚听)ξ 「その陸地のずっと南の方にとても大きな半島があったの」
( ^ω^) 「大きな半島?この島より大きいのかお?」
ξ゚听)ξ 「もう全然、比較にならない位大きな土地よ。広くて、大きな動物達もたくさんいたわ。
私達はそこで暮らしていたの」
( ^ω^) 「ブーン達が昔住んでたところにも大きな動物がいっぱいいたお」
ξ゚听)ξ 「でも最近すごく暖かくなって来たでしょ?そうしたら海の水位が上がってきて私達の半島は
少しづつ海に飲まれていってしまったの」
( ^ω^) 「この島と一緒だお。この島も昔は西の陸地と殆どつながっていたけど今では切り離されてしまったお」
ξ゚听)ξ 「そうなんだ。どこも同じね。私達の土地もどんどん小さくなっていって陸地から切り離されて
最後にはバラバラの島に分かれちゃったわ」
- 15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:55:54.61 ID:fybn7qoM0
ξ゚听)ξ 「私達の土地には大勢のヒトが住んでいたわ。でも土地がどんどん狭くなってバラバラの島に
なっちゃって、大勢が住める場所がなくなってしまった。だからあぶれてしまった私達は
新しい土地を探して海に乗り出したの」
( ^ω^) 「フネとか言うのを使ってかお?フネって一体なんだお?」
ξ゚听)ξ 「…木は水に浮くでしょ?だから私達は木を切り倒して中をくり貫いて海に浮かべた。
その中に水や食べ物を積んでヒトが乗れば何日も海を進む事が出来るの」
( ^ω^) 「でも浮かんでるだけじゃ前に進まないお」
ξ゚听)ξ 「木のオールで漕いだりもするけど一番大事なのは潮の流れに乗る事ね」
( ^ω^) 「潮の流れ?」
ξ゚听)ξ 「海には川みたいに水が一つの方向に向かって流れている場所があるの。その流れに乗れば
歩くより何倍も早く進む事が出来るの。そうやって潮の流れに身を任せて私達は旅をしてきたわ」
ξ゚听)ξ 「途中でいくつか小さな島に寄ったりしてそこに移り住んだ人達もいるけど、私達はもっと
住みやすい土地を探してここまでやって来たって訳」
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:57:39.33 ID:fybn7qoM0
(; ^ω^) 「…すげーお。海を越えるなんてブーン達は考えた事もなかったお」
ξ゚听)ξ 「私達だって始めはわからない事だらけだったわよ。でも私達が生きていく為には海に出るしか
なかった。木の船の作り方も潮の流れの事も何も知らなくて大勢のヒトが死んだわ。
ここに来るのだって命がけだった」
( ^ω^) 「…わかるお。ブーン達も昔住んでた場所から動物が居なくなってここまで旅をして来たけど
食べる物が無くて大勢飢え死にしたお」
ξ゚听)ξ 「アンタ達もどこか別の場所から来たの?てゆーかまだ名前聞いてなかったわよね?」
( ^ω^) 「僕の名前はブーン。ツン達の暮らしていた陸地のずーっと北の方からやって来たんだお」
ブーンはツンに自分達の旅の事を話して聞かせました。
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 00:59:11.92 ID:fybn7qoM0
-
ξ゚听)ξ 「へー。アンタ達も色々苦労してきたみたいね。でもその旅の終点がこんな場所じゃ報われないわね。
どこを見渡しても山ばっかりだし森も多くて大きな動物が全然いないし」
( ^ω^) 「動物は少ないけど森が多いからドングリがいっぱいあるお!みんなお腹いっぱい食べられるんだお!」
ξ゚听)ξ 「ドングリ?…アンタ達あんなマズイもの食べて暮らしてるの?」
( ^ω^) 「生のままじゃマズイけど煮ると結構おいしいお!」
ξ゚听)ξ 「に…る…?」
(; ^ω^) 「……」
ξ゚听)ξ 「……」
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:00:06.08 ID:fybn7qoM0
(; ^ω^) 「うん、器にドングリと水を入れて火にかけるんだお。それが煮るって事だお」
ξ;゚听)ξ 「う……つわ…?」
(; ^ω^) 「……」
ξ;゚听)ξ 「ちょっと!なんなのよニルとかウツワとかって!もっと詳しく教えなさいよ!!」
(; ^ω^) 「わ、わかったからそんなに顔を近づけないで欲しいお。ツン達の目は大きくて
ギョロギョロしててなんか怖いお…」
ξ#゚听)ξ 「なんですってっ!?」
ブーンはツンに土を使って器を作る方法や、その器を使ったドングリの調理法などを教えてあげました。
- 22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:03:27.91 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「こうやって煮るとドングリの渋みが取れるんだお。…ハムッハムッ。うん、おいしいお。
ホラ、ツンも食べてみるお」
ξ゚听)ξ 「……ムグムグ」
( ^ω^) 「どうだお?」
ξ゚听)ξ 「…まあ、食べられなくは無いわね。肉の方が美味しいけど」
( ^ω^) 「みんなが食べていけるだけの動物はこの島にはいないお。それにドングリは森にいくらでもあるから
獲物を探して何日も歩き回る事もないし、狩りでヒトが死ぬ事も無いし。森の暮らしも結構いいもんだお」
ξ゚听)ξ 「……」
( ^ω^) 「それに森にはドングリだけじゃなくて他の木の実とか山菜とか食べられるものが一杯あるお。
あ、そうだ。今から案内してあげるからついてくるお!」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
ξ;゚听)ξ 「あ…ちょっ、待ちなさいよ!」
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:07:47.51 ID:fybn7qoM0
ブーンはツンを連れて森を回り、自分達の暮らしぶりを説明してあげました。
ξ゚听)ξ 「…なんでそこまでしてくれんの?アンタには関係ないじゃない」
( ^ω^) 「ブーンはこの島が気に入ってるからツン達にも知って欲しかったんだお。
それにみんなで力や知恵を貸し合って暮らせばきっと楽しいお!」
ξ゚听)ξ 「……」
ツンの仲間達は、何割かは潮の流れに身を任せて旅を再開し、何割かは島に残って海沿いに村を作りました。
ξ゚听)ξ 「ドングリ、か…」
ツンも島に残ったようです。
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:11:00.50 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「うーん。ヒトも大分増えて来たお。もっと村を広くしたいけど森の木がジャマだお…」
ξ゚听)ξ 「おひさー。元気でやってる?」
( ^ω^) 「あツン!ブーン達は元気だお!ツン達の方はどうだお?」
ξ゚听)ξ 「まぁ大分慣れてきたわ、この島の暮らしにも。私達の村は海の近くだからドングリも魚も
採れるし、アンタのとこより裕福かもねw」
(; ^ω^) 「ズルイお。ドングリの食べ方はブーンが教えたんだお…」
ξ゚听)ξ 「まーまー、そうイジケないでよ。ハイこれお土産」
( ^ω^) 「お、魚のクンセイかお。いつもありがとうだお。あれ?この石はなんだお?」
ξ゚听)ξ 「それは貝って言うのよ。中に身が入ってるでしょ?結構おいしいのよ?」
( ^ω^) 「へー。それは楽しみだお。ツンも帰りに毛皮とかヒスイとかを持って帰るといいお」
ξ゚听)ξ 「うん、ありがと。でね、今日のお土産はこれだけじゃないのよ、ホラ」
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:12:16.46 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「…?なんだおコレ?木に石がはめ込んであるお。狩りの道具かお?」
ξ゚听)ξ 「これはオノって言って木を切る為の道具なの。まぁ見てなさいよ」
( ^ω^) 「wktk」
ξ゚听)ξ 「おりゃっ」
カーンッ!
(; ^ω^) 「おおっ」
カーンッ! カーンッ! カーンッ! カーンッ! ミシミシミシ……ド――ン!!
ξ゚听)ξ 「ふーっ。どう?私達は船の材料にする為に木を切ってたんだけど他にも家の柱にしたりとか
色々使い道があると思うわよ?」
(; ^ω^) 「…このオノってやつすげーお。ブーン達の使ってるヤリとか矢尻より全然頑丈だお」
ブーン達が動物を狩る為に使っていたヤリや矢尻などの刃は、動物の骨と黒曜石を組み合わせて
作られていました。それらはとても鋭く、動物の肉を突き破るのにはとても適していたのですが
その反面強度がイマイチで、木を切るのには不向きなものでした。
- 28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:14:07.08 ID:fybn7qoM0
ξ゚听)ξ 「まあ狩りの道具と違ってこういうのは耐久性が命だしね。石を使うのが一番いいのよ」
(; ^ω^)「なるほど」
ξ゚听)ξ 「ちょっと形を変えれば木を削ったり土を掘ったりする道具も作れるわよ?」
(; ^ω^)「マジかお!?じゃあ木を切り倒して根っこを掘り出す事も出来るのかお!?」
ξ゚听)ξ 「まあ、出来ると思うわよ?やった事ないけど」
(; ^ω^)「ktkr!」
ξ゚听)ξ 「…?」
( ^ω^)「ツン。お願いだからその道具の作り方を教えて欲しいお」
ξ゚听)ξ 「いーけど。始めからそのつもりだったし」
ツンはブーンに石を使ったオノやクワなどの作り方を教えてくれました。
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:16:45.75 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「やったお!これで森を切り開いて村を広げる事が出来るお!」
ブーンはとても喜びました。
森の中で暮らすブーン達にとって、木々を自由に出来るようになったという事は
とても意味のある事なのです。
( ^ω^) 「うはwwwwww夢がひろがりんぐwwwwwwwwwwwwwwwww」
ξ*゚ー゚)ξ 「……」
( ^ω^) 「ツン…。本当にありがとうだお。ツンのお陰でブーン達の暮らしはすごく便利になったお。
ツンがこの島に来てくれて本当に良かったお。優しくて、賢くて、ブーンはツンの事が大好きだお」
ξ////)ξ 「……!」
ξ;゚听)ξ 「かっ、勘違いしないでよ!?私は土の器の作り方とドングリの食べ方を教えてもらった
借りを返しただけなんだからっ!」
( ^ω^) 「借りとか、そんな風に思わなくていいお。僕達は一緒の島に暮らす家族みたいなもんだお。
ツン達に何か困った事があったらブーンはいつでも力になるお」
ξ////)ξ 「……」
その後もブーン達とツン達はお互いに知恵を貸し合い、助け合って暮らしました。
そして彼らはいつしか交わり、一つの民になりました。
- 31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:19:37.63 ID:fybn7qoM0
('A`)「……」
ブーン達がこの列島にたどり着いてから一万年以上が過ぎた頃、4つの列島の内の一番西にある島に
また新しい人々が現れました。
('A`)「ハァ…。帰りてー…」
彼の名はドクオ。この島に現れた新しい人々を見守る精霊です。
彼等は元々西の大陸で漁をして暮らしていたのですが、ある時船が海流に流されてしまい
この島に流れ着いたのでした。
('A`)「帰りてぇけどドコをどう流されてここに来たのか分かんねえし…。ここで暮らすしかないんだよな…」
('A`)「ウツダ…」
ドクオ達は流れ着いた浜の近くに村を作り、そこで漁をして暮らす事にしました。
しかし慣れない土地での暮らしに、色々と苦労しているようでした。
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:23:17.11 ID:fybn7qoM0
('A`) 「ハァ…」
ξ゚听)ξ 「ちょっとアンタ、一体どこから沸いてきたのよ?」
Σ('A`;) 「!!」
( ^ω^) 「お、新しい仲間かお?」
('A`;) (なんだコイツら…。この島の原住民か…?)
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/09(土) 01:27:59.02 ID:fybn7qoM0
( ^ω^) 「僕はブーン、こっちはツンだお。アンタの名前は?どっから来たんだお?」
('A`;) 「……」
('A`;) (なんかゴツくて野蛮そうな連中だな…。顔も妙に濃いし…)
( ^ω^)「……」
ξ゚听)ξ 「……」
('A`;) (コイツら一体何しに来たんだ…?まさか俺達を取って喰うつもりじゃ………あるあr…ねー…あるあr
ξ#゚听)ξ 「ど・こ・か・ら・来・た・ん・で・す・か・?
名・前・は・な・ん・て・言・う・ん・で・す・か・?」
('A`;) 「(ビクッ!)…お………俺は…ドクオ…。大陸で漁をしてたら潮に流された…」
戻る/次のページ