( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
5: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:12:04.57 ID:89hVi8EZ0
  





           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)

ロードします。



  
6: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:16:07.70 ID:89hVi8EZ0
  

メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:金八のあの丘?塀?
参考:ウィキペディアは反則だろ…常識的に考えて。

メモリーカード2
主人公:( ^ω^)   川 ゚ -゚)
時:昼
場所:コンビニ
参考:どーしよ……。

メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:遊園地
参考:ブ、ブロッコリー?

メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:朝
場所:学校
参考:不純な行為してぇ
  
7: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:16:25.83 ID:89hVi8EZ0
  
>>8-11
  
8: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:16:57.05 ID:EXm3OmB9O
  
ξ゚听)ξ
  
9: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:17:00.99 ID:5ciXP9JcO
  
1
  
10: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:19:02.85 ID:xFpMRrQl0
  
1

  
11: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:21:42.61 ID:5Xo0tR2Y0
  
ξ ゚听)ξ
  
12: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:22:32.32 ID:89hVi8EZ0
  
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:金八のあの丘?塀?
参考:ウィキペディアは反則だろ…常識的に考えて。


メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:遊園地
参考:ブ、ブロッコリー?


>>13
  
13: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:22:44.59 ID:Uk8nG2Wv0
  
1
  
15: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:24:04.00 ID:89hVi8EZ0
  
大変お待たせしました。
ドクオ編投下します。



  
19: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:28:25.27 ID:89hVi8EZ0
  
川 ゚ -゚)「それじゃ、戻ろうか」

ポケットから取り出したハンカチで額の汗を拭うクー。
ようやく彼女の顔を見ることができた俺は、一歩を踏み出した。

('A`) 「おお、悪いな」

俺の経験からすると、クーとのフラグは立っている。
確実化は分からないが、恐らく立っているだろう。
こんな展開、エロゲだけと思っていた。
でも、実際あるから困る。

川 ゚ -゚)「あーあ、ドクオのせいで授業をサボってしまった」
('A`) 「……ごめんって」
川 ゚ -゚)「これで今度のテスト悪かったらどうしよう……」
(;'A`) 「んな事言われても……」
川 ゚ -゚)「ドクオのせいで……もしも……」



  
22: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:43:49.49 ID:89hVi8EZ0
  
(;'A`) 「ほんっと悪かったって!」

クーは学年で、いや、全国でもトップレベルの学力だ。
俺のせいで、授業をサボるなどあってはならない。

川 ゚ -゚)「冗談だ。大体、学校で習う事などたかが知れている」

彼女は冷たく言い放つと、そのまま歩き出す。
彼女は冗談を言うのが好きなようだ。

('A`) 「……お前、ほんっとくだらない冗談好きだな」
川 ゚ -゚)「たまには面白い話でもしないと、やっていけないからな」



  
23: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:46:25.49 ID:89hVi8EZ0
  
この程度の冗談が、面白いと思っているらしい。
俺が本気でコイツを笑わせようとしたら、ヤバイかもしれないな。
……そうだ、コイツを笑わせよう。

川 ゚ -゚)「ん?どうした、怖い顔して」
('A`) 「いや……」

──ただ今ネタ思考中──


1、クーには効かないかもしれないけど「下ネタ」
2、やっぱり「ダジャレ」
3、クーにも振る「お笑い系統」

>>25
  
25: 愛のVIP戦士 :2007/02/02(金) 23:47:59.69 ID:5ciXP9JcO
  
1



  
28: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:52:41.36 ID:89hVi8EZ0
  
('A`) (クーは下ネタ効くのかな……?)

たぶん効かないだろう。
彼がそういう話をしているところは聞いたことない。
おかたいって言うか、真面目というか……。

('A`) (でも、他に浮かばないしな)

俺は意を決して、クーを呼び止める。

('A`) 「なぁ、頭のいいクーさんよ。俺が出す問題に答えられるかな」
川 ゚ -゚)「む、なんだ」

彼女の足が止まり、俺の顔を見る。
食いついたな。

('A`) 「高い高いエレベーター。乗っている人は『相撲取り』『スチュワーデス』『プロ野球選手』『看護婦』
    そこで、突然のトラブルでエレベーターが墜落した。
    生き残ったのは『相撲取り』と『プロ野球選手』
    なぜでしょう」

川 ゚ -゚)「……」

彼女の顔は固まったまま。
考えているのだろうか。



  
30: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:56:09.26 ID:89hVi8EZ0
  
川 ゚ -゚)「相撲取りはおなかの肉で衝撃を防ぐ。
     プロ野球選手は、持ち前の運動神経でなんとか難をしのいだ。」

少し悩んだ後、クーが言う。
俺は小さく舌を鳴らす。

('∀`)「あまい、あますぎるぜクー」
川 ゚ -゚)「違うのか……。それで、答えは?」

俺はここで空気を止める。
少し焦らしを入れてみた。

川 ゚ -゚)

彼女の顔を見るが、相変わらず代わらない。
「早く言ってくれ」とか言ってくれたらいいのに。

川 ゚ -゚)「……」
('A`) 「答えは───


('∀`)「タマタマついていたから」



  
31: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/02(金) 23:59:34.47 ID:89hVi8EZ0
  
川 ゚ -゚)「タマタマ……ついていた……」

俺の言った言葉を復唱する。
……やはり、笑顔はない。

('A`) 「……」
川 ゚ -゚)「中々考えられた問題だな。『たまたま』と『金玉』をかけている辺りが」
(;'A`) 「ちょっwww」

俺は驚いて彼女の顔を見る。
ためらいもなく金玉といった彼女が、信じられなかったからだ。

(;'A`) 「クーさ、一応女の子なんだし……」
川 ゚ -゚)「?」
(;'A`) 「金玉って言うのは……」
川 ゚ ー゚)「ん?睾丸といった方が良かったか?」

彼女を笑わせようとしたが、逆に俺が笑ってしまった。
なんだ、彼女は普通の女の子じゃないか。
下ネタも通じるじゃないか。



  
32: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:02:44.11 ID:pNInQXR70
  
学校に着き、俺等は教室に戻る。
周りの奴等が何やら騒いでいたが、聞かないことにする。
変に気分を害したくない。
今、俺は幸せなんだ。

その後の授業も終わり、放課後。
今日は練習は休みという事が、ジョルジュの口から知らされた。

('A`) 「休み……」

家に帰っても特にする事はない。
どっかの公園で、バスケでもするかな。と考えていたときだった。

( ^ω^)「ドクオー!この前の約束、大丈夫かお〜!?」

ブーンが俺の元に走ってくる。
この前の約束?何のことです?

(;^ω^)「アルバイト探すっていう話だお!!」
('A`) 「ああ……そういえば、そんな話してたね」
(;^ω^)「ちょww」



  
33: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:05:52.84 ID:pNInQXR70
  
('A`) 「でもよー。張本人が居ないんじゃ、探す気もしないんだぜ」

俺はなぜかコンビニのバイトとかに詳しい。
理由は……。今ではもう思い出せない。

(;^ω^)「……」
('A`) 「せめて、そのバイトする本人教えてくれね?」
(;^ω^)「……分かったお……」

意外にもあっさりとした返事。
この前までは、頑なに断っていたくせに。

(;^ω^)「彼も……たぶん、大丈夫だお」

大丈夫?
よく意味が分からない……。

(;^ω^)「ちょっと着いて来るお」

歩き出すブーン。
俺は黙ってその後ろについていった。



  
34: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:09:14.99 ID:pNInQXR70
  
歩く、歩く、歩く。
何分歩いたか分からなくなってきた頃、ついにブーンの足が止まった。

('A`) 「ここって……」

俺が目にしたのは、大きな豪邸。
今まで一度だけ観たことがある気がする……。
たしか……。

( ^ω^)「バイトをしたいっていうのは、ぃょぅ君なんだお」

ぃょぅ、一年のときにバスケ部だった奴だ。
何かの理由があって、学校は辞めたと効いている。

(;'A`) 「何でお前がコイツと知り合いなんだよ……」
(;^ω^)「ぃょぅ君は、僕がやっているオンラインゲームの『神様』なんだお」
('A`) 「は?」

コイツのいう事は、たまに分からなくなる。

(;^ω^)「レベル、武器、モンスター。全てにおいてゲーム内No1。それがぃょぅ君なんだお」



  
35: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:12:41.56 ID:pNInQXR70
  
( ^ω^)「前、ツンとここにプリントを渡しに来た事があって……。
      その時に、ぃょぅ君は『ジュピター』と呼ばれていたんだお。
      ジュピターといえば、あのゲームの神的存在!
      僕はすぐにゲーム内で話しかけたんだお」

コイツにしては珍しく、噛まずに喋った。
よほど凄いことなんだろう。
俺には価値は分からないが。

('A`) 「……それじゃ、さっさと呼べよ」

俺がそう言うと、ブーンはおもむろにチャイムを押した。
インターホンから聞こえる声。
その後に、大きな門が開いていく。
まるで道を示すかのように、道の電灯がついていった。

( ^ω^)「いくお」

この様子からすると、ここに来たのも初めてではないようだ。
ブーンはそのまま先へと進んで行った。



  
36: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:15:47.85 ID:pNInQXR70
  
大きな扉。
その上に「ぃょぅ」と書かれている。

二度、ノック。
中から何やら声が聞こえたかと思うと、またひとりでにドアが開いた。

( ^ω^)ノ「おいすー。ぃょぅ」
(=゚ω゚)ノ「ぃょぅ」

部屋の中心。
大きなテーブルと椅子に囲まれたぃょぅがいた。
最初はブーンばかりに目がいっていたが、しばらくして俺の存在に気づく。

( ^ω^)「あ、彼はドクオだお。僕の友達だお」
('A`) 「……久しぶり」
(;=゚ω゚)「……うあ……あ……」

何だか様子がおかしい。
かと思った次の瞬間、ぃょぅは突然椅子から立ち上がった。



  
37: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:19:03.37 ID:pNInQXR70
  
(;=゚ω゚)「だれがよぅkだおdかおdかをpdかをpdかsdkだsk、だおkをあwだwdwd」
(;'A`) 「ちょっっ!何だ!?」

椅子から立ち上がったかと思うと、突然一人で暴れはじめた。
カズダンスのような踊りを、狂ったようにしている。

(;^ω^)「ぃ、ぃよう!落ち着くんだお!!」

ブーンがぃょぅの体を抑え、動きを止める。
そのまま、ブーンは俺に向いていった。

(;^ω^)「ご、ごめんだおドクオ。少し待ってくれお」
(;'A`) 「お、おう……」

このぃょぅ……。俺の知っているような人物ではなかった。
何かがおかしい。壊れているような感じ。



  
39: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:21:58.93 ID:pNInQXR70
  
数分後、ようやく落ち着いたぃょぅ。
その隣にブーン。そして、向かい側に俺。

(;^ω^)「ぃょぅ、ドクオがバイトを探してくれるそうだお」
(;=゚ω゚)「あああありりりがとっととっとうだよぅ」

噛んでいるのか、どもっているのか。
とにかく、まともに会話すらできていない。

('A`) (こりゃぁ、どこにもバイト受からんかもね)

愛想が悪いとかはともかく、会話ができないんじゃダメだ。
俺はそのことを正直に言った。

(;^ω^)「……」
(;=゚ω゚)「……」

(;'A`)「つーかさ、何でバイトとかすんのよ?」



  
41: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:25:32.81 ID:pNInQXR70
  
どうしても気になった俺は、それを問いかける。
どうみてもこの家は金持ちだ。
金には困らないだろうし、もし引き篭もりとかを直すなら、精神科に行くべきだろう。

(;^ω^)「それは──」

ブーンが言葉を言おうとするのを、ぃよぅの右手がとめる。
代わりに、ぃょぅの小さな口が開いた。

(;=゚ω゚)「おおお俺は……ああああやま……あやまなけりゃ……いけないいいんだよぅ」

聞き取れた単語を繋げる。
謝らなければいけない?

(;=゚ω゚)「ああああアイツに……ひひひどどいい事……」

ここに来て、言葉が止まる。
小さくうめき声をあげて、暴れようとするのを、ブーンがなだめた。



  
42: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:27:27.90 ID:pNInQXR70
  
('A`) 「……」

はっきり言うと、意味が全然分からない。
わかったのは、コイツがどうしてもバイトをしたいという事。
そして、誰かに謝りたいという事。

(;^ω^)「ど、どうしても探してくれないのかお?」

友人、ブーンのたのみ。

(;=゚ω゚)「おねおねおねが……」

本人、ぃょぅの願い。

さすがの俺でも、ここで非情になる事はできない。
俺は小さく呟いた。

('A`) 「わーったよ、探せばいいんだろ、探せば」



  
43: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:30:15.70 ID:pNInQXR70
  
(;^ω^)「ほ、本当かお!!?」
(;=゚ω゚)「ありがとととう」

また面倒な事を引き受けてしまった。
一体どこのどんな店が、会話をできない人を雇うのだろうか。

('A`) (……)

でも、約束はしてしまった。
絶対に、さがさなければいけない。


俺はその日、知っている限りの店に行って、バイトの募集について尋ねた。
だが、どこも口をそろえて言う。

「会話ができないんじゃねぇ……」


当然だ。



  
44: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/03(土) 00:30:50.17 ID:pNInQXR70
  
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:バイト探し
参考:バイト探し

セーブしました。



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