( ^ω^)ブーンがカービィに代わりスパデラを攻略するようです

111: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 00:50:47.17 ID:QzVCg45N0
  
―PLAY3―

『見下ろす』
なんて素晴らしいことなんだろうか、自分の方が高い場所にいるだけで味わえる優越感。
見下ろしているものが地上の世界なら自分はなんだ?神か?そんな錯覚すら覚える。

( ^ω^)「と、いうわけで今僕らは雲の上にいますお!」

(^ω^)9m「良いニートの皆さんはどうやって来たのかとか突っ込んじゃダメだお!」

( ,,゚Д゚)「ワープスターが都合よくあったんだゴルァ!」



112: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 00:51:44.72 ID:QzVCg45N0
  
STAGE3:BUBBLY CLOUDS

辺り一面真っ白フカフカの雲地帯、幸い雷人間はいないようだ。

(;゚∀゚)「はぁ……やっぱ来ちまうハメになったか……」

来るや否や顔が青ざめるカプセルJ、額に星型ハムスターの如くブルー。

( ^ω^)「なんでJさんそんなにガックリしてるんだお?元気出すお!」

( ,,゚Д゚)「そうだぞ、ここならいくらシコシコしてもバレずに済むぞゴルァッアッ」
ビュルビュルピュッピュッ

雲「妊娠しますた」

人生\( ,,゚Д゚)/オワタ



115: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 00:54:20.27 ID:QzVCg45N0
  
(;゚∀゚)「実はこのステージ……」

カプセルJが口をもごもごさせながら何かを言いかけると、
向こう側からガキンチョ特有のキンキンする声がブーンの耳に届いた。

ξ゚∀゚)ξ「あーっ!お兄ちゃんが帰ってきた!」(カプセルJ子)

W ゚∀゚)「ホントだ!カードヒーローやろうよ兄ちゃん!」(カプセルJ夫)

《゚∀゚》「悪いけど兄ちゃんの部屋のエロ本全部捨てたからね、
    まぁ流石に可哀相だから僕が一晩で複製したけど」(カプセルジェバンニ)

(;^ω^)「ワーオ……Jさん、あなた隠し子とは……これから山田って呼ぶお」

( ,,゚Д゚)「お前には子供がいる!」

(;゚∀゚)「違う、こいつらは俺の兄弟、そしてこのステージは俺の実家がある故郷だ」

豊かな雲に恵まれて育ったカプセルJ、その能力もここで磨かれた物のようだ。

(;゚∀゚)「つーかお前ら危ないって!大砲地帯をくぐり抜けて来たんだろ?」

ξ゚∀゚)ξ「へーきだよ、上手く飛んでりゃあんなん当たんないよ」

自信満々に胸を叩いてみせるJ子、頷く二人の弟。



117: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 00:56:12.19 ID:QzVCg45N0
  
( ^ω^)「とにかくこんなほのぼのしてても埒が開かないお、
      その五月蝿い餓鬼を首チョンパでショーウィンドウに飾ってやるお」

( ,,゚Д゚)「ちょwwwwいきなり冷酷wwwwwwwww」

(;゚∀゚)「俺もこんな所で足踏みしてる場合じゃないと思う……が、
     このステージのボスだけは俺パスな……」

いつになく弱気なカプセルJ、被せるJ、真性包茎J。

(^ω^)人(゚∀゚)人(゚Д゚)包茎ナカーマ

ついに誕生!チームガッツ!!
せいぜい風のビリーにやられてろ!!

( ^ω^)「2台のビーダマンを使う風のビリーの本名は美李(うろ覚え)で
      ビリーとか呼ぶ名前だったが西部劇のステージで選手紹介する時
      司会が『風間よしのり』と言ったのを覚えてるのは作者だけでいい……
      単行本で修正されてるかもしれないから自信はないお」

(;゚∀゚)「ま、とにかく今回はお前らに頼んだわ」

( ,,゚Д゚)「何ビビってんだゴルァ、どんな奴が来ようと俺の通信空手は無敵だぜ?」

( ^ω^)「通信空手ってwwおまwwwなぜベストを尽くさないんだおwwwww」



120: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 00:58:36.87 ID:QzVCg45N0
  
その後カプセルJはトイレに行くと言って戻ってこなかった。
ブーンとジョーと子供達はうんこかと思い3時間は待っていたが5時間が経過した所で
ようやく奴が逃げたのだと気づいた。

(#^ω^)「Jさんの奴逃げやがったお……もう5時間経ってるお……
      5時間ということは300分、うまい棒30本も買えるお!!」

( ,,゚Д゚)「なぜ金になるwwwwwwwww」

《゚∀゚》「タイムイズマネー、時は金なり」

( ,,゚Д゚)「誰が上手いこと言えとwwwwwwwww」

W ゚∀゚)「でもそろそろ帰らないと母ちゃんに怒られちゃうよ」

ξ゚∀゚)ξ「じゃあお兄ちゃんのお友達さんもうちに来てよ!ごちそうするよ!」

(*^ω^)「幼女ハァハァ……」

( ,,゚Д゚)「だけど、ルルルルル……俺達にはデデデを倒すというお馴染みの使命が……」

(*^ω^#)「んなもん幼女ハァ後回しでハァハァハァいいお!!」

( ,,゚Д゚)「言葉整理汁wwwwwwwwwwww」



122: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:00:17.50 ID:QzVCg45N0
  
ξ゚∀゚)ξ「でも家に行く途中で殺されないようにね、
     お母さんが仕掛けた大砲に加えて、敵はワドルドゥ、サーキブル、
     『ストーン』のロッキーに攻撃を跳ね返す『ミラー』のシミラがいるからね」

( ,,゚Д゚)「……?お母さんが仕掛けたって何だゴルァ!」

W ゚∀゚)「うちの母ちゃんはパートで五年間ここのボスをやってんだ」

( ^ω^)「パートwwwwwどんだけデデデ軍は人手不足なんだおwwwwwwww」

《゚∀゚》「でも侮らない方がイインダヨー、母ちゃんの得意技は……」

その瞬間、突如暗雲が込み上げ(ここも雲の上だけど)
雷が轟音と共にカプセルジェバンニを襲った。

(;^ω^)「うおっ、まぶしっ!」

( ,,゚Д゚)「なんじゃこりゃあああああ!ボウズ、無事か!?」

《゚∀。》「……」

すかさずジェバンニの脈を取るギコ、頬をペチペチと叩くが反応は無い。

( ,,゚Д゚)「し……死んでる」



123: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:01:51.54 ID:QzVCg45N0
  
ξ;゚∀゚)ξW;゚∀゚)「「そ……そんな……まさか門限が過ぎたから……?」」

( ^ω^)「ここで僕が言えることはただ一つ……」

( ^ω^)「餓鬼三人は動かしづらかった、ということかお……」

( ,,゚Д゚) ξ゚∀゚)ξW ゚∀゚)「「「ローライト現る!!!」」」

こうして、なんやかんやありながらも無事四人は出発した。

移動手段は完全に真っ二つ、子供組はしゃくしゃく余裕で空を飛び進む。
情けない大人組はフカフカの地面と敵にてこずりながら進んでいた。

ξ゚∀゚)ξW ゚∀゚)「「遅いよ二人ともー」」

(;゚Д゚)「どうしてもこのフカフカ雲に足が取られるんだよゴルァ!!」

(;^ω^)「それにこっちを向いてくる大砲がウザいお!
      動くなんて聞いてないお!!」

(;゚Д゚)「あのガキンチョ達は空飛べて楽そうだな……」

上空を見上げるジョー、『ジョー』空を見上げる『ジョー』
凄まじいダジャレセンス! 死ねよ俺。

こうしてブーンとジョーは苦戦しながらも進んで行きますが……



124: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:04:28.62 ID:QzVCg45N0
  
川 ゚ -゚)「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン……
     世界で一番美しいのは……そうですね、全国のお母さん達ですね
     炊事洗濯ホニャラララ、子供のために一生懸命働くママのために
     息子、娘さん達は早く一人前になって母に楽させてあげて下さい……」

突如立ちはだかったのはミラーの能力を使うシミラ、反則技を使う。

( ;ω;)「うわああああああああああああああああああ!!!」

( ,,;Д;)「母ちゃん……母ちゃんの手料理が食べたいよ……でももう……」

川 ゚ -゚)「続きましてトーチャンシリーズ〜♪
    テクマクマヤコン、テクマクマヤコン……
    雨の日も風の日も家族のために会社へ行き、通勤ラッシュに上司の叱責……」

( ;ω;)「もうやめてえええええええええええええええ!!!」

( ,,;Д;)「胸が……胸が張り裂けそうだあああああああああああ!!!」

( ;ω;)「僕らはなんていう強敵を相手にしてるのか……ひどいお……」

川 ゚ -゚)「お前ら弱いな、母ちゃんのおんぶから出直してこい」

( ;ω;)( ,,;Д;)「うわああああああああああああああああ」

(-_-)(僕は石だ……逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……)



125: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:07:12.93 ID:QzVCg45N0
  
中盤、バックに宇宙ゾーン

( <●>)( <●>)( <●>)「「「オラオラ!毎度お馴染みのワドルドゥ軍団が来てやったぜ」」」

( ,,;Д;)「うるせぇ親孝行しやがれえええええええ!!」

DASH+Y――――スピンキック

( <●>)( <●>)( <●>)「「「グアアアア!!」」」

ジョーの鍛えぬかれた脚から繰り出される強烈な蹴り、雑魚など一蹴。

( ,,;Д;)「これも毎日母ちゃんが朝飯食わせてくれたからこそ出来るキックだ!!」

('A`)('A`)「ゴチャゴチャ言ってるとこのカッターの餌食に……」

「うるせえおおおおおお」( ;ω;)≡○)'A`))'A`)あべしっ

ちょっと前仲間であった奴と同じ形をした敵、だが母ちゃんパワーの前では
全てが無力、母の愛が最優先。

川 ゚ -゚)(いいなぁ、こいつら楽しそうだ)

そうこう暴れてるうちに二人はJ宅に辿り着いていた。



128: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:10:19.29 ID:QzVCg45N0
  
ξ゚∀゚)ξ「はい、んでここがあたし達の家」

( ^ω^)「おっおっお、真っ白だお、雲のおうちだお」

雲がそのまんま家の形をしている、やけに柔らかそうだがまさか姉○さんが……?

(#゚Д゚)「失礼なこと言うな地の文!」

W ゚∀゚)「ただいまー、遅くなってゴメン母ちゃん……」

詫びを入れながらJ夫がドアを開けると、そこにはとんでもない光景が!

 (   、,, 丿  | |          '"'"'"'"'""ヽ
  ``ー''"    | |         (   、,, 丿
           | |          ``ー''"
         /  'ト-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
      ,.-,/        /::::::::::::::::::::::!,,  \
     (  ,'          i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7♪この大空に〜 翼を広げ〜
      `''|          |:::::::::::::::::::::)     ``ー''"
        !       '、:::::::::::::::::::i
       / /`-='''''''''ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ
      / /    '      ヽ--く   _,,,..--┴-、 ヽ
      / /    ノ'"'""'''"'""   ``"      \>
     (___)   (、,, ノ ,,  ,, 丿



130: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:13:23.72 ID:QzVCg45N0
  
(;^ω^)「ついに曙が逝ってしまったお――――――!!」

( ,,゚Д゚)「相撲協会訴えるしかないな」

(;゚∀゚)「ま、待て……俺とマケボノを一緒にするな……てか助けt

J( <●> )し「助けなんて呼んでんじゃないわよ!!」

電撃稲妻がドゥジャクショォォンという音を立てながらJに突き刺さる。
(ちなみにドゥジャクショォォンという効果音はマリオRPGのマロが使う雷の技の音だ)

(;゚∀゚)「おふ……く……ろ……」ガクッ

J( <●> )し「おかえりJ子にJ夫、あらお客さん?ごめんねカーチャンハッスルし過ぎて
      ごめんね、なんならごはんうちで食べてっていいからね」

(((;^ω^)))(((;゚Д゚)))「「えええええぜ、是非……」」

なんということだ……二人は思った。

飯にありつけるのは有難い、プププランドには食料が無くて困ってたのだから。
しかしこの母ちゃんは僕らの知ってる、さっきまで僕らの心の中にいた母ちゃんではない
妖怪だ、真っ白な雲に大きな目玉が一つ、しかもなんか電撃まで出した。
雲のボスクラッコ、強敵だ。



133: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:16:05.81 ID:QzVCg45N0
  
(*^ω^)「うはwwwwカレーはやっぱりチキンカレーwwwww
      ハムッ、ハフハフハフッwwwwwwwwwwwwwwww」

( ,,゚Д゚)「すんません、お金は立て替えておくんで」

J( <●> )し「いいのよお金なんて、それよりおかわりいっぱいあるからね」

雲のテーブルで一家団欒、夕飯のカレーは予想以上の美味。
ブーンもジョーもやっとクラッコカーチャンの優しい心を理解した。

ξ゚∀゚)ξW ゚∀゚)「んめぇwwwwwww」

子供達もご満悦、しかし部屋の隅っこで体育座りをしている男が一人。

ξ゚∀)ξW ゚∀) (*^ω)( ,,゚Д)       &

( ;∀゚)「だから嫌だったんだ……うちの実家は、お袋は……」

おまけにタクシー業も放置していることにもついさっき気づいたJは
同じ体勢で、時折おっぱいを揉むような動作を見せながら固まっていた。

J( <●> )し「私から逃げようとするからだよ馬鹿チン!」

どうやらあの空白の五時間は逃げていたというより、
捕まってしごかれていた時間だったようである。



134: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:18:01.24 ID:QzVCg45N0
  
(;^ω^)「お言葉ですがお母さん、なんでそこまでJさんを……?
      普通に働いてるし、何の問題も無いんジャマイカお?」

当然といえば当然のクエスチョン。

J( <●> )し「私はね、早く孫の顔が見たいんだよ
     それなのにこいつは結婚もせずプププなんかでプラプラしよって……
     お見合いの話も持ってきてるのよ」

そう言って戸棚から写真を取り出す、そこにはなんとも美しい女性が。

『从'ー'从』

( ,,゚Д゚)「ウイングのヘルパー……バードンの女か」

(*^ω^)「おっお、綺麗な人だお!ムスコが洪水警報を呼びかけてるおwww」

J( <●> )し「昔から飛行能力はスピードのジェットと機動力のウイングって
     言われてたから……この人とJがギシアンすればきっといい子供が
     生まれてくると思うんだけどねぇ……」

( ゚∀゚)「フン、おっぱいがないから却下」

J( <●> )し「だからバードンの一族は飛ぶとき胸が邪魔なため、極力貧乳にすること
     っていう掟があるって言ったでしょボケ!!」



135: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:19:59.08 ID:QzVCg45N0
  
(#゚∀゚)「とにかくお袋、俺プププに戻るからな!タクシー忘れてたのはマズいし」

(;^ω^)「え?僕らの旅は……?」

( ゚∀゚)「ああ悪い、俺はここまでだ
    だがここまで来りゃ後はデデデ城だけだし、俺は不用だろ?」

J( <●> )し「……後はデデデ城?なんか忘れてるんじゃないカプセルJ!!」

( ゚∀゚)「――――――――!! やべ忘れてたここのボスはっ……」

ξ゚∀゚)ξW ゚∀゚)「さ あ 始 ま る ぞ 母 ち ゃ ん の 本 気 が」

J( <●> )し「遅い!」

母の愛が詰まった猛突進が迫りかかる。

(;^ω^)「Jさん避けるお――――ッ!!」

(;゚∀゚)(……ッ駄目だ……とてもじゃないが回避は……)

ゆらゆら雲のように、しかし高速に動くクラッコの体当たりを避けるのは至難。
掴めない動きに決まった型は無い。



136: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:22:31.49 ID:QzVCg45N0
  
J( <●> )し「母としてボスとして、この先は通さないわ!!」

(;゚∀゚)「クソ……」

Jは諦めていた。
避けられない、このスピード相手じゃ逃げられない、母には……ボスには勝てない。

畜生。



(#゚Д゚)「なにボーっと突っ立ってんだゴルァァァ!!!」

(;゚∀゚)「おまっ……」

ボールを追いかけて道路に出ちゃい、車に轢かれる寸前の子供を助けるように
ジョーはカプセルJを押し出した。

J( <●> )し「!」

(;^ω^)「ジョーッ!!」

よってクラッコの突進からJを助けたのはジョー、代わりに餌食となったのもジョー。



145: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:42:06.64 ID:QzVCg45N0
  
(;゚Д゚)「がっ……電撃まで流れるとは……聞いてねぇぞゴr……」

丸焦げになって倒れるジョー、少しいい匂いが。

(;^ω^)「ジョオオオッ!」

(;゚∀゚)「お前……俺を庇って……」

仲間を思うJの熱いパトスが……

( ゚∀゚)「絶対に……」

奇跡を……

(#゚∀゚)「絶対に敵は討つぜ!!」

奇跡を引き起こした!

J( <●> )し「馬鹿な!あいつさっきと全然オーラが違う!!」

( ^ω^)「ホホ……あやつ目覚めおったわい……」



146: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:44:13.10 ID:QzVCg45N0
  
( ゚∀゚)「行くぜお袋!」

ヴヴヴヴ……という鈍い音が鳴り響く、嵐の前でもうるさい。

J( <●> )し「ジェットのパワーを凝縮する『ため』ね、だけどそれを黙って母ちゃんが
     見てるとでも思うの?」

『ため』というのは人知れずひっそりやっておき、いざという時爆発させるもの。
それは『ため』ている時間は身動きが出来ず、敵にしてみれば格好の的だからだ。

J( <●> )し「最大まで溜めてジェットダッシュを使おうという魂胆が見え見えね!!」

ここぞとばかりに身体から電撃を発するクラッコ、そのまま我が息子へと突っ込む。

( ゚∀゚)「せっかちなのは変わらないな、俺がいつ最大まで溜めるなんて言ったんだ」

J( <●> )し「な、なんだってー!」

(#゚∀゚)「ババァにゃこれで充分なんだよ!!」

Yを押しつづける――――パワーをためる
Yをはなす――――ジェットキック

(#゚∀゚)「ジェットキィィィィック!!」

高速で迫るクラッコをほぼ勘でとらえ、たった一つの眼球に蹴りを放った。



147: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:46:07.94 ID:QzVCg45N0
  
J(><)し「……ッ!」

…………

J( <●> )し「あら?」

完全に蹴られたと思った――――が、傷も無い、痛みも無い。

( ゚∀゚)「……ハッ!やめだやめ!やっぱ母親に暴力はいけねーわwwww」

( ^ω^)「それよりクラッコ母ちゃんの眼は一つなのに
      『J(><)し』なことに表現の限界を感じましたお」

J( <●> )し「J……」

( ゚∀゚)「長男が言うのもアレだけどさ、俺なんかに構ってないで
    J子とJ夫をもっと見てくれよ、あんたの眼はこいつらの成長を
    見届ける眼だろ?蹴れるわけねーだろwwwwwwww」

W ゚∀゚)「全俺が泣いた」

ξ゚∀゚)ξ「濡れた」

( ^ω^)「ちょwwwwwwっうぇwwwwww」

( ゚∀゚)「ま……たまには俺も顔出すけどよ……」



149: ◆ozOtJW9BFA :佐賀暦2006年,2006/10/26(佐賀県教育委員会) 01:47:11.98 ID:QzVCg45N0
  
丁度そのころデデデ城では。

(´・ω・`)「ウホッいいツンデレ」

( ^Д^)「ちょwwwwwどうした大王wwwwwww」

そのころ終了。

J( <●> )し「フン!あの程度で勝ったなんて思ってんじゃないよ、
     今日は母ちゃん生理痛だったんだからね!!」

ξ゚∀゚)ξ「私なんてずっと来ないぜ」

( ,,゚Д゚)「それなんて水曜ドラマ?」

( ^ω^)「あなた生きてたんですね、そろそろ本格的に影が薄くなってますよ」

ξ゚∀)ξW ゚∀) ( ^ω)( ゚∀)    &

しかしそれはブーンとて例外ではなかった……




はるかぜとともに 第三面 クリア!!



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