( ^ω^)ブーンが大切なモノを失くしてしまうようです。

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:23:40.28 ID:D0q19ewZ0


(´・ω・`)「やぁ、ようこそバーボンハウスへ
      ん?あぁ、今日は仕事じゃなかったんだ。
      すまない。
      今日は僕の友達の話を聞いてもらおうと思ったんだ。」

(´・ω・`)「さて、昨日の続きだったね。
      どこからだったか…、あぁツンの帰りを待っていたのは話したんだっけ。」

(´・ω・`)「この頃のブーンはすでに少し壊れていたのかもしれない…。」



165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:25:24.35 ID:D0q19ewZ0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

( ^ω^)「…という事があったんだお。」

(#'A`)「はぁ!? おい、ふざけんなよ!なんだそれ!!!」

(#゚∀゚)「その女つれてこいよ!!ふざけたことしやがって!」

(#^ω^)「ちょっと待つお!ツンは悪くないお!それに浮気だってしてないって言ってるお!」

(#'A`)「そんなのウソに決まってんだろ!!!!」

(#゚∀゚) 「そうだぜブーン。いくらなんでもそれで騙される程馬鹿じゃねぇだろ。」

(#´・ω・`)「いくらなんでもやり過ぎだね。とっとと別れたほうがいいよ。」



170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:27:09.74 ID:D0q19ewZ0
(#^ω^)「お前ら………。」

(#^ω^)「お前らうるさいお!!!!!!!!!」


('A`)&(゚∀゚)&(´・ω・`)「……………!」


(#^ω^)「お前らに何がわかるお!ツンは浮気なんかしないいい子だお!
      それにもし浮気してたとしても、それは全部ブーンのせいだお!」

(゚∀゚)「わ、わかったから落ち着けよ、な?」

(#^ω^)「お前らがツンの何を知ってるお!
      ツンの事を悪く言うならブーンがぶち殺すお!!」



173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:29:24.23 ID:D0q19ewZ0
(´・ω・`)「ブーン、僕たちが悪かったよ。だかr…」


(#'A`)「ふざけんな!!!!!!」

(#'A`)「おい、ブーン!お前本当は自分でもわかってんだろ!
    そんなクソ女とっとと別れて他の女作れよ!
    お前ならいくらでもできんだろうが!」

(#^ω^)「なんだと…。
      五月蝿いって言ってるお!!
      ドクオこそ何もわかってないお!
      ツンじゃなきゃダメなんだお!!
      誰にも代わりなんてできないお!!」

(゚∀゚)「ブーン…。」

(#'A`)「なんだと!?散々男と遊びまわって、あげくのはてに
    彼氏を寒空の中待たせて自分は他の男とベッドの中だろ!
    そんな女のどこがいいんだ!!」



178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:31:47.75 ID:D0q19ewZ0
バキッ!!!

('A`)「ぐあっ…。」

(#^ω^)「お前…いいかげん黙るお。」

(#゚∀゚)「おい!ブーン!!てめぇそれはやりすぎだろ!!」

(#^ω^)「ツンは浮気なんかしないって言ってるお。
      それに勝手に待ってたのはブーンだお。
      ツンは何一つ悪い事してないお!」

(#゚∀゚)「どうしちまったんだ!?
     童貞のガキじゃあるまいしお前だってわかってんだろ!?
     だいたいツンが本当に浮気しない女なら、
     男と二人で車に乗る、そんなブーンが嫌がるって解ってる事なんかしねぇだろうが!」



184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:34:47.14 ID:D0q19ewZ0
ドコッ!!!

(゚∀゚)「がはっ…ブーン…テメェ…。」

(#^ω^)「黙れって言ってるお!!!!!
      ツンは浮気なんてしないお!
      車だって何か理由があって…、それで…。」

(#^ω^)「それで…。」


( ^ω^)「ツン…。」

(´・ω・`)「ねぇブーン、君の気に触ったのは悪かったよ。
      だけど、ジョルジュもドクオも君を心配して…。」



187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:36:10.18 ID:D0q19ewZ0
(#'A`)「おい、ショボン!もういい!
    こんな腑抜け野郎しらねえよ!!」

(´・ω・`)「ドクオ…。」

(#゚∀゚)「そうだぜショボン!ほっとけ!!」

(´・ω・`)「ジョルジュまで…。」

(#^ω^)「ふん、上等だお!お前らみたいな偽善者はこっちがお断りだお!!」

(´・ω・`)「…ブーン。」

(#'A`)「けっ。行くぞジョルジュ!」

(#゚∀゚)「てめえなんかとバンドなんかやれるか!!」

―バタンッ。



189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:37:49.52 ID:D0q19ewZ0

(´・ω・`)「ブーン…。また何かあったら僕に連絡してくれ。
      二人には僕からよく言っておくから。」

( ^ω^)「……………。」

( ^ω^)「ショボン…。
      すまないお。
      けど、もうバンドは解散するお…。
      ブーンは…バンドの事まで考えてる余裕なんかないお…。」

(´・ω・`)「構わないよ。僕たちはバンドを組んでるから仲間なんじゃない。
      バンドを解散しても君は僕の仲間だ。」

( ^ω^)「…本当に…ありがたいお…。」



193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/09(月) 03:38:50.62 ID:D0q19ewZ0
その後、ブーンから電話でツンと話し合い少し距離を置く事にしたという事を聞いた。
ブーンが大切なモノを失くす手前まできていることに、この時気づいてたら…。
ブーン、君を救えただろうか?
またみんなで笑える日がきていたんだろうか?
だとしたら…僕はあのときの自分を許せないよ。

〜灰の降るココロ・完〜



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