DOKUO's A-LIVE STORY
- 26:169◆f4rw8oIHfU :08/23(水) 01:07 IXyl+YXyO
3rd 〜Escape〜
火照った体のまま一気に広い空間を駆け出し廊下に飛び出る
(+'A`)階段のおどり場まで誰も来るなよ……
俺の考える脱出方法は‘俺が拘束されていた部屋から運動場までにある窓から’というものだ
(+'A`)もう少し……
運動場から階段までは50b程しかないから実際はもう階段だ
(+'A`)うっし
窓の前に立つ
幸いにも鉄柵などはない一般的な窓だ
高さも3〜4階程で向かいのビルの排水パイプを蔦って降りれる
――いける――
確信した俺は窓を開けて向のパイプを掴む
(+'A`)後は降りるだけだ
確信を持っても所詮気休めだ
いつ旭に見つかるかわからない
(+'A`)スリル満点だな
小さい呟きで自虐に皮肉りながらパイプを降りる
後1.2b……
もう飛び降りれるな
(+'A`)よっ
パイプから手を放し地面に落ちていく
全身で着地の衝撃をやわらげる
これで後は逃げるだけだ
(+'A`)誰も居ないよな…
辺りを見回し確認する
ここは俺の知ってる場所だ
俺はおもむろに駆け出す
風が頬を撫でる
嫌いな筈の太陽も今だけは愛しく思えた
そんな事より今は素直と相棒だ
(+'A`)取り敢えず学園行ってみるか
俺は先ず素直に会おうと学園に向かい走り始めた
その時不意に誰かに呼ばれたような気がして振り向いた
(+'A`)…気のせいか……
振り向いた先には人影はかなった
代わりに“義児組”という文字が見えた
(+'A`)まぁいいか
多少の不信感を残したまま素直が居るはずの学園に向って走り始めた
- 27:169◆f4rw8oIHfU :08/23(水) 01:08 IXyl+YXyO
3rd End
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