( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 218: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:23:50.97 ID:mSVipG4I0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 221: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:25:57.22 ID:mSVipG4I0
- メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:屋上
参考:ドラえもん〜。
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:学校
参考:イケ面?金持ち?スポーツ万能?いいじゃない
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夕刻
場所:家
参考:ウツダシノウ
>>222-226
- 222: エリマキトカゲ♀ :2007/01/08(月) 23:26:24.16 ID:aMujZCYC0
- ここはあえて4
- 223: かめ♀ :2007/01/08(月) 23:26:37.86 ID:6Dv/2PZe0
- 4
- 224: きりぎりす♂ :2007/01/08(月) 23:26:40.35 ID:W+NwiiGB0
- 3
- 225: しかさん♀ :2007/01/08(月) 23:26:43.61 ID:5GkaQlyZO
- 1
- 226: きりぎりす♂ :2007/01/08(月) 23:26:54.39 ID:W+NwiiGB0
- 3
- 228: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:28:20.99 ID:mSVipG4I0
- >>224>>226
同一の為無効。
4になります。
- 231: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:32:28.70 ID:mSVipG4I0
- 朝10時、久しぶりの休日なので、いつもより遅く起きてしまった。
今日は学校も、部活もない。
久しぶりに羽を伸ばそうと、意気込んでいる。
( ,,゚Д゚)「っし。まずは誰か誘うかな……」
携帯を開き、適当に友人の名前を探す。
その中の一人に電話をかけた。
( ,,゚Д゚)「俺だゴルァ!今日あそばねーか?」
『あ?俺今日彼女と約束あんだよ。じゃな』
すぐさま電話を切られる。
彼女?なめくさりやがって。
( ,,゚Д゚)「俺だゴルァ!今日あそぼーぜ!」
別の人物に電話。
しかし、帰ってきたのは同じ返答。
( ,,゚Д゚)「くそ……」
- 232: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:37:30.32 ID:mSVipG4I0
- いくら電話をかけても、遊べる奴がいない。
……そうなると、他にかける奴は、一人しかいない。
( ,,゚Д゚)「しぃか……」
まだ付き合っているとは言えない。
そんな奴を誘ってもいいのか?
いや、普通に考えたら余裕でOKだろうけど……。
( ,,゚Д゚)「……よし!」
俺は思い切ってしぃに電話をかける。
その待っている間の『トルル』が長く感じられた。
『はいもしもし……』
( ,,゚Д゚)「オッス!俺だ!今日遊べるか!?」
『……ああ、ギコ君w 誰だか分からなかったよww』
( ,,゚Д゚)「ゴルァ!それで、どうなんだ!?」
『悪いけど、今日は塾とか色々で……。ごめんねー』
そう言うと、しぃは電話をプツリと切った。
俺はむなしく一人で立って……。
そして一人で遊びに出かけた。
- 233: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:39:24.32 ID:mSVipG4I0
- ( ,,゚Д゚)「とりあえず……どこに行くか」
1、カラオケ
2、近くの大型ショップ
>>236
- 236: トリケラトプス♂ :2007/01/08(月) 23:40:50.51 ID:W+NwiiGB0
- 1
- 239: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:44:58.26 ID:mSVipG4I0
- ( ,,゚Д゚)「一人でカラオケか……寂しいもんだぜ」
ブツブツ呟きながら俺は自転車をこいでいた。
見かけはバリバリお洒落しているのに、チャリをこいでいちゃ意味がない。
でも、カラオケに行くにはこれしかないんだ!
( ,,゚Д゚)「お……着いた着いた」
昔は仲間とよく着たカラオケ屋。
最近は部活が忙しくてあんまり着てないけど……。
店員「っしゃいませーwwwww」
物凄くチャラチャラした店員。
俺は受付をするためにソイツの元へ向かう。
( ,,゚Д゚)「カラオケ2時間」
店員「お一人で2時間ッスかwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwww」
( ,,゚Д゚)「ぶっ殺すぞ」
店員「サーセンwwwwwwwwwwwwwwww」
とりあえず殴ろうかと思う。
危険を察知したのか、店員はすぐに案内を始めた。
- 240: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:47:24.54 ID:mSVipG4I0
- 店員「えーっとwww開いている部屋はwwwwwwww」
長い廊下を歩いていく。
さすがに昼間という事で、あまり人はいなかった。
( ,,゚Д゚)「……ん?」
たまたま見かけた部屋。
そこに、俺のよく知る人物がいた。
ソイツは一人で寂しく歌っている。
いや、俺も一人だけどよ。
店員「あれ?どーしたんスかwwwwww」
( ,,゚Д゚)「ちょっとあの部屋に入ってくる」
店員「ちょwwww」
俺はその部屋の扉を開ける。
一人で歌っていたソイツは驚いて俺を見た。
( ,,゚Д゚)「何してんだよ、しぃ」
- 241: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:51:55.77 ID:mSVipG4I0
- (*゚∀゚)「あ……」
相当ノリノリだったのだろう。
そして、とても驚いたのだろう。
しぃの口は大きく開き塞がらなかった。
( ,,゚Д゚)「オメー塾とかじゃなかったのかよ」
店員「あ、知り合いッスかwwwwそれじゃここでいいですねwwwwww」
店員は足早に部屋を出て行く。
部屋には俺としぃの二人だけとなった。
(*゚ー゚)「あ、ごめんごめんww 急に塾休みになってw」
( ,,゚Д゚)「それなら連絡してくれよ……」
(*゚ー゚)「ごめんごめんー」
俺はドスリとソファーに座る。
しぃも、歌いかけの歌を止め、俺の横に座った。
- 242: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/08(月) 23:56:47.54 ID:mSVipG4I0
- ( ,,゚Д゚)「それにしても一人でカラオケかよwwwww」
(*゚ー゚)「キミだってーwww」
普通の会話をしているハズなのに、なぜか違和感を感じる。
いや、その違和感が何なのかは分からないが……。
(*゚ー゚)「せっかくだしさ、一緒にあそぼー」
( ,,゚Д゚)「そうっすか……」
結局、俺としぃは二人で遊ぶ事になった。
カラオケは1時間だったが、とりあえず後1時間延長しておいた。
(*゚ー゚)「それじゃ、しぃ歌いますー!」
しぃはマイクを持ち、得意げに踊っている。
前奏が終わり、ようやく歌詞に入った。
(*゚ー゚)「た゛ーい゛す゛き゛ーよ゛ー あ゛な゛た゛ーと゛ひ゛と゛つ゛に゛ー」
- 249: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:01:13.69 ID:HjLkrizD0
- 聞こえてきたのは鈍音。
例えるなら、チェーンソーで木を切り倒しながらジャイアンのリサータルを聞いている感じ。
とにかく酷い。
(*゚ー゚)「も゛っと゛ーも゛っと゛ーあ゛た゛し゛を゛ーあ゛い゛し゛て゛ー」
必死に別の事を考えて、これを耳に入れないようにする。
しかし、あまりの酷さに俺の耳も入れてしまう。
(;,,゚Д゚)(つーかコイツ本当に吹奏楽部かよ!!)
悪魔の5分が終わる。
いまさらだが、1時間延長するべきではなかった。
(*゚ー゚)「えへへー。どう?」
(;,,゚Д゚)「ま、まぁまぁ……」
(*゚ー゚)「ホントーw やったねw」
親指を立てて俺に向ける。
やったねじゃねえ!
- 252: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:04:22.23 ID:HjLkrizD0
- (*゚ー゚)「それじゃー次は!どうぞ!」
しぃが俺に両手をささげる。
俺に歌えというのか……。
( ,,゚Д゚)「……恥ずかしいから聞くなよ」
(*゚ー゚)「聞くなってwww それは無理だよ〜w」
俺はとりあえず歌えそうな曲を入れる。
流れて来たメロディー。
本当ならノリノリになりたいが、しぃが見ているという事で俺は緊張状態だった。
( ,,゚Д゚)(大丈夫だ……俺ならやれる!)
( ,,゚Д゚)「ま゛こ゛ーと゛ーい゛う゛な゛の゛ーた゛か゛ら゛ーも゛の゛ー」
- 258: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:07:15.90 ID:HjLkrizD0
- ( ,,゚Д゚)(や、やべぇ!)
入れる曲を間違えた!
俺はすぐさま曲を止め、ペラペラと本をめくる。
(*゚ー゚)「……」
( ,,゚Д゚)「ち、違う!俺はこんな実力じゃねえ!」
しぃの冷たい視線を受けながら、俺は別の曲を入れた。
よし、これなら歌える。
( ,,゚Д゚)「いやよ、いやよ、いやよキスしちゃいやー」
トゥトゥトゥン!
( ,,゚Д゚)「ハニーフラッシュ♪」
- 261: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:09:34.15 ID:HjLkrizD0
- (#,,゚Д゚)「なんでやねん!」
やばい、予想外の歌にノリツッコミをしてしまった。
作者も想定外のこのギコのツッコミ!
(*゚ー゚)「……」
(;,,゚Д゚)「ち、違う!俺はこんなんじゃねえ!」
俺は急いで本をめくり、次こそ間違いなく曲の番号を入力する。
5回見直して、それを送信した。
( ,,゚Д゚)「いや、本当に違うから!信じろよ!!」
(*゚ー゚)「……」
続いて流れて来たのは、やっと俺の歌いたい曲。
とりあえず、まともに歌えたと思う。
- 266: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:20:56.61 ID:HjLkrizD0
- パチパチパチーとしぃが拍手をする。
俺は照れ隠しをしながら椅子に戻った。
(*゚ー゚)「100点満点中、50点かなー。」
( ,,゚Д゚)「は?」
(*゚ー゚)「いやね、声の伸ばしが微妙に足りないって言うか……」
いやいやいや、お前に言われたくない。
っていうか、ありえないだろ。
(*゚ー゚)「もーちょっと努力したら、きっと上手くなるよ。うん」
(;,,゚Д゚)「お、おう……」
結局、しぃの歌を聴いたりしながら1時間が過ぎた。
あと一時間もこの悪夢が続くと思うと、俺は目がクラリとなる。
- 270: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:24:52.82 ID:HjLkrizD0
- (*゚ー゚)「少し疲れたねー」
しぃは大きく手を上げ、背伸びをする。
俺はここぞとばかりに、声を挙げた。
( ,,゚Д゚)「だよなっ!他のところも行って見ないか?」
(*゚ー゚)「えー。後一時間あるんだしー」
( ,,゚Д゚)「……」
(*゚ー゚)「あ、もしかして少し飽きちゃった?」
俺が返事を出さないでいると、しぃは話を続ける。
(*゚ー゚)「そだねー。歌いっぱなしって言うのもあれだし……」
『どっかいこっか』
俺はその言葉が聞きたかった。
でも、帰ってきたのは、そんなものではない。
(*゚ー゚)「エッチでもしながら時間つぶそっかwww」
- 272: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/09(火) 00:26:10.65 ID:HjLkrizD0
- メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:昼
場所:カラオケ
参考:ちょwwwwおまwwwww
セーブしました。
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