( ^ω^)ブーンが大仕事を成し遂げるようです
- 439: ◆wAHFcbB0FI :01/27(土) 19:33 zaL+mWLqO
4-chapter2
ドンドンドン!
ノックの音がした。
…と言うよりドアをひたすら叩く音だ。
('A`)「…ったく五月蝿いな。
誰だよ」
ドン!ドドドンドン!
ドンドン!
(; ^ω^)「ちょwwwwwおまwwwwwwてかインターホンあるおwwwwwww」
インターホンの存在に気付いたのか、やがてそれはインターホンの音に変わる。
ピンポンピンポピンピンポンピp(ry
どうやら連打しているようだ。
(;゚∀゚)「一体何の嫌がらせだ!」
遂に辟易したジョルジュがドアを開けるとそこには見覚えのある人物がいた。
- 440: ◆wAHFcbB0FI :01/27(土) 19:35 zaL+mWLqO
ξ;゚听)ξ「たたた大変よ!!」
(;゚∀゚)「ちょ、待て待て!! いきなり何の用だ!」
突然ブーン達の事務所を訪れたツンはそのまま中へ入ってくる。
ξ゚听)ξ「汚い部屋ねぇ…
…って今はそれどころじゃなくってテレビテレビ! チャンネル1にして!」
こんなに慌てて彼女は一体何の用なのだろうか。
(; ^ω^)「えー、今いいところなのに…」
ξ#゚听)ξ「 い い か ら 早 く ! 」
(; ^ω^)「へーい」
- 441: ◆wAHFcbB0FI :01/27(土) 19:40 zaL+mWLqO
ブーンは渋々チャンネルを変える。
すると1チャンネルでは丁度臨時ニュースが放映されていた。
「臨時ニュースを申し上げます。
今から約二時間前より、今北村にて異変が発生しました。
詳しい内容や原因は未だ不明、住民は現在避難中です」
続いて、映像が表示される。
村の上空には黒い雲が漂い視界を遮っている。
そして地上。よく見えないが奥の方では少なくとも人間ではない何かが蠢き、空にも無論人間とは思えない何かが飛び回っている。
(;゚∀゚)「これは酷い」
(; ^ω^)「最悪世界滅亡かお?」
だが、中でも愕然としたのは毒男だった。
(;'A`)「この村……
俺の田舎だ」
(; ^ω^)(;゚∀゚)(; ・∀・)ξ;゚听)ξ「な、何だってー!?」
- 442: ◆wAHFcbB0FI :01/27(土) 19:42 zaL+mWLqO
('A`)「ああ、そうだ。
あの村にはカーチャンだっているし、俺の幼なじみもいる」
となると、やることは一つ
('A`)「…俺は今から行かないとだ」
( ゚∀゚)「まあそうだろうな。
自分の故郷が危機に晒されて駆けつけない奴なんていないよな。常識的に考えて」
('A`)「…そんな訳だから悪いがしばらくこっちには戻らな…」
その途端ジョルジュは毒男の頭をこつぐ。
- 443: ◆wAHFcbB0FI :01/27(土) 20:17 zaL+mWLqO
( ゚∀゚)「このドアホウが!
お前あんな所へ一人で行って何とかなるとでも思ってるのか!」
(;'A`)「…え?」
( ゚∀゚)「お前今一人で行くみたいなこと言ったよな?
そんなことしたところで死にに行くようなものだ。
だから俺達も行く! いいな!」
('A`)「…俺の為にここまで…
…済まない」
よし、とジョルジュは続ける。
( ゚∀゚)「という訳だ。
……いいな?」
( ^ω^)( ・∀・)「把握した」
そして
( ゚∀゚)「ツン、これも何かの縁だ。
この前とは違うが協力してもらえないか?」
ξ゚听)ξ「…うん、出来る限りなら…
べ、別に心配な訳じゃないんだからね!」
こうして少数ながらも援軍(?)が編成された。
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