DOKUO's A-LIVE STORY
- 29:169◆f4rw8oIHfU :08/23(水) 19:32 IXyl+YXyO
4th〜An Educational Institution〜
太陽が眩しく俺を照らす
高さからすると真昼時だろう
曜日は分からないが学生らしい人が居ないから平日だろう
(+'A`)素直は学園に居るはずだな
素直が学園に居ると確信した俺はさらに速度をあげる
通行人の視線が痛いが気にしないふりをして一気に学園に向け走る
(;+'A`)後…少…し……
かなり息が辛い
でも気にしてられない
早く素直に会いたいから
(;+'A`)後は…階……段だ……
靴のまま校内に入り教室に向う
階段を結構登るのが辛いがそこは気合いだ
(;+'A`)後…一階………
脚が痛い
でも後一歩だ
(+'A`)待ってろよ素直
- 34:169◆f4rw8oIHfU :08/30(水) 19:05 BIN3uXZXO
教室の前で息を整える
授業中の教室に入る時の独特の緊張感が俺を襲う
(+'A`)入りたくないなぁ〜
とは言っても入らなくては素直に会えない
(+'A`)行くか……
独特の緊張感を持ちつつドアーに手を掛ける
もう一度息を整えドアーを静かに開ける
教室中の視線が一斉に俺に集まる
(+'A`)……久ぶり
何とも重い空気だ
皆の視線が痛い
もう逃げたい……
―――本当に久ぶりだな
聞き慣れた声が俺に話掛けてくる
間違いない…素直の声だ
思わず素直に歩み寄る
(+'A`)元気だっtぶぁ
台詞の途中で右頬に痛みが奔る
(#)A`)何すんだ!?
―――二ヵ月も連絡よこさないで……
声が怒ってる……
凄まじい気迫で直視出来ない……
教室も凍り付いている
(#)A`)ご…ごめんなさい……
もう謝る事しか出来ない
―――もう…居なくならないと誓うか……?
心なしか声が震えてる
でも気にしてる場合じゃない
(#)A`)…誓うよ……
ゆっくりと噛み締めるように言う
素直を見つめながら
川゚ー゚)絶対だぞ
あまり表情を変えない素直が俺に微笑みかける
その小さな笑顔に誓おう
――ずっと一緒にいる――と
(+'A`)あぁ……
ずっと素直が笑顔でいられるように
- 35:169◆f4rw8oIHfU :08/30(水) 19:06 BIN3uXZXO
4th End
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