( ^ω^)ブーン系小説・短レス祭典!のようです('A`)

54: 奇 ◆OIRbYXcYV2 :2008/02/01(金) 20:18:38.49 ID:N4lCvZ2l0
( ^ω^)「あつーいーおー」

('A`)「なんか涼しいところで涼みたいな」

( ^ω^)「そうだ!屋根に上るお!きっと涼しいお!」

('A`)「ええ!大丈夫かよ」

( ^ω^)「へーきだお」

('A`)「俺はやめとく。高所恐怖症だし」

( ^ω^)「まったく、ドクオはチキンだお」

僕は、怖がりなドクオを嘲笑しつつ、脚立を使い屋根へ上った。
上った先はまるで楽園のようだった。パノラマ式に広がって見える町並み。頬をなでる心地よい風。

( ^ω^)「うーん涼しいお!街全体も丸見えテレビ特捜部だお!」

僕は、いい気分になり、立ち上がった。だがその時。

ズルッ!

( ^ω^)「うわっ!滑った!やばいお!落ちるお!」

足を滑らしてしまった僕。あわてて、足を突っ張り、なんとか落下は免れた。

( ^ω^)「ううう、でもずっとこの体勢はきついお!だれかー!ドクオー!ボスケテー!」

屋根の上で足を大きく開いている僕の姿は、まるで「奇」の字のようだった。



戻る