( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 3: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 22:46:53.57 ID:eJ8FMIGt0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 6: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 22:51:12.29 ID:eJ8FMIGt0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:ぃょぅ宅
参考:あー……これでいいよな?
メモリーカード2
主人公:( ^ω^) 川 ゚ -゚)
時:昼
場所:コンビニ
参考:どーしよ……。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:遊園地
参考:ブ、ブロッコリー?
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:昼
場所:しぃの部屋
参考:ちょっ!お前等!何を……
>>7-9
- 7: 愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 22:51:32.88 ID:Vbe8yaDy0
4
- 8: 愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 22:51:59.97 ID:5ilTJFzFO
1
- 9: 愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 22:52:04.84 ID:SWTDT+Uv0
1
- 15: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 22:57:07.00 ID:eJ8FMIGt0
明日の昼休み、ぃょぅは学校に来る事を約束した。
さすがに人前に出るのはいやらしいので、俺が校門まで迎えに行く。
('A`) 「んー。問題は明日だな……」
ブーンと二人で歩く帰り道。
いつもなら軽く返事を返すブーンだが、その日は違った。
('A`) 「ん?どうかしたのか?」
( ^ω^)「……ドクオは、なんでぃょぅ君の手助けをするんだお?」
その事か、と俺は一つため息を付く。
('A`) 「約束は約束だしな」
( ^ω^)「たぶん、ぃょぅ君はまだクーが好きだお」
('A`) 「……」
( ^ω^)「それなのに、ドクオはぃょぅ君の手伝いをするのかお?」
俺は脚を止めずに歩き続ける。
コイツなりに、色々と考えているのだろう。
('A`) 「俺には関係ねーよ」
- 16: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:01:05.48 ID:eJ8FMIGt0
ようやく二人が別れる道まで来た。
俺は適当にお別れを言って、ブーンと別れる。
('A`) (アイツなりに、色々考えてるんだな……)
普段はチェケラベイベしているアイツだが、こういう話しになると少しだけ勘が良くなっている。
さらには、友達を心配する余裕までも。
('A`) (ま、友達思いなのは昔からか……)
それよりも、問題は明日だ。
いくら面接をしてもらえるといっても、まだぃょぅはまともに会話すらできない。
っていうか、引きこもるとそんなに人間恐怖症になるもんなのか?
('A`) (んー……ま、なるようになるだろ)
ようやくついた俺の家。
俺はただいまと声をかけながらドアを開いた。
- 18: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:04:56.04 ID:eJ8FMIGt0
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
`’ `´ ~
(;'A`)「父さ……ん?」
- 21: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:08:40.81 ID:eJ8FMIGt0
玄関に倒れている親父。
俺は驚き、一歩二歩後ろに下がった。
(;'A`) 「お……おい……」
今度は少しずつ近づいていく。
体はピクリとも動いていない。呼吸すら感じられない。
(;'A`) 「父さん!!父さん!!!!」
俺は親父の体を揺さぶる。
しかし、それに対する返事はない。
顔を見ると血の気は完全になく、瞳孔は開いたままだ。
(;'A`) 「母さん!!父さんが!!父さんが!!」
俺は叫んで母さんを呼ぶ。
……しかし、返事はない。
なぜだ?いつもこの時間は家にいるのに。
俺の胸に、嫌な予感が充満した。
- 22: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:09:51.30 ID:eJ8FMIGt0
俺は靴を脱がないまま家に上がりこむ。
向かうはリビング。
お願いだから、母さん……。
________________________
||
ノ⌒||^ヽ
彡/‖ ̄ ヽ
| |`====′
| |__|
凵 ##ヽ
∪###ゝ
^T TT´
| ||
「 「 |
し'し'
(;'A`) 「うわあああああああ!!!」
- 25: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:11:28.28 ID:eJ8FMIGt0
/''⌒\
,,..' -‐==''"フ /
(n 'A` )η なんでスカートはいてんねや〜!!
( ノ \
(_)_)
~"''"""゛"゛""''・、
"”゛""''""“”゛゛""''' "j'
:::::ヘ :::::....ヽ :::;;;ノ ::(
:: ゝ :::::......ノ:;;..:::::::ヽ
- 29: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:14:03.14 ID:eJ8FMIGt0
(;'A`) 「い、いや!そこはあえて突っ込まないでおく!!」
俺は急いで母さんの元によった。
近くにある椅子を蹴飛ばし、母さんの体を支える。
(;'A`) 「い、意外と重い……!!」
ち、違う!こんなことを考えている暇はない!
俺はお袋の首にまきついている縄をはずし、お袋を地面に下ろす。
首には縄の後がついていて、呼吸はなかった。
(;'A`)「く、くそ!一体何があったっていうんだ!!」
俺は慌てて電話を取った。
救急車…・・・救急車……!
110?いやそれは警察!!
何だ……何だ……落ち着け俺!
(;'A`) 「119か!!」
- 33: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:17:10.80 ID:eJ8FMIGt0
俺は急いで番号をタイプする。
(;'A`) 「間違えた!これはキーボードの配置と違うんだった!!」
一度受話器を置き、もう一度掛けなおす。
1・1・9
確かにOKだ!
『ぷるるる〜……』
一度のコール音の後、イケメンっぽい男の人の声が聞こえてきた。
「はい、消防ですか?きゅ (;'A`)「間違えた!119は消防車か!!!」
俺は急いで受話器を置いた。
落ち着け俺!110は警察、119は消防署。
救急車は何だ!何だ!何だ!!
(;'A`) 「やっぱ119じゃねえかあああああああ!!!!」
- 37: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:20:11.06 ID:eJ8FMIGt0
「はい、消防ですか?救急ですか?」
もう一度掛けなおす。
今度は落ち着いて応対するぞ。
(;'A`) 「救急です!」
「何がありましたか?」
うるせぇ!そんな事はどうでもいいから早く救急車よこせや!
「落ち着いてください。まず、何があったんですか?」
何?こいつテレパシーか?
何で俺の心が読める!
(;'A`) 「親父がヤムチャでお袋が首吊ってんだ!早く着てくれ!」
「住所をいえますか?」
俺は何度か深呼吸をはさみながら、ようやく住所を言う。
電話を切った後、俺はお袋を玄関まで運んだ。
- 39: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:23:08.67 ID:eJ8FMIGt0
「すいません!ドクオさんはいらっしゃいますか!!」
ドアをニ三度叩く音。
俺は急いでドアを開けた。
(;'A`) 「親父とお袋が……!!」
「落ち着いてください!よし、お前等担架だ!!」
テレビでよく見るような光景。
救急車に、俺の良く知った人物が乗せられていく。
「家の鍵を閉めて、あなたも乗りますか?」
(;'A`) 「あ、ああ!!!」
俺は鞄から鍵を取り出し、適当に家の鍵を閉めた。
そして、親父とお袋を見守るために、救急車に乗り込む。
(;'A`) 「何で……どうして……」
- 41: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:27:57.31 ID:eJ8FMIGt0
病院に着くなり、親父とお袋はどこかに連れて行かれた。
俺もついていこうとしたが、それを誰かに止められる。
止めてくれ──親父とお袋を──
………
……
…
俺は相当焦っていたのだろう。
気づけば俺は、病室の前の椅子に腰をかけていた。
医者「落ち着いたかい?」
白衣のコートを着た医者が俺の横に座る。
だめだ!黒い服のあの医者を呼べ!あのモグリを呼べえええ!!
医者「とりあえず、君の両親は一命を取り留めたよ」
(;'A`) 「……は……」
医者「たぶん後遺症も残らない。すぐに退院もできるだろう」
(;'A`)「……った……」
俺は椅子からズルリと滑り落ちた。
何かが落ち着いたようで。
心の重みがとれたようで。
- 42: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:30:31.88 ID:eJ8FMIGt0
医者「とりあえず、何日かは入院してもらう。いいね?」
もちろん、親父とお袋が助かるなら。
俺は当然OKを出した。
医者「君は……どうする?やはりここに残るかい?」
当然だ。と言いかけて、俺は言葉をとめた。
確かに、俺はここに残るべきだろう。
だが、やつらとの『約束』がある。
『約束』だけは、絶対に守らなければいけない。
だけど…・・・・俺の両親は──。
1、「ここに残ります」
2、「……昼だけ、ちょっと学校に行って来ます」
3、「いや……俺は普通に学校にいかせてもらいます」
>>45
- 45: 愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 23:32:42.56 ID:31PwMCEX0
2
- 47: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:35:10.46 ID:eJ8FMIGt0
('A`) 「昼だけ……学校に行きます……」
医者は黙って頷いた。
……『約束』だけは、絶対に守るんだ。
('A`) 「あの……話とかできます?」
医者「まだ意識はなくてね……。大丈夫、朝には戻っているだろう」
俺は慌てて携帯を取り出して、時間を確認した。
午前2時……。俺が家に帰ってから、相当時間はたっている。
('A`) 「……」
なんで親父とお袋は自殺したのか。
それだけが納得いかなかった。
起きたらまず、それを聞こうと思った。
- 50: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:38:05.01 ID:eJ8FMIGt0
───午前7時。
結局俺は、あれから一睡もしていない。
親父とお袋の病室の前で、ただ目を開けているだけ。
「先生!ご両親の意識が戻りました!」
病室の中から看護婦が現れる。
どこからか現れた医者は、俺を置いて病室に入っていった。
……さらにそれから1時間。
ようやく、俺と両親の面会が許されるようになった。
( 'A` ) 「……」
J( 'ー`)し「……」
二人とも、しっかりと目を開けている。
確かに、この二人が昨日、自殺をしようとしたとは思えない。
- 51: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:41:16.21 ID:eJ8FMIGt0
('A`) 「……大丈夫?」
なんていっていいのか分からず、俺はただ単純に問いかけた。
親父は黙って頷き、口を開ける。
( 'A` ) 「すまんな…・・・ドクオ」
J( 'ー`)し「ごめんね、ごめんね」
('A`) 「……何であんな事したんだよ」
俺は二人を顔を交互に見つめる。
二人は俺から視線を話さず、そして口も開かなかった。
('A`) 「……二人が死んだら、俺も死ぬよ?」
この言葉に驚いたのだろう。
親父がゆっくりと口を開いた。
- 52: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:45:35.39 ID:eJ8FMIGt0
( 'A` ) 「父さんの会社が……倒産した」
('A`) 「何ソレ?ギャグ?」
J( 'ー`)し「本当なの……」
誰もが言葉を発しない。
父さんの会社が倒産?
…・・・だけど、ウチにも貯金ぐらいあるだろう。
('A`) 「この前の150万は?パチンコの」
( 'A` ) 「競馬で全部スッた」
バカな親父だ。
エリザベスクィーンにでも賭けてたんじゃなかろうか。
( 'A` ) 「ハルウララに全額賭けて……くそっ!」
そっちか。
相当昔の話しじゃねえか。
- 53: ◆sHNGWXTAUA :2007/02/11(日) 23:46:11.77 ID:eJ8FMIGt0
メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:朝
場所:病院
参考:これから……どうなるんだか
セーブしました。
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