( ^ω^)ブーンが大切なモノを失くしてしまうようです。
- 1: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:20:21.34 ID:j2FO6NAh0
- (´・ω・`)「やぁ、ようこそバーボンハウスへ
ん?あぁ、今日は仕事じゃなかったんだ。
すまない。
今日は僕の友達の話を聞いてもらおうと思ったんだ。」
(´・ω・`)「さて、昨日の続きだったね。
昨日はたくさんのwktkや支援、本当に嬉しかったよ。
続きは…ブーンとツンが距離を置き始めた頃からだね。」
(´・ω・`)「ツンが間違ってるとはいえない。
でも、僕はブーンの友達としてツンを…許せない。」
- 5: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:21:43.20 ID:j2FO6NAh0
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( ^ω^)「ツンは確かに浮気じゃないって言ってたお…。」
( ^ω^)「昨日はドクオとジョルジュに悪い事したお。
ちゃんと謝らなきゃいけないお…。
その前に…ツンとこの間の事をちゃんと話し合わなきゃいけないお。」
trrrr...trrrr...
ξ゚听)ξ「…もしもし。」
( ^ω^)「ブーンだお。この間の事を話したいお。」
ξ゚听)ξ「そうね…。ただ、私しばらく忙しいのよ。
会えるのは来週になるかもしれないわ。」
- 7: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:23:26.64 ID:j2FO6NAh0
- ( ^ω^)「来週…かお。」
ξ゚听)ξ「別に浮気してたわけじゃないんだから、私悪い事なんかしてないもの。
謝る必要なんかないわよね。」
( ^ω^)「…そうかも…しれないお。」
ξ゚听)ξ「…わかったわよ。今日仕事が終わったらブーンの家にいくわ。」
( ^ω^)「本当かお!? 待ってるお!!」
ξ゚听)ξ「ええ。じゃあまたね。」
( ^ω^)「あ…。」
ガチャ。
( ^ω^)「切れたお…。」
( ^ω^)「ツンの言ってる事は間違ってないお…。
でも…なんだか寂しいお。」
- 9: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:24:53.15 ID:j2FO6NAh0
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( ^ω^)「ツンが来るまでまだ時間があるお。
ドクオに…謝るお。」
trrrr...trrrr...
('A`)「何の用だ?」
( ^ω^)「ドクオ…。昨日は本当にすまなかったお。」
('A`)「…。」
( ^ω^)「許して貰えないかもしれないお…。
それでも、ドクオはブーンにとって大事な友達なんだお。」
('A`)「俺だって…」
( ^ω^)「お?」
- 10: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:25:36.37 ID:j2FO6NAh0
- ('A`)「俺だってお前は大事な友達なんだ!!」
( ^ω^)「ドクオ…。」
('A`)「俺はお前の事がずっと心配だった。
付き合っても中々長続きしないし、
いつも本気で相手の事を愛さないお前が心配だったんだ!」
( ^ω^)「…。」
('A`)「そんなお前が本気で惚れた相手ができて俺は嬉しかった!
俺だけじゃない、ショボンもジョルジュも…モララーだって…。」
( ^ω^)「みんな…そうだったのかお。」
('A`)「それなのに、そんなお前の気持ちをあの女は踏みにじったんだ!
俺にはその女もそれを庇うお前も理解できない!!」
( ^ω^)「…。」
- 12: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:27:39.82 ID:j2FO6NAh0
- ('A`)「いいか!お前がどうしてもあの女と切らねぇってんなら…」
( ゚∀゚)「おいおいドクオ、少し落ち着けよ。」
( ^ω^)「ジョルジュもそこにいるのかお!?」
( ゚∀゚)「あ〜、もしもし。俺だ。」
( ^ω^)「ジョルジュ…、昨日はすまなかったお。」
( ゚∀゚)「いや、俺も昨日は少しカッとなって言い過ぎた。」
( ^ω^)「でも、ジョルジュもドクオもブーンの事を心配してくれて…」
- 14: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:29:10.35 ID:j2FO6NAh0
- ( ゚∀゚)「はぁ?何のことだよ。俺は少し頭に血が上っただけだし、それはお互い様だろうがよ。」
( ^ω^)「ジョルジュ…。」
( ゚∀゚)「そういうことだからよ、今度殴られた慰謝料として寿司でも奢れやw」
( ^ω^)「…もちろんだお!
ただし、かっ○寿司限定だおww」
( ゚∀゚)「おいおいw 売上No.3のホストがケチ臭い事言うなよw」
( ^ω^)「ジョルジュやドクオが高い寿司食べてもどうせ味なんかわかんないおww」
( ゚∀゚)「言ってくれるじゃねぇかw それを言ったらモララーなんか…」
(;^ω^)「…。」
(;゚∀゚)「…すまねぇ。どうしてもまだ慣れなくてよ。」
( ^ω^)「しょうがないお…。それはブーンも同じだお。」
- 16: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:30:28.77 ID:j2FO6NAh0
- ('A`)「何陰気臭い声だしてんだよ。」
(;^ω^)「ドクオかお!?電話変わるなら先にそう言ってほしいお…。」
('A`)「そもそもこれは俺の携帯だっつーの。
ところでブーン、お前今夜あいてんの?」
(;^ω^)「お…。今日は仕事もあるし、厳しいお。」
('A`)「そっか。じゃあまた今度寿司奢れよ。
俺めっちゃ食うからな!一皿に一貫しか乗ってないやつとか食うからな!!」
(;^ω^)「お…。別に構わないお。」
(;'A`)「おいおい!?いいのかよ? 一皿に一貫といえばアレだぞ、
普通の皿の2倍の値段って事だぞ!!」
(;゚∀゚)(ブーンの月収は100万オーバー…。ドクオは10万以下で家賃やスタジオ代払ってるからなぁ。)
- 18: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:31:59.59 ID:j2FO6NAh0
- ( ;ω;)「ドクオ…。好きなだけ食べるといいお!
トロでも茶碗蒸しでもデザートでもなんでも食べるといいお!!」
('∀`)「おいおい!マジかよ。デザートまで食っていいなんて…。
なんか悪いな。」
( ;ω;)&( ;∀;)(ドクオ…!可哀相なコ!!)
- 19: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:33:19.41 ID:j2FO6NAh0
- こうして、なんとかブーン達は仲直りすることができたんだ。
まぁ、この時のドクオの生活は本当にひどかったからね。
夜中に、必ず給料日に返すから500円貸してくれって電話が来た事もあったな…。
彼がその500円で一週間生活したっていう話を聞いて、
もっと貸してあげればよかったと後悔したのはまた別のお話。
- 20: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:34:47.44 ID:j2FO6NAh0
- ちなみに…。
trrr...trrr...
('A`)「はい。どうしたショボン?」
(´・ω・`)「やぁ。ドクオ、実は昨日の事で話があるんだ。」
('A`)「昨日??なんかあったっけ?」
(´・ω・`)「ブーンの事だよ!昨日のブーンはさ、少し取り乱してたっていうか…」
('A`)「あ、そうだ聞いてくれよ!あのさ、そのブーンなんだけどさ…」
(´・ω・`)「え?」
- 21: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:35:55.81 ID:j2FO6NAh0
- ('∀`)「今度寿司奢ってくれるんだぜ!しかもデザートまで!」
(;´・ω・`)「ん…?」
('∀`)「おまけに、なんと一皿一貫の寿司まで食っていいっていうんだ。
俺今から断食しとこうかな!」
(;´・ω・`)「…そうか。よかったね。」
('∀`)「ショボンもブーンに連れてってもらえよ!
一緒に行こうぜ!」
(´・ω・`)「…仲直りしたの?」
- 22: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:37:47.59 ID:j2FO6NAh0
- ('A`)「ん?そういや、昨日ケンカしたんだっけ。」
('∀`)「まぁ、そんな事どうでもいいや。寿司だぜ!寿司!」
(´・ω・`)「…。」
(´;ω;`)「ドクオ、いっぱい食べるんだよ!全部食べ尽くすくらいに!!」
('∀`)「おう!腹一杯になるまで食うなんて久しぶりだ!」
- 23: ◆2tIpUAdHJU :2007/07/12(木) 19:39:16.74 ID:j2FO6NAh0
- こうして、少し悲しい思いをしつつもブーン達が仲直りして本当によかったと思った。
これでまた皆で笑える日が来ると、そう思ったから。
これから全てが崩壊するなんて誰が想像しただろう。
もう、戻る事はないのかな?
〜僅かな晴れ間・完〜
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