(`・ω・´)シャキンは『空』を目指すようです

  
35:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:44:55.63 ID:krtyDMp00
  
(´レヽ`)「おぉ、来たか」

(`・ω・´)「久しぶりだな、Gチャン」

庭と思われる場所に座っていた彼の名は『Gチャン』。
ニックネームなどではなく、本名である。

若い頃にオーベウス軍で活躍していたと豪語しており
シャキンとラミュタスが子供の頃から『変態ジジイ』と呼ばれていた。
何故に変態なのかはシャキンも知らない。

(`・ω・´)「そろそろ腰も上がらなくなってきたのか?」

シャキンの正直な言葉に対して、腰を深く曲げた老人は

(´レヽ`)「馬鹿言え。 ワシはまだまだ現役よ」

と、持っている杖を振るう。

(`・ω・´)「なら、良いんだ」

(´レヽ`)「それを言いに来ただけとは言わんだろう?」

(`・ω・´)「当然」



  
36:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:46:18.55 ID:krtyDMp00
  
(´レヽ`)「お前が進んで訪ねてくるとは珍しいのぅ。
     どれ、ちょっと茶でも準備するから……あー、散らかってるが適当に座っててくれ」

(`・ω・´)「いや、そんな構わなくても――」

(´レヽ`)「昔、お前とラミュタスは随分とワシに構ってくれたからの。
     その恩返しと思ってくれて構わんよ」

事実だけにシャキンは何も言い返せなかった。

変態ジジイと呼ばれ続けた男は、子供どころか周囲の大人達からも疎まれる。
急速に発達する機械科学を積極的に取り入れ、次々と住み良く変わっていく家屋。
それを見て『機械の支配に取り込まれおってからに』という迷言を残し
いつまでも反対意見を出し続けたGチャン。

無論、時代の流れに逆らえるはずも無く――今の状況にある。
未だに木材を使用した前々世代型の家屋に住み、時折フラリと何処かへ出かけていく生活。

そんなGチャンに対して、好意的に接し続けたのが二人の兄弟だった。
元々空や軍に対して興味を持っていた二人は、老兵の語るとんでも話を喜んで聞いた。

救われたのは互いだった。

孤独という心への負担を除かれたGチャン。
武勇伝という心躍る、そして空への興味を抱かされた兄弟。

ラミュタスがいない今、たまに通っているのはシャキンのみ。
口には出さないものの、Gチャンは多大な感謝を心に宿していた。



  
38:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:47:31.42 ID:krtyDMp00
  
その彼が湯気を立てる湯飲みを二つ、そして茶菓子を持ってシャキンの元へと歩み寄る。

(´レヽ`)「で? お前がわざわざここへ来たということは、何かあったのかの?」

(`・ω・´)「Gチャン相手に勿体ぶっても仕方ないか」

少しの沈黙後。

(`・ω・´)「――『空』への道、つまり亀裂を見つけた」

(´レヽ`)「……ほぅ」

シャキンの正面に座りながら相槌を打つ。
その口元に、微かに笑みが浮かんでいるのをシャキンは見逃さなかった。

(`・ω・´)「やはり、何か知ってるのか」

(´レヽ`)「まぁなぁ。
     ぶっちゃけ、お前が見付けるのは時間の問題だと思っておったよ。
     ラミュタスもそうだった」

(`・ω・´)「兄……ラミュタスも同じことを?」

(´レヽ`)「そう、お前と同じことを言った。
     そして彼は帰らぬ人となった」



  
39:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:48:56.67 ID:krtyDMp00
  
(`・ω・´)「やはり、亀裂といえど機械天井の突破は不可能だと?」

(´レヽ`)「そんなことを気にしている内は、絶対に突破出来んよ」

くっくっ、と喉を震わせながら笑う。
その表情は、いつもの温厚なものと正反対に獰猛だった。

(´レヽ`)「理論上は可能じゃ。
     機械天井まで地面から距離約二千。
     触手の反応・展開速度、そして強度を兼ねて考えた場合、速度さえあれば突破可能――そうワシは見ておる」

(`・ω・´)「それを聞いてラミュタスは挑んだのか……?」

(´レヽ`)「ワシの説明があろうと無かろうと結果は同じであったと思っとるがね。
     どちらにせよ、ラミュタスは挑んで……帰らなかった」

(`・ω・´)「アンタは――!」

(´レヽ`)「待て待て、シャキン」

今にも飛び掛りそうな様子のシャキンを宥めるように片手で制す。
そのまま立ち上がり、古いタンスへと向かった。



  
40:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:50:20.57 ID:krtyDMp00
  
(´レヽ`)「まぁ、これもラミュタスとの約束でなぁ」

振り返った時には、既に元の柔和な表情が張り付いている。
それを怪訝に思うシャキンをよそに、Gチャンは一つの封筒を手にする。

(´レヽ`)「ちと試させてもらった。
     やっぱりお前は兄と『空』のことを諦めてはいない」

(`・ω・´)「……なっ」

(´レヽ`)「怒るのは後にして、これを読め」

言いつつ差し出すのは、少し薄汚れた封筒だ。
疑問を浮かべつつも取り出して内容を読む。
一枚の紙に大きな文字で

『ここまで来てみろ』

(;`・ω・´)「これは……!?」

(´レヽ`)「間違いなくラミュタスから受け取った手紙じゃ……お前宛のな」



  
43:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:51:49.11 ID:krtyDMp00
  
(;`・ω・´)「待て……文から判断するに、兄は――」

(´レヽ`)「そう、一度だけ帰ってきておる」

(;`・ω・´)「さっき『帰らぬ』とか言っていたじゃないか!」

(´レヽ`)「あぁ、そうじゃよ。
     もう彼は二度とこちらには帰ってこないつもりだろうなぁ」

(`・ω・´)「む……そういう意味だったのか」

拗ねるシャキンを見ながら、Gチャンは湯飲みを手に取る。

(´レヽ`)「お前は昔からラミュタスを勝手にライバル視しておったなぁ。
     兄弟仲良くしろと言っても、お前だけは絶対に諦めんかった」

(`・ω・´)「昔の話さ……負けず嫌いのガキだったんだよ」

(´レヽ`)「果たしてそうか?
     ワシには、その負けず嫌いの心が残っておるようにも見えるがのぅ」

(`・ω・´)「…………」



  
44:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:53:00.27 ID:krtyDMp00
  
(`・ω・´)「…………」

(´レヽ`)「空を飛ぶ者として向上心が無いのは『ただの飛行士』じゃ。
     さて、お前は何処を目指して飛ぶのかの?」

(`・ω・´)「俺は――」

(´レヽ`)「これが最後のチャンスじゃよ。
     兄を超えられる……いや、それ以前に追いつける、な」

言葉に、シャキンは弾けるように立ち上がる。
そのまま出口まで黙って歩いた。

(`・ω・´)「……Gチャン」

(´レヽ`)「ん?」

(`・ω・´)「納得するまで、やってみるよ」

返事も聞かずに外へ飛び出す。
一歩目からの全力疾走を耳に入れながら、Gチャンは満面の笑みを浮かべた。

(´レヽ`)「そう、お前はそれでいい。 それでいいんじゃ」



  
45:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:54:14.54 ID:krtyDMp00
  
(`・ω・´)「エクスト!!」

<_プー゚)フ「あぁ?」

オーベウス軍格納庫。
シャキンが自ら足を踏み入れようとはしなかった場所にて、彼は叫んだ。

(`・ω・´)「亀裂突入の担い手は決まったのか!?」

<_プー゚)フ「あ、あぁ……決まったぜ。 残念ながら俺だけどな」

(`・ω・´)「代われ」

<_プー゚)フ「は?」

(`・ω・´)「俺と代われ!」

<_;プー゚)フ「お前、何言ってんだ!?
         どうでもいいみたいなこと言ってたじゃねぇか!」

(`・ω・´)「過去は捨てろ! 俺は上しか見ない!」

<_;プー゚)フ「意味わかんねぇよ! 馬鹿か!?」



  
47:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:55:22.84 ID:krtyDMp00
  
今にも掴みかかってきそうなシャキンに対して
エクストは、資料を用いて宥めるように説明を始める。

<_プー゚)フ「いいか? お前は所詮は民間テストパイロットだ。
        こんな軍事に関われる身分じゃねぇんだよ」

(`・ω・´)「解ってる!」

<_;プー゚)フ「絶対に解ってねぇ!
         大体、俺が『代わる』とか言っても上が許すわけねぇだろ!
         お前はラミュタス隊長の弟なんだろ?
         隊長の顔に泥を塗るようなことはすんなよ!」

(;`・ω・´)「う……」

<_プー゚)フ「何があったのかは知らねぇが、俺が真実を見てきてやる。
        それは絶対に約束するから、な?」

(;`・ω・´)(くそっ!)

子供だな、と我ながらに思う。
しかし引けぬ時もあるのだ。
今がまさにそうであるように。

どうする。

考えるも、答えは出ない。
結局自分は社会の歯車の一部分なのだと痛感した。



  
48:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:56:30.83 ID:krtyDMp00
  
(`・ω・´)「……すまなかった」

<_プー゚)フ「解りゃいいんだ」

(`・ω・´)「だが、俺は絶対に諦めない!」

捨て台詞を残し、シャキンは格納庫を出て行った。
その怒りを残した背中を見送りながら



<_;プー゚)フ「……何かスゲェ嫌な予感がすんだけど」



  
50:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:57:37.02 ID:krtyDMp00
  
トボトボと、暗い明かりがつく廊下を歩くシャキン。

このままでは自分は一生、兄に追いつくことすら出来ない。

せっかくの決意が無駄になってしまう。
それよりも、後で襲い来るであろう後悔の方が怖いのだが。

さて、どうするかと考えた時。

「あら、何を考えてるのかしら?」

前方から女性の声。
ふと俯かせていた顔を上げれば

(`・ω・´)「ガナー、か」

( ‘∀‘)「何か様子が変ね……良かったら、聞かせてくれない?」



  
52:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 14:58:59.15 ID:krtyDMp00
  
翌日。

エクストがGIF『ツァンゼルト』を用いて『亀裂』の突破を試みる日だ。

朝からオーベウス軍の格納庫は騒がしく
ガナーを中心とした調整班が、完璧な整備とチェックをこなしていく。

そんな様子から少し離れた場所で座り込み、任務内容を見ているのはエクストだ。

<_プー゚)フ(とは言っても簡単な任務だわな。
        高速で突っ込んで離脱するだけだ)

視線を上げれば、整備士達がGIF『ツァンゼルト』の周囲で忙しそうに作業をしている。
と、そこでふと思う。

<_プー゚)フ(シャキンの野郎、一体何であんなに代わりたがったんだ?
        あれ以来一度も会ってねぇし……気になるぜ)

話だけでも合わせておいて事情を聞けばよかった。
と、軽く後悔する。



  
53:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:00:15.09 ID:krtyDMp00
  
その後悔は次の瞬間に肥大化した。

突如、格納庫内に警報が鳴り響く。

『ニクルス開発局にて緊急事態発生!
 GIF『レイドール』が何者かに強奪! 周囲の兵は至急取り押さえよ!』

エクストは弾かれるように立ち上がり

<_;プー゚)フ「――あの野郎!!」

そこで共犯者がいることに気付く。
GIF『レイドール』はニクルス開発局の試作機だ。
開発主任の許可が無ければ、動かすことすら出来ないはず――

すぐさまガナーの方へ向かい、その肩を掴んだ。

<_;プー゚)フ「おい、ガナー! アンタまさか――」

( ‘∀‘)「あらあら……私としたことが、うっかり許可ロックしておくの忘れてたわ」



  
54:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:01:35.58 ID:krtyDMp00
  
ニクルス開発局格納庫から脱出したシャキンは久々の空を満喫していた。
とはいえ、その空は闇に閉ざされているのだが。

(`・ω・´)「やはり良いな」

スロットルレバーを握り直す。
右ペダルに置いてある足の力を徐々に抜かし、今度は左ペダルに置く。

(`・ω・´)「さぁ、追っ手が来る前に終わらせるか」

左右のレバーを目一杯前へ。
同時に左ペダルを一気に押し込んだ。

ガクン、と軽い衝撃がシャキンを襲う。
それと時を同じくして、流れる景色の速度が一気に加速した。

(`・ω・´)(この速度で行けば十五分くらいか)

整備はガナーが徹夜でやってくれた。
各部のマジックカートリッジも交換済みで、動力であるルイルも魔力を完全充填している。
後は己の度胸と速度と運がモノを言うだろう。



  
57:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:03:05.29 ID:krtyDMp00
  
と、そこで通信が入る。
無視をしようかとも思ったが、ガナーからだったら何か情報が得られるかもしれない。
しかし聞こえてきた声は、最も聞きたくない声であった。

『おいテメェ! 勝手に暴走してんじゃねぇよ!』

(`・ω・´)「エクストか……切るぞ」

『待てよ馬鹿野郎! 言いたいことがあんだ!
 俺に新たな任務が追加されたから、それを教えといてやる!』

(`・ω・´)「とりあえず良かったな……で、内容は?」

『テメェの撃墜だ! 首洗って待っとけ!』

一方的に通信に切られる。
それを確認したシャキンは、やれやれと肩を竦めて

(`・ω・´)「まぁ、準備運動には丁度良いか」

と、呟きながら速度を軽く落とすのだった。



  
58:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:04:16.18 ID:krtyDMp00
  
約五分。
背後からESSの反応があったのは、それだけの時間が経った後だった。
段々と近付いてくるエクスト機の反応を見ていると

『――よぉ』

やけに落ち着いた声が聞こえた。

(`・ω・´)「何をしに来た?」

『天然かそうじゃねぇのか判断しかねるが……とりあえずお前を墜としに来た』

(`・ω・´)「そうか」

『あぁ、始める前に一つだけ聞いておく。
 お前の機体はまだ試作段階だったな? まぁ、俺のも同じなんだが』

(`・ω・´)「そうだが」



  
61:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:05:25.63 ID:krtyDMp00
  
『んじゃ、問いかけるぜ。
 お前の武装……まさか実弾積んでるわけねぇよな?』

彼の声には、己の中で確定している色が聞き取れた。
試作機に実弾が積まれているわけがない、と。

コンソールを軽く叩き、機体情報を見る。

(`・ω・´)「……お前と同じだ」

『積んでるのかよ!?』

(`・ω・´)「これで対等だな」

『あぁくそっ! こっちだけ実弾積んでると思ったのによ!』

悔しそうな声に、シャキンは苦笑した。
きっとガナーだろう。
武装の検討をしているのは知っていたが、まさか既に積んでいたとは。



  
63:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:06:40.76 ID:krtyDMp00
  
(`・ω・´)「まぁ、お前の方だけ実弾を積んでいたとしても俺が勝つのだがな」

『言ってくれるじゃねぇか……始めようぜ。
 合図は、そうだな――』

言葉が終わる前に行動。
右手レバーを前へ突き出し、体重を左方へ傾ける。

視界が百八十度転回。
目の前にエクスト機が、無防備に浮いていた。

『え――』

両翼の機銃をセットアップ。
すぐさま射撃を開始。
赤の発光後、音速超過で弾丸が発射された。

対してエクストの反応は早かった。
ギリギリというタイミングで機体を傾け、射線から退避する。

『ふざけんじゃねぇぞテメェ! 殺す気かぁ!?』

(`・ω・´)「そっちもそのつもりだと思っていたが……それにこれは演習ではなく戦闘だろう」



  
64:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:07:59.99 ID:krtyDMp00
  
『……よぉし殺す! テメェは殺すぜ!』

(`・ω・´)「やってみろ」

体重を前へと移す。
そのまま左ペダルを押し込み、下方へ向けて加速を始めた。

『おおっしゃ、やるぜ!』

(`・ω・´)「喋る前に動けよ」

『はン――』

エクスト機が動く。
まるで獣を狩る鷹のように、鋭い加速を開始。
そして二人同時に叫んだ。

――勝負だ、と。



  
67:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:09:15.97 ID:krtyDMp00
  
シャキン達の住む東領地。
その逆方向にあるのは西領地だ。

さて、この東西の領地は仲が非常に悪い。
理由は定かではないが、昔から縄張りに関しては不可侵とされてきていた。

その西領地の軍部。
格納庫では慌しい空気が充満していた。

「ヘルイト隊長、準備完了です!」

部下の報告を聞き、男は立ち上がる。
その顔は『鉄仮面』が装着されていた。

〈 ┼〉「……数は?」

「確認出来たのは二機……現在、西領地上空にて戦闘を開始しております」

〈 ┼〉「東領地からは何か知らせはあったか?」

「先ほどありました。
 が、それも戦闘開始後になります」

〈 ┼〉「ならば問答無用だな……その二機とも墜とすぞ」

「了解!」



  
69:VIPからきますた(大分県) :2007/03/23(金) 15:10:32.95 ID:krtyDMp00
  
さて、突然だがGIFは『暴力的な戦闘機』という表現をされることがある。
その飛翔システムに理由があった。

まず引力制御により、その機体とパイロットは重力から解放される。
そして備え付けられたメイン&サブブースターとWSSで、強制的に軌道を操作して飛ぶわけだが
この品の欠片も無い、火力と魔力にモノを言わせた機動方法から『暴力的な戦闘機』ときている。

品は確かに無い。
そこは開発主任であるガナーも認めている。

が、例えそう言われようとも
その理に適った飛翔は、時として常識外の戦闘を彩ることがあった。

『おぉぉぉぉ!!』

通信機から、エクストの咆哮が響く。
その五月蝿さに顔をしかめながらも、シャキンは機体を巧みに操る。

(`・ω・´)「叫ぶだけで――機体性能は上がらない!」

『気分だっ――つの!』



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