( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 445: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:08:33.31 ID:BL+1UoSo0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 447: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:10:09.64 ID:BL+1UoSo0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:観覧車
参考:初めての〜ちゅう♪ ……なんてことだ……
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:夜
場所:ギコの家
参考:Don't worry
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:風呂場
参考:今日は疲れた
メモリーカード4 (注:今の作者の状態からすると、オススメできません)
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夕刻
場所:家
参考:ウツダシノウ
>>448-451
- 448: 凧(帰省中) :2006/12/16(土) 01:10:16.93 ID:Zw04YufM0
- 久しぶりに
- 449: 初夢(虫なった夢) :2006/12/16(土) 01:10:24.49 ID:/XcPSvRB0
- 3
- 450: (´<_` ) ◆KlJl2kUtuk :2006/12/16(土) 01:10:25.24 ID:8ZL/49dZ0
- 1
- 451: 猪(委員長) :2006/12/16(土) 01:10:33.64 ID:Ic48Uu1+O
- 1
- 459: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:11:47.10 ID:BL+1UoSo0
- ツンとクーで最安価
メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:観覧車
参考:初めての〜ちゅう♪ ……なんてことだ……
メモリーカード3 (または2でも可)
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:風呂場
参考:今日は疲れた
>>460-462
- 460: (´<_` ) ◆KlJl2kUtuk :2006/12/16(土) 01:11:51.23 ID:8ZL/49dZ0
- 1
- 461: 猪(vipper) :2006/12/16(土) 01:12:05.36 ID:Rc5lPPYgO
- 再安価か
- 462 : 黒豆(二粒) :2006/12/16(土) 01:12:06.93 ID:KOeGfPfC0
- 1
- 471: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:15:41.63 ID:BL+1UoSo0
- アジアに二位を誇るこの観覧車。
時間はさらにゆっくりに感じられた。
川///)「……」('A`;)
お互い一言も交わさない。交わせない。
本当にこの観覧車は動いているのか不安になってきた。
時間の流れが余りに遅すぎる。
川///)(熱い……)
色々と考えてくるうちに体が熱くなってくる。
ただでさえ狭い密室なのだ。
熱くなるのも──当然。
(;'A`)「……」
ドクオもドクオで固まっている。
先ほどとは違い、焦点が定まっていない目で外を見ていた。
- 474: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:20:23.77 ID:BL+1UoSo0
- それにしても遅い。
本当に進んでいるのか?
外を見ようとするが、中々焦点が合わなくなってきた。
(;'A`) 「クー!!」
川;゚ -゚)「!!」
ドクオが強く私を呼ぶ。
必死にドクオの方を向くが、そこに姿はなかった。
(;'A`) 「着いてるよ…?」
ドクオは観覧車の外にいた。
どうやらいつの間にか着いているようだ。
川;゚ -゚)「あ、ああ……すまない」
おぼつかない足を必死に動かし、私は観覧車の外へとでた。
(;'A`)「だ、大丈夫か?クー」
川;゚ -゚)「平気だ……」
この遊園地のアトラクションは遊びつくした。
さて、帰ろう──
ふ ら り ─── わ た し は 倒 れ か け た
- 475: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:23:28.06 ID:BL+1UoSo0
- (;'A`)「クー!!」
ドクオが私を受け止める。
上手く頭が回らない。何が何だか。
(;'A`) 「 おい、しっかりしろ!」
川 -)「へい……き……だ」
(;'A`) 「平気じゃないって!!」
ドクオは私を支えながら、ゆっくりと歩いていく。
ああ……恥ずかしい。私なんて、重いだけだろうに。
(;'A`) 「大丈夫か?」
私をベンチに座らせ、ドクオが問う。
大丈夫、と一言だけ言うと、ドクオはポケットからハンカチを取り出した。
(;'A`) 「これぬらしてくるから!待っててな!」
走り出すドクオ──ドクオ──ドクオ──
- 477: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:27:22.99 ID:BL+1UoSo0
- 私は一人ベンチに座っていた。
ここに来て、ようやくこの熱さの原因が分かる。
熱──風邪を引いたんだ。
今日の朝、少し寒い中スカートで長い時間待っていた。
それに、私はまだやみあがりに近い。
そんな状況で、一日中はしゃぎ回っていたのだ。
川 -)(なんで……ドクオに迷惑かけてばかり……)
思えばそうだ。私はドクオに何ひとつしてやれていない。
痴漢、食事、保健室、告白。全てドクオがしてくれたんじゃないか。
川 -)(私は……)
頬を涙がぬらす。そう思った瞬間、額に冷たい物を感じた。
(;'A`) 「濡れタオル!これで冷やしてくれ!」
- 486: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:34:44.31 ID:BL+1UoSo0
- 私の額はドクオのタオルによって冷やされていく。
冷たい暖かさ──タオルには詰まっていた。
私は今、どのような状況でドクオに見られているのだろう。
邪魔者?迷惑の元?心配源?
どれにせよ、よくは思われていないだろう。
川 -)「ドクオ……」
(;'A`) 「どうした!?飲み物か?」
川 ; -;)「ドクオ……」
私は目から大粒の涙を落としていた。
この気持ちが、涙を落とす。
川 ; -;)「お願い……だから……嫌いにならないでくれ……」
川 ; -;)「どくおぉ……お願いだから……捨てないでぇ……くれ……」
川 ; -;)「お願いだから……お願いだから……どくおぉ……」
止まらない涙を右腕で拭う。
私は何を……言っているんだ……これじゃ……さらに困らせてるだけじゃないか……
- 488: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:39:07.84 ID:BL+1UoSo0
- 川 ; -;)「ひぐっ……ごめん……どくお……」
ドクオの顔が霞んで見えなくなってきた。
というより、もう見えない。
川 ; -;)「私なんて……邪魔なんだろう?」
川 ; -;)「うん……分かってるから……」
こんな言葉しか言えない自分が嫌になる。
分かってるんだ。こんな事を言ったってしょうがないって。
こんな事を言ったら、嫌われるって。
('A`) 「……」
ドクオは黙り込んでいた。
黙って私の目を見ている。
この目はいつか見たことがある。
保健室で、内藤を見ていたときと同じ目・・・。
- 489: ◆sHNGWXTAUA : 2006/12/16(土) 01:40:35.55 ID:BL+1UoSo0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:夕方
場所:ベンチ
参考:キミがいつか言ってくれた言葉『付き合ってくれ』
セーブしました。
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