DOKUO's A-LIVE STORY

  
53:169◆f4rw8oIHfU :09/21(木) 21:33 TRxprf+5O
  



9th〜Will〜


覚悟を改め階段を登る
壁の影に身を隠し頭だけ出し廊下の状況を確認する

(+'A`)誰も居ない……

可笑しい……
組の事務所なのに人がいなさすぎる
人が居るってのは単純に俺の思い込みか?
まぁ少ないにこしたことはない

(+'A`)扉はあれ一つか

隅々まで見てみるが正面奥の扉しか行ける場所はなさそうだ
でも俺のいた部屋は?
深く考えても答えは出ない

(+'A`)まぁ考えてもしゃーないか

扉に向って歩きながら思考する
相手が銃を持ってたらどうするか
組だから銃を撃ってくる事も十二分に考えられる

(+'A`)その時こそ本当にゲームオーバーだな

どこか哀しげな声で呟く
扉の前に来たのと僅かな躊躇で歩く脚は何時の間にか止まる

―――素直―――

不意に過る素直の顔

決意が揺らぐのはこれで何度目だろうか……
意志が弱い証拠だ……

―――でも

―――此処にきたのは俺の意志だ

(+'A`)素直を助けたいから

深呼吸をしドアノブに手を掛け一気に開ける
部屋には二つの影が

―――おぉ久ぶりの客人だな、兄者

―――エロ画ゲット

―――こんな時にもエロ画とは流石だな、兄者

―――弟者こそ画面に釘ずけとは流石だぞ

(´_ゝ`)bd(´<_`)流石だよな、俺等


9th End



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