( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 323: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:10:22.74 ID:xMZQXV3v0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 325: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:16:02.92 ID:xMZQXV3v0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:屋上
参考:いただきます、ごちそうさま
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:放課後
場所:生徒会室
参考:一度体験したアレ
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:家
参考:彼と付き合って損はない
メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:夕刻
場所:家
参考:ウツダシノウ
>>327-331
- 327: 猪(赤詐欺): 2006/12/28(木) 00:16:09.69 ID:0s9SLk3P0
- 見てしまったw
- 328: 年賀状(♂だらけ): 2006/12/28(木) 00:16:16.70 ID:gIY3P/PW0
- ここは1で
- 329: スルメ: 2006/12/28(木) 00:16:20.44 ID:eqTdxSmX0
- 2
- 330: 猪(赤詐欺): 2006/12/28(木) 00:16:22.05 ID:0s9SLk3P0
- 4 ( ,,゚Д゚)
- 331: お年玉(800円): 2006/12/28(木) 00:17:19.25 ID:HBWHzNwJ0
- 2
- 332: 猪(倉庫係り): 2006/12/28(木) 00:18:44.51 ID:DMokPV3OO
- 1
- 337: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:22:12.99 ID:xMZQXV3v0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:屋上
参考:いただきます、ごちそうさま
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:放課後
場所:生徒会室
参考:一度体験したアレ
>>338-340
- 338:歯科助手と初詣 [sage] : 2006/12/28(木) 00:22:23.49 ID:5iJ/fx/h0
- ちょうどいい時間にこれたwwwwwww
- 339: 年賀状(♂だらけ): 2006/12/28(木) 00:22:32.31 ID:gIY3P/PW0
- やっぱり1で
- 340:姫初め [sage] : 2006/12/28(木) 00:22:38.44 ID:/ph2Y5FpO
- 1
- 345: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:26:25.14 ID:xMZQXV3v0
- ('∀`)「ごちそうさま……と!」
彼は私の弁当箱を大事そうに閉める。
そして、私に向かって笑いかけた。
('∀`)「上手かったぜ、クー」
川 ; -;)「……ありがとう……」
('∀`)「泣くなってw 本当に、美味しかったんだからw」
彼は私の頭をそっと撫でる。
かと思うと、次は空いた右手を繋いできた。
('∀`)「もうそろそろ昼休み終わるから、戻ろうか」
川 う -;)「ああ……」
流れた涙を裾で拭う。
私達は二人、屋上をあとにした。
- 346: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:29:28.42 ID:xMZQXV3v0
- 私は教室に入ってスグ、弁当を直し始めた。
しかし、ここで感じる違和感。
何も入っていないはずの鞄に、何か入っている。
川 ゚ -゚)「?」
それを確認するため、一度弁当を出して見てみる。
入っていたものは……
川;゚ -゚)「弁当……」
さっきまでは確かになかった弁当箱がそこにあった。
慌ててその弁当を取ってみると、中身が入っていない。
川;゚ -゚)「……」
嫌がらせか?というより、嫌がらせだろう。
誰が?
一人しかいないじゃないか────
- 350: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:33:23.18 ID:xMZQXV3v0
- その日のバイトは休みだった。
特にする事もないので、私は素直に家に帰る。
やる事がない──という訳でもなかった。
もう間近に迫ってきている大学入試。
そのために、しっかりと勉強せねば。
────
川 ゚ -゚)「……一休みするか……」
時計を確認したところ、午後8時。
家に帰ってきてから、長い事集中していたのだな。
私は少しお茶を飲み、ベットに転がった。
川 ゚ -゚)「メールでもするかな……」
1、ドクオへメール
2、内藤へメール
3、ツンへメール
>>353
- 353: お年玉(800円): 2006/12/28(木) 00:33:57.89 ID:HBWHzNwJ0
- 1
- 358: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:38:10.13 ID:xMZQXV3v0
- 川 ゚ -゚)「ドクオ……っと」
アドレス帳からドクオの名を探し出す。
もうこの作業も慣れてきたところだ。
川 ゚ -゚)「今日の部活はどうだった……でいいかな」
送信ボタンをポチリと押す。
可愛らしい送信中の画面が表示された。
……………
……
…
川 ゚ -゚)「忙しいのかな……?」
なかなか返事が返ってこない。
しょうがない、と私は一息ついてもう一度机へと向かう。
電源は入れたままにしといて、来た時に返事を打とう。
- 362: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:41:33.30 ID:xMZQXV3v0
- 勉強机に向かって数分後。
ようやく私の携帯が振動した。
川 ゚ -゚)「来た来た……またか」
送信者は内藤。
なんでドクオとメールするとき、いつもコイツからメールが来るのだろう。
差出人:boon@livedoor.tom.jp
時間:21時28分
本文:
今日の弁当はおいしかったお!
クー流のサプライズだったおwww
川 ゚ -゚)「……くそ」
私の弁当を食べておいて、おいしかっただと?
それは本当なら、ドクオか私の口に入るはずだったんだ。
私は返事を打つことをせず、携帯を閉じた。
- 368: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:44:00.08 ID:xMZQXV3v0
- 今度はすぐに携帯が鳴った。
ああ、うるさいっ!
しかし、メールを見ないなんて事はしないほうが良さそうだ。
もしかしたら、ドクオかも……
川 ゚ ー゚)「ドクオか」
今度は紛れもなくドクオのアドレスだった。
私は急いで携帯を開け、内容を確認する。
差出人:ドクオ
時間:22時49分
本文:
悪い、今日は忙しい
川 ゚ -゚)「……忙しいのか……」
- 369: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:47:19.56 ID:xMZQXV3v0
- ドクオだって高校3年生なのだ。
そう毎日毎日は暇じゃないのだろう。
川 ゚ -゚)(そういえば、ドクオがメールを断ったのは初めてかもな……)
よほど忙しいのだろう。
こういうときは、無理してしないほうがいい。
私は、了解という文字を添えて返事を送った。
川 ゚ -゚)「よし!勉強だ!」
私はもう一度机へと向かう。
今度は邪魔されないように、携帯の電源を切る。
ドクオだって、もう送ってこないだろうしな。
川 ゚ -゚)「ここは3+3だから……」
さすが大学用の参考書、レベルが違う。
- 375: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:51:08.82 ID:xMZQXV3v0
- ご飯を食べて、お風呂に入って、勉強して。
あんまり面白くはないけど、それが日常。
刺激があるぐらいが、楽しいんだ。
川 ゚ -゚)「……寝るか」
最後に一度、携帯の電源をいれメールの確認をする。
新着……0通。
それじゃ、寝るとしようか。
川 う -゚)「ん〜……おやすみ……」
ガチガチッ、と電気を消す。
豆電球の明かりだけとなった私の部屋。
私は布団にくるまり、夜を過ごした。
- 381: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:55:07.88 ID:xMZQXV3v0
- 朝はいつも通りにやってくる。
私は目覚めと同時に、目覚まし時計を止める。
零れる朝日が、私を暖かく照らした。
川;゚ -゚)「もうこんな時間か……!!」
別に、遅刻するほど寝坊したわけじゃない。
だけど、弁当を作るには余りにも足りなさすぎたのだ。
川;゚ -゚)「楽しみにしてるかも知れないのに……」
昨日、あれだけ美味しいといってくれたんだから。
……でもしかたがない。今日は学食のお世話になるとしよう……。。
- 386: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:57:44.43 ID:xMZQXV3v0
- 女子「おっはよー!」
クラスメイトの女子が私にあいさつを交わしてくれる。
それに対し、私もおはようと声を返した。
女子「急がないと、遅刻だぞー」
彼女は走って学校へと向かう。
駅から下りた直後なのに、元気のいいことだ。
私も、少し急ぐとするか。
川;゚ -゚)「……キツイ」
少し走っただけで、この息切れ。
あれだ!この胸が悪いんだ!大きすぎるし、重いんだ!
くそっ!あの女子なんか軽々しいステップじゃないか!この貧乳め!
- 391: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 00:59:48.78 ID:xMZQXV3v0
- ( ^ω^)「おいすー!だお!」
学校に入った直後、待ち構えていたと言う感じで内藤が現れた。
正直、あまり良い気持ちはしない。
1、無視!徹底的に無視!
2、あえてお嬢様風に突き放す
3、記憶喪失の振り
>>405
- 405: あ: 2006/12/28(木) 01:02:32.88 ID:p5zxMbxNO
- 2
- 413: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:07:01.25 ID:xMZQXV3v0
- ( ^ω^)「クー!おはよだお!」
私はくるりと振り返り、内藤に向かう。
おっ!と嬉しそうな声を彼は挙げた。
川 ゚ -゚)「ごらん遊ばせ」
私は両手でスカートをちらりと上げる。
もちろん、下着は見えない程度に。
(;^ω^)「お……遊ばせ……」
川 ゚ -゚)「では、ワタクシは忙しいのでこれで失礼させていただきますわ」
私はもう一度振り返り、校舎への道を進んでいく。
内藤が私の横に走りこみ、もう一度問いかけてきた。
(;^ω^)「ど、どうしちゃったのでございますか?」
川 ゚ -゚)「何だその言葉使い。お嬢様にでもなったつもりか?」
私は冷たく突き放し、そのまま進んでいった。
- 421: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:10:22.76 ID:xMZQXV3v0
- 教室に入ると、既にほとんどの生徒が教室に集まっていた。
普段なら、私は大抵早いほうなのだが、今日は特別遅かった。
私はドクオを見つけ、彼の元へと向かう。
いつも一人でいるから、話しやすいな。
川 ゚ -゚)「おはよう、ドクオ」
('A`) 「……」
彼の目は焦点が合っていないようだった。
私はもう一度、大きな声で彼に伝えた。
川 ゚ -゚)「お は よ う」
(;'A`) 「お、おお……クーか」
川 ゚ -゚)「その"か"とは何だ。"か"とは」
(;'A`) 「悪い……」
そういえば、前こういうやり取りを内藤としたな。
それも、二度くらいしたような記憶がある。
- 425: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:15:19.21 ID:xMZQXV3v0
- 川 ゚ -゚)「昨日は大変忙しかったようだな」
それでもまだ焦点が合いそうにないドクオに問いかける。
彼は小さく、ああと言うだけだった。
川;゚ -゚)「……」
どうやら調子が悪いらしい。
こういう時は、あえてそっとしておく。
これぞクークオリティ
私は自分の席に着き、教科書を鞄から机へと移してい。
膨大な量の教科書。これが机に入るんだから不思議だ。
先生「おっし!授業はじめるぞー!」
何かの教科の先生が、教室に入ってくる。
しかし、それに対して生徒はブーイングを続けた。
生徒「まだチャイムなってねーよwww」「早漏乙www」「時計ミロwww」
先生「……っ!き、気にするな!始めるぞー」
こんなドタバタな中、私達の授業は始まった。
- 432: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:20:11.79 ID:xMZQXV3v0
- 先生「ここは『乗法』と言うのを使って……いいかー!ここテスト出るぞ〜!」
どんな些細な情報も逃さない。
やばいw噴出しそうになるwww
川 ゚ ー゚)(情報と乗法……やばい……w)
先生「それじゃ、この計算、クーやってみろー」
川;゚ -゚)「っ!」
突然当てられたらなぜか動揺してしまう。
誰だって経験あるだろう?
川;゚ -゚)「えと……3×8×9……」
ああ!なぜ3つも乗法を使うんだ!
落ち着け!落ち着いたらこんな問題簡単じゃないか!!
- 433: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:23:32.47 ID:xMZQXV3v0
- しかし、焦れば焦るほど答えは遠のいていく。
落ち着け……落ち着け…・・・!
川;゚ -゚)(そうだっ!)
あのドクオが前にやってくれた、おまじない!
クー落ち着け落ち着けだったっけ?
私はチラリとドクオをの方を見てみる。
少しでも、助けてくれると思ったから──
でも、彼の意識はどこかに飛んでいた。
なんか空とか見ちゃってるし。
川;゚ -゚)(………っ)
代わりに目に入ってきたのは、その後ろの席の内藤。
ノートに大きく「216」と書いている。
川;゚ -゚)「……216……?」
先生「正解だ」
私はほっと胸を撫で下ろした。
- 435: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:25:49.25 ID:xMZQXV3v0
- 不本意とはいえ、内藤に借りを作ってしまった。
本当に不本意だがな。
きーんこーんかーんこーん
授業終了と同時、私は席を立ち上がる。
その歩く先は──
1、ドクオ:今日どうかしたのか?
2、内藤:……一応、礼だけは言っておく
>>439
- 439: 猪(禁煙中): 2006/12/28(木) 01:26:38.02 ID:oGVNqHOm0
- 1
- 456: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:29:50.87 ID:xMZQXV3v0
- 川 ゚ -゚)「ドクオ」
彼はゆっくりとコッチを向きなおす。
よかった、今回は反応してくれた。
('A`) 「何だ……?」
川 ゚ -゚)「お前、今日どうかしたのか?」
('A`) 「いんや……」
川 ゚ -゚)「いや、どうかしている。気分でも悪いのか?」
彼は首を横に振る。
ああ、本当にどうしちゃったのか。
( ^ω^)「だお!今日のドクオは何か変だお!」
内藤が首を出してくる。
ここはお前が出てくる場面じゃないのに。
('A`) 「気にすんな、ちょっと考え事してただけだから」
- 462: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:33:14.64 ID:xMZQXV3v0
- 川 ゚ -゚)「……考え事?」
( ^ω^)「僕になんでも相談するといいお!」
川 ゚ -゚)「いや、相談するなら私にしてくれ」
内藤を押しのけ、私が一歩前に出る。
ドクオの反応は、既になかった。
川 ゚ -゚)「おい、本当にどうした──
(#'A`) 「うるせぇな!何でもねーよ!!」
彼が突然大声を出した。
その余りの大きさに、他の生徒たちの視線が集まる。
川;゚ -゚)「……」
('A`) 「…・・・」
彼はそのまま机にうつぶせになる。
次第と視線も感じなくなり、私は呆然とそこに立っていた。
- 463: ◆sHNGWXTAUA :2006/12/28(木) 01:33:56.96 ID:xMZQXV3v0
- メモリーカード1
主人公:川 ゚ -゚)クー
時:昼
場所:教室
参考:どうした・・・・・・?
セーブしました。
戻る/第21話