(´・ω・`)の正しい日本語講座

15: 1 ◆lPNf2uTPzw :2007/07/29(日) 02:36:35.73 ID:U/iBvP+NO
〜レッスン2 雰囲気←何故か変換できない〜

(´・ω・`)「ところで、これを見てくれ」

《雰囲気》

( ^ω^)「ふいんき?」

(´・ω・`)「……面白いデータがあってね。
ある高校教師が、《雰囲気》の読みを試験に出したんだ。
結果は、約四割の生徒が“ふいんき”と答えたらしい」

( ^ω^)「おっおっ?」

(´・ω・`)「言うまでもないが、正解は“ふんいき”だ」

(;^ω^)「な、なんだっt(ry」

(´・ω・`)「では何故、こんなにも間違いが浸透したのだろうか?」

( ^ω^)「ふいんきのほうが言いやすいお」

(´・ω・`)「うん、それもあるね。
それに加え、こんな説もある」

《雰囲気》の雰を“ふ”と読み間違え、さらに囲と因が混同した結果、《雰因気》なる表記が生まれ、ふ いん き と読まれるようになった。



17: 1 ◆lPNf2uTPzw :2007/07/29(日) 02:38:29.53 ID:U/iBvP+NO
(´・ω・`)「このような言葉は意外にも少なくない。
例えば、《新しい》という言葉。
これは、《あらた(新)》という言葉が→あたら→あたらしい、となったと言われている」

( ^ω^)「じゃあ《新しい》は間違いかお?」

(´・ω・`)「いや、《新しい》は完全に浸透しているからね、今では間違いではない」

( ^ω^)「じゃあ、《雰囲気》も“ふいんき”でいいんじゃないかお?」

(´・ω・`)「それは駄目だ。
確かに、“ふいんき”は現在、恐ろしい速度で浸透してきている。
しかし、現在では明らかに誤読だ。」

( ^ω^)「ということは将来、《雰囲気》が“ふいんき”になることもあるのかお?」

(´・ω・`)「可能性は低いが、ないとは言いきれないね」

( ^ω^)「なんか曖昧だお」

(´・ω・`)「言葉なんてそんなものさ。」



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