ξ゚听)ξはいたずらっ子のようです

42: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:43:43.55 ID:CnzcQItg0

―放課後―


( ^ω^)「ツン、ブーンの革靴しらないかお?」

ξ゚听)ξ「?」

( ^ω^)「これじゃあ帰られないお」

ξ゚听)ξ「帰らなければいいじゃない」

(;^ω^)「…」

ξ゚听)ξ「私部室行くから一緒に行く?そのうち出てくるかも」

( ^ω^)「出てくることを願うお。部室行くお」



43: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:44:36.06 ID:CnzcQItg0

('A`)「こぉーんやもぉーさぁけをーあおーおーって」

( ^ω^)「…」

ξ;゚听)ξ「なにあれ」

( ^ω^)「みてないことにするお。やっぱり上靴でもいいから帰るお」

ξ゚听)ξ「そ、そうね」


('A`)「しずかにぃーねむるぅのぉでしょうぉー」

('A`)「行ったか。まったく、部室を二人っきりで使わせるわけにはいかないんだからね!」

('A`)「……世話の焼けるカップルだな……んもう」



44: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:46:44.24 ID:CnzcQItg0


ξ゚听)ξ「部室で平面構成の練習したかったのに」

( ^ω^)「平面構成?あぁ、色がいっぱい混ざったあれかお」

ξ゚听)ξ「結構めんどくさいのよね」

( ^ω^)「そうかお?ツン得意そうだお」

ξ゚听)ξ「頭使うからいやなの。私はいつもちゃんと理由立てて絵を描いてるから……」

( ^ω^)「理由?」

ξ;゚听)ξ「!な、な、なんでもない!あ、ほらブーン?」

( ^ω^)「お?」



45: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:49:13.27 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「誰かが私の靴箱に間違えてブーンのクツ入れてたみたい。よかったね、これで帰れるよ」

(;^ω^)「…」

ξ゚听)ξ「どっか連れてって」

( ^ω^)「どっか?」

ξ゚听)ξ「静かなとこ。絵が描けるところ」

( ^ω^)「なら家に送ろうかお?一人なら静かで」

ξ゚听)ξ「いいから連れてってよ。連れてけ!」

( ^ω^)「……わかったお」



46: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:50:55.78 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「海じゃないの?」

( ^ω^)「ツンは本当に海が大好きだお。だからたまには山だお」

ξ゚听)ξ「どこで絵を描けるっていうのよ」

( ^ω^)「ひとまず登るお。自転車から降りてくれお」

キッ、シャァァ…

( ^ω^)「坂を滑っていくなおww」


ξ゚听)ξ「……!」

( ^ω^)「雪が解けて、このあたりにもちょっとずつ花が咲いていくるだお」

ξ゚听)ξ「花畑?」

( ^ω^)「そこまではいかないけど、原っぱだお」



48: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:52:38.91 ID:CnzcQItg0

ツンがまるでそこに置かれたかのような切り株に座る。
ブーンもツンの隣に、ツンの切り株に背中を掛けるように座るお。

ξ゚听)ξ「あ、なんか思い出した。小さい頃何回か来たかも」

( ^ω^)「多分すっごく小さい頃だお。ブーンもなんとなくで連れてきたんだお」

ξ゚听)ξ「……もうずっと一緒にいるね」

( ^ω^)「おっお」

ξ゚听)ξ「……あと一年か」

( ^ω^)「お?」

ξ゚听)ξ「ううん。じゃあ何か描くから、適当に題材言って?」

( ^ω^)「じゃあ……春の空」

ξ゚听)ξ「春の空?……ん」

( ^ω^)「…」



49: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:55:19.19 ID:CnzcQItg0

ツンの目つきが変わって
その目線は原っぱに立てられたイーゼルに向かったお。
真っ白な紙の上に、ツンにしか見えてない春の空が広がっていくお。


ξ゚听)ξ「……ねぇブーン」

( ^ω^)「お?」

ξ゚听)ξ「この絵、完成したらあげるから」

( ^ω^)「お。ありがとうだお」

ξ゚听)ξ「……私、予備校通うね」

( ^ω^)「…」

ツンは真っ直ぐ描いている絵を見ながらブーンに話しかけてくれた。

ξ゚听)ξ「私だけじゃ、私の力だけじゃ無理だから」

( ^ω^)「…」



50: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:57:27.53 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「うちの学校じゃ、本格的に絵を教えてくれる先生いないから……来週から、ちょっと遠いけど隣町まで」

( ^ω^)「そうかお」

ξ゚听)ξ「だからね?ブーンに描いてあげられる絵……多分これで最後」

( ^ω^)「…」

ξ゚听)ξ「いたずらなら幾らでもしてあげるけど。絵はこれが最後だよ」

( ^ω^)「うん。わかったお」

ξ゚听)ξ「ちゃんとアルバムに挟んでてよね。なくしたりしたら、許さないから」

( ^ω^)「お」

ξ゚听)ξ「二度と自転車のサドル、返さないから……わかった?」

( ^ω^)「約束だお」



51: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:58:32.23 ID:CnzcQItg0


二時間、三時間?
わからないけど暗くなるまで、ツンは絵を描いたんだお。
ブーンにくれる最後の絵だって。
ブーンにだけ描いてくれる、最後の春の空。
夏の海、春の空、秋の山、冬の風。
ツンにはいろんな平面構成を描いてもらった。
ブーンの顔、お祭りの帰り道、遠足の公園。
ツンにはいろんな風景を描いてもらった。

唯一

波の花だけは間に合わなかったけど。
それでもブーンは満足だお。波の花は……ツンと二人で、これでもかってぐらい見つけてきたお。
ブーンの隣でツンが絵を描いてくれるのも……



52: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 22:59:49.18 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「はい」

( ^ω^)「ありがとうだお」

ξ゚听)ξ「あとね、これ」

( ^ω^)「……サドル?」

ξ゚听)ξ「ブーンに返そうと思って、今日はずっとカバンに入れてた」

( ^ω^)「通りでカバンがパンパンだと……」

ξ゚听)ξ「一人で自転車乗れる?」

( ^ω^)「もちろんだお」

ξ゚听)ξ「ほんとに?油断してたら後ろから蹴っ飛ばすからね?」

( ^ω^)「ふふっ、かかってこいお」

ξ゚听)ξ「……海見て帰る」

( ^ω^)「もちろんだお」



54: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:03:07.77 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「頑張れお。ブーンは……頑張れしか言ってあげられないけど……」

ξ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「ツンは……頑張れお」

ξ゚听)ξ「なにそれ。言葉になってない」

(;^ω^)「おっおww」

ξ゚听)ξ「変な言動をしたから、約束通り噛み付くね」

( ^ω^)「おっ!?」

むご。

ξ゚听)ξ「…」

( ^ω^)「……おっ」

ξ*゚ー゚)ξ「ありがとう、ブーン」

(*^ω^)「…」



56: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:05:27.61 ID:CnzcQItg0

―次の日―

( -ω-)「zzz」

( -ω-)「zzz」

( -ω-)「zzz」



(;^ω^)「おっおww素の遅刻なんて久しぶりだおwwブーンの自転車こんなに漕ぎ辛かったかお!?」



―1週間後―

('A`)「よお、ツン全然部活こねーな。どうした?」

( ^ω^)「予備校に通ってるんだお。仕方ないお」

('A`)「……仕方ないねぇ」



57: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:06:23.80 ID:CnzcQItg0

―1ヶ月後―


ξ゚听)ξ「ブーンパス!」

( ^ω^)「おっ?」
ベシャー

Σ(;^ω^)「!?な、なんだこれお!」

ξ゚听)ξ「水風船よ。知らないの?」

( ^ω^)「知ってるけどなんでブーンの」
ドブシッ

('A`)「問答無用!女っ気がなくなった部活の恨み!」

(;^ω^)「それはブーン関係ないお!」

ξ゚听)ξ「それっ!」


あれからの日々は、びっくりするぐらいなにも変わらないまま進んだお。
相変わらずツンはいたずらっ子で、暇さえあればいたずらしに来て……
愚痴ひとつ言わないで、ツンは頑張ってるんだお。



58: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:08:14.09 ID:CnzcQItg0


( ^ω^)「びしょびしょだお」

('A`)「俺なんて濡れすぎて下の口ま」

ξ゚听)ξ「あー楽しかった」

( ^ω^)「どうだお。予備校は?」

ξ゚听)ξ「別にどうも。ただ、ちょっと退屈なだけ」

( ^ω^)「そうかお」

('A`)「それよりツンよぉ、お前あの絵どうす」

ξ゚听)ξ「そうじゃなかったらわざわざブーンにいたずらしに来ないわよ」

(;^ω^)「そ、そうかお」

('A`)「……何ゾーンだこれ」



59: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:12:11.78 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「さてと、もう行かないと。今日は一時間だけなんだけど出ないと大変だから」

( ^ω^)「近くまで送るお」

ξ゚听)ξ「よしきた。じゃあカバンと銅像もって」

( ^ω^)「銅像は置いていけお」


('A`)「なんだかなぁ……でもどうするんだろあの絵。置いたままにすんのか?」

('A`)「……仕方ないから綺麗に保存しててやるか。やっさしぃージャイアーン♪」



60: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:13:29.79 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「なんかブーンが一人で自転車乗ってるの見るの久しぶり」

( ^ω^)「ブーンもだお。ツンと二人で自転車漕ぐの初めてじゃないかお?あと危ないからブーンのハンドル掴まないでくれお」

ξ゚听)ξ「……はぁ」

( ^ω^)「?どうしたのかお?ちょっ、ブーンのベル鳴らすなおww」
チリンチリンチリン……

ξ゚听)ξ「ううん。別に。ちょっと疲れただけ」

( ^ω^)「予備校忙しいかお?」

ξ゚听)ξ「もちろん。毎日毎日課題だなんだで、ずーっと絵描いたり勉強したり」

( ^ω^)「そうかお。でもツンなら大丈夫だお」

ξ゚听)ξ「……ん」



61: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:14:12.84 ID:CnzcQItg0


ξ゚听)ξ「ブーンはどうするの?やっぱり就職?」

( ^ω^)「今更なにをするにももう見つからないお。ブーンは働くんだお」

ξ゚听)ξ「そっか……」

( ^ω^)「心配しなくても大丈夫だお。ツンが帰ってくるときはいつでも休みにするお」

ξ*゚听)ξ「そ、そんな自分の都合で簡単に休めるわけないでしょ!期待なんかしないからね!」

( ^ω^)「おっお」



62: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:15:59.05 ID:CnzcQItg0

ξ゚听)ξ「それじゃ、行ってくるね」

( ^ω^)「行ってらっしゃいだお。帰りに向かえにこようかお?」

ξ゚听)ξ「いいわよ。遅くなるし」

( ^ω^)「じゃあ気をつけて帰るんだお」

ξ゚听)ξ「ん」

ξ゚听)ξ「…」



65: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:17:04.19 ID:CnzcQItg0

( ^ω^)「おっお」
キコキコ


川 ゚ -゚) 「?おや、ブーンじゃないか」

( ^ω^)「!クー先輩!」

川 ゚ -゚) 「久しぶり。なんだ、今日はツンは一緒じゃないのか?」

( ^ω^)「どうしたんですかお?帰ってきたのかお?」

川 ゚ -゚) 「あぁ、家の都合で一日だけな。急に帰ってくることになったから君達には連絡できなかった」

(;^ω^)「いきなり現れるからびっくりしたお」

川 ゚ -゚) 「それよりツンは?なぜ一緒じゃない?またお得意のいたずらかなにかか?」

( ^ω^)「ツンは予備校に行ってますお」

川 ゚ -゚) 「あぁそうか。そんなこと言っていたな」

( ^ω^)「おっお」

川 ゚ -゚) 「ならブーン一人か……丁度いい。時間あるか?」

( ^ω^)「?」



67: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:20:22.48 ID:CnzcQItg0


川 ゚ -゚) 「これだ」

( ^ω^)「なんですかお?」

川 ゚ -゚) 「開けてみろ」

( ^ω^)「?」
バリバリ

( ^ω^)「……これは」

川 ゚ -゚) 「そうだ」

(;^ω^)「で、でもブーンは」

川 ゚ -゚) 「わかってる。考えるのも実行するのも君次第だ」

( ^ω^)「…」

川 ゚ -゚) 「それじゃあな、また逢える日まで。ツンとドクオにもよろしく伝えておいてくれ」

( ^ω^)「クー先輩っ……お」


( ^ω^)「…」



68: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:21:48.71 ID:CnzcQItg0


その日ブーンは
久しぶりにお父さんのパソコンを使わせてもらったお。
前にツンとパソコンで遊んでいたときに、ツンが変なの開いたせいで調子悪くしてしまって以来だお。
こういうのは得意じゃないけど……
クー先輩がブーンに伝えてくれたことを、確かめるんだお。

そこには、ブーンが思いもしなかったことと
でも少し考えれば誰にだって見つけられる答えがあったお。
それにブーンが気がついたときは、普通の人のそれより少し遅くて……
でもブーンは……



69: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:24:54.19 ID:CnzcQItg0

―翌日―

('A`)「おはようブーン。ブーンブーン」

( ^ω^)「…」

('A`)「ブーンブーンサテラ……??」

( ^ω^)「…」

('A`)「ハーッ!ローッ!ハレルーヤッ!!」

Σ( ^ω^)「うおっ!?」

('A`)「なに朝から無の境地に入ってんだよ。大丈夫か?」

( ^ω^)「ドクオ……おはようだお」

('A`)「おう」

( ^ω^)「…」

('A`)「???」



71: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:26:14.37 ID:CnzcQItg0


('A`)「どうしたんだお前。あとツンはどこへ?」

( ^ω^)「ツンは今日は学校に来れないお。勉強が忙しいとか……」

('A`)「そうなの?まあ出席日数足りてるもんな」

( ^ω^)「……ドクオ」

('A`)「なによ」

( ^ω^)「今何月だお」

('A`)「6月?」

( ^ω^)「みんななにしてるお?」

('A`)「ナニしてるか受験勉強じゃない?」

( ^ω^)「…」

('A`)「なんだよ気持ち悪いなぁ。あぁ?」

( ^ω^)「……実は」



72: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:27:59.76 ID:CnzcQItg0

('A`)「…」

( ^ω^)「…」

('A`)「で?」

( ^ω^)「お?」

('A`)「どうすんのさ」

( ^ω^)「……それを悩んでるんだお」

('A`)「いやそうじゃなくて、」

( ^ω^)「?」

('A`)「早くしないと手遅れだろ。さっさと帰ってするとかさ」

( ^ω^)「お……」

('A`)「お前がどうすればいいかなんて、俺が言わなくてもわかってるだろ?」

( ^ω^)「…」

('A`)「だって、お前ツンのこと好きじゃん」

( ^ω^)「…」



74: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:29:57.89 ID:CnzcQItg0

('A`)「ならお前、やるしかないだろ。なんでこのままでいいって思っちゃうわけ?」

( ^ω^)「それは……」

('A`)「言っとくが、なにするにしても遅いなんてないんだよ。やるかやらないかだ」

( ^ω^)「…」

('A`)「そんぐらいわかるだろ。少数精鋭、一騎当千。半端モンなんていらねぇがわが美術部のモットーだ」

( ^ω^)「…」

('A`)「どんなに大きな爪を持ったタカでも、永遠に隠していれば策士でもなんでもない」

( ^ω^)「…」

('A`)「それはただの鳥だ。分けられることもないただの鳥」

( ^ω^)「…」

('A`)「飛ぶだけの鳥を羨ましく思うのは、飛ぶことができないやつだけだ」

( ^ω^)「…」



75: 甘sk2 ◆r5XONj/Bfg :2007/09/26(水) 23:31:05.78 ID:CnzcQItg0

('A`)「飛びたいやつは誰だって飛ぶさ。その中でも飛ぼうとしないやつは」

( ^ω^)「……飛ぼうとしないだけ」

('A`)「そう。ただ、それだけ。脳ある鷹は爪を磨くんだよ」

( ^ω^)「…」

('A`)「隠すだけじゃあ獲物は採れないぜ?」

( ^ω^)「それも漫画の引用かお?」

('A`)「もちろん。俺の漫画のな」

( ^ω^)「……そうかお」

('A`)「なに?俺カッコいい?惚れた?」

( ^ω^)「…」

('A`)「さてと、どうするよブーン?お前の大切ないたずらっ子は頑張ってるぞ?」

( ^ω^)「……帰るお」

('A`)「おう、帰れ」



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