( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
4: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:07:46.43 ID:GMsTW6+30
  





           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)


ロードします。
  
5: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:10:47.48 ID:GMsTW6+30
  
メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:夜
場所:風呂場
参考:力が入らない……

メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚)
時:夜
場所:ギコの家
参考:Don't worry

メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:学校 屋上前
参考:うるさぁぁぁぁい///

メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚)
時:昼
場所:ギコの家
参考:負けちまった

>>6-10
  
6: VIP村人o :2006/12/05(火) 23:11:09.72 ID:OG9+qirV0
  
1しかない

いやいや、それはいくらなんでも王道過ぎるか。

だが1で頼む
  
7 : 棒またぎ姫 :2006/12/05(火) 23:11:29.20 ID:Ujg4UtC2O
  
1
  
8 : VIP足軽mp3 :2006/12/05(火) 23:11:44.61 ID:z3dAz1+8O
  
あえて4
  
9: 以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします :2006/12/05(火) 23:12:14.60 ID:70TS6AgZ0
  
4
  
10: 以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします :2006/12/05(火) 23:12:35.72 ID:70TS6AgZ0
  




  
12: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:16:54.98 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「負けちまった……」

言葉に出すと、実感がわいてくる。
負けたのだ。

「そっか……次頑張ろうね」

次頑張ろう?その言葉を何回聞いただろう。
そして、この言葉をいくつ実現できただろう。

( ,,゚Д゚)「……もうさ、勝てねぇよ……」

つい言葉にしてしまった。
口からこぼれた──という表現が正しいだろうか。

「……じゃあ、やめれば?」

意外な反応。すぐに怒ると思っていた。

「勝てないと思うならやめればいいじゃん。そうしなよ」

冷たく、俺を突き放すような言葉。
その棘棘しい言葉に、俺は苛立ちを覚えた。



  
13: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:22:19.95 ID:GMsTW6+30
  
「勝てないから、やめるんでしょ?やめなよ」
( ,,゚Д゚)「うるせぇ!!!」

大声を張り上げる。
携帯電話が軽く振動した。

( ,,゚Д゚)「弱くて悪いかよ!?好きな野球やってて悪いかよ?勝てなきゃいけないのか?」
( ,,゚Д゚)「きつい練習してさ!毎日遅くまで残って、遊ぶ事もできねぇ!」
( ,,゚Д゚)「それで持って試合には勝てないと来た!!それでも続けろってか!?」

溜まっていたものを、一気に吐き出した。
全てをいい終わった後、息が乱れる。

「……だから、やめればいいじゃん」

( ,,゚Д゚)「ああ!やめてやるさ!どうなっても知らねーからな!!」

俺は電話を切り、勢いよく携帯を投げ捨てた。



  
14: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:25:39.93 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「くそ……」

全てを出し切ったはずなのに、後味が悪い。
後悔──という言葉が頭に浮かんだ。

( ,,゚Д゚)「……」

投げ捨てた携帯をひろう。
もう一度、しぃに電話を掛けよう。
そして、謝ろう。
俺はアドレス帳からしぃを探す。

──勝てないから、やめるんでしょ?やめなよ──

ふと、しぃの言葉を思い出した。
やめた。電話なんてするもんか。

1、携帯を真っ二つに折る
2、寝る
3、やっぱり電話するか……

>>17
  
17: 以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします :2006/12/05(火) 23:28:07.03 ID:70TS6AgZ0
  
3



  
23: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:32:21.89 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「……だーっ!!くそっ!!」

しぃに苛つきながら、そして自分に苛突きながら俺はもう一度携帯を開いた。
アドレス帳──サ行──しぃ
俺は通話ボタンを押した。

( ,,゚Д゚)(なんで掛けたくなるんだよぉぉぉぉぉぉ)

自分が嫌になる。
あれほどムカツイていたのに、しぃに謝りたいと思う自分が。

「……もしもし」
( ,,゚Д゚)「……俺だゴルァ」
「着信履歴見れば分かるよ」
(;,,゚Д゚)「……えと……」

電話を掛けてみたものの、なんと言えばいいのだろう。
俺は言葉につまった。



  
24: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:35:38.85 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「あれだ。うん……」
「……ん」

しぃはこういう時、返事をしない。
俺の言葉を待っているんだ。
中学からの付き合いだから、それぐらい分かる。
逆に言うと、分かられている。

( ,,゚Д゚)「……すまん……」

言った瞬間、顔が熱くなった。
あー……もう嫌だ。

「うん。コッチもごめん。」

少し声のトーンを落としながら、しぃは答えた。
これだけで、少し気持ちが楽になる。

( ,,゚Д゚)「……野球さ、続けてもいいか?」
「それを決めるのは、私じゃないよ」
( ,,゚Д゚)「そうだな……」



  
25: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:37:43.92 ID:GMsTW6+30
  
部屋を軽く見渡す。
バット、グローブ、そしてボール。
全てが手の届くところにおいてあった。

( ,,゚Д゚)「……ちょっと出かけてくるぞゴルァ!!」
「今度は、芝生で寝ないようにね」
( ,,゚Д゚)「ゴルァ!」

俺は電話を切り、そして代わりにボールを掴む。
近くの公園まで、本気でダッシュだ!!
26: 宿屋の女中 :2006/12/05(火) 23:41:28.17 ID:weQUoVcMO   
なぁ、名探偵新藤工一の作者さん?
27: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:42:08.32 ID:GMsTW6+30   
走っている途中、俺はあることに気づいた。

1、なんでしぃ、俺が芝生で寝てた事を……
2、やべっ、トイレいきてぇ

>>29
  
29: 以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします :2006/12/05(火) 23:42:55.26 ID:70TS6AgZ0
  




  
31: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:43:37.74 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「トイレトイレっと……」


   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な
 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ に
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__



  
34: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:45:07.77 ID:GMsTW6+30
  
                          ,.、、.,_         座  ベ  ふ
      _,,.、、、、、.,,_             ,ハ爪、,::゙ヽ.          っ  ン  と
    /.:::::::::::::::::::..`ヽ、            `l 'i 'i'`ln:}           て  チ 見
   / .:::::::::::::::::::::::::::::::. '、            l ゙ァ 人{        い に  る
   | :::::::::::::::::::::::::::::::::,ヘ{ツ          `コfェエlユュ         た 一  と
    | ::::::::::::::::::::::::,ィゥ ノ j           /;.;.ヽ   ヽ,        人
   |::::::::::::::::::::::( |.!  ;{           l;.;.;.;.;.|    i'、      の
   .|::::::::::::::::::rリ`l,〉   j}゙          '!;.;.;.;.;|     !;'!_       若
    }:::::::::::::::ノ゙  l  /            '!;.;.;.;.|    「 |||       い
   ,xァ''ー'゙'`    '、 /            ノ;.;.;.;..j     |,,|||      男
  / ー`¨`''''ー-- 、」゙'′_ ..,;:';;'. ;:;:;:;..  /;.;.;.;/ __三」 |||      が
 ''^ーァ 、_____  ̄ /       __/;.;.;/lニl-'┴┴厂
  `>'、,     '''"´ ̄ ̄_二ヽ、 ,';';'; /  >'′ | | l`'Y'))i
  /           /    ヽ   `ー' :;:;: ,|-' 'ー'ニノノ,.,:,:,:
 ,'        ,   /      ゙、""''''''-= :,,_ /| l: : :"''|'′,.,.,.,.
          l /  __      !       / :| l: : : :.|
          l, l  く,_  、   |        /_:::| l: : : :|
 ''''ー--_  、、,,,_リ    `ヽ、ヽ, ,!     /   ̄`''ー'、
       ̄`¨`'''|!    _,,..、二,,_,〉'_ー_/    , ,、   `ヽ,
          |!   'ー''"´  '! /     /ニ''''ー ---'-



  
36: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:46:15.90 ID:GMsTW6+30
  
            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    やらないか
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_



  
38: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:49:43.21 ID:GMsTW6+30
  
            ブォァァァァァァッァァッァァァ从从"、; 从
               _ー ̄_ ̄从从’, 从"((; 从从")) 从))
          ∧ --_- ― = ̄  ̄从从.∴((;".从从.%; )))人
  氏ね     , -'' ̄  = __――=',((;".从从;.%;"))>从从))
        /  _-―  ̄=_从,,)`ノ 从ク'''从从)) ;;  )  ))
       /   ノ  ̄ ̄=_  ` (:: ::人:::人从::::((:: ::人人)) )
      /  , イ )        ̄=(("((; 从从")) ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \             (:: ::人:::/, ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/


( ,,゚Д゚)「全く、付き合ってらんねーぜ」

いい男をボコボコにした俺は、そのまま公園で投球練習を始めた。



  
39: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:52:44.35 ID:GMsTW6+30
  
( ,,゚Д゚)「違うっ!もっとスピードを……」

ただ投げ込むだけでは意味が無い。
一回一回球を見て、弱点を探す。
俺はスピード重視の押せ押せタイプ。
野球だって、本当は物凄く頭を使うんだ。

『パシ』

壁に当たったボールが返ってくる。
今のはいい感じだったな……

( ,,゚Д゚)「……」

視線を感じた。
誰だ?

1、さっきの男
2、……とりあえず振り向く
3、気にせず練習

>>43
  
43: VIP足軽MS :2006/12/05(火) 23:53:41.07 ID:LBtHjryC0
  
1



  
47: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:55:57.13 ID:GMsTW6+30
  

            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    や ら な い か ?
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_



  
48: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/05(火) 23:56:47.52 ID:GMsTW6+30
  
   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  そういえばこの公園は
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   ハッテン場のトイレがあることで
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  有名なところだったな……
 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   いい男に弱い俺は誘われるまま
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  ホイホイとトイレに
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   ついて行ってしまった…・・
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__



  
51: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/06(水) 00:00:47.96 ID:vLIqs/uo0
  
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚)
時:夜
場所:公園
参考:すごく……おおきいです

セーブしました。



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