( ^ω^)はヌクモリティを取り戻すようです

235:◆uAn5dIn1Sw:06/16(土) 20:52 9Lhi8x5SO
  


('A`)はグッドナイトを取り戻すようです




第一話

バッドナイト



川゚‐゚)「おやすみ。親父」

(=゚ω゚)ノ「おやすみ、クー」

最近は親父とも会話するようになった。
授業の予習を済ませてベッドに潜る。

……私はパンティの中に手を

川;゚‐゚)「駄目だ!」

いくらドクオが恋しくたってこんなことばっかりしてはいけない。

布団を被り、瞼をゆっくりと閉じる。
意識は徐々に深く深く沈んでいく……



236:◆uAn5dIn1Sw:06/16(土) 21:00 9Lhi8x5SO
  


……なんだか視界があやふやだ。

これは夢…なのか?

川;゚‐゚)「あ……」

此処は…中学校か?
私はセーラー服を着ている。

……チョークの粉で薄汚れたセーラー服。

腰掛けているのは私を罵る汚い語句の綴られた机。

なんで……なんでこの日の夢なんだ!



237:◆uAn5dIn1Sw:06/16(土) 21:25 9Lhi8x5SO
  


『また来てるよあいつ』

『あの根暗懲りねえな』


うるさい。

『素直さん、ちょっとこっち来てよ』

川 ‐ )「うるさい!またトイレに連れ込んで殴るんだろ!」

『トイレが嫌ならここで殴ってやるよ』

リーダー格の男が私を椅子ごと蹴り飛ばす。
でも、私は弱音は吐かない。
泣いたりしない。

奴らは私の反応を見て楽しんでいるんだ。
私はお前らの玩具じゃない!


殴られて

蹴られて


こんな夢は早く覚めてくれよ……

州 ‐ )「うっ……」


('A`)

ドクオ……助けてよ……また私に
優しい言葉を掛けてよ…

('A`)「うわ…なにこいつ……汚い」





川;‐;)「うわあっ!」

窓からは柔らかい日差しが差し込み、
近くの時計は六時を指している。
やっと……やっと覚めた。

酷い寝汗だ……
シャワー浴びよう。



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