( ^ω^)ブーンが大仕事を成し遂げるようです
- 848:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:32 2ymESNyVO
5-chapter3(5)
現在、オート滞空機能なるものが働いている為
操縦席から離れても落下することはない。
だが。
モララーは操縦席から立ち上がり、恐る恐る振り返る。
笑みを浮かべてそれを見下ろす者がいた。
(; ・∀・)「来やがったな…」
(*゚∀゚)「うん、さっき接近した時に中に誰かいるってわかってね、空間移動術で入らせてもらったよ。
それで中うろちょろして今に至るって訳」
その人物―――つーは大鎌を軽く振り回し
(*゚∀゚)「さて、アンタをキルすればこの馬鹿でかいのも止まるんだよね。
…殺っていい?」
(; ・∀・)「(いきなりかよ! てかいい訳ないだろ!)」
- 849:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:39 2ymESNyVO
つーは笑ったまま言い放ったが、そんなことを笑顔で言われても余計に恐怖が増すばかりだ。
それでもモララーは外のフッサールの様子を警戒しつつ
( ・∀・)「お断りだね」
(*゚∀゚)「よしわかった」
彼女はロストを構えたまま一歩近づく。
(; ・∀・)「ちょ…待て、僕は今断ると言ったはずだ!」
(*゚∀゚)「私にはOKって聞こえたよ?」
(; ・∀・)「ふざけるのも大概に――」
(*∩゚∀゚)「アーアー聞こえなーい。
男のくせに往生際が悪いよ?」
(; ・∀・)「無茶苦茶言いやがる!」
薄々感じてはいたが、問答の通じる相手ではない。
( ・∀・)「(一応脱出装置はあるんだけどな…)」
脱出装置は操縦席が硬化フードで包まれ、そこに取り付けられたジェットで操縦席と機体を隔離して脱出するというもの。
だがその為のスイッチは操縦席の下にあり、そして今つーが目の前にいる。
彼女の攻撃の速度を考えると、堂々と脱出を図った途端に切り刻まれるだろう。
- 850:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:43 2ymESNyVO
( ・∀・)「(ならば一瞬の隙を見て…)」
その時、機体が大きく揺れた。
(; ・∀・)「今度は何だ!?」
続いて再び揺れが生じる。
モニターには、雷を纏った腕で機械竜の胴体を殴るフッサールの姿。
(*゚∀゚)「フサの奴やるじゃん!
それにしても随分と派手なことするもんだね!」
あれほど強固であった特殊合金のボディが徐々にへこんでいく。
(; ・∀・)「馬鹿な…!」
初めの時よりも破壊力が格段に増している。
( ・∀・)「まさか…雷を吸収したのか!?」
フッサールは先程の電撃を我が身に取り込み、内に眠っていたさらなる破壊の力や魔力を覚醒させた。
攻撃は効いているように見えたが、それはむしろ魔獣により凶悪な力を解放させてしまった。
- 851:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:46 2ymESNyVO
どうする?
どうすればこの窮地から抜け出せる?
考えるが、しかし時間は止まってはくれない。
(*゚∀゚)「…さて、私もそろそろいっちゃうよ!」
( ・∀・)「!」
彼女の腕から魔光刃が現れ
(*゚∀゚)「喰らいな!」
宙へ投げられた魔光刃はモララー目掛けて一直線に飛んでいく。
―――が、それは突如出現した橙色のドームによって阻まれ、砕けた。
(*゚∀゚)「あれあれー?」
( ・∀・)「バリア装置…念の為に携帯しておいてよかったよ」
橙色のバリアに護られ、奇妙な機械を持ったモララーは取り敢えず安堵。
(*゚∀゚)「また面白いものが出てきたねぇ」
物理攻撃以外であっても防御可能であることはかつて繰り広げたしぃとの戦いで検証済みだ。
( ・∀・)「(…だがいつまでもこの状態ではいられない!)」
こうしている間にも外部からの攻撃は確実にSKを傷つけている。
それに、このバリアもいつまで持つかわからない。
- 852:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:51 2ymESNyVO
その瞬間は予想よりずっと早くやってきた。
(*゚∀゚)「こういうのはどうすりゃいいかな?
やっぱり―――」
彼女の持つ大鎌の刃が禍々しい光を帯び始め――
(*゚∀゚)「力尽くか!」
高速で振るう。
刃先から、やはり血のように赤い刃が飛び出し―――
( ・∀・)「!?」
その鋭利な刃が、橙色のバリアを切り裂いた。
(*゚∀゚)「邪魔だからそれも壊しちゃおう!」
直後、バリア装置本体へ黒い刃が突き刺さる。
(; ・∀・)「危ない!」
モララーは壊れたバリア装置を投げ捨てる。
それは火花を散らし、煙をあげた後完全に停止。
(*゚∀゚)「アーヒャヒャヒャ!
案外脆いものなんだね!」
(; ・∀・)「こいつ…!」
己を護るものはなくなり、敵は目の前まで迫り、さらにこのままでは墜落も時間の問題。
かつてない危機に、モララーの冷静な精神は失われかけていた。
時折響く機体を殴りつける音と振動が、それに拍車をかける。
(*゚∀゚)「んじゃ、今度こそフィニッシュいくよー。悪く思わないでね!」
( ・∀・)「(……どうせ駄目ならば!)」
モララーは操縦席に手をかけようとする。
- 853:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 21:55 2ymESNyVO
そう思った時だ。
(*゚∀゚)「!?」
突如、モニターに映っていたフッサールが翼を広げ、飛翔。
直後、モニターに映ったものは爆風。
さらに聞き慣れぬ爆音が鳴り響いた。
( ・∀・)「……」
SK内部にいた二人は呆然としてモニターを眺めていたが、やがてモララーは我に返る。
( ・∀・)「(何だか知らないけど、今がチャンス!)」
モララーは操縦席をスライドさせ、スイッチを探す。
(*゚∀゚)「おっと、どさくさに紛れて何やってるのさ?」
つーがこれに気付き襲いかかろうとするが―――
( ・∀・)「ハハ…僕が何の対策もしていないと思ったかい?」
対するモララーは不敵に笑うと同時にポケットから液体の入った瓶を取り出し――
Σ(*゚∀゚)「…それは!」
( ・∀・)「万が一の為にタカラから借りておいたんだ…(つー限定)聖水をね!」
中身を振りまいた。
- 854:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:00 2ymESNyVO
液体が辺りに飛び散ると同時に、つーは思わず後退りする。
(;*゚∀゚)「くっさー! それは反則だよ!」
( ・∀・)「そう、これは君の大嫌いな酒!
華麗なタイラントの意外な弱点だね!」
モララーはこの隙に、非常スイッチを押した。
同時に硬化フードが操縦席を覆ったかと思うと、ジェットが展開し――
( ・∀・)「本日の教訓は『好き嫌いは厳禁』だ! ハハハハ!」
真上の風防が開き、そこから操縦席に座ったモララーは飛び出していった。
もはや今の彼からはプライドというものは欠片も感じられなかった。
…命がかかっているので当然と言えば当然だが。
(*゚∀゚)「くーっ、やられた!」
残されたつーは悔しそうに叫ぶ。
その時、アナウンスが流れる。
「ジドウチャクリクシステムキドウ。
キケンニツキ、ゼンイン スミヤカニタイヒシロ!」
(*゚∀゚)「まだ何かあるの?
…まあいいや、さっきの爆発起こした奴探しに行くか! 全く、アイドルは色々と大変だよ!」
すぐさま瞬間移動術を使用し、自動着陸態勢に入ったSKから脱出。
直後、無人状態となったSKは落下するように地上へ着陸した。
- 855:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:04 2ymESNyVO
モララーはというと、地上を目指し脱出マシン(仮称)を操縦していた。
( ・∀・)「うん、乗り心地は悪くない」
一応攻撃機能は備わっているが、燃料タンクのあるSK本体と隔離されている為に五分程で動かなくなってしまう。
ゆえに魔獣に攻撃を仕掛ける余裕はなく、ただブーン達のいる地上へと下降しているのだが。
( ・∀・)「…僕達の他にも勇気ある者達がいるらしい」
上空の様子を眺めながらモララーは呟く。
どうやら先程の爆発は何者かが魔獣に対して行った砲撃らしく、村の入口方面にその発生源が在すると見える。
そして現在も砲撃は続き、フッサールはそれを高速で避け続けている。
( ・∀・)「遂に軍隊沙汰になったか…村が焼け野原になりそうで怖い」
- 856:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:10 2ymESNyVO
やがてブーン達が待機している地上が見えてきた。
( ・∀・)「よし、着陸準備だ」
モララーは元操縦席に取り付けてあったツマミを回す。ジェットの出力を調整する為の非常用制御装置だ。
次第に高度を下げていき、やがて着陸。
硬化フードを解除し、外へ出る。
( ^ω^)「大丈夫かおー?」
ξ゚听)ξ「怪我はないでしょうね?」
皆が近寄ってくるのを見て
( ・∀・)b「この通り、無事生還したよ」
( ゚∀゚)「GJ! よく頑張った!」
川 ゚ -゚)「うむ、凄かったぞ。惚れたかもしれない」
( ・∀・)「ハハハ、僕に惚れることはお勧め出来ないよ」
川 ゚ -゚)b「無論冗談だ」
( ・∀・)「うん、それで良いと思う」
兎も角、モララーが無事ならばそれでよい。
と、そこへ
( ^Д^)「…お取り込み中悪いけどよ、アレ何だよアレ」
タカラが指差す先には操縦席がすっぽりと抜け、
魔獣の攻撃と乱暴な着陸により一部壊れている機械竜があった。
( ・∀・)「あ、あれぐらいなら修理可能だよ。よかったよかった」
(;'A`)「…脱出した後って普通は自爆がお約束じゃね?」
( ・∀・)「何言ってるんだ、アレは二度と手に入らないかもしれない貴重な物質が核になってるんだぞ?
自爆なんて勿体無い→だから自爆ではなく自動着陸システムを入れた」
(; ^ω^)(;'A`)(;゚∀゚)「(何そのセコいシステム)」
- 857:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:12 2ymESNyVO
話が一段落ついたところで、モララーは戦闘の現状を皆に話す。
( ・∀・)「現在魔獣は何者かの砲撃を受けている。
恐らくそれは僕達にとっての援護砲撃とみていいだろう」
( ^ω^)「うんうん」
( ・∀・)「で、だ。ブーンはその人達の元へ行ってほしい」
( ^ω^)「何故に?
魔獣は大分痛手を受けているようだし、このまま一気に押した方がいいんじゃ…」
( ・∀・)「確かにそうなんだけどやっぱり深追いは厳禁。
それに例の女も僕が想定した以上に危険だ」
言うまでもなくつーのことである。
(*゚A゚)「先輩は邪魔する奴には容赦せんからなぁ」
( ・∀・)「やっぱりそうだろう?
彼女の目的はフッサールを彼女自身の手で倒すことであり、それを邪魔すればとばっちりを喰らう訳だ。
よってフッサールを砲撃した連中はつーに襲われる。これは放っておけない」
(; ^ω^)「それは大変だお!」
だがこれはチャンスでもある。
つーが空から離れれば、邪魔は完全にいなくなる。
そこをのーが再び叩けばいい。
- 858:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:39 2ymESNyVO
(; ^ω^)「てか、また僕がつーと向かい合わなくちゃならんのかお」
( ゚∀゚)「落ち着けよ。今のお前にはキルサタンがある。次は互角に戦えるはずだ」
('A`)「…そうだ、そんなブーンに俺から凄い物をやるよ」
( ^ω^)「お?」
毒男は自分の懐を探るような動作をし、やがて怪しい瓶を取り出す。
( ^ω^)「何だお?」
('A`)「俺がとある連中からかすめ取った、身体能力を高める薬だ。ありがたく使えよ」
( ・∀・)「……」
川;゚ -゚)「おい、それは確か…」
('A`)「あいつが飲んだのはきっと偽物。だから寝ちまったんだろ。
こっちは大丈夫だと思うぜ」
毒男は瓶に貼ってあるラベルの文字を読み始める。
('A`)「…何々?
『数え切れない食材・薬物を精密なバランスで配合し、特殊な味付けを施して七日七晩煮込んで完成。
血液や尿からは決して検出されず、なおかつ全ての薬物の効果も数倍。
血管から注入(たべ)ることによりさらに数倍!』だってよ! すげぇ!」
(; ^ω^)「(どっかで聞いたことあるような気がするお…)」
- 859:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:50 2ymESNyVO
かなり胡散臭いが、やってみる価値はある。
( ・∀・)「注射器なら持ってるよ」
とモララーが言うので、ブーンは瓶と注射器を借りることにした。
( ^ω^)「まだ使わないでおくお。
いざという時までとっておくお」
('A`)「肝心なときに効き目がなくなったりしちゃ困るもんな」
ブーンはそれらを懐へ入れる。
( ・∀・)「じゃあブーン、君に任せた。
上手いことつーを足止めして、あわよくば倒してしまえ」
( ^ω^)「やってやるお!」
(*゚A゚)「(倒すって…それはちょっとなぁ…)」
- 860:◆wAHFcbB0FI:04/19(木) 22:59 2ymESNyVO
いずれにせよ、策が決まれば後は実行するまで。
( ・∀・)「その連中は村の入口方面にいるはず。低空飛行で探すんだ」
( ^ω^)「把握したお!」
ブーンは弓形態であるキルサタンを持ち、入口方面へ向けて飛び立つ。
( ・∀・)「のーはさっき言ったように再び魔獣を叩いてくれ」
(*゚A゚)「よっしゃ、次はもうヘマせんで!」
無機質な翼を広げ、のーは上空へ飛び立った。
( ・∀・)「…さて、今はSKも使えないし、僕も爆弾抱えて待ち構えるとするかな…」
そして
( ゚∀゚)「いいかお前等、奴はいつ降りてくるかわかんねえ。
だから俺達もいつでも攻撃出来るよう細心の注意を怠るな!」
('A`)( ・∀・)ξ゚听)ξ川 ゚ -゚)( ^Д^)「了解!」
- 861:◆wAHFcbB0FI:04/20(金) 00:22 f1TASZLYO
フッサールがいる上空から少し離れた地上、とある地点に二台の小型戦車。
フッサールに砲撃を行っている連中が搭乗している。
(,,゚Д゚)「…ったく俺達の階級が低いばかりに随分と使用許可とるのに時間かかっちまった」
((゚∀゚∩「おわりよければすべてよしだよ!」
(,,゚Д゚)「まだ終わってねぇ。
あの空飛んでる奴強いな。引き続き弾詰め頼む」
((゚∀゚∩「りょうかいだよ!」
戦車内のなおるよは弾薬を抱え、砲台へ投げ入れる。
そしてギコが照準をフッサールへと定め――
(,,゚Д゚)「発射!」
砲台から打ち出されるは、妙な形のミサイルだ。
┗(^o^ )┓『オワラセロ!』
妙な声をあげ、魔獣へと飛んでいく。
(,,゚Д゚)「2L軍が持つミサイルの中で、小柄ながらも屈指の威力を誇る『オワタ=104』、それを打ち出せる唯一の戦車『JUKAI』。
遠距離の標的にも届き、標的に近づくと自動で爆発するという優れものだ」
- 862:◆wAHFcbB0FI:04/20(金) 00:26 f1TASZLYO
因みにもう一台の戦車ではわかんないですともう一匹のなおるよが同じ作業をしているはず。
状況を確認する為、わかんないですへ無線で連絡。
(,,゚Д゚)「こちらギコ、そっちのようすはどうだ?」
しかし返答は予期せぬものだった。
『た、大変です!
突然変な女がこっちの戦車内に…あっ!』
通信が途絶える。
(;,,゚Д゚)「な…何事だ!?」
外を覗く。
そこには爆破した小型戦車。
(;,,゚Д゚)「おい、大丈夫か!?」
(;><)「な…何とか私は大丈夫です!」
∩゚∀゚))「ぼくもだいじょうぶだよ!」
爆破と同時に戦車から飛び出した為、致命傷は受けずに済んだようだ。
(,,゚Д゚)「これは一体…?」
その時だ。
((゚∀゚∩「なにかのけはいがするよ!」
(,,゚Д゚)「何だと!?
…俺達も出るぞ!」
直感的に危険と判断。
ギコとなおるよはすぐさま戦車から飛び出す。
直後、戦車は真っ二つになり爆発。
- 863:◆wAHFcbB0FI:04/20(金) 00:28 f1TASZLYO
(,,゚Д゚)「誰だこんなことしやがるのは!?」
「アーッヒャッヒャッヒャ!」
途端に、高らかな笑い声。
そして
「自分の意志には正直に!
悪戯・戦はどんと来い!
邪魔する野郎はGo to hell!」
爆破した戦車の真上に一つの影が降り立つ。
(;,,゚Д゚)(;><)「なっ――」
(*゚∀゚)ノ「魔界のアイドルファイターつーちゃん参上!
人間共、覚悟したまえ!」
大鎌を構えたつーが姿を現した。
この大鎌・ロストによって戦車を両断したと思われる。
- 864:◆wAHFcbB0FI:04/20(金) 00:31 f1TASZLYO
(;,,゚Д゚)「な、な、な、何だお前!?」
(*゚∀゚)「それはこっちの台詞。邪魔しないでほしいからさ――」
一瞬でギコ達の前に移動し
(*゚∀゚)「悪いけど、キルするよ!」
(,,゚Д゚)「そうはいくか!」
( ><)「喰らうんです!」
二人は護身用の銃で彼女を撃つが、命中することはなかった。
(*゚∀゚)「はい残念、効かないよー」
(;,,゚Д゚)「馬鹿な…!」
(*゚∀゚)「じゃ、悪いけど――」
- 865:◆wAHFcbB0FI:04/20(金) 00:43 f1TASZLYO
つーがロストを振り上げた、その時だ。
(*゚∀゚)「…!」
彼女の動きが止まり、続いて何かに反応するかのように辺りを見回す。
(*゚∀゚)「感じる…感じるよ…強い魔力を!」
やがてつーは飛ぶように後退。
彼女のいた位置に強烈な雷が落ち、次に現れたのは――
「…胸騒ぎがするから来ちゃったわ。
魔獣なんか復活させたのはどこの誰? おかげで私まで来なくちゃならなくなったわ」
(,,゚Д゚)「げっ…お前は!」
白いローブを身に纏い、右手に杖を持った若き女性。
(*゚ー゚)「…ハロー」
魔導師・しぃだった。
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