( ^ω^)がアフロにしたようです
- 63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/17(火) 20:13:55.38 ID:rTmv8XeS0
- その四
夕焼けに染まる茜色の公園の中で、
ショボンは一人、ブランコに揺られていた。
(´・ω・`)「俺は……ファンキーじゃない……」
ドクオの言葉が胸に突き刺さる。
アフロにガイル。
あれに比べて、自分はなんと地味な髪型だろうか?
- 64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/17(火) 20:16:19.93 ID:rTmv8XeS0
- (´・ω・`)「それならば俺も……」
……いかしたヘアースタイルするのか?
しかし、あのヘアースタイルよりナウでヤングなものは思いつかない。
(´・ω・`)「ふふふ……
ラウンジ高校の地獄番長と呼ばれた俺も、落ちたものだ…」
そうつぶやいて、彼は自嘲的な笑みを浮かべる。
西に見える光り輝く太陽が、今の彼にはあまりにまぶしすぎた。
- 65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/17(火) 20:17:18.82 ID:rTmv8XeS0
- (´・ω・`)「ん……待てよ?」
夕焼けを見つめて、彼はひらめいた。
(´・ω・`)「そうだ! 逆転の発想だ!
ふはははははははははは!!これでやつらに勝てるぞ!」
(#´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
彼は、夕陽に向かって吼えた。
それは地獄の底から響く亡者のそれに酷似していた。
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