( ^ω^)がマジ切れしたようです

74: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:26:46.56 ID:Q9zokdzm0
(・∀・)(まぁまぁ。ここはモララーさんに合わせた方が面白そうですって)

( ゚д゚)…

( ゚д゚ )

いやだからこっちみるなよ!

( ´_ゝ`)「でも、もう学校は終わったよ?
       君達ベリベリスロウリィだよ?」

( ・∀・)「いや〜、電車が遅れちゃってね。
      仕方ないから校長室にでも行こうと思ったのさ」

( ´_ゝ`)「あぁ、そう。校長室は下駄箱から真っ直ぐ行って
       突き当りを右に曲がればあるからね」

(・∀・)「どうも」

( ´_ゝ`)「すんげぇ痛かったけど、なんかアンタ達面白そうだね。
       僕のケツから荷電粒子砲が出そうだよ、スパーキングメテオだよ」



75: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:28:36.85 ID:Q9zokdzm0
( ´_ゝ`)ノ「じゃっ」

( ・∀・)ノ「ありがとね〜」

『うぉぉぉぉあああぉぁおああああああおぉあああぁぁぁ!!!!
待ってろ弟者あああああぁぁあぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ!!!!』

兄者はいつも忙しい。弟者のことや妹者、それと様々なしがらみ。
火の点いた馬のように全速力で去っていってしまった。

(・∀・)「なにをあんなに焦るのでしょうか」

( ・∀・)「有限の命だからかな。ちんたら歩いていたくないんでしょう」

( ・∀・)「のんびりするのも一つの手ですが、
      欲しいものは急いでも取らないとね」

(・∀・)「へぇ、なんだかよくわかんないけどわかりました」

( ・∀・)「……彼、面白そうだ。シンパシーを感じるよ」



77: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:31:22.08 ID:Q9zokdzm0
―――

日は沈み、また夜がやってきて、また一日が始まる。
テキトーにブラブラして、再び学校。

(・∀・)「寝なくてもいいってのは僕達の利点ですね」

( ゚д゚ )つ[うむ]

( ・∀・)「んじゃあ、校長室に行きますか」

なにやら三人には考えがあるそうで。

(・∀・)「何ですか? 何かやらかすんですか?」

( ・∀・)「いや、もうやっておいた。
      ジエンがマック行ってる間にね」

昨日のお昼をかなり過ぎた時、ジエンはマックで遅めの飯を食べていた。
その間にミルナとモララーで『交渉』していたのだった。実はね、うん。

( ・∀・)「さぁ入ろう」



84: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:33:16.01 ID:Q9zokdzm0

――VIPズンドコ学園――

肛門……失礼。校門から入って校長室へ。
この学校の校長といえばそう、『あの人』だ。



88: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:35:13.85 ID:Q9zokdzm0
            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i
           | |,,_   _,{|
          N| "゚'` {"゚`lリ   お は よ う
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{   ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
__f゙// ̄ ̄     _ -'     |_____ ,. -  ̄ \____|
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|
___`\ __ /    _l - ̄  l___ /   , /     ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄    |    _ 二 =〒  ̄  } ̄ /     l |      ! ̄ ̄|
_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|


// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// /// ←ジエン
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー----−' |__////



90: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:36:55.91 ID:Q9zokdzm0
校長の格式高い椅子はそこには無く、代わりにはベンチ。
ツナギ姿の笑顔が眩しい彼、阿部さんだぁあぁぁあぁぁぁぁぁっっっ!!!

 びっくりするほどユートピア!
  びっくりするほどユートピア!!
            ,rrr、
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y| |.l ト⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y/つ))) _ _ _
          ⊂ ヽ | __ ☆   __  _/ 巛   / /-LLl
   ミミ彡彡彡彡 ,`ー   \ | |l / \  __つ /_/ |_|
  /         彡/|| ,  \.|||/  、 \   ☆     ロ /l
 / ∠ヾ ''∠ヽ   /  __从,  ー、_从__  \ / |||     /__|
 |   ( 。、     / /  /   | 、  |  ヽ   |l _ _ _
 | \____/(/ )  `| | | |ノゝ☆ t| | |l \   / /-LLl
 |   ヽ__ノ  /   `// `U ' // | //`U' // l /_/ |_|
  \____/   /   W W∴ | ∵∴  |   ロ /l
        /    ☆   ____人___ノ     /__|
      /       /

↑ジエン(※これを10分程続けると妙な脱力感に襲われ、解脱気分に浸れる)



93: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:38:34.18 ID:Q9zokdzm0
N| "゚'` {"゚`「やぁ、よくきてくれたな」

( ゚д゚ )…

(*゚д゚*)

こっちみるなよ///

(・∀・)「ミルナさん、もしかして!!」

N| "゚'` {"゚`「ミルナ……」

(*゚д゚*)アベサン…

N| "゚'` {"゚`「おいおいミルナ、もうイチモツがパンパンなようだぜ」

(*゚д゚*)「ウホッ! いい男……」

(・∀・)「古代のどっかではホモが普通だったらしいですけど、
     まさかココで見られるとは思いませんでしたね」

( ・∀・)「スゲスゲヴォオオオオオォォォォ!!!」



96: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:41:37.84 ID:Q9zokdzm0
強烈なカリスマと男らしさを兼ね揃えた男、阿部さん。
実は書き手である私も、阿部さんになら掘られてもいいかと思っている。男らしいし。
あ、関係ない? しーましェーン!!(AAry

( ・∀・)「素晴らしきかな、いやはや」

ジエンのいない間、阿部さんとミルナさんは、
文字通り「体で」熱意をぶつけ合ったというワケだ。

N| "゚'` {"゚`「細かいことはいい。入学を許可しよう」

( ・∀・)「ありがとうございます」

N| "゚'` {"゚`「制服も教科書も用意しておいた。存分に『勉学』に励んでくれよ。
        男は度胸! なんでもためしてみるのさ」

( ・∀・)「ありがとうございます」

N| "゚'` {"゚`「よろしい、ならば俺とミルナは……」


(*゚д゚*)


N| "゚'` {"゚`「甘い一時を過ごすとするか」


( ・∀・)「僕達は行こうか」
(・∀・)「お邪魔しても空気嫁ですしね」



99: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:43:50.74 ID:Q9zokdzm0
ミルナにその気があったなんて。ジエンには到底予想できないことだった。
しかし、彼の立場上動揺するのもどうだろうか。これは自分のキャラじゃない。
焦った姿を見せたら負けるのだ。
びっくりするほどユートピアはお遊びだ、と自分に言い聞かす。

(・∀・)(ん? なんか変な感じだな)

ジエンは思う。「なんでこんなこと考えているんだ」と。
いつもの自分はこんなこと思っていたのか。いや、違う。

こんなことは意識していなかったはずだ。
どうしようもない違和感を抱えながら、モララーに呼ばれ、
後を付いていった。

「転入生紹介なwwwwwwwwwwwwwwwっうぇうぇwwwwww」

( ´_ゝ`)「テンション高いっすねwwwwwwwwwwww」

(´<_`;)「皆テンション高いな、おい……」

「オラ入れwwwwwwさっさとしろwwwwww」

( ・∀・)「どうも」
(・∀・)「こんにちわ」

( ´_ゝ`)


(  ゚_ゝ゚)



100: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:45:35.01 ID:Q9zokdzm0
( ´_ゝ`)「お前らウチのクラスかよwwww」

( ・∀・)「そうっすwwwwwww ごめんね〜wwwwwww」

( ´_ゝ`)「どんだけ〜wwwwwwwwwwwwどんだけ〜wwwwwww」

(´<_` )「知り合いか兄者wwwwwwwwww」

( ´_ゝ`)「おうよwwwwwww お前のケツの穴くらいお知り合いwwwwwww」

(・∀・)「草い教室だなぁ」

( ・∀・)「と、いうわけでよろしくね。案内とかさ」



104: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:47:40.60 ID:Q9zokdzm0
( ´_ゝ`)side


( ´_ゝ`)「ここが理科室な。サイエ〜ンス」

(´<_` )「うむ。ここで実験とか色々やるわけだ」

( ・∀・)「ほ〜、何十年ぶりだろ」

( ´_ゝ`)「?」

( ・∀・)「こちらの話ですよ、失礼」

( ´_ゝ`)「でもね、俺がここで一番やりたいことは……」

(´<_` )「?」

( ´_ゝ`)「弟者のケツの穴に硫酸流しこんで、
       俺のサイドンでフタしたいんだ」

( *´_ゝ`)「頼む! お願いだ弟者! やらせてくれっ!」

(´<_`;)「こいつ危険だ……危険すぎる!!」



107: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:50:56.69 ID:Q9zokdzm0
( ´_ゝ`)「で、ここが家庭科室」

(´<_` )「クッキングパパ、美味しんぼが教科書なんだぜ?」

(・∀・)「そりゃまた随分と面白い教科書ですねぇ」

( ´_ゝ`)「で、最近俺マンガみたわけですよ、マンガ」
( ´_ゝ`)「なんかね、小麦粉やその他粉々をね、大量にばら撒くとね」

兄者が準備室から袋詰の小麦粉を大量に持ち出してくる。

( ´_ゝ`)「でね、この袋を破ってばら撒く」ビリッ サラサラ

(´<_`;)「おっ、おい!」

( ´_ゝ`)「で、ポッケから使い残しの花火とマッチ。それを起爆剤にして……」キュボ
          /    \
        /, '⌒ l.r‐-、.`、
       / (   八   ) ヽ
       (   ー-'  `ー-'  ノ
        ー┐ (_八_)┌-'
           `ー┐┌┘
       -======' ,=====-
         -====' ,=====-
          -==' ,==-
______ ,r-‐   -‐、_______

(;;:;::メ::;∀・)「バカすぎですね」
(´<_;:;:;メ:;)「スマン、いつもこうなんだ」



109: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:54:02.04 ID:Q9zokdzm0
('A`)「ども、ドクオです」

( ・∀・)「こんにちわ」

('A`)「こう見えても俺、マゾなんです」

(・∀・)「で?」

('A`)「最近阿部s……校長が俺を無視しているようで……」

(*'A`)「いじめてください!!」

( ´_ゝ`)「お前にはローターだこのやろう!」

ヴィーヴィー

(*'A`)「アッアッアッ ひぎぃぃぃぃ! あふんあふん!」

(;・∀・)「変態祭り開催ktkr……」



111: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:56:20.29 ID:Q9zokdzm0
(´<_` )side

(´<_` )「紹介しよう。彼がクリフト。姉は今いないようだ」

クリ゚ー゚)フト「ども」

( ・∀・)「ハイどーもこにゃにゃちわ」

(・∀・)「こんにちふんぬらば」

クリ;゚ー゚)フト「ややや! 貴様等、ただならぬ邪気!」

クリ;゚ー゚)フト「おのれモンスターめっ! ザキ! ザラキ!!」

( ・∀・ )(・∀・)……

クリ;゚ー゚)フト「ええっ!? なんで!?」

(´<_`;)「殺すのはアウアウだろう……」

( ・∀・)(僕、もう死んでるんだけどね)

(・∀・)(僕はそもそも生きてるのかも怪しいですし)

(´<_` )「?」



113: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 00:58:21.32 ID:Q9zokdzm0
(´<_` )「そんで彼らが名物三人組ね」

川■ーб)「松浦 栞(マツウラ シオリ)でーす。猫と可愛い子と喧嘩が好きでーす」

( ・∀・)「ほほう」

(б_б川「天束 龍楽(アマツカ リュウラク)です。勉強が得意です」

(・∀・)「それでそれで」

(Φ、Φ)「黒羽 悪斗(クロウ アクト)です。肉が好きでーす」

( ・∀・)「……」

( ・∀・)「なんかアニメチックですねぇ。しかも兄者安価本編からコピペとかさあ。
      てゆーか名前よく役所通りましたn

チンチンモゲモゲサイドンサイドン

(メメ;∀/:;:)「これは酷すぎる……」

川■ーб)「あんまり人をなめくっさたらいけねぇぞゴルァ!!!」

(б_б;川「落ちついて、対話は重要ですから!」

(・∀・)(口より手が速い……ほあたぁ!)



115: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 01:00:23.68 ID:Q9zokdzm0
―――


時が経つのは早いもんですね。
わずか1レスと数行の間に3ヶ月程経っているんですから。
モララーとジエンが転入し、兄者達と仲良くなってもうしばらく。

(´<_`;)『えっ!? 住居ないの!?』

( ・∀・)『う〜ん、ザッツライツです』

(・∀・)『孤独な僕らに家など要らないんですよ』

( ´_ゝ`)『すったらことさいってさねぇで、
       うちの家さ来い!』

(´<_`;)『アッレ!? 兄者!?』

( ´_ゝ`)『なんじゃあ!?』

(´<_`;)『……なんでもない(なんで妙な田舎弁になってんだ?)』

兄者はけっこう優しい。これ豆知識な。
と、いうわけで二人は意図せずして流石家に転がり込んだのだった。



118: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 01:03:17.58 ID:Q9zokdzm0
VIP街のことを忘れて、好きなことをする。
                       オーガ
中々これはいい。兄者、弟者、妹者、(鬼)母者、
それにクリフトやドクオ、三人組……

流石家の騒がしいながらも、暖かい生活。
時々阿部さん(とミルナ)がしつこくアナルを追い掛け回すし、
何やら怪しい儀式を行う三人組。そしてフリーセックスをかけた戦い。

刺激的だ。

( ・∀・)「これが文化なのかな」

毎日が楽しい。そう思えるようになってきた。
目標もなく、自分自身には死もない。何の為にこの世にいるのか。
そんな自分に刺激をくれる人達。この感情は……

( ・∀・)「友達……」

「友達」。ずっと忘れてた言葉だ。
一体どれくらい忘れていたのだろうか。モララーには思い出せない。



119 名前: ◆ERGS03OiNo [THE END?] 投稿日: 2007/10/14(日) 01:05:32.19 ID:Q9zokdzm0
(・∀・)「友達ですか」

ジエンもわからない。
そもそも自分が人間だったのかすらさえわからないから当然か。

( ´_ゝ`)「おいおい、早くいこうぜ」

(´<_`;)「なんだろう、ケツがむず痒いんだが……」

l从・∀・ノ!リ人「気にすると禿げるのじゃ!」

( ・∀・)「んじゃあ……行きますか」

(・∀・)「そうですね」

今日も楽しい一日が始まる。

( ・∀・)「いってきまーす!」


過去より未来、これが大事。


未来を作るのは――僕達だ。


               〜〜終〜〜



123: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 01:07:39.44 ID:Q9zokdzm0
(・∀・)「ハァ!?」

何かがおかしい。おかしいのだ。
スーパードンキーコングのキングクルール戦並に怪しい。

(・∀・)「何か変だぞ!? 僕らはこういう性格だったか!?」

思えば、この街にきてから何かがおかしい。
皆、ネジが緩み、外れているようだ。

(・∀・)「ミルナさんはホモだったか? ちがう!
     彼は冗談でホモネタを言うが、そんなタイプじゃない!」

(・∀・)「モララーさんもだ……」

モララーにも変化はある。それは中ニ病。

(・∀・)「モララーさんがこの街にくる前後……
     明らかにおかしかった」

(・∀・)「この街となにか関係があるんじゃないのか……!
     まずい、まずいよ、これ!」

(´<_` )「何やってるんだ、ジエン。早く行くぞー」

(・∀・)「あっ、はい! 今いきますよ〜」



126: ◆ERGS03OiNo :2007/10/14(日) 01:09:00.42 ID:Q9zokdzm0


『ズレ』……


たったひとつの『ズレ』が全てを変える


僅かな『ズレ』は大きく広がり、何かを崩していく


『ズレ』は全てのモノに発生する


VIP街にも、この街にも……



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