( ^ω^)が勇者についていくようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:24:31.23 ID:MCE0h8BA0
  
第1話

(;^ω^)「ちょwwまた鼠退治かおwwww」

彼は内藤ホライゾン見習い魔法剣士である
彼はここで一種の日雇い労働者として働いてる

(´・ω・`)「すまん今はそれだけしかないんだ」
(;^ω^)「いくらなんでも8回目はきついお」

ここVIP街は薬品生産が主要産業である
回復薬製造世界第2位薬草生産世界第4位をほこる雑2国の主要都市である
そのためか鼠がしばしば大量発生する

( ^ω^)「まぁいいおしかたないからその依頼ひきうけるお」
(´・ω・`)「そうかいつもすまないね」
( ^ω^)「ただしギャラには色をつけてくれだお」
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

しょぼくれた顔の彼はしょぼんここ「バーボンハウス」の副店長である
ギルドからの依頼斡旋によりこの街ではかなり顔が知られている

( ^ω^)「それよりかもあの件はギルドに伝えてくれたのかお?」
(´・ω・`)「いやポイントが足りないそうだ」
( ^ω^)「あんだけ鼠倒したのにまだなのかおwwww」
(´・ω・`)「まぁ鼠じゃね」
( ^ω^)「さっさとポイント貯めて魔法剣士見習いを卒業したいお」
(´・ω・`)「んじゃさっさといってこいや」
(;^ω^)「わ、わかったお」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:26:09.23 ID:MCE0h8BA0
  
内藤は戦士ギルドに所属している
この世界で戦士とは戦う者全般なので中には魔術師や技巧師なども混じっている
内藤はその中にある部署「魔法剣士」に分類される



「ここにあるのか?」
「はい」
「んじゃさっさと目的の物を頂いて行くとするか」



( ^ω^)「久しぶりにきたお」

内藤が今居るのは下水道
大都市とだけあって規模も大きくそれに比例して

( ^ω^)「ちょwwテラオオスwwww」

そこにいる鼠の数は十や二十ではきかない

(;^ω^)「いくらなんでもオオスwww助っ人を呼んどくべきだったお」
(;^ω^)「これはいきなり36計なんだお」

( ^ω^)は逃げ出した



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:26:49.12 ID:MCE0h8BA0
  
「やっと追い詰めたぜ!観念品川庄二!」
「ふふふ、追い詰めただと詰めが甘いよちみー」

薄暗い中浮かび上がるのは三つの人影うち1つは床に倒れている
残った二つの影は対峙している

('A`)  「なんだと!」
( ゚∀゚)「この私がたったあれだけの警備員を配置してないと思ったのかい?」

その言葉を言った瞬間部屋の入り口からわらわらと警備員と警備剣が湧き出てきた

('A`)  「くそっ!まんまと嵌められたというわけか!」
( ゚∀゚)「そんなことより「!」マーク多くね?」
('A`)  「そうっすねwwww」

('A`)  (ちっこんなところで死ぬわけにはいかねぇ)

('A`)  「しょうがねぇ必殺――――」
( ゚∀゚)「!!!」
('A`)  「帰還の書!!!」
( ゚∀゚)「必殺じゃねぇwwww」

('A`)は逃げ出した

( ゚∀゚)「まぁいい帰還の書なぞの効果範囲はたかがしれている」
( ゚∀゚)「地下から潜入したといったところだろう下水道入り口を警戒しておけ」
警備員「おうっ!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:35:22.14 ID:MCE0h8BA0
  
〜下水道東南出入り口〜

('A`)  「ちっ来た道が塞がれてやがる」
('A`)  「しかも逃げるつっても…」

その少年は背中に1人の少女を背負っていた

('A`)  「なんとかいっしょに回収できたが俺もこいつもいつまでもつか…」

「ちょwwそこどいてくれなんだおwwww」

 ('A`)   「おわっ!」
( ^ω^)「ずざー」
 ('A`)   「口で効果音テラキモスwww」
( ^ω^)「ってなんでこの下水道に他の奴がいるお?
       ここは立ち入り禁止のはずだお?」
 ('A`)   「そんなことはどうでもいいここにある出口以外に他の出口はないのか?」
( ^ω^)「なんでここを通らないんだお?」
 ('A`)   「…」
 警備員  「居たぞー!追えー!」
( ^ω^)「わけありktkr」
( ^ω^)「まぁいいおとにかくついてくるんだお」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
 ('A`)   「テラハヤスwww」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:46:19.50 ID:MCE0h8BA0
  
〜「バーボンハウス」〜

(´・ω・`)「やぁようこそb(ry」
( ^ω^)「略してくれて助かるお」
(´・ω・`)「おや後ろにいる(食べてしまいたい)子は誰かな?」
(;^ω^)(なんか聞こえたけど気にしないことにするお)
( ^ω^)「とりあえず奥の部屋貸してくれくれだお」
(´・ω・`)「ほぉやっとその気n(ry」
(;^ω^)「とにかく借りるお」

〜バーボンハウスの奥〜

( ^ω^)「とりあえずなにがあったのか詳しく聞かせてもらうお」

内藤はとりあえず少女を床に寝かせ('A`)から話を聞こうとした

 ('A`)   「…」
( ^ω^)「名前だけでも言ってみるお」
 ('A`)   「…ドクオ」
( ^ω^)「…ドクオと言うのかお?なかなか良い名前だお」
( ^ω^)(どっかで聞いたことのある名前だお)
( ^ω^)「とりあえずわけありのようだからマスター(しょぼん)に
       頼んで泊まらせてもらおうとしたけれど事情を言ってくれくれないんじゃ
       泊まらせられないお」
 ('A`)   「…っ」
( ^ω^)(思ったとおり宿無しだお)
( ^ω^)「頼んで1日だけでも泊まらせてもらうようにするお」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 14:55:26.69 ID:MCE0h8BA0
  
〜「バーボンハウス」

( ^ω^)「カクガクシカジカサクグフゲルググ」
(´・ω・`)「把握した」
(´・ω・`)「助かるおツンは見ず知らずの人を泊めるなんて言ったら
       阿鼻叫喚地獄絵図がひろがるところだったお」

ツンとは内藤の奥さんである容姿は良いが性格に難があり
内藤とであうまでに何度も婚約を破棄されたという経歴がある

(´・ω・`)「いつも思っていたんだがどうやって落としたんだ」
(*^ω^)「それは言えないお」
( ^ω^)「とにかくドクオ君を任せたお」
(´・ω・`)「ま か せ て く れ た ま え」
(;^ω^)(なにか悪寒がするおさっさと退散したほうが精神衛生上良さそうだお)



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/30(土) 15:10:43.49 ID:MCE0h8BA0
  
〜内藤宅〜

( ^ω^)「ただいまn」

ぐぼぁぁぁ

(#)ω;)「いきなりなにするんだお」
ξ#゚听)ξ 「帰ってきていきなりただいまんこはないでしょ」
(*^ω^) 「そんなことまだ言ってないおというよりもツンそんなそうz」

どぅるぁぁぁ

(#盆#)  「かなりひどい顔になったお」
ξ゚听)ξ  「もとからそんな顔だったじゃない」
( ^ω^)「どうみても別人です。本当にありがとうございました」
ξ゚听)ξ  「そんなことより今日の日当は?」
(;^ω^)「どうみても忘却の彼方です。本当にありがとうございました」



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