( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 71: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:11:37.83 ID:2enIFf/Y0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 72: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:14:18.79 ID:2enIFf/Y0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:学食
参考:バイト探し
メモリーカード2
主人公:( ^ω^) 川 ゚ -゚)
時:昼
場所:コンビニ
参考:どーしよ……。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:遊園地
参考:ブ、ブロッコリー?
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夜
場所:学校
参考:ホモサピエンス
>>74-76
- 74 名前: 愛のVIP戦士 [sage] 投稿日: 2007/02/06(火) 00:16:07.94 ID:fRh92sJc0
- 4
- 75: 愛のVIP戦士 :2007/02/06(火) 00:20:46.60 ID:pPDLvQ+zO
- 1
- 76: 愛のVIP戦士 :2007/02/06(火) 00:21:35.13 ID:043LxoOLO
- 1
- 78: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:28:54.54 ID:2enIFf/Y0
- ('A`) 「明日、本人を連れてきます」
俺は静かに、そして丁寧に言った。
おばちゃんはウンウンと頷き、俺を追い出す。
まともに聞いているのか、聞いていないのか……。
('A`) (今日、ぃょぅの家にいかなきゃいけねぇなぁ……)
ここで、昼休み終了のチャイム。
俺は急いで教室へと上がっていった。
……が、当然間に合わない。
「遅いぞドクオ。どこで油売っていた」
「センセーwwwまた泣いてたんじゃないんですかwwwwww」
「かもしれんねwwwwwwww」
- 79: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:31:53.33 ID:2enIFf/Y0
- ('A`) 「なーブーン」
( ^ω^)「お?」
授業が終わり、部活に向かう途中、俺はブーンに今日のことを話し始めた。
('A`) 「──ってワケでさ、今日ぃょぅの家についてきてくれね?」
( ^ω^)「お!それは余裕だお!」
('A`) 「さんきゅ」
( ^ω^)「でも、ドクオが部活サボるなんて、めずらしいお?」
……ブーンの言葉が止まる。
それと同時に、俺の脚が止まった。
('A`) 「んま、約束は約束だし。それに、ぃょぅが謝りたいって言う話もなんか感動的じゃねーか」
( ^ω^)「お?誰に謝るか知っているのかお?」
('A`) 「いんや」
( ^ω^)「ちょwwwwwwww」
……大体、想像はつく。
俺が昔耳にした噂が、本当なら。
- 80: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:34:55.50 ID:2enIFf/Y0
- その日、俺とブーンが部活をサボった。
部活をサボったのは久しぶり、いや、初めてかもしれない。
二人はぃょぅの豪邸へと向かい、歩き続ける。
数分後、あの大きな大きな屋敷が現れた。
( ^ω^)「ぴーんぽーん」
ボタンを押すと、インターホンから声が聞こえる。
ブーンが二言三言話すと、大きな鉄の門が開いた。
この前通った道、俺とブーンは進んでいく。
あまりにも長いため、俺でも迷ってしまいそうなぐらいだ。
屋敷に入り、さらに数分歩いた。
ようやくついた、「ぃょぅ」の部屋。
俺は、ドアをノックした後返事を待たずにドアを開けた。
- 81: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:38:30.02 ID:2enIFf/Y0
- ('A`) 「ういっす」
(((=゚ω゚))))「ぃぃぃぃぃっぃょぅ」
相変わらず、挙動不審と言うか、動きがおかしい。
これじゃ、本当に学食すら無理なんじゃなかろうか?
('A`) 「明日、バイトの面接がある。本人連れて来いってさ」
(=゚ω゚)「ほほほんんんとかよう!?」
('A`) 「まだ採用ってワケじゃないけどな」
ぃょぅは嬉しいのだろう。
俺には理解できなかったが、とりあえず腕を上げたりそんな素振りを見せていた。
(=゚ω゚)「そそそれで、どこどこどおっどっどこなんだよう?」
('A`) 「……学校の学食」
ぃょぅの動きが止まる。
正確には、先ほどまでしていた動きを止め、代わりにブルブルと身震いを始めていた。
- 82: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:42:03.39 ID:2enIFf/Y0
- (((=゚ω゚)))「ががが学校は…・・・・いやだよぅ」
……ここまでは、俺の想像通りだった。
たぶん、俺が聞いた噂は事実だろう。
('A`) 「そこしかバイトねーよ」
(((=゚ω゚)))「学校は……学校だけは……」
俺は黙ってぃょぅの目を見る。
おびえているのか、彼の目からは涙粒が零れそうになっていた。
('A`) 「……大丈夫だ。生徒には一切会わないようなところだ」
(=゚ω゚)「それでも……学校は……」
さすがの俺でも、苛立ってくる。
俺は少し声の調子を上げながら言った。
('A`) 「お前さ、クーに謝るつもりなんだろ?そんなんでいいのかよ」
- 86: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:48:28.07 ID:2enIFf/Y0
- ( ^ω^)「クー……さん?」
先に反応したのはブーンだった。
やはり、コイツは知らなかった見たいだ。
('A`) 「……昔、付き合ってたんだろ?」
((((=ω))))「……」
ぃょぅの震えが激しくなる。
顔は下を向いており、俺に目を合わせようとしない。
('A`) 「何があったのかまでは知らないけど、彼女に謝るって言うのは図星じゃねーの?」
((((=ω))))「……アイツの話は……やめるよう」
('A`) 「嫌だね。俺だって必死にバイト探してやってんだ。そんぐらいいいだろ」
((((=ω))))「……五月蝿いよう……俺は……」
('A`) 「お前さ、何様のつもりなんだよ」
((((=ω))))「お前は他人事でいいかもしれないよう……でも俺は……」
- 87: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:51:54.32 ID:2enIFf/Y0
- ('A`) 「あーウゼェ。お前根性もないけど、度胸もないんだな」
思ったことを言葉に出す。
……悪いが、ぃょぅには、嘘はつきたくない。
((((#=゚ω゚))))「黙るよう!!お前は第三者だから気にしないかも──
ぃょぅが椅子から立ち上がる。
と思った瞬間には、ぃょぅは地面に倒れていた。
なぜ?
俺は必死で思考を働かせる。
ようやく見つけたのは、拳を強く握り締めているブーンだった。
(#^ω^)「ドクオは、誰のためにバイト探してるんだと思ってるお……」
- 88: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 00:55:52.29 ID:2enIFf/Y0
- 意外だった。
あのブーンが、拳を握り締め、人を殴った。
(#^ω^)「ドクオが第三者……?ふざけるなお!!!」
(((=゚ω゚)))「アイツは俺と彼女には関係ないんだよう!」
(#^ω^)「大アリだお!!!!!」
え?
俺ってこの二人に関係あるんだ。
( ^ω^)「ドクオ……ドクオは、ぃょぅがクーに謝ってもいいのかお?」
俺のほうを見ながら、問いかけてくる。
俺は黙って頷いた。
( ^ω^)「……もしも、ぃょぅとクーさんが仲直りしたら?」
('A`) 「それならそれで、俺が入れる隙間はなかったって事だろ」
ブーンも、黙ってこちらを見続ける。
意味が分かっているという事は、俺の気持ちも知っているということだろう。
意外と、こういう話には敏感なんだな。アイツ。
- 90: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 01:23:42.47 ID:2enIFf/Y0
- ((((=゚ω゚))))「・・・・・・」
ぃょぅの動きが止まる。
理解したのだろうか?
それもそれで困るが。
(=゚ω゚)「悪かったよう……」
ぃょぅが地面から立ち上がりながら、俺に向かう。
目こそは俺に向けていなかったが、顔は俺に向けていた。
- 91: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/06(火) 01:24:13.90 ID:2enIFf/Y0
- メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:ぃょぅ宅
参考:あー……これでいいよな?
セーブしました。
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