( ^ω^)ブーンがアイドルマスターを目指すようです
- 11: 第33話? :2007/01/24(水) 00:30:17.26 ID:m/JQXGS90
アイドルマスター アヤカ
THE IDOLM@STER
最終話「希望を胸に」
从'ー'从「ちくしょぉ〜
くらえ〜新必殺・ライトハンド奏法ッ!」
ミスティ「さぁ来るがいい渡辺彩香!
私は実はギターもどきで頭一回たたかれただけで死ぬぞオオオ」
バコン
ミスティ「グアアアアアア
こ、この『愛姫<ビジュアルマスター>』と呼ばれる蜥蜴座(リザド)のミスティが・・・こんな小娘に・・・」
そんなバカなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
- 12: 第33話? :2007/01/24(水) 00:31:12.81 ID:m/JQXGS90
【右の部屋】
グアアアアアアアア
ダンスマスター「・・・ミスティさんがやられたようですね」
ネリネ「フフフ・・・ミスティは3人のマスターの中でも最弱。
新人アイドルごときに負けるとは・・・トップアイドルの恥さらしね」
ダンスマスター「っていうか、このケーキすっぱくない?」
歌姫<ボーカルマスター>ネリネ・フェブラリィ 食中毒で入院
舞姫<ダンスマスター>???? 食中毒で入院
- 13: 第33話? :2007/01/24(水) 00:32:00.38 ID:m/JQXGS90
从'ー'从「やった・・・・・・ついに3人のトップアイドルを倒したよぉ」
ギィィィィ
リョーコ「よく来たわね・・・新人アイドル、渡辺彩香・・・
待っていたわ・・・」
从'ー'从「(左の部屋に待っていたんだ、桃山リョーコ・・・
感じる、アイドルマスターのプレッシャーを感じるよぉ!)」
リョーコ「彩香、戦う前にひとつだけ言っておく事があるわ。
あなたは私を倒すのにランクA以上のアイドルになる必要があると思っているようだけど・・・
別にランクFでも倒せる」
从'ー'从「ええっ、本当―!!」
リョーコ「そしてあなたのプロデューサー、ブーンは使えないから近くの公園に捨ててきたわ
あとはアイドルマスターである私を倒すだけね・・・」
从'ー'从「そっかー。あと、わたしからもひとつ言っておくことがあるよー
わたしの同期にツンとかクーとかいう新人アイドルがいるような気がしてたけど
実はふたりはわたしの妄想の産物だったんだよー」
リョーコ「・・・そうか・・・」
- 14: 第33話? :2007/01/24(水) 00:32:46.79 ID:m/JQXGS90
从'ー'从「いくよぉ。 とぉーりゃーーーー!!」
リョーコ「さあ、来なさい彩香!!」
【アオリ】彩香のエアギターが芸能界を救うと信じて・・・
ご愛読、ありがとうございました。
- 17: アバンタイトル・ここまで :2007/01/24(水) 00:37:41.33 ID:m/JQXGS90
アイドルC「嘘だっ!!」
春香「嘘です!あたし、信じませんよ!!」
从 ゚∀从「これはないやろ、常識的に考えて」
( ゚∀゚)「せやな。けっきょくワイら本編にからめんかったし」
アイドルA「というコトで、以下本編だよ」
アイドルB「まとめでここがどうなるのか、非常に気になるところだわ・・・」
- 18: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:41:40.86 ID:m/JQXGS90
『アイドルマスター』リョーコ・モモヤマの突然の引退宣言は翌日の全新聞の一面を飾った。
それだけで当代のトップアイドルが世間におよぼす影響力がつよいということがわかろう。
ディープインパクトも目ではない。
【関係者のコメント】
事務所の選択ではありません。彼女の意思を尊重しました。今後のことについては彼女が言ってくれると思います。
[カクタスプロ サボテン社長]
驚きました。私のほうが先に引退するつもりだったのに・・・私ですか?
私は目一杯(今年中)アイドルでいます
[『歌姫<ボーカルマスター>』ネリネ・フェブラリィ]
私がとやかく言う必要はないだろう。
[『愛姫<ビジュアルマスター>』ミスティ]
- 19: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:43:09.79 ID:m/JQXGS90
- 誕生日(ツアー最終日)に引退?悪くないわね。私も同じような事しましたし、彼女が願うなら
それもいいんじゃないですか?彼女ならアイドル以外でもいい道を歩けますよ。
同業者にはなってほしくないですけどね(苦笑)
[秋月芸能事務所所長 秋月律子(元『アイドルマスター』)]
彼女の息づかいを感じていれば、事前に気配はあったはずだ。
[『毎日アイドル新聞』筆頭記者]
・・・びっくりです。オーディションでお会いしたばかりなのに・・・
[しぃ(東京美少女コンテストグランプリ・『VIPPER’sオーデション』合格アイドル)]
ξ゚听)ξ「・・・なんであたしじゃなくてしぃのコメントが乗ってるのよ。主席よ、主席」
('A`)「知名度かなぁ。やっぱり」
参加アイドルが全員合格(除クー)したのにもかかわらず、翌日の『ニュー速プロダクション』事務所は
どこかどんよりとした雰囲気が漂っていた。原因ははっきりしている。
- 21: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:45:28.41 ID:m/JQXGS90
从Д从「────────」←注:アヤカ・ワタナベ
( ;^ω^)「あ、アヤカ。気を落としちゃダメだお」
川 ゚ -゚)「重症だな」
昨日の引退宣言以来、ずっとこの調子である。朝も一番遅くやってきて、ソファに座ってうつむいていた。
川;`・−)「あ、アヤカちゃん。元気だして・・・」
( ;^ω^)「そ、そうだ。昨日のオーディションのビデオを見るお」
(ビデオ再生中)
川 ゚ -゚)『明日のリョーコ・モモヤマを目指す新人アイドル8人が集まってくれた。かの『シャッフルユニオン』のような・・・』
从'―'从「・・・・・・」
从'―'从「もう、リョーコさんをステージでみることもなく」
ξ#゚听)ξ「・・・いいかげんにしなさいよ!」
- 22: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:47:45.84 ID:m/JQXGS90
横に座って画面をみていたツンが語気を強めた。彼女の両肩に手をおき、ぐるんぐるんと乱暴に揺さぶる
ξ#゚听)ξ「アヤカ、あなたに落ち込んでるヒマがあるの?午後から取材に写真。明日は前説。
明後日は一日“ギッコ”でダンスレッスン。来週末には“VIPPER’s”でステージよ?!!ねぇ」
从―从「わぁわぁかったからぁぁてぇぇはなぁしぃてぇぇぇ」
川`・−)「・・・そこまでにしなさい」
ツンの手をマーヤが制止、ようやくアヤカが開放される。きもちわるそうに顔をしかめ、後ろにガクッとうなだれた。
川`・−)「全く・・・やりすぎよ、ツンちゃん。間違ってはいないけど」
ξ゚听)ξ「・・・悪かったわね、ごめん」
うつろなままでアヤカはカクカクと首を縦に振った。
- 23: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:50:28.59 ID:m/JQXGS90
カメラマン「はーい。笑って〜いきますよー
1たす1は」
5人「にー!」
パシャッ。向かって左からフラッシュが光る。
都内の撮影スタジオ。昨日合格したしぃ、ツン、トソン、カレハ、そしてアヤカの5人は
アイドル雑誌の取材をうけていた。衣装は昨日踊ったときのオレンジ基調のミニ・モーニング系。
ちなみに立ち位置は写真の手前からカレハ・ツン・アヤカ・しぃ・トソン。小さい順である。
その後、着替えがおわってから同じスタジオの控え室を借り、5人はインタビューに臨むことになった。
- 24: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:52:36.33 ID:m/JQXGS90
記者「合格、おめでとうございます」
(*゚ー゚)「ありがとうございます」
記者「自信はありましたか?」
⌒*(゚〜゚)*⌒「もちろんですわ」
从'ー'从「わ〜すごいね、カレハちゃん」
('、`*「最終審査に残った子はみんなダンスも歌も上手で・・・
もちろん一生懸命合格目指してがんばっていましたけど、正直自信はありませんでした」
記者「そうですか。このオーディションに合格したことで・・・・・・」
練習、合宿、「GO MY WAY」・・・・・・打ち合わせどおりの取材が進んでいく。
- 26: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:55:20.85 ID:m/JQXGS90
- 記者「みなさんのステージの最後、“アイドルマスター”リョーコさんが応援しにきてくれましたよね
どうでした?」
从'ー'从「・・・うれしかったです」
('、`*「現z」
从'ー'从「わたし、リョーコさんをみてアイドルになろうとおもったんです。中学校のころはアイドルなんて
ほとんど興味はなかったのに、学校でリョーコさんの話を聞いて、TVでリョーコさんを見て、
お小遣いをためて買ったリョーコさんの歌を聞いて。だからわたしが好きなアイドルはリョーコさんだけなんです」
質問していた記者や、周りでみていたマネージャーたちが怪訝そうに顔をゆがめる。
芸能界で何かを限定する、というのはなかなか難しい事だ。たとえば彼女の発言の場合、“リョーコ以外どうでもいい”と
取られてしまっても決して少なくない。そしてそれは、マイナスイメージと直結してしまうことも。
ξ;゚听)ξ「ほ、ほんとにアヤカはリョーコさんが好きね」
⌒*(゚〜゚)*⌒「わ、私(わたくし)もですわ。まだアイドルとしては幼い私たちがこうしてすばらしい先輩と
同じ舞台に立つなんて経験、めったにできるものではありません」
(;゚ー゚)「そういう意味ではすごくラッキーでした。あの後サインもらっちゃったし」
('、`*「えっ、わたしもらってない・・・あとで見せてね・・・」
- 27: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 00:59:18.69 ID:m/JQXGS90
あわててツンが助け舟を出し、カレハ達もそれにあわせる。その後、話は同日(=昨日)引退発表した
リョーコ・モモヤマのことや、これからの夢や活動目標などに移っていく。
アヤカはその後自分から話を振らず、周りに相槌をうちつづけているうちに取材は終了する。
しぃのマネージャー「・・・あの子、芸能界でやっていくのならああいう話し方や態度はマズいわよ。
あなたの担当でしょ?なんとかしなさい」
長年事務所に所属しているという中年の女に忠告され、ブーン達はただ頭を下げるしかなかった。
('A`)「お疲れさまでした」
ξ゚听)ξ「お疲れ〜」
( ^ω^)「お疲れ様でしたお」
从'―'从「おつかれさまでした・・・」
スタジオ近くのターミナル駅。取材終了後、アヤカは直帰することにした。事務所に戻るついでに車で送るという3人を断り、
アヤカはひとり駅の階段に向かっていった。
- 28: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:01:52.91 ID:m/JQXGS90
【その夜・ブーン宅】
( ^ω^)「・・・・・・」
( ^ω^)「やっぱり心配だお」
[宛先:アヤカ・ワタナベ(ayaka.go.go.jump@idolmaster.ne.jp)
件名:明日は前説だお!
『VIPPER’s』の仕事はいくつか決まっていたのがあるからうれしいお。
明日もがんばっていくお!リョーコさんが引退するのは残念だけど、ここでレベルアップして、
リョーコさんみたいにもっともっとスゴいアイドルになるんだお!
( ^ω^)「・・・送信、っと」
- 29: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:04:49.29 ID:m/JQXGS90
【ワタナベ家・アヤカの部屋】
あまり整理されていないアヤカの部屋。カベと天井にはリョーコのポスターが飾られている。
ベッドで呆けていたアヤカは、震える携帯を手に取り、メールを一瞥する。
从'―'从「・・・・・・・・・」
無言で携帯を閉じると、彼女は頭からベッドへとうつぶせに倒れこんだ。
从'―'从「(・・・・・・・・・このままじゃ・・・ダメ)」
翌日、集合時間になってもアヤカは事務所に姿をあらわさなかった。
- 30: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:07:20.35 ID:m/JQXGS90
(;'A`)「ブーン、どうだった?!!」
( ;^ω^)「出ないお。メールの返事も昨日から来ないんだお!!」
川;`・−)「・・・ダメ。家の電話にも出ないわ」
ξ;゚听)ξ「アヤカ・・・・・・」
(;´・ω・`)「・・・これはこまったことになったね」
ショボンの顔も浮かない。
(;'A`)「あと1時間で集合時間だ・・・どうします?ツンとボクが先に行って事情を・・・」
(;´・ω・`)「私も行こう。マーヤ君とブーン君はアヤカ君の家に一度よって・・・」
Trrrrrrrrrr...
5人「!!」
- 31: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:08:37.43 ID:m/JQXGS90
(´・ω・`)「はい、こちら『ニュー速プロダクション』・・・ああ、おはよう。先日はありがとう。
こんな朝からいったいどうしたんだ・・・・・・え?うん・・・本当かね」
手短に礼を言ってショボンは通話を切った。
(´・ω・`)「・・・“ダンスのギッコ”経由で向かおう。今ならまだ大丈夫だ」
( ;^ω^)「見つかったんですかお?」
(´・ω・`)「ああ。朝から自習室に篭っているらしい」
- 32: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:11:29.02 ID:m/JQXGS90
- ξ゚听)ξ「・・・・・・」
('A`)「・・・・・・」
スタジオに向かう事務所のバン。クーを除いた事務所の全メンバーが乗っていて、後ろからショボンとマーヤ。
運転席にドクオ、助手席にブーン。そして真ん中の列には不安げなツンとしょげかえったアヤカが座っている。
空気が重たい。
从'―'从「ほっ、本当に申し訳ありませんでした。熱中していて、つい・・・」
(´・ω・`)「今日はたまたまギッコ君が気づいてくれたからよかったものの、もしそうでなかったら
大変な事になっていたよ。信用問題だ。それはアヤカ君もわかるね?」
从'―'从「はい・・・」
( ^ω^)「・・・ブーンが、「もっとがんばれ!」ってメールしたからかお?それでアヤカは
無理しちゃったのかお?」
从'―'从「ちがいます!」
勢い立ち上がろうとして、アヤカは頭をぶつけた。
从'―'从「・・・わたしが悪いんです。みんなに迷惑をかけちゃって」
- 33: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:16:05.63 ID:m/JQXGS90
从'―'从「おとといの引退発表の後、もうわたしの進む道の先にリョーコさんがいない、って思って
すごくショックでした。どっちみち、来年の冬に引退するのはわかってたんですけどね。
从'ー'从「ブーンPがいったみたいに、目標がいなくてダメになるんだったら、わたしがリョーコさんにならないと。
事務所のみんなやP(プロデューサー)に心配させちゃいけない。迷惑をかけちゃいけない。
だから朝からこっそり練習していたんですけど、こうやってまた心配かけちゃって・・・」
川`・−)「・・・いいじゃない。心配かけて」
他の皆が開こうとおもっても開けなかった口を開いたのはマーヤだった。
- 35: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:19:56.41 ID:m/JQXGS90
川`・−)「あなたやツン、そしてクー。みんなまだまだアイドルとして未熟よ。そして、女の子としても。
ほんの些細な事で落ち込んだり、周りが見えなくなったり、迷惑をかけたりする。
それをカバーし、周りに被害をださないようにし、みんなが元気にアイドル活動できるように全力をつくすのが
私たちプロデューサーの役目」
(´・ω・`)「どんどん迷惑をかけていい。アイドルとプロデューサー。
二人でトップアイドルを目指してのぼっていけばいいじゃないか。
この長い、長い坂道を」
('A`)「(・・・どっかで聞いたな、そのセリフ)」
ドクオがいぶかしげに首を傾ける。サイドミラー越しにツンと視線がかさなり、おもわず両者とも
目線をそらしてしまった。
( ^ω^)「・・・・・・そうだお!」
- 36: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:23:14.76 ID:m/JQXGS90
( ^ω^)「ブーンはまだまだダメダメなプロデューサーだお。この前もまたVIPでスレ立てて
ブラクラゲットしちゃったりもしてしまったお。
車の運転もうまくないし、スケジュールだってよくダメダシされるお」
( ^ω^)「でも、ブーンだって練習につきあってあげれるお!舞台が終わるのを見守って上げられるお!!
だから・・・だから、いっしょに目指すお。トップアイd」
('A`)「ブーン、後ろに乗り出さないで。バックミラーが見えない」
( ^ω^)「おっおっお、すまんこ」
从'ー'从「・・・・・・・・・・・(ボソォ)」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・・」
(´・ω・`)「さぁ、そろそろ現場に着くぞ。4人ともしっかりがんばってくれ!」
( ^ω^)・('A`)・ξ゚听)ξ「はい!!!」
从'ー'从「・・・はい!」
- 37: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:25:56.94 ID:m/JQXGS90
あっという間にひとつきが過ぎ、リョーコの引退コンサートの日がやってきた。時は9月の27日。彼女の誕生日である。
レッスンや仕事に加え、『VIPPER’s』としてのステージやハインリッヒの上京などもあり、季節の変化を感じる
ヒマもなくアイドル達はこの日を迎えた。
5人「全ての輝き この指にとまれ〜♪」
振り付け師「・・・うん、いい感じね」
開場が13時、開園は19時。
6時間も待たせるのは忍びない、という主催者側の方針で、14時から前説として他のアイドルたちが
前説をやることになっていて、『VIPPER’s』の5人はそれに選ばれていた。しかも二番目で。
ちなみに、前説1番目は『歌姫<ボーカルマスター>』ネリネ・フェブラリィ。それだけでも普通でないことがわかるだろう。
彼女もまた、リョーコと同じくソロで武道館に人を呼べるトップアイドルである。
- 39: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:31:49.89 ID:m/JQXGS90
野外特設会場の裏手、多くのスタッフや出演者が準備している隅で5人は最後の合わせをしていた。
前説という事で、演出は期待できない。小道具や衣装で魅せる、細かい振り付けを2週間続けてきていたが
どうやらうまくいきそうだった。
( ^ω^)「お疲れ様だお!」
('A`)「おつかれ」
从'ー'从「うん、いい感じだよ〜」
(*゚ー゚)「アヤカちゃん、ほんと一ヶ月でうまくなったよねぇ」
ξ゚听)ξ「ほんと。夏休みの宿題犠牲にしてがんばったってたものねぇ」
从'ー'从「そっ、それは言わない約束だよぉ!!」
スタッフ「『VIPPER’s』のみなさん、そろそろスタンバイしてください」
- 40: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:36:03.57 ID:m/JQXGS90
5人のアイドルがかけてゆく。ツンが落としたカチューシャを広い、あわてて追いかけるドクオ。
そんな中、アヤカは足をとめて振り返った。
从'ー'从「ブーンP、今日のステージも見ててくださいね。ダメなところはちゃんとダメだししてくださいよぉ」
( ^ω^)「任せるお!!」
ネリネのステージが終わる。先日のオーディションが評価され、進行をまかされたクーが
裏から出てきて、ネリネと二言三言言葉をかわす。
彼女が客席に手をふりながら舞台袖にもどっていき、ざわめきが少しおちついたところで
クーは高らかに左手を挙げた。
- 41: 第33話(最終話) :2007/01/24(水) 01:39:07.89 ID:m/JQXGS90
- 川 ゚ -゚)『さて、次は誕生一ヶ月。リョーコ・モモヤマを目指してがんばる5人組ユニットの登場だ。
VIPPER’s!』
しぃが。
トソンが
カレハが。
ツンが。
そしてアヤカが。
沸き立つステージへ、そしてその先の光り輝く世界へと飛び出した
【おしまい】
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