( ^ω^)ブーンがカービィに代わりスパデラを攻略するようです

36: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:49:52.54 ID:lXJosk3i0
  
CHAPTER 2『潜入』


从 ゚∀从「うらあああああああああ!!」

一番派手な戦いを見せているのはバーニンレオだ。
屈強な兵士相手に、自慢の火炎を浴びせていく。

( ,,゚Д゚)「せぇぇぇぇい!!」

最も古典的、かつ強烈な格闘業。
それらを使いこなし、バッサバッサと敵を倒していくのはナックルジョーである。
強靭な拳は槍や剣をも凌ぐ。

<ヽ`∀´>「ウォォォォォォォォォォ!!!」

壁に張り付いたり、離れたりを繰り返しているのはバイオスパークだ。
一度ペッタンとくっ付いて、離れて落ちようとしたのに、何かまたくっ付いていく。
おまけに飛んじゃう。で、またくっ付くのさ。
無限ループって怖いね。

(;^ω^)「ハフハフハフハフハフハフ……」

隅でお茶漬けを食ってるのはブーンだ。
思ったけど、電話にただいまお茶漬け中って貼ったって、相手は分かんねーだろ。



38: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:52:11.09 ID:lXJosk3i0
  
甲板の兵士は全滅、立っているのは侵入者四人のみ。
早くも祝勝会をあげている始末。飲んだら乗るな。

<ヽ`∀´>「あ、ここから内部へ行けるみたいニダ」

ピンクのスイッチを押すと扉が開き、通路が現れた。
これが、戦艦ハルバードの進み方だ。
ブーン達は内部から破壊してしまおうと、外道かつセオリー通りに事を運ぼうと誓った。

( ,,゚Д゚)「さほど複雑な造りじゃないのが幸いだな」

( ^ω^)「複雑にすると作者が描写に困るからだお」

しかしながら、実際機内は想像よりもシンプルであった。
やはり敵と戦う事を想定しての設計か。
ならば戦ってやろう。この命燃え尽きるまで。

福島の希望の星、聖光学園のキャプテン?も春の甲子園に望むに当たって、
「この命を尽くし……」とか言ってた。野球で死ぬなよ。てか負けたよね。

【;●ω●】『ブーンがロケットバルブに侵入!』

鳥『ヘビーロブスターを投入しろぉ! 急げぃ!』

【;●ω●】(鳥うぜぇ……)

お詫び
ググっても出てこなかった鳥の名前。
顔文字も別に思い浮かばなかったんで、誠に勝手ながら「鳥」と表記させて頂きました。
ご了承ください。幼女と風呂入りたい。



42: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:54:20.92 ID:lXJosk3i0
  
( ^ω^)「よし、このロケットバルブを完膚なきまでに破壊するお」

( ,,゚Д゚)「ああ、これはハルバードにとっちゃ大打撃になるはずだ」

いよいよもって、ブーン達はノズルまでやってきた。冒険し過ぎだろう。
しかしこの男達、戦艦を墜落させる際、自分達はどうやって脱出するのだろうか。
その質問をブーンが皆に問い掛けた結果、日傘が一本あったので、
それをパラシュートの代わりにすれば大丈夫だろうという安全策が提案された。

四人は親指を立て、拳を合わせた。
それから涙を流し、抱き合った。感動のエンディングである。

『ピンポンパンポーン』

从 ゚∀从「やべっ、お昼の放送だ!」

( ^ω^)「でよーwガヤガヤ……」

委員長「しーずーかーにーしーてーくーだーさーい」

( ,,゚Д゚)「それでそれでwwwワイワイワイワイ」

委員長「しーずーかーにー……(涙目)」

それから委員長は給食も食べず、グスグスと泣いていた。
でも片付ける直前でデザートのプリンだけ食ったりするんだよな。

鳥『諸君はよく頑張った。だがここまでだ! ヘビーロブスター、君に決めた!!』

(;^ω^)「うはwwwwポケモンすかwwwwww」



44: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:55:37.11 ID:lXJosk3i0
  
轟音、そして地鳴り。
下は地面ではないのだから、この表現が適当なのかどうかは分からない。
しかし、金属が擦れるような音を立て、そいつがやってくるのは紛れもない現実だ。

从 ゚∀从「右から何かがやってくるぞ!」

( ^ω^)「左に受け流すお」

灰色交じりの蒸気。その中から現れたのは機械兵器ヘビーロブスターだ。

【 ´⊇`】「ゴゴゴゴゴゴ……」

一見可愛いと錯覚すら覚える。
黄金の鎧とエメラルドグリーンの瞳、二足歩行で動く海老の頭みたいなんですもの。

<ヽ`∀´>「ホルホルホルホルwwwwwwww」

Yをながくおす――はたきぎり かえし4連

斬撃の嵐が降り注ぎ、黄金の身体に傷を刻んでいく。
ニンジャの攻撃の最高峰ではないだろうか。
しかし痛覚の無い機械には、怯むという事がない。

【 ´⊇`】「ふみつけ攻撃! ふみつけ攻撃!」

(;^ω^)「グオオオオオオオ! 派手なボディの割に攻撃地味――――!!」

<ヽ`∀´>「今助けるニダ!」

空中でY+↓――ニンジャキック



47: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:56:51.58 ID:lXJosk3i0
  
( <●><●>)『ノズルの後ろでチョンが戦ってるだス!』

( ,_ノ` )y━・~~~『メインエンジンを最高出力にすればいいんじゃね?』

【 ●ω●】『おk、何かそれっぽいの点火!』

バイオスパークとブーンが葛藤している最中、
残りの二人は煎餅を食いながら携帯電獣テレファングについて語っていた。

从 ゚∀从「ありゃ酷いゲームだったなぁ……味方を携帯で呼んで戦闘させるって……」

( ,,゚Д゚)「改造進化とか遺伝子?進化とかあったなぁ。ポケモンの世界でやったら、
     違法で捕まる事、この上無しだな」

从 ゚∀从「それよか……さっきに増してノズルの動きが激しく……」

鳥『今だ、テイクオフ!!』

( ,,゚Д゚)「まずい、吹き飛ばされ……」


ビョォォォォォォォォォォォォォォォォ……

       ´⊇`            ≡≡≡≡≡
( ^ω       【          ≡≡≡≡≡
          `∀´>    】    ≡≡≡≡≡


うん、何かこんな感じ。



49: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:58:11.22 ID:lXJosk3i0
  
从 ゚∀从「クソ、ブーンとバイオスパークがぶっ飛ばされちまった!!」

( ,,゚Д゚)「そういうケースもある。
     だが奴らの情熱ならきっと戻ってくるさ、俺達は俺達に出来る事をしよう。
     それが戦いというものだ。指揮官が居なくなったからといって、
     戦意を失うようでは、始めからそいつには戦う資格がなかったという事さ。
     本当に強い者はな、逆境でこそ力を発揮するんだよ。
     根性論は時に、論理を覆す。だから人は強いんだ。
     曲げられない信念というものがあるから……」

从 ゚∀从「ああ、お前の言う通りだ。
     どこかで躓いたって、それは走れなくなる事じゃない。
     立ち上がる気力があれば、屈強な心があれば……
     人はどんな壁も乗り越えていける。燃え上がる魂の炎を絶やさない限り……な」

(*゚ー゚)『こ、こいつら熱いぜ……』

【;●ω●】(でも実際書いてる人は、この前弟にガチで抓られて泣いたんだよなぁ)

鳥『二人残ったか……だが問題あるまい。何せこのまま進まれても……』

( <●><●>)『二連主砲があるだス。その前には我ら同胞のメタナイツも待機させてるだス』

鳥『いや、待てマズイ! この先にはワシの部屋がある!!』

从 ゚∀从「この先、何処に向かう?」

( ,,゚Д゚)「反対側の甲板へ向かおう。あと鳥の部屋も荒らしたい」

鳥『あれれ〜マイクがONになってるよ〜。こっちの声あいつらに筒抜けだったのかよ』



52: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 21:59:50.16 ID:lXJosk3i0
  
【 ●ω●】『一方のブーンは海まで飛ばされたようです』

( <●><●>)『ぷぅ、ヤバかっただス』

鳥『この空中戦艦ハルバードでプププランドは制圧されるのだ』

( ,_ノ` )y━・~~~『まずは小手調べだ。目標、グレープガーデン!』


そのころ、ブーンが飛ばされた離島ではサバイバーが行われていた。
追放免除ゲームは、穴掘って柵の下を潜る奴だった。どうでもいいったらありゃしない。

( ´ω`)「お……ここはどこだお……?」

気が付けば、そこはリゾートのような場所だった。
椰子の木が並び、カラフルな花が靡いている。
一瞬過ぎ去る南風は、鮮やかな植物達と談笑しているかのよう。

(´・ω・`)「ようやくお目覚めか。我が永遠のライバル、ブーンよ」

視界の脇から顔が現れた。
むかついたので頭突きを一発与えてやると、呻き声を上げながら、転がっていった。

( ´ω`)「デデデ大王……何でここに……」

(´・ω・`)「春休みを利用してバカンスに来ているのだよ。
      いやー、赤点が一つだけで良かった。
      いくつもあったら、それだけ解消しなきゃいけないからね」

(;^ω^)「おまwwwwwww学生かよwwwwwwwwwww」



54: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 22:01:42.25 ID:lXJosk3i0
  
大王が「お前こそ何をやってるんだ」と当然の返しをしてきたので、
ブーンは大まかに、それでいて大胆に、説明をしてやった。セーラー服着たい。

(´・ω・`)「なるほど、『DAT』の欠片をね……」

( ^ω^)「いや全然違う。大王はここまで自家用ジェット機で来たのかお?
       だったら早くそれ貸してくんろ」

(´・ω・`)「んなもん持ってねーよ。ショベルカーで海を渡ったに決まってるだろう?」

どうでもいいけど、今の大王の服装はアロハ一着だ。
下は穿いていない。キャー変態。

( ^ω^)「勇者現る。でも一人きりとは寂しいバカンスだおw」

(´・ω・`)「バカモン、仮にも大王だぞ。付き添いがいるわ!おーい、出て来ーい!!」

パンパンと両手を叩くと、物凄いパフォーマンスを魅せながら、奴は登場した。


↓物凄いパフォーマンス
http://2ch-library.com/uploader/src/2ch6530.jpg



55: 数学者(福島県) :2007/03/29(木) 22:02:21.18 ID:lXJosk3i0
  
(´・ω・`)「紹介しよう、人生サスケの山田さんだ」

山田「今夜が山田」

そう言って山田はブーンに握手を求めた。

( ^ω^)「よろしくお願いしますお。あ、手袋は取って下さいお」

(´・ω・`)「僕もメタナイトには頭にくる事があってね。
      英語のリスニングのテスト中、あの野郎は大音量で鼻をかみやがって、
      全く聞き取れなかったんだ。それで赤点にされたと言っても過言じゃない」

( ^ω^)「ちょwwwwwメタナイトも学生かよwwwwwwwwww」

(´・ω<`)b「僕の記憶では先の森に、観光客用のワープスターがあったはずだ。
        それなら戦艦にも追いつけるだろう?」

( ^ω^)「キモッ」

( ^ω^)「キモッ、でもありがとうだお。
       ところで、僕以外に吹き飛んできた奴がいなかったかお?
       ニンジャのバイオスパークなんだけど……」

(´・ω・`)「二度も言うなよ……それと飛んできたのは君だけだ」

( ^ω^)「パイオスバーク……君の事は忘れはしないよ」

もう名前を忘れかけていた。



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