( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
6: 愛のVIP戦士 :2007/02/25(日) 23:14:29.22 ID:5uBkb1sn0
  




           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数1)
                 2、ロードゲーム(3)


>>8
  
8: 愛のVIP戦士 :2007/02/25(日) 23:15:21.52 ID:oxFGhh7z0
  




  
9: 愛のVIP戦士 :2007/02/25(日) 23:18:45.04 ID:5uBkb1sn0
  

メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:朝
場所:病院
参考:これから……どうなるんだか

メモリーカード2
主人公:( ^ω^)   
時:朝
場所:学校
参考:痛いお

メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:家
参考:



>>12
  
12: 愛のVIP戦士 :2007/02/25(日) 23:20:24.98 ID:wCGwdkp+O 2



  
13: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:27:11.30 ID:5uBkb1sn0
  
「何で……?」
「今はただ、黙って私に従って……」

猫の耳を付けた彼女が、やさしく僕の頭を撫でる。
不思議な感じだ、と思った。

「っ……」

もうもう一度、彼女の口が僕の肉棒を包み込む。
とろける様な、暖かく、そして優しい感触が僕を襲う。

「…んっ……んっ……」

少しずつ、彼女の顔の上下運動が早くなる。
それに合わせて、僕の股間の刺激も強くなっていった。

「んふぅ……んぁ……」

僕の股間から、上目使いで僕を覗き込む彼女。
それが、予想以上に心に届くもので、僕の肉棒は大きく反応を見せた。



  
14: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:31:46.97 ID:5uBkb1sn0
  
「ふぁ……大きくなった……」

彼女が下半身から顔を上げながら言う。
だが、彼女のその柔らかい手は、いまだに僕を掴んでいた。

「こちらも……奉仕させていただきますね」

『こちら』というものは、僕の肉棒の下にあるもの。
そう、金玉だった。

猫独特のざらざらした舌が僕の玉袋を絡み取る。
ちゅぱ……という音を立てて、彼女は吸い付いた。

「暖かいですかぁ……?」

いやらしく、僕を誘惑するような目で見つめる。
すぐに堕ちてしまいそうで、僕は慌てて視線を外したが、本能には勝てなかった。
またすぐに視線を戻し、彼女のその可愛らしい顔を眺める。

「んふ……あはぁ……ちゅ……」

吸い込み、吐き出し、撫で、包み込む。
多様に変わるその刺激に耐えるすべを、僕は知らない。



  
16: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:34:42.91 ID:5uBkb1sn0
  
最後に僕の睾丸にキスをした後、立ち上がる彼女。
もう一度ベッドに座りなおしたかと思うと、何もはいていない彼女の下半身に手を添えた。

「……もう、準備はできています……」

そういって、彼女は自分の女性器を広げていく。
まるで漫画のように開かれたそれは、僕を心の奥から誘い込んだ。

「お願いします……」

彼女はゆっくりと瞳を閉じる。
僕の目の前に、一人の女性。
女性器──それを広げて、僕を待っている。

……もう、何も考える必要は無い。
僕は黙って、彼女に近づいた。



  
17: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:37:14.66 ID:5uBkb1sn0
  







体験版(その2)はここまで!


続きは、『猫耳ダイチュキ!( )が子猫を拾ったようです』を購入してねー!







  
18: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:41:27.43 ID:5uBkb1sn0
  
『カチッ』

マウスを×印合わせて、クリックした。
新しく公開された体験版を、今やり終えた所だ。

( ^ω^)「やっぱり猫耳は最高だお!」

このゲームを買いたい衝動に駆られるが、現金ではとても買えない値段。
だからと言って、ダウソしようにも、ウィルスの危険がある。

ぼくは、この体験版だけが頼りだった。

( ^ω^)「……早く、お金が欲しいお」

僕が大人になったら、速攻で会社に入ってやる。
そしてたくさん稼いで、この世のエロゲを全て買い占めてやる。

僕は心の中で、ひとつの旗を立てた。



  
19: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:43:37.19 ID:5uBkb1sn0
  
( ^ω^)「んじゃ……寝るお」

コードを二度引っ張り、完全に電気を消す。
暖かい布団に包まれ、僕は目を閉じた。

…………
………
……




真っ暗だった。
何も無い、本当に、何も無い。

ここは……一度だけ、来たことがあるような気がする。
確か……確か……

「だめだお。思い出せないお……」



  
20: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:47:04.28 ID:5uBkb1sn0
  
「ゴルァァァ!誰かいるのかゴルァ!」
「そんなに大声を出さなくても、聞こえますよ」
「いるよーwww また会ったねぇ」
「ニャー」


ああ、思い出した。
これは夢だ。場所なんかじゃない。
この前見た、おかしな夢の続きだ。

……確かこの前は、5人いたような気がするけど。


「いい加減に俺を主人公にしやがれ!」
「むむ!今度は私が主人公さー!」
「ニャーニャー!!」
「失礼でなければ私も、参加したいですね……」

「黙るお!この話の主人公は僕だお!」

「「「「いや、それはない(ニャー)」」」」



  
22: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:49:52.11 ID:5uBkb1sn0
  
「そうだ!アンタ決めてよ!」
「ゴルァ!」
「そうですね……それが平和かもしれません」
「ニャー」

「き、決めるって何を……」
「当然、主人公だゴルァ!」

……僕はどうしても選択しなければいけないらしい。
仕方が無く、僕はアイツを選ぶことにした。


1、さっきから一番騒いでる、ゴルァ星人
2、ギャルっぽい口調の、いけいけガール
3、一番冷静な、大人びた口調のあなた
4、なんか人間ですらない奴

>>25
  
25: 愛のVIP戦士 :2007/02/25(日) 23:51:45.44 ID:/cDQ8RAW0
  
↓4にしてくれることを祈る。

安価なら4



  
26: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:55:35.84 ID:5uBkb1sn0
  
「なんか人間ですらないお前でいいお」

「ニャ?」
「そう、お前だお」

というより、他の人間に頼んだら、それこそ僕の出番が減ってしまう。
人間以外の生物なら、おおよそ話は僕中心に進むだろう。

「……ごるぁ」
「あーあー……あたし、信じてたのになー」
「残念ですね」

「あー黙れ黙れお!僕はもうおきるお!しらねーお!」

この場所から一秒でも早く逃げ出したい。
僕はそのことを、ひたすらに祈り続けた。

おきろおきろおきろおきろおきろおきろおき……



  
27: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/25(日) 23:59:17.70 ID:5uBkb1sn0
  
(;^ω^)「お……」

いつもどおりの明るい日差し。
朝だ。朝がやってきたのだ。

( ゚ω゚)「やばいお!また遅刻だお!!」

朝練は朝7時30分から。
現在の時刻は7時29分。

……当然ながら、間に合うはずも無い。

( ゚ω゚)「でもドクオに殺されるから急ぐお!」

僕は布団から飛び出て、制服を身にまとう。
鞄に教科書を詰め、それを肩にかけた。

( ゚ω゚)「いってきあだsだsd」

舌をかみながらも、僕はおじけずに家を出た。
走って、乗って、走った。



  
28: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:03:17.30 ID:XT/QXa/80
  
そして、学校に着いたのが7時52分。
体育館の中では、既にバスケの練習が始まっていた。

(;^ω^)「入りづらいお……」

入り口で中を見ながらうろうろする僕。
周りから見れば、相当変態だろう。

「ブーンッ!」

突然、背後から声。

(;^ω^)「うわああ遅刻をしたのは母ちゃんが病気で倒れて一緒につれそって」
ξ゚听)ξ 「……何言ってんのよ」
(;^ω^)「お……?」

僕の背後にいたのは、ツン。
幼馴染の、今でも仲のいい友達だ。



  
30: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:11:48.40 ID:XT/QXa/80
  
ξ゚听)ξ 「っていうか、また遅刻?」
(;^ω^)「まぁ……そうだお」
ξ゚听)ξ 「はぁ……何回遅刻すれば気が済むんだか」
(;^ω^)「もう遅刻はしないお……たぶん」

ξ゚听)ξ 「あっそ。私にはどうでもいいんだけどね」
ξ゚听)ξ 「……たぶん」


彼女は僕に背を向け、また歩き出す。
冷たく、突き放すように。


ξ゚听)ξ 「ドクオォー!バカが来てるわよー!!」


とだけ、叫んで。



  
32: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:21:51.36 ID:XT/QXa/80
  
………
……



あの後、僕がボカスカジャン状態になったのはいうまでもない。

※ボカスカジャン
漫画やアニメでのケンカ等のシーンで、砂煙の中から手や足だけが見える状態。
ドラえもんで、ジャイアンの戦闘シーンは大体ボカスカジャンである。

( ´ω`)「ツンも酷いお……」

授業・昼休み・部活を終えた僕は、一人帰り道を歩いていた。
ドクオは……何か用事があるとかないとか。

( ´ω`)「はぁ……」



  
34: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:25:16.51 ID:XT/QXa/80
  
ξ゚听)ξ 「何ため息なんかついてるのよ」
( ゚ω゚)「!」

またもや突然現れるツン。
なぜだ?彼女はもう帰っている時間のはずだが。

ξ゚听)ξ 「ん、バイトがちょうど終わったのよ」

僕の心を呼んだかのような発言。
さらに、彼女は言葉を続けた。

ξ゚听)ξ 「今、なんでコイツは心を読めるんだとか思ったでしょ」
(;^ω^)「ツンは超能力者かお」
ξ゚听)ξ 「もう15年以上一緒なんだもん。それくらい分かるわよ」
ξ///)ξ「べ、別に一緒っと言うのは学校っていう意味であって……」

( ^ω^)「……」
ξ///)ξ「……」

( ^ω^)「一緒に帰るかお?」
ξ///)ξ「うん」



  
35: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:28:09.25 ID:XT/QXa/80
  
僕とツンは歩き出す。
数歩歩いて気づいたことなのだが、彼女の歩幅は小さい。
女の子と歩くのは大変とヤリチンから聞いたことがあるが、どうやら本当のようだ。

ξ///)ξ「……」

顔を下に下げたまま挙げようとしないツン。
具合が悪いのだろうか、僕は彼女に声をかけたが

ξ///)ξ「べ、別になんでもないわよ!」

の一点返し。
特に会話をすることも無く、僕と彼女は駅へと向かっていた。


ξ゚听)ξ 「あ」

そんな彼女が突然声を発したので、僕は驚いて彼女を見た。
彼女の視線の先───電灯がひとつあるだけ。



  
36: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:31:54.65 ID:XT/QXa/80
  
( ^ω^)「……どうしたお?ツン」
ξ゚听)ξ 「ほら、電灯の下」

電灯の下と言われて、僕は視線を動かした。
電灯の下には小さな……といっても、みかん箱サイズのダンボールがあった。

ξ゚听)ξ 「捨て犬かしら……」

彼女はそのダンボールにてけてけと近づいていく。
僕もつられて彼女についていった。

ξ゚听)ξ 「きゃっ!」

ダンボールをあけた彼女が大声を出す。
ダンボールの中に、小さな小さな子猫がいたのだ。

体の毛が何本も付け落ち、骨が見えそうなぐらいやせ細り
足はガクガクとふるえ、目は焦点が合っていない。

そんな子猫が、ダンボールの中にいたのだ。



  
37: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:33:51.36 ID:XT/QXa/80
  
ξ゚听)ξ 「……可哀想」

彼女の顔が猫に近づく。
止めた方がいい、野生の猫は、たくさんの病原菌を持っているんだ。

ξ゚听)ξ 「ブーンは、可哀想とは思わないわけ?」


1、それは思うけど……。
2、全然思わないお
3、ねこたんハァハァ


>>40
  
40: 愛のVIP戦士 :2007/02/26(月) 00:35:17.71 ID:qz9x0uwc0
  
1



  
41: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:40:16.36 ID:XT/QXa/80
  
(;^ω^)「それは思うけど……」
ξ゚听)ξ 「でしょ?何か食べ物持ってない?」

僕はがさがさと音を立てて鞄の中を見た。
猫にあげれるような、食べ物はひとつとして入っていない。

ξ゚听)ξ 「うーん……あ、私パン買ってくる!」

すぐ近くにあるコンビニに向かい、彼女は走り出した。

ξ゚听)ξ 「ブーンはその猫を見張ってて!!」

見張れって……。
そんなことを言われても、実際どうすればいいかなんて分からない。
僕は黙って猫と見詰め合っていた。

( ^ω^)「……オスかお」

その猫についているペニスを見て、僕は落胆した。
猫耳大好き!のような展開を望んでいたのに。



  
43: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:45:32.80 ID:XT/QXa/80
  
((=゚Д゚=)「にゃ……」

虫のようなこえで、猫が鳴いた。
僕には、泣いた様にも聞こえた。

( ^ω^)「……猫は自由なのかお?」
((=゚Д゚=)「にゃ……」
( ^ω^)「朝はいつも好きな時間に起きて、好きなときに寝ているのかお?」
((=゚Д゚=)「にゃ……」
( ^ω^)「……だお」

猫はその細い足でダンボールから飛び出した。
驚いて捕まえようとするが、弱っているとはいえ、やはり猫。
早い足並みで逃げる猫を、僕はなんとかつかまえる。

だが──

その猫を捕まえた瞬間、僕の世界はぐるりと一回転した。



  
44: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/26(月) 00:46:11.04 ID:XT/QXa/80
  
メモリーカード2
主人公:( ^ω^)   ((=゚Д゚=)
時:夜
場所:街路
参考:にゃ?

セーブしました。



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