( ´_ゝ`)兄者は果てしなく不審者のようです

3: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:12:00.02 ID:ecA2WH8i0
おさらい
・クオリティの低下
・ハジけるしかない
・設定?ストーリー?なんのことです?


( ,,゚Д゚)「あー、喉渇いたわ……なんか飲みてぇな……」

从'ー'从「う、うん……そうだね……なんか買ってくるね……」

彼女に買いに行かせる穴ボコ男、死ね、氏ねじゃなくて死ね。

(´<_`□)「あんの男……そこは気をきかせて自分が行くべきだろ……!!」

そうは言っても物陰から監視する事しかできない自分が不甲斐なかった。

从'ー'从「か、買ってきたよ……はい!」

( ,,゚Д゚)「おい……なんじゃこりゃ……レインボーカルピス?舐めてんの?」

製造元('A`)

从'ー'从「それしか無くって……」

( ,,゚Д゚)「だったら別の場所で買うとかさ、頭使いなよ……ったく」

(´<_`□#)ビキビキ



4: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:12:54.66 ID:ecA2WH8i0
そのころ

(*´_ゝ`)「アハハハ〜楽しいな〜」

(*゚ー゚)「ウフフフ〜」

そのころ終了

( ,,゚Д゚)「しかたねーな……」

妥協したのか、怪しげなそのカルピスをグビグビと飲み干す穴男。

( ,,゚Д゚)「うぇっ、糞まじぃ……炭酸コーヒーの方がまだマシかもな」

从'ー'从「ごめんねギコ君、ごめんね」

(´<_`□)(あの穴野郎ギコってのか……いけすかねぇ……)

ガツンと言ってやりたい、だが元カノがいるとやはり踏み切れない。

(´<_`□#)(コナンのパラパラ並にやりきれない……)

やりきれない。真顔だから尚更見てるのがキツイ、そんなコナンのパラパラ。

まぁそれは置いといて。



6: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:14:29.47 ID:ecA2WH8i0
そのころユニバーサル不審者ジャパンの世界の不審者大博物館

ワカンナイデス刑事がここに訪れた。(視察のため)

( ><)「こんなモンがあったら警察のメンツ丸潰れなんです!撤去するんです!」

('A`)「堪忍してぇ〜これいくら金が掛かってると思ってんだ〜地域振興券5枚だぜ?」

( ><)「ショボッ!よくそれで作れたんです!馬鹿です!」

('A`)「カンニンGOOD!」

( ><)「カンニングシューズ(?)はガチで作れると思っていた……
     そんな時期が俺にもありました……」

('A`)「とにかくここはいずれ不審者協会総本部になるんだから
   部外者にどーたら言われる筋合いはねーんだよバーローwwwwwwwww」

( ><)「フン、客の一人も来てないクセに生意気言うんじゃないんです!
      だいたいこんな場所に人が来るわけが……」

ガ――――――――ッ

ドアが開いた。客が、客が……

('A`)「客ktkr」



8: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:16:57.71 ID:ecA2WH8i0
川 ゚ -゚)「受付も誰もいなかったからタダで入ったけどいいのか?」

客 第 一 号 

('∀`)「フヒヒヒ!よく来た!入場料はこの際サービスするぜ!」

(;><)「ば、馬鹿な……この手の展開では客?と思わせといて
     客でもなんでもないオチが登場するってのがセオリーなんです!!」

川 ゚ -゚)「ほう、これが人類最初の不審者か」

('∀`)「これはアウストラロピテクスという不審者でな……しょっちゅう裸なんだ」

川 ゚ -゚)「しょっちゅう裸か、確かに不審だな」

展示されてる模型や図を興味津々に眺める女、解説する変態。

(;><)(し……しかしこの女自身も……)

('A`)(この女……兄者以来の逸材かもしれねぇ……)



何  故  全  身  紫  色  な  ん  だ  ?



10: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:18:09.95 ID:ecA2WH8i0
川 ゚ -゚)「ふむ、これがザビエルという不審者か……街歩いてたら首〆たいな」

('A`)(すげぇ……紫ブーツに紫ミニスカ、紫バッグに紫セーターと来たか……)

(;><)(髪も紫だし帽子も紫なんです!バイオレットヘカテーです!)

('A`*)(ハァハァ……)

(;><)(ドクオの奴興奮してるんです!何処を紫だと思ってるんですか!?)

川 ゚ -゚)「不審者は奥が深いな、まだまだ私はヒヨッコだ」

この女、後に不審者協会会員No002に登録される事になる。

001は会長なので。

('A`*)「ハァハァハァ」

あらビックリ!黄色いテントが出来ていました。これでキャンプできるね!

小畑「キャンプで使おうと思ってました」



11: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:19:18.39 ID:ecA2WH8i0
( ;゚Д゚)「あうっ!グオオッッ!」

(´<_`□)(ん?邪気眼か?)

突然腹を押さえ苦しみだす穴男ギコ、しかしこんな光景どこかで……

从'ー'从「ど、どうしたのギコ君!?」

( ;゚Д゚)「わり……ちょい……トイレ……」

レインボーカルピスのこうかはばつぐんだ!

从'ー'从「うん、いってらっしゃい……」

( ;゚Д゚)「小だからな!小だからな!」

どうみても大のほうです、本当にありがとうございました。

(´<_`□)「うんこか……ハッ、いいザマだぜ」

人間過去は振り返ってはいけない。急に悲しくなるから。



13: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:19:56.62 ID:ecA2WH8i0
俺はイケメン(自称)、決して大の方だと悟られてはいけない。

( ;゚Д゚)(ああああああ!もう駄目だあああああああ!)

耐えろ!耐えろ俺!



トイレだ!見えた!もう少しだ!

入った!ズボンを下げた!やった!やったああああああああああ!!







リメンバーパールハーバー






そのときの俺は多分すっごいイイ笑顔だったと思う。



14: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:22:21.18 ID:ecA2WH8i0
( ,,゚Д゚)「ズボン下げただけでパンツ下げてなかった……まあいいk

(´<_`□)「くらええええっ!!」

個室のドアをブチ破り弟者登場!

( ;゚Д゚)「な、なんだお前はゴルァ!!」

(´<_`□#)「渡辺ちゃんを!渡辺ちゃんを苦しませるな!!」

吸盤攻撃!

(´<_`□)「それガッポンガッポン!!」

( ;゚Д゚)「いやあああああああああああああああ!!!111」

どのような状況なのかは皆さんの想像にお任せします。

(´<_`□)「ガッポン音頭〜♪始まるよ〜♪」

あ、それやいやい
月が出た出た月が出た(ガッポン)
吸盤吸盤(ガッポンガッポン)
見られてなんぼ、見られてなんぼ(あ、ヨヨイ)



15: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:23:23.22 ID:ecA2WH8i0
そのまま勢いで外に出てしまう自称イケメンの二人。

(´<_`□)「野外プレイだ〜野外プレイだ〜」

( ;゚Д゚)「ガッポンしたままなんてらめえwwwwwwwwwwww」

(´<_`□)「あ〜やいのそれそれ〜」



从'ー'从「弟者……くん……?」



(´<_`□)「あ」








見られてなんぼ……



16: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:24:29.49 ID:ecA2WH8i0
从'ー'从「何……してるの……ギコ君も」

( ;゚Д゚)「ちょwwwwwまwwwwwww」

从'ー'从「私……最初は無理矢理付き合わされてた感じだったけど、
    本当はそんな強引なギコ君が好きだったんだよ……」

(´<_`□)(え?マジで?)

一気に血の気が引いていくのが分かった。

この穴小僧を好き?え?隙?須木?なんかもうなんかなんなんだ……

( ;゚Д゚)(好きだった……って過去形すか……)

从'ー'从「もう二人とも最低!信じられない!」

泣きながら走り去る渡辺ちゃん。

人間不信になる日も近そうだ。

( ;゚Д゚)(´<_`□;)「……」

取り残された男二人の顔は真っ青。パーフェクトブルー。

特にさっきまで彼氏だったギコにとっては
アイドル歌手で成功→女優で失敗みたいな心境だった。意味わからんが。



17: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:25:27.16 ID:ecA2WH8i0
リアルファイト開始

( #゚Д゚)「てめえええええええええええ!!」

そりゃもう怒りしかない。

(´<_`□)「サーセンwwwwwwまずズボン穿けwwwwwww」

そりゃもう謝るしかない。反省の色ないけど。

( #゚Д゚)「くらいやがれ!ガトリングガンキックス!(G・G)」

(´<_`□)「俺はこの輪の中を一歩も出ずにさばいて見せるぜ」

( #゚Д゚)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

(´<_`□)「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」

この戦いをショーと勘違いしたのか、周りに客が集まってきた。

亀田VSランダエタ並みの熱狂。



18: ◆ozOtJW9BFA :2006/10/08(日) 23:26:23.60 ID:ecA2WH8i0
幸せは歩いてこない。

でも尿意は突然やってくる。

( ´_ゝ`)「うっ!ちょいとトイレ行って来るね」

(*゚ー゚)「うん、早くね!まだ遊びたい所あるし」

( ´_ゝ`)「わかっテルーの唄」

尿意を感じたら急に冷静になる俺がいた。

つとむちゃんを『預かってる子供』ではなく『女』として見ている自分が怖い、
それほど彼女は大人びている。

だが手を出したら犯罪だ。

('A`)『不審者というのは犯罪を犯していないから不審者なんだ……わかってるな?
   お前も不審者の端くれならせいぜい一線だけは越えないようにするんだな……』

まさかここで変態の言葉が身に染みるとは……
決して俺は不審者じゃないが、越えてはならない一線が目の前にあるのは事実。

どうすりゃいいんだ……俺はつとむちゃんと結婚を前提にお付き合いしたい……

兄者が恋の病にかかったようです。



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