( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
295: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:37:57.74 ID:agX/xOSg0
  





           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)

ロードします。
  
299: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:41:43.86 ID:agX/xOSg0
  
メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼(授業中)
場所:保健室
参考:温度は辛いよ

メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚)
時:夜
場所:ギコの家
参考:Don't worry

メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:風呂場
参考:今日は疲れた

メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚)
時:夜
場所:公園
参考:すごく……おおきいです

>>300-304
  
300: ゴタ投稿日 :2006/12/09(土) 23:42:02.30 ID:zVSdjGN7O
  

  
301: そり(GT)投稿日 :2006/12/09(土) 23:42:06.59 ID:xllcbb5T0
  

  
302: 一面鳥投稿日 :2006/12/09(土) 23:42:08.44 ID:cHbg4rxhO
  
wktk
  
303: 精夜投稿日 :2006/12/09(土) 23:42:14.60 ID:LJtZaOcd0
  
4



  
316: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:48:04.20 ID:agX/xOSg0
  
川;゚ -゚)(このままで行くか……)

私は膣に温度計を刺したまま、動かないことにした。
まだ少しヒリヒリと痛みはあるものの、少なからず先ほどまでの痛みはなくなっていた。

川;゚ -゚)(処女膜……破れちゃったのかな……)

その割には、痛みが引くのが早いような気がする。
でも破れてないにしては、痛かった気がする。
私は悩み始めた。

川 ゚ -゚)(大体、処女膜が破れたら血が出るって聞いたし……)

今のところ、感触のみでだが血がでた感じはしない。
どうやら、破れては居ないようだ。

川 ゚ -゚)(傷は付いただろうな……)

性の知識がないので、適当に考えるしかない。
……保健の授業もちゃんと聞いておくべきだった。



  
322: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:51:49.32 ID:agX/xOSg0
  
さて……もうそろそろ2分か。
あと1分たったら、温度計を抜こう。
下半身が変な感じがするからな。

川 ゚ -゚)(……)

静かに時が過ぎるのを待っていたとき、その静粛が破られた。

『ガラガラッ』

ドアが開いたのだ。
私が寝ているベッドはカーテンで隠れているのだが、やはり動揺してしまった。

川;゚ -゚)(誰だ……)

今度は先ほどのように、「失礼します」の声はない。
ドクオ……ではないのだろうな。

『シャッ』

カーテンが開かれた。



  
326: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:55:09.34 ID:agX/xOSg0
  
( ^ω^)「おっおっwwwここにいたおwww」

私の視界に入ってきたのは内藤。
なんだ……内藤か。

( ^ω^)「体育で倒れたって聞いたから飛んできたお!」

飛んできた、と言っても授業が終わっただろう。
時計を確認したところ、ちょうど授業が終わったあたりの時間だった。

( ^ω^)「大丈夫かお?顔色悪いお」
川;゚ -゚)「あ、ああ……」

忘れていた。
布団で隠れているとはいえ、私は温度計と結合している。
この事がバレたら……。

( ^ω^)「布団がずれてるお」

内藤はそういうと、私の布団に手を伸ばそうとした。

川;゚ -゚)「ああああ!!大丈夫だ」



  
332: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/09(土) 23:58:07.70 ID:agX/xOSg0
  
今布団を動かされたら、少なからず私は怪しい動きをしなければいけなくなるだろう。
必死で下半身を隠そうとしながら、身をよじらせるはめに……

(;^ω^)「お……」

さすがにビックリしたようで、内藤は手を戻した。
危ない……。助かった。

川;゚ -゚)「あ、寒いのでな。布団を動かしたくないんだ」
( ^ω^)「把握だおww」

いつもの笑顔に戻る。
偽りの無い、あの明るい笑顔だ。

( ^ω^)「大体なんで倒れたんだお?」
川 ゚ -゚)「ああ、元々風邪気味の上に、ツンとの勝負が──

私は、ツンとの勝負を鮮明に話し始めた。



  
335: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:01:52.77 ID:gWkbhzs70
  
川 ゚ -゚)「それで、私は素数で数えていたわけなんだが……」
( ^ω^)「素数セコスwwwwwww」
川;゚ -゚)「む」

少しづつ会話の流れがスムーズになってきた。
私も、自然と顔に笑みがこぼれてきた。

川 ゚ ー゚)「ツンも相当胸を気にしているみたいでな」
( ^ω^)「ブーンはどっちでもおkだおwwww」

私たちが笑いを上げていたとき、もう一度ドアが開く音がした。

「失礼しま〜す……」



  
339: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:05:36.89 ID:gWkbhzs70
  
『シャー』

カーテンが開けられた。
現れたのはもちろんドクオ。
そして、私の顔を見た後すぐに視線はブーンへと移った。

('A`) 「……見舞いに来てたんだな」
( ^ω^)「そうだお」

内藤の顔は、相変わらず笑顔のままだ。
しかし、それが偽りの無い笑顔。とはいう事ができなかった。
どこかで、怒りやそれに似た感情を持っている笑顔だった。

( ^ω^)「クラスメートを心配しちゃ悪いかお?」
('A`) 「別に……」

今度は視線を私に移してきた。

('A`) 「クー、熱は大丈夫か?」



  
345: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:08:46.54 ID:gWkbhzs70
  
川;゚ -゚)「あ、ああ……」

私も場の状況が読めないほどバカじゃない。
この状況、完全に危ない状況だ。

('A`) 「そっか……」

ドクオは辺りを見回す。
そして気づいてしまった。

('A`) 「あれ?温度計は?直そうと思ったけど……」
川;゚ -゚)「ええ?あ、いや……」

やばいやばいやばい──
なんて言い訳すればいいんだろう。
「性器に挿してます〜☆」なんていえるわけが無い。

川;゚ -゚)「えと───」
( ^ω^)「僕が直したお」

内藤が私の話を横切るように声を出した。



  
352: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:13:22.74 ID:gWkbhzs70
  
('A`) 「は?」

なんでお前が。声に出さすずにドクオは訴えた。
完全に、場の空気は悪くなっていた。

( ^ω^)「今動けないみたいだから、僕が直したんだお」
('A`) 「……」

ドクオは返事をしない。
意外と嫉妬心が強いのか……それとも、私に怒っているのか。

('A`) 「もうそろそろ授業の時間だからな……」

帰るぞ。ドクオは内藤の背中に手を乗せた。

( ^ω^)「クー、喉は乾いてないかお?」

内藤はドクオの手を見向きもせず払いのけ、私に問いかけた。

川;゚ -゚)「え?あ、大丈夫だが──」



  
363: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:17:29.41 ID:gWkbhzs70
  
( ^ω^)「そうかお。無理はいけないお」

内藤はそういうと、今度は自ら立ち上がった。
最後まで、"あの"笑顔で、私に微笑みかける。

( ^ω^)「それじゃ、クー」

クー。初めて内藤が私の名前をそのまま呼んだ。
ちゃんとか、さんとか。そういった者をつけずに呼んだ。

内藤はそのまま振り返らず、保健室を出て行った。
残るはドクオと私。相変わらずの雰囲気だった。



  
371: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:21:48.00 ID:gWkbhzs70
  
川;゚ -゚)「・・・・」
('A`) 「……」
川;゚ -゚)「……えと……」
('A`) 「いんや、気にしてないよ」

ドクオの顔が少し緩んだ。ような気がした。

('A`) 「どうせアイツが一人でコレヤルアレヤル言ったんだろ?」

優しい声で私に問いかけた。
ただ、その言葉の言い方では、私が答える道は一つしかなくなっていた。

川;゚ -゚)「そうだ」
('A`) 「いいんだよ。前からそういう奴だったからさ」

前からそういう奴だった?
今までの関係を見る限りじゃ、とても仲が良かったじゃないか。

('A`) 「それじゃ、俺授業に行くから」

私のせいで、二人はおかしくなったのか?
私のせいで、仲が悪くなったのか?

聞くことも、答える事もできず、ドクオは保健室から出て行った。



  
378: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:25:32.52 ID:gWkbhzs70
  
落ち着いて整理を始める。
私が一人ベッドですごしている時に内藤が来た。
そして楽しい会話をする。
そこへドクオが現れた。
そして、険悪なムードへ……

川;゚ -゚)「内藤も内藤だが、ドクオもドクオだよな」

確かに内藤の態度は挑発的だった。
だけど、それに対するドクオも子供っぽかった。

川;゚ -゚)(要するに二人とも子供、という事か……)

ふぅ、と寝返りを一つうった。
その時感じた、あの下半身の違和感に気づいておけば、あんなことにならなかっただろうに・・・・・・



  
385: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:27:26.82 ID:gWkbhzs70
  
「あー!ごめんごめん〜!」

ガラッと音をたて、保健室のドアが開いた。
入ってきたのは保健室の先生。
私を見るなり、気分はどう?と事務的な質問をしてきた。

川;゚ -゚)「まぁ……ほどほどです」
保先「そう?布団何重にも重ねていたから、熱いでしょ」

先生はそう言うと、一気に布団を持ち上げた。



  
399: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:31:47.24 ID:gWkbhzs70
  
川;゚ -゚)「あ゛」
保先「あ゛」

思い出した。私は今、体操服を着たまま、温度計と結合をしている。
どのような姿なのかは、想像に任せよう。

川;゚ -゚)「……直腸温度……なんちゃって……」

冗談でも言える空気ではない。
しかし、言わなければ何も始まらない。

保先「ここは腸じゃないよぉ〜……」

そう言うと、先生は私の一部となった温度計に手をかけた。
そして次の瞬間、私と温度計は別々の物質となった。

保先「男子に見られたら、大変だぞ」

先生はそう言うなり、温度計を洗いはじめる。
ああ……私の努力は一体……



  
408: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:34:24.03 ID:gWkbhzs70
  
結局、もう一度計りなおす事になり、今度は普通どおりに計った。
結果、39度5分ということで私は早退をする事になった。

帰り際、保健の先生が一言私に呟いていった。
「いい汗かいてく?早く治るかもよ」

速攻で断って、速攻で電車に乗って、速攻で家に着いた。
そして速攻で寝た。



  
416: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:37:37.03 ID:gWkbhzs70
  
───・・・・・・・・・───
……ん……
今は……朝か?

私は目覚めた。
家に帰るなり制服で寝ていたため、今の服装は制服。
そして、目をシパシパさせながらも、必死に時計を見た。

川 ゚ -゚)「1時……朝とも夜とも言えないな」

AM1時、こんな時間に起きてしまった。
昨日は風呂も入ってないし、ご飯も食べてない。
さて、どうしようか。

1、ご飯を食べよう
2、風呂に入ろう
3、とりあえずボーッとしておく

>>421
  
421: 十面鳥投稿日 :2006/12/10(日) 00:38:47.62 ID:Qnnkan670
  
3



  
432: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:42:02.79 ID:gWkbhzs70
  
川 ゚ -゚)「とりあえず、目を覚まそう……」

私は体を起こし、ベッドに座る感じに体を動かした。
うむ、少しは体のダルさもなくなったようだ。

川 ゚ -゚)「……メール?」

携帯を手にとって見ると、未読メッセージが3通。
すぐに私は確認した。

1通目
差出人:ドクオ
時間:22時32分
本文:
大丈夫か?なるべく早く直せよ。

川 ゚ -゚)「ちょっと寂しいな……」



  
437: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:45:22.88 ID:gWkbhzs70
  
2通目
差出人:boon@livedoor.tom.jp

川 ゚ -゚)「誰だ?知らないな」

見知らぬアドレスからのメール。
誰だろうと思い中身を見たが、中を見た瞬間それが誰かすぐに分かった。

2通目
差出人:boon@livedoor.tom.jp
時間:22時43分
本文:
おいすー。風邪は大丈夫かお?
熱があるときはねぎ風呂に入ればいいって、ばっちゃん言ってたお。
早くなおすおー。


川 ゚ -゚)「内藤か」

すぐに分かった。語尾の「お」といい、文体といい。
大体、何でメールアドレス知ってるんだか。



  
443: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:48:59.84 ID:gWkbhzs70
  
川 ゚ -゚)「3通目は……またか」

3通目も内藤。しかも、さっきのメールの5分後に送っている。
心配してくれるのはありがたいが、そこまでしなくても。

川 ゚ -゚)「それで、内容は?」

私はメールを開き、そして目を疑った。



3通目
差出人:boon@livedoor.tom.jp
時間:22時48分
本文:
温度計でやると危ないお。
今度からはもっと濡らして、指でやるといいお



  
445: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/10(日) 00:49:35.79 ID:gWkbhzs70
  
メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:夜
場所:家
参考:内藤……?



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