('A`)ドクオは再び銃を手にするようです
- 106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:39:06.80 ID:m+C4YUrd0
- 潤んだ瞳でドクオを見つめる。
折れそうに細い両手をドクオの背中に回し、微笑みかける。
一度大きく息を吸って呼吸を整えると、今度はクーの方から唇を重ねる。
まるで貪られた分を取り返すかのように激しく舌を突き入れる。
それは、濃密な接吻だった。
お互いの舌を絡め、こね回し、熱を帯びた唾液を啜っては流し込む。
肺で熱くなった呼気を流しあって共有する。
酸素の薄さで息が苦しくなる直前、唇が離れる。
ドクオの唇が首筋をつたって胸元まで降りていく。
朝露に濡れた蕾を口に含むと、ドクオの頭を抱くクーの腕に力がこもる。
川*゚ ー゚)(こんなに私を求めてくれている……
すごく嬉しいよ、ドクオ)
(*'∀`)(クーかわいいよクー……こんなのはどうかな?)
固さを増す蕾を舌と歯で嬲る。先端をつつき、軽く挟む。
リズム良く舌先で先端をはじき、予想できないタイミングで強く吸う。
- 107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:42:01.79 ID:m+C4YUrd0
- 川*゚ ー゚)(どうだドクオ、こんなにも乱れる私の味は?
思うがままに、納得いくまで堪能してくれ)
追随するかのようにクーは体をくねらせ、口から熱い吐息を漏らす。
(*'∀`)(はいはい右手がお留守でしたね。
まだまだがんばらせて頂きますよと)
唇を乳房から離さぬまま、ドクオの右手がクーの背筋をなぞる。
川////)「……ッ!」
クーの体に電流が走り、思わずのけぞる。
川////)(なすがままに悶える私を全身で貪ってくれ。
好きなようにしてほしい。壊してくれても構わない)
嬲られ、貪られている蕾を差し出すようにドクオに押し付けるクー。
ドクオの頭に絡ませた左手で髪をかき分け、
背中に回した右腕で強くドクオを抱き、崩れ落ちそうな自分の肢体を支える。
ふとクーの淡い繁みに、熱を帯びた塊が当たる。
川////)(ドクオも悦んでくれてるんだな?
この熱さ、固さはそういう事なんだろ?
嬉しくて、もう私もおかしくなりそうだ)
ドクオの屹立したそれに、クーは愛おしそうにそっと手を――
- 111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:44:16.79 ID:m+C4YUrd0
※
('A`)「いくらセカンドDT暦5年とはいえ自分の思い出でオナニーとは……ウツダシノウ」
セピア色の写真に白い修正液をぶちまけたような、罪悪感と虚無感。
無数の「ドクオ2世」候補がティッシュに包まれ、ゴミ箱へ投下される。
ティッシュに染み込んだ白濁液はやがて、例の厨小説に侵食するだろう。
そして侵食した「ドクオ2世」候補たちもまた、菌にかもされて変色していくのだろう。
('A`)「これが諸行無常というものか……南無」
投げ捨てた「ドクオ2世」候補に向かって手を合わせるドクオ。
朝っぱらからオナニー三昧の己のダメさ加減にため息をつき、
ドクオはベッドから身を起こす。
- 113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:46:09.56 ID:m+C4YUrd0
- デスクを漁り、鍵を取り出す。
一番下の引き出しの鍵を開ける。
そこにあったのはかつての相棒。
5年前に封印した、デザートイーグルと右脇用のホルダー。
念のために分解し、再調整する。
('A`)「……しばらくぶりだな。こっちの都合で悪いが、
また働いてもらうことになったよ」
銃を握り締め、見つめるドクオ。
5年ぶりの重みがしっくりと左手になじむ。
相棒はまだまだ現役でいけるようだが、弾や弾倉なんかを仕入れなければ。
ついでに食い物も買ってくるか。
出かける前の日課でTVをつける。
おなじみの頭の悪そうな巨乳アナウンサーが今日も張り切っている。
最近よく見かけるが、もしかしたら人気なのかも知れない。
馬鹿そうな巨乳がスタジオの何とかいうどうでもいい中年男性に呼びかけている。
TVがいかにもヅラっぽい中年の司会やよく知らないアイドルを映し出す。
見てもいないTVをBGMに、ドクオは着替え始める。
- 117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:48:12.79 ID:m+C4YUrd0
- 「――座のあなた、大チャンス!運命の人と思いがけない再会をするでしょう☆ミ
今日のラッキーカラーは黒。ラッキーグッズは――」
運命の出会いね……
ドクオはついTVの方へ振り返る。
('A`)「……その相手なら殺したよ」
当然TV局がこちらの個人的な事情を知るわけもない。
当てにならない万人向けの占いを背に、家を後にする。
- 119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:50:11.74 ID:m+C4YUrd0
※
買出しを終えたドクオが荷物を抱えて部屋に入ってくる。
つけっぱなしのTVがドクオを出迎える。
さすがに時間が経ったので司会やメンバーが変わったようだが、
出かける前と中身はそう変わらないワイドショーが映し出されている。
('A`)「留守番ご苦労」
ドクオはTVを消し、買って来た食品やら何やらをしまい込む。
買って来た銃弾と弾倉をデスクに置き、デザートイーグルの手入れを始める。
そうこうしているうちに、西日がドクオの部屋に差し込んできた。
今日は水曜日、しぃが報告を受けにやって来る日。
それに合わせてジョルジュからも連絡が来る予定だ。
- 121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:52:10.20 ID:m+C4YUrd0
- そういえば昼食を取り忘れていた。
報告前に軽く食事を取っておかなければ。
ドクオは先程買ってきたパンを取り出し、コーヒーを淹れる。
昼前には焼きたてだったはずの、硬くなったパンを無理やり齧る。
己の不手際で起きたパンとの格闘を終え、ぼんやりと煙草を吸う。
灰皿に吸殻が積もり始める。
ふと、インターホンが鳴る。
('A`)「はい」
(*゚ー゚)「失礼いたします」
ドアを開けるドクオ。
相変わらず上品で高級な服に身を包んだしぃが入ってくる。
(*゚ー゚)「何かわかりましたか?」
('A`)「ジョルジュにも色々当たってもらってますがね。
とりあえずご報告することと言えば、あの件かな」
ソファーに腰掛けるしぃ。
やはりどことなく疲れが見える。
ジョルジュや荒巻の話を聞いたせいか、高慢な女という印象は薄れてきた。
無神経というよりは、やはり神経が焼き切れる寸前なのかもしれない。
- 124 名前: >>123 ありがとうございます 投稿日: 2007/06/10(日) 00:54:15.96 ID:m+C4YUrd0
- (*゚ー゚)「あの件とおっしゃいますと?」
('A`)「昨日、私は私にナイフで襲われましたよ。
まあ射殺しましたけどね。おかげ様でまだ生きてます」
どちらが合図をしたわけでもないのに、
二人は同時にそれぞれの煙草に火をつける。
(;゚ー゚)「すみません、おっしゃることが良く……」
('A`)「ああ、だから俺の顔をした木偶人形に襲われたんですよ」
(*゚ー゚)「なるほど、そういうことですか。
それが”妖精”の仕業だとおっしゃるんですか?」
('A`)「他に考えようがありませんしね。
どこかの国の秘密兵器や宇宙人に狙われる覚えはないですよ」
(*゚ー゚)「ふふ、やっぱり面白い方ですね」
……こんな発言が面白いとは可哀想に。
若いのに学者さんになるだけあって、よほど娯楽の少ない人生だったんだろう。
それとも、こんなにもつまらない俺そのものが面白いのかな?
多少緊張がほぐれたのか、しぃの表情が少し和らぐ。
- 127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:56:15.16 ID:m+C4YUrd0
- ('A`)「それはそうと、こちらも聞きたいことがあるんですよ」
(*゚ー゚)「私にですか?」
('A`)「ご主人の捜索は正式に承ります。
ただ、隠し事は無しにしてもらえませんかね?」
(*゚ー゚)「隠し事?別に何もありませんよ。嘘もついてませんし」
('A`)「嘘はついてないかもしれませんね。でも言ってないことがあるでしょ?
シィ・ハニウスに関することとか」
しぃは右手で左の耳朶に触れる。
地味なデザインながらも高級そうなルビーのピアスを指先でいじる。
(*゚ー゚)「あの花は、私のではなく主人の研究対象ですから……」
('A`)「まあ学問上の細かい話をされても、私も理解できませんからねえ。
ただ、喋る花だなんて噂が立ってることくらいご存知ですよね?」
(*゚ー゚)「……!」
('A`)「やっぱり何か知ってるんでしょ?旦那さんさえ見つかればそれで依頼は終了。
どこかにバラすつもりもないんで、知ってることを全部話してください」
- 129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 00:58:08.27 ID:m+C4YUrd0
- 俯くしぃ。
やがて意を決したように顔を上げる。
疲れたはずの目に力が宿り、まっすぐドクオを見つめる。
(*゚ー゚)「たしかにあの花は喋ります。私も一度しか見たことはありませんが」
('A`)「ほう」
まあ”妖精”だの木偶人形だのを生み出すくらいだからな。
何があってもおかしくないといえばおかしくない。
(*゚ー゚)「あれは、3ヶ月前。結婚式の前日のことです――」
- 131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:00:35.91 ID:m+C4YUrd0
※
(*゚ー゚)「いよいよ明日ね……」
しぃは鏡台に映る己の顔を見つめながら、ピアスを交換する。
明日から夫になる、ギコにねだったルビーのピアス。
「イヤリングでいいんじゃねえ?別にわざわざ穴開けなくても」
そんな風にあの人は言ってたけれど、
私はどうしても、ピアスにしたかった。
(*゚ー゚)「ダメよ、しぃ。気を抜いたら負けよ。
これから幸せな毎日を生きるの。ここからが人生の本番なんだから。
そのために今まで頑張って来たんじゃない」
そう、これからなのよ。
適当にちょっとだけ社会に出て、いずれ結婚して主婦として生きる。
そんな平凡な夢を見てた女子大生だったあの頃。
――でも、あの人に出会ってしまった。
- 132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:02:19.91 ID:m+C4YUrd0
- どうでもいい一般教養の講義のはずだったのに。
まさか私の運命を変えるターニングポイントだったなんて、思いもしなかった。
客員教授だったあの人は優しかった。
今まで言い寄って来た男たちなんかと全く違って、何の下心もなかった。
ぶっきらぼうな口調、野太い声。
でも、今まで感じた事のない温かみがあった。
初めて感じた本当のぬくもりに、それまでの全てが色あせてしまった。
もう嘘で固めたデコレーションケーキにはうんざり。
陳腐な言い方だけど、運命の出会いってこういうことなの?
私はそんな彼に、一歩でも近づきたかった。
大学も生物学部を受け直すことにした。
研究者として、彼の隣に並ぶため。
男に媚を売る頭の軽い小娘ではなく、彼にふさわしいパートナーとして共に生きるため。
そして、彼と同じ大学で助教授になることが出来た。
(*゚ー゚)「あなたったらびっくりしてたわよね、さすがに」
ずいぶん時間はかかったけれど、おかげで胸を張ってあの人の前に立つことが出来た。
- 134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:04:17.91 ID:m+C4YUrd0
- 「お久しぶりです、教授」の一言を言うのがやっとだった。
涙ぐんでしまって、他には何も言えなかった。
何か言ったような気もするけど、とても言葉にはならなかった。
でも、彼は全部わかってくれた。
顔を赤くしながら、ふんわりと優しく抱きしめてくれた。
そしていよいよ明日、私は彼のものになるんだ――
感慨にふけるしぃ。
それを邪魔するかのように、インターホンが鳴る。
(*゚ー゚)「はい」
ハハ ロ -ロ)ハ「Hello.Are you Mrs.Hanyarn?」
<こんにちは。ミセス・ハニャーンでいらっしゃいます?>
センスの悪いポロシャツを着た女性が花を持ってドアの外に立っている。
よく見ると、シャツの胸元に運送会社のロゴが入っていた。
(*゚ー゚)「Mmm……I'll be Sie Hanyarn tomorrow.」
<えっと……明日からはそうなりますね>
頬を赤く染め、うつむくしぃ。
- 135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:06:31.29 ID:m+C4YUrd0
- ハハ ロ -ロ)ハ「Oh! Congratulations! It's so happy.」
<あら、おめでとうございます。>
まるで自分のことであるかのように喜び、満面の笑みを浮かべる眼鏡の女性。
しぃは照れながらも微笑み返す。
(*゚ー゚)「Thanks.Are you for me anything?」
<ありがとう。それで、何のご用ですか?>
ハハ ロ -ロ)ハ「I have a present from your husband……Sorry,
The gentleman become your husband tomorrow.」
<ご主人から……失礼、明日からご主人になる方からのプレゼントをお持ちしました>
女性はしぃに花を差し出す。
(*゚ー゚)「Thanks.Do you have anything the message with this flower?」
<ありがとう。メッセージは何かありませんでした?>
ハハ ロ -ロ)ハ「Nothing.」
<いいえ、何も>
(*゚ー゚)「Mmm……」
<うーん……>
- 139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:08:23.24 ID:m+C4YUrd0
- ハハ ロ -ロ)ハ「Good bye.God bress your marriage.」
<ではまた。これからもお二人が幸せでありますように>
(*゚ー゚)「Thanks a lot.」
<ありがとう>
立ち去る運送業の女性。
しぃは受け取った花を花瓶に生ける。
(*゚ー゚)「綺麗な花……でも見たことないわね」
贈られてきた謎の花を見つめながら、しぃは呟く。
(*゚ー゚)「プレゼントの花に何のメッセージも無いなんて……
もしかして照れくさかったのかしら?」
微笑むしぃ。
突然、花が細かく震え始めた。
か細く高い音が聞こえてくる。
(*゚ー゚)「え?何?何なの?」
震える花が発する音が、だんだん声のように聞こえてくる。
――オハヨウ、シィ。結婚オメデトウ――
- 141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:10:15.42 ID:m+C4YUrd0
※
(*゚ー゚)「――というわけです」
(;'A`)(……いや、旦那さんへの愛とかあなたのご苦労とかですね、
そんな話を今されても、返答に困るんですけど)
(*゚ー゚)「花が喋るところを見たのは、そのとき一度きりなんですよ」
('A`)「喋る花ですか……」
噂はやはり本当だったのか。
ドクオは髪をかき上げ、煙草に火をつける。
(*゚ー゚)「喋るというよりも鳴る、に近い感じかもしれませんね。
受粉期に音を発して昆虫を呼ぶ植物は既に発見されてますし、
理論上は不可能な話ではないですね」
('A`)「まあ音は出せるかもしれませんけどねえ、
言葉を覚えるってのは難しいんじゃ?」
(*゚ー゚)「たとえオウム返しだとしても、喋れるってことは
ある程度の知性があるってことなんでしょうねえ」
('A`)「そうですよねえ……」
- 144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:13:15.86 ID:m+C4YUrd0
- そんな会話をさえぎるように、ドクオの携帯が鳴る。
('A`)】「……はい、もしもし」
_
(;゚∀゚)】「ドクオ、ドクオか?」
荒い息遣いが電話口から聞こえる。
('A`)】「おい、どうした?ジョルジュ」
_
(;゚∀゚)】「俺もとうとう脳がやられたかも知れん。とりあえず追われてる」
('A`)】「何?誰に追われてるって?」
_
(;゚∀゚)】「色々。恐ろしいことにだな、その中に俺もいたんだ」
('A`)】「え?」
_
(;゚∀゚)】「何を言っているのかわからねーと思うがおれも(ry」
('A`)】「ジョルジュ、ちょっと落ち着け」
奴らか。
ドクオに差し向けられた”ドクオもどき”のように
またガーデンから悪意に満ちた贈り物がやってきたのか。
立ち上がるドクオ。
知らず知らずのうちに声が大きくなる。
- 149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:15:23.78 ID:m+C4YUrd0
- ('A`)】「すぐ迎えにいく。お前の居場所から一番近い
待ち合わせ場所っていうとどこだ?」
_
(;゚∀゚)】「この前飲んだバーが近いかな」
俺が狙われた時は人気のない場所だった。
街中のバーならかえって安全かもしれない。
('A`)】「すぐ行く。何とかバーまで逃げ切ってくれ」
_
(;゚∀゚)】「ああ。逃げ切れなきゃティウンティウンだからな」
電話を切り、しぃの方を向くドクオ。
('A`)「すみません、ジョルジュが危険でして、急いで助けに行きます。
ジョルジュを回収したら、奴を連れてご自宅に伺います」
(*゚ー゚)「……私が一緒に行っても足手まといですね」
頷くしぃ。
('A`)「オートロックですんで、そのまま出て行っちゃってください」
(*゚ー゚)「はぃ、我が家に戻りましたら鍵は開けておきますので
ジョルジュさんを救出したらそのままお入りください。
……どうかご無事で」
ドクオは一度しぃに会釈すると、乱暴にドアを開けて愛車(タクシー)へと走る。
- 152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/10(日) 01:17:24.68 ID:m+C4YUrd0
※
タクシーを飛ばし、約束した例のバーに向かう。
バーの前に人だかり。
パトカーが多数止まっている。
見覚えのある顔と知らない顔の警官達が入り混じってうろついている。
(´・ω・`)「おやまあ、珍しいところで会うね」
よく見慣れた顔がしゃがみこんでいる。
ショボンがしゃがみこんだすぐ脇に、布で隠された塊。
ちょうど人のサイズくらいの――
('A`)「……まさか」
(´・ω・`)「残念だけどね」
ショボンが布をめくる。
これもまた見慣れた顔。
5年前以来、一番顔を合わせただろう相手。
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