( ^ω^)ブーンと川 ゚ -゚)クーは抗い護るようです
- 5: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:18:52.48 ID:wOI31fop0
- 活動グループ別現状一覧
( ^ω^) 川 ゚ -゚) ( ・∀・) (,,゚Д゚) (*゚ー゚) ミ,,"Д゚彡 ( ´_ゝ`) (´<_` )
('A`) (´・ω・`) ( ゚∀゚) (`・ω・´) <_プー゚)フ (#゚;;-゚) [゚д゚]
( ゚д゚ ) ノハ#゚ ゚) ('、`*川 从・∀・ノ!リ ( ><) (*‘ω‘ *) |゚ノ ^∀^)
lw´‐ _‐ノv ( ´∀`) 川 -川 <ヽ`∀´> *(‘‘)*
所属:四世界
位置:古城アジト
状況:最終決戦に向けて絶賛準備中
ル(i|゚ ー゚ノリ メ(リ゚ ー゚ノリ 从ξ゚ -゚ノリ 〈/i(iφ-゚ノii
所属:異獣
位置:世界政府本部跡
状況:???
从 ゚∀从
所属:不滅世界
位置:???
状況:???
- 7: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:20:22.65 ID:wOI31fop0
- 強化案実行開始から一週間が経過した。
異獣へ挑む前日という時、この会議室には今まで以上の熱気が満ちている。
この七日という期間で行ったこと全てを統合確認するため
かつて揃っていた主力メンバーの他に、各部署の責任者も集まっているからだ。
主な強化は次の通りである。
・総員分の装甲服に使用される魔力の増強。
・各員の武装に使用される魔力の増強。
・マジックカートリッジに詰め込まれた魔力密度の増強。
他、装甲車などの兵器強化など、ほぼプラン通りに行なうことが出来たという報告が主だ。
そして
(,,゚Д゚)「指輪の強化について?」
从・∀・ノ!リ「うむ」
仰々しく頷いたのはレインだ。
彼女は会議室の正面に立ち、無い胸を張って仁王立ちしている。
从・∀・ノ!リ「今おぬしらの手にある指輪は、我々魔法世界の技術を用いて強化されておる」
おー、と指輪所持者達はそれぞれの手を見る。
見た目は変わっていないが、内蔵された魔力は数倍にまで膨れ上がっているはずだ。
- 10: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:21:46.43 ID:wOI31fop0
- 从・∀・ノ!リ「まず強化されたのは最大出力じゃ。 二倍とまではいかんが、一・七倍ほどに広げておる。
内蔵魔力量もそれを超えるほど増えておるから、今までの二倍以上の戦闘効率を誇るじゃろう」
( ゚∀゚)「?」
(´・ω・`)「つまり今まで以上の攻撃力を得たってことだよ」
从・∀・ノ!リ「ただ、おぬしらの体力と精神力は改良しようがない。
いつも以上とはいえ無茶をすれば、指輪の力は余っているのに術者が動けなくなる、という最悪の事態になるかもしれん。
あくまで強化したのは指輪じゃ。 決して無理はするな」
(,,゚Д゚)「……『まず』と言っていたが、まだ強化された部分があるのか?」
从・∀・ノ!リ「うむ、兄者の案を取り込んだものでな。 これは見た方が早いかもしれん。
誰か指輪を武器化してくれぬか」
( ・∀・)「私がしようか」
と、言った時には、既にモララーの手にハンマーが握られている。
( ・∀・)「ん……?」
しかし、それは今まで見てきたハンマーとは少し形状が違っていた。
柄はいつものように真っ直ぐ伸び、その先にある槌頭もいつもの形である。
異なっているのは、持ち手に当たる部分だった。
- 14: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:24:07.13 ID:wOI31fop0
- ミ,,"Д゚彡「それは引き金ですね。 ソケットカバーのような外板も見えます」
从・∀・ノ!リ「うむ、あれこそが強化された部分じゃな」
( ^ω^)「っていうか、あれはどこかで見たことがあるような気が――」
(,,゚Д゚)「……EWか」
武器の持ち手にトリガー。
それは、魔法世界の兵士が持つ魔法武器の特徴だ。
从・∀・ノ!リ「トリガーを引くことにより、内蔵されておるマジックカートリッジが反応。
内部に圧縮された魔力が放たれ、一時的に高濃度の魔力を纏うことが出来る機構じゃよ」
( ・∀・)「つまり短時間限定の攻撃力向上というわけだね」
( ´_ゝ`)「限界突破は頻繁に使えない切り札だからな。 代わりのようなものだ。
流石に劣るが、それでも使い方次第ではピンチをチャンスに変えたりすることが出来ると思う。
ちなみに発案は俺ね」
(´・ω・`)「流石は兄者さん。 いつかやってくれると出会った時から思ってたけど、やっとだね」
( ´_ゝ`)「今の今まで役立たずだったのかー何か泣きたくなっちゃったよー」
- 21: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:26:40.60 ID:wOI31fop0
- 从・∀・ノ!リ「だが使い方に一つクセがあってのぅ。
普通のEWは、マジックカートリッジを予め複数セット出来るような空洞を用意しておくんじゃが
そこまで改造する時間がなくてな。 ソケットとトリガーを付属させるのが精一杯じゃった」
('A`)「……一発しか撃てないってことか?」
从・∀・ノ!リ「一度にセット出来る数は、という意味ではな。
だから、おぬしらには一度使うごとにカートリッジリロードを行なってもらう」
(,,゚Д゚)「戦闘中にそんな暇があると思っているのか。
戦いながら、いちいち乾電池入れ替えるようなものだろうに……」
从・∀・ノ!リ「そこはおぬしらの腕次第、といったところじゃなぁ。
別に使わねば使わんでも充分に戦えるし、最初から一回分だけ装填されておるから、
リロード抜きで考えても一回だけ使うことが出来るようになっておる」
レインは足元に置いてあった大きな袋を引っ張り上げた。
袋口を軽く開け、内部を見せてくる。
从・∀・ノ!リ「ここに予備のマジックカートリッジを持ってきておる。
使おうと思う奴は適当に持っていけ。 専用マガジンも用意しておるぞ」
(´<_` )「うーん……どうなんだろうか」
川 ゚ -゚)「使いどころは難しいかもしれないが、有効であることは違いないはずだが」
ふむ、とクーも考え込むそぶりを見せる。
- 23: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:28:52.19 ID:wOI31fop0
- ( ゚∀゚)「っていうか、俺様のウェポンは一体どうなってやがんだ?
鎖に引き金とか付けられンのかよ?」
( ´_ゝ`)「あ、言うの忘れてた」
言葉に、兄者が手を軽く叩いた。
( ´_ゝ`)「マジックカートリッジシステムを取り付けたのは、武器の形状を持ってる奴のウェポンだけなんだわ。
だから俺のアーウィンやら、ジョルジュのユストーン、しぃさんのレードラークには付いてないので悪しからず」
(#゚∀゚)「期待させんじゃねーよ馬鹿兄者!」
( ´_ゝ`)「すまんすまん、俺も取り付けてみようと頑張ったんだがな。
バランス悪くなるわ壊れかけるわで大変だったんだ。
その代わり、他のと比べて内蔵魔力を高めに設定してるから勘弁しとくれ」
(´・ω・`)「まぁ、それにマジックカートリッジシステムをジョルジュが理解出来るとは思えないし
戦闘中にリロードするなんて器用な真似が出来るとも思えない。
兄者さんの判断は妥当だよ。 むしろ無い方がジョルジュも戦い易いと思うし」
(;゚∀゚)「褒められてんのか貶されてんのか解んねぇ……」
(´・ω・`)「ね?」
(´<_` )「流石だな、兄者」
(*´_ゝ`)「もっと褒めて褒めて。
褒めるなら今の内だよ! もう機会ないかもよ!」
- 27: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:30:52.75 ID:wOI31fop0
- ( ・∀・)「さて――」
装備と武装の準備は整った。
訓練を行なった者は僅かに、しかし確実に力量を上げた。
そして全員が、各自のやり方で覚悟を決めた。
残る確認事項は一つ。
( ・∀・)「一番重要な案件だね――どう攻めるか、だ」
|;;;|:: (へ) ,(へ)|シ「現状をもう一度説明しましょう」
- 30: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:32:11.27 ID:wOI31fop0
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□×□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×××□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□×××××□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□×××××××□□□□□□□□□□
□□□□□□□□××××■××××□□□□□□□□□
□□□□□□□××××■ ■××××□□□□□□□□
□□□□□□××××■ ★ ■××××□□□□□□□
□□□□□□□××××■ ■××××□□□□□□□□
□□□□□□□□××××■××××□□□□□□□□□
□□□□□□□□□×××××××□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□×××××□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×××□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□×□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□=荒れ地(1マス約100m)、×=異獣、■=結界、★=中枢
PCから送られたデータが、会議室正面の大きなウインドウに映し出される。
七日前に見た、茶色の下地に白色のドーナツ円が乗っているような光景だ。
- 34: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:33:35.85 ID:wOI31fop0
- <_プー゚)フ「その白いドーナツが全部異獣って言ってたよな。
で、その一番中心にある小さな円に結界が張ってあンだろ」
川 ゚ -゚)「つまり敵の中枢へ向かうには、周囲を守る異獣と結界をどうにかしなければならない。
異獣は私達や皆が蹴散らすとして……結界はどう破るつもりだ?」
中枢を守るようにして張られているバリアには、濃密な魔力が使用されていることが解っている。
下手に近付けば弾かれるどころか消し飛ばされる程の密度らしく、ならば遠距離からどうにかするしかないのだが――
( ・∀・)「先週も言った通り、私に考えがある。
これを見てほしい」
画面が切り替わる。
今度は一台の大型トラックのような装甲車両が出現した。
( ・∀・)「これが結界破壊の切り札だ」
( ゚∀゚)「このトラックがかよ? 突撃でもすんの?」
( ´_ゝ`)「いや、いくら多量の魔力を積ませてぶつけても意味はないだろ」
( ・∀・)「そう、これは間接的な手段でね。 これも見たまえ」
次に映し出されたのは、金属で出来ていると思われる球体。
と、そこで首を傾げた者が数名いた。
(,,゚Д゚)「……どこかで見たことがあるな」
- 37: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:34:55.93 ID:wOI31fop0
- ( ゚д゚ )「?」
(´・ω・`)「僕も見たことがある。
考えが合っていれば、あれはこの世界に所属するメンバーしか知らないと思うよ」
( ^ω^)「僕達しか知らないってことは……一年半前の戦いに見たのかお?」
FCと行動を共にし始めたのは、あの頃からだ。
モララーが何も言わずに提示したということは、そういうことなのだろう。
(*゚ー゚)「あ」
そこで、しぃが思い出したかのように手を叩く。
(*゚ー゚)「これは……ハインちゃんと戦った時に使ったモノじゃないかな?」
その言葉に、ほぼ全員が思い出すことになった。
一年半前のハインリッヒとの戦い。
翼を得て手のつけられなくなった彼女に対し、モララーが渋々使った秘密兵器。
ミ,,"Д゚彡「確か『神の裁き』なるモノでしたね」
- 40: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:36:41.28 ID:wOI31fop0
- 憶えているのは『紫』だ。
その色が集束し、光の爆発を起こした次の瞬間、ハインリッヒの翼が焼き切れることとなった。
後に兄者が、『特殊な電気を使った兵器だろう』と言っていたが――
( ・∀・)「アレは紫電という特殊な電磁線を利用する特殊なものでね。
爆弾やミサイルのように広範囲を狙うのではなく、狭範囲を破壊する局地兵器だ」
|;;;|:: (へ) ,(へ)|シ「鏡体反射を起こすことで線の密度が高まる性質を利用しております。
周囲に展開したミラーに乱反射させ、最終的に画面にある鏡球体に集束。
莫大に高められたエネルギーを円状に取り込むことにより、局地的な効果を得ることが出来るのです」
从・∀・ノ!リ「ふむ、それほどのエネルギーを一点集中させるのに球体を用いるか。
流石はFCと言うべきか、機械技術に長けた世界と言うべきか」
[゚д゚]「機械世界でも似たようなことやってたっけな。
球体集中効果理論だか何だかで、技術的な問題があるっつって頓挫してたような。
へぇ……やるじゃねぇか」
(;゚∀゚)(な、何言ってんだコイツら……)
<_;プー゚)フ(本当に同じ人間かよ……?)
- 47: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:38:43.49 ID:wOI31fop0
- 川 ゚ -゚)「それを結界に使用して破壊するわけか。
だが、あの程度で破れるとは思えないぞ」
( ・∀・)「もちろん手に入れた魔力で出力を大幅に上昇させている。
そのためのコレだ」
視線の先には、先ほど映し出された車両だ。
( ・∀・)「これは『神の裁き』専用の装備を積んでいてね。 展開すると――」
画像が動く。
荷台部分が変形したのだ。
タイヤに当たる部分から固定用の脚部が伸び、地面に接地され
荷台だったものは縦に伸びるように展開された。
それは、一枚の巨大な板を思わせる形。
ノハ#゚ ゚)「鏡体……正体は大きなミラー?」
( ・∀・)「そして、これと同じ車両が四つ。 その四台を四方に設置し、結界直上に紫電球を打ち出す。
紫電を乱反射させて局地的な超電流反応を起こし、結界を力任せに砕く作戦だ。 つまり――」
腕を上げ、指を四本立てて示す。
( ・∀・)「我が軍を四つの部隊に分ける。
東西南北の四方軍に別れ、それぞれこの巨大ミラーを設置するというわけだ」
- 50: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:40:48.86 ID:wOI31fop0
- ( ・∀・)「具体的な説明に入る。
今の状況で戦力を散開するのは自殺行為なので、こうするつもりだ」
□□□□□□□□□□□▲▲▲□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□▲▲▲□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□●●●●●●●□□□□□□□□□□
□□□□□□□□●●●●●●●●●□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□×□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×××□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□×××××□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□×××××××□□□□□□□□□□
□□□□□□□□××××■××××□□□□□□□□□
□□□□□□□××××■ ■××××□□□□□□□□
□□□□□□××××■ ★ ■××××□□□□□□□
□□□□□□□××××■ ■××××□□□□□□□□
□□□□□□□□××××■××××□□□□□□□□□
□□□□□□□□□×××××××□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□×××××□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×××□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□×□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□=荒れ地(1マス約100m)、×=異獣、■=結界、★=中枢
▲=自陣、●=自軍
( ・∀・)「北に全軍を布陣し、そこから雪崩れ込むように攻める。
だから、結果として――」
- 52: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:41:59.80 ID:wOI31fop0
□□□□□□□□□□□▲▲▲□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□▲▲▲□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□●●×□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□×●Μ●×□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□×□□×■××□□□□□□□□□□□
□□□□□□□×●●×■ ■×●●□□□□□□□□□
□□□□□□□□□Μ■ ★ ■Μ●□□□□□□□□□
□□□□□□□□●●×■ ■×●×□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×■×□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□●Μ●□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□×●□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□●□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□=荒れ地(1マス約100m)、×=異獣、■=結界、★=中枢
▲=自陣、●=自軍、Μ=巨大ミラー
( ・∀・)「どうにか敵中を突破し、このような形へと持っていく。
結界の四方にミラーが設置されているのが解るね?」
- 54: ◆BYUt189CYA :2007/11/13(火) 21:43:31.19 ID:wOI31fop0
- つまり最初は四軍全てが北から攻め込み、戦いながら四方へと散開するわけだ。
その目的は、結界の四方に『神の裁き』を発動させるためのミラーを設置することで、
( ゚д゚ )「それが完了したら後は発動させるだけ……だが、ミラーを守る必要があるな」
|;;;|:: (へ) ,(へ)|シ「計算上、結界を割るのに必要な数は最低でも三枚以上です。
端的に言えば一枚破壊されても、問題はありません」
(-@ハ@)「ただしあくまで計算の話じゃ。
四枚揃って発動させた方が良いというのは言うまでもなかろう」
(,,゚Д゚)「……だが、これを使えば邪魔な結界を破壊出来るわけだな」
手段は出来た。
明確な方法は、モララー達が調整してくれる。
だとすれば、残る問題は
ミ,,"Д゚彡「……四方に割く戦力ですか」
(#゚;;-゚)「作戦前日に決めるようなこっちゃないと思うんやけどな」
( ・∀・)「それについては本当にすまないと思っている。
純正ルイルの確保や『神の裁き』の強化に基づき、巨大ミラーの調達に忙しかったからね。
代わりと言っては難だが、既に案を考えておいた」
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