( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)

  
7: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:01:39.87 ID:m1YK0Sbe0
  





           ( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)





                 1、ニューゲーム(残数0)
                ⇒2、ロードゲーム(4)

ロードします。
  
10: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:10:38.92 ID:m1YK0Sbe0
  

メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:昼
場所:屋上
参考:ドラえもん〜。

メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:昼
場所:病院
参考:……なんで……。

メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:昼
場所:ぃょぅ城
参考:……

メモリーカード4
主人公:( ,,゚Д゚) ギコ
時:昼
場所:しぃの家
参考:────



>>11-15
連投はずらして考えますね
  
11: 閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:11:27.24 ID:ys7Ldo8A0
  
2
  
12: 閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:11:54.36 ID:LAPnZkpy0
  
1
  
13: 閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:12:02.09 ID:9EpoCDIeO 2
  
14: 閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:14:07.97 ID:1FBYtU950
  
4
  
15: 閉鎖まであと 3日と 21時間 :2007/01/19(金) 23:20:57.92 ID:0JDXtFu20
  

  
16: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:21:45.13 ID:m1YK0Sbe0
  
大変遅くなりました・・・。
人いないと、キャラ決めるだけで大変ですね・・・。
しぃ編、投下始めます。



  
18: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:25:54.63 ID:m1YK0Sbe0
  
(*゚−゚)「……」

少し寒い気がした。
自分はポカポカの布団に包まれているはずなのに。
どこからか、冷たい風を感じていた。

私が自殺の理由を言わない事には、退院は難しいらしい。
だけど、私は正直言いたくない。
医者ならそれくらい分かれ。と思った。

母親「しぃ、なんか欲しいものない?」

私は黙って首を横に振る。
母親は顔を下げ、そのまま部屋を出て行った。

母親には悪いと思っている。
だけど、私はもっと不幸なんだと思っている。



  
20: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:31:06.90 ID:m1YK0Sbe0
  
ギコ君とケンカしてから、もう3日がたった。
毎日来ていたギコ君も、それ以来一度も顔を見せていない。

特に話していた訳じゃないけど、いなくなったらさびしくなった。
……私って、わがままなのかな?



その日の朝も、いつも通りやってきた。
陽気な病院の放送、それによって患者は目を覚ます。

私はスグに運ばれてきた朝食を半分だけ食べ、またコロリとベッドに寝転んだ。
もう、体のほうは全然大丈夫だというのに。

『ガラガラ』

てっきり私は母親がスーパーから帰ってきた音かと思った。
現れたのは、彼だった。



  
21: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:36:16.47 ID:m1YK0Sbe0
  
(*゚−゚)「……何しに来たの?」

それに対する彼の返事はない。
一歩一歩近づいてきて、ベッドの開いた部分に腰をかけた。

( ,,゚Д゚)「えっとよ……」

(*゚−゚)「手、踏んでる」

(;,,゚Д゚)「わ、悪い……」

ギコ君は一度立ち上がった。
今度は近くの椅子を掴んで、それに腰をかける。

( ,,゚Д゚)「うん……それでな」



  
22: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:38:13.13 ID:m1YK0Sbe0
  
( ,,゚Д゚)「この間は、悪かった」

彼にしてはめずらしい謝罪。
少し戸惑った私は、考えた挙句こうすることにした。


1、コッチも謝る
2、それで?説得でもするつもり?
3、あえて無視

>>24
  
24: 閉鎖まであと 3日と 21時間 : 2007/01/19(金) 23:38:54.65 ID:ywafFIpR0
  




  
25: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:41:01.62 ID:m1YK0Sbe0
  
(*゚−゚)「……」

返す言葉がない。
謝る気もないし、怒る気もしない。
私は黙って彼の顔を見ていた。

( ,,゚Д゚)「……うん、それでな」

( ,,゚Д゚)「学校……戻ってこないか?」

ほら来た。
やっぱり説得するつもりだったんだ。
私の気持ちも知らないで、学校に戻らせるつもりなんだ。

(*゚−゚)「悪いけど……戻るつもりはない」

もう一度静かになる部屋。
彼は視線を私から逸らした。



  
26: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:44:56.73 ID:m1YK0Sbe0
  
( ,,゚Д゚)「何が理由なんだ?それぐらい言ってくれ」

(*゚−゚)「それぐらい?私の気持ちも知らないで、よく言うよ」

( ,,゚Д゚)「……」

(*゚−゚)「言いたくないから言ってないんじゃない!それぐらい……分かってよね!」

(#,,゚Д゚)「お前が何も言わないからワカンネーに決まってんじゃねえか!!!」

椅子から立ち上がり、鼻息を荒くして私を睨みつける。
その迫力に少し振るえが出たが、私は一つ深呼吸を入れた。

(*゚−゚)「言えば何?ギコ君が解決してくれるっていうの!?」

( ,,゚Д゚)「しらねーよ!!その内容すらしらねーんだから!!」

(*゚−゚)「ほら!!言うだけ言わせといて、それでおしまい!?何よソレ!!」



  
28: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:50:08.16 ID:m1YK0Sbe0
  
睨みあう私と彼。
これだけ大声で騒いだら、看護婦とかくるだろう。普通。

(*゚−゚)「言って何になるの!?言って何かが解決するの!?」

(#,,゚Д゚)「言わないと何も解決しねーだろ!!!」

(*゚−゚)「何かの漫画か何かの言葉?解決するかわからないのに何で言わなきゃいけないのよ!!」

(#,,゚Д゚)「俺はお前にとってその程度なのかよ!!!!!」

(*゚−゚)「───っっ」

(#,,゚Д゚)「困った事があっても、話せない程度なのかよ!俺は!!」


私は返事に困った。
私は──?
私は───



  
30: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:52:26.20 ID:m1YK0Sbe0
  




1、その程度……だよ

2、………ごめん………



>>31-33
  
31: 閉鎖まであと 3日と 21時間 : 2007/01/19(金) 23:53:07.01 ID:9EpoCDIeO 2
  
32: 閉鎖まであと 3日と 21時間 : 2007/01/19(金) 23:53:25.28 ID:ywafFIpR0
  

  
33: 閉鎖まであと 3日と 21時間 : 2007/01/19(金) 23:53:49.98 ID:ys7Ldo8A0
  
1



  
34: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/19(金) 23:56:55.76 ID:m1YK0Sbe0
  
(*゚−゚)「……その程度……だよ」


一瞬、時が止まった。
気のせいなのだろうか?嫌、気のせいじゃないかもしれない。
誰一人として、体を動かさない。


( ,, Д )「…ったよ」


彼は何かを呟いた。

棚に置いていた荷物を手に取り、そのまま足早に出て行く。



勢いよく、ドアが音をたてて閉められた。



  
36: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:01:54.83 ID:oK1xpY1v0
  



それから2週間が過ぎた。

私は、退院できることとなった。

もちろん、理由を言ったわけではない。

色々テストとかさせられて、自殺の危険がほとんどなくなったという事からだ。


自殺?


たぶん、もうしないとは思う。



  
37: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:05:03.21 ID:hMh1KkeC0
  
母親「しぃ、退院おめでとう!」

久しぶりの外の空気。
口を開けて吸い込むと、なんだか気持ちが良かった。

母親「はい、車に乗って」

ドアの開いた車、それに詰めこめられるかのように私は車に乗り込んだ。

母親「それじゃ、お世話になりました」

母親は医者や看護婦にお礼を何度も言っている。
それを言い終わると、助手席に乗り込んだ。

母親「それじゃ、お父さん出して」

父親は何も言わずに、車を発進させた。
久しぶりに、家に帰れると思った。



  
41: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:15:51.37 ID:hMh1KkeC0
  
・・・・・

・・・・・・・・・・・

(*゚−゚)「……どこ行くの?」

気づいてしまった。
この車は、自分の家に向かっていない。

母親「……」

(*゚−゚)「ねえ」

母親「……引っ越す事に、決めたのよ」



  
48: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:45:15.40 ID:hMh1KkeC0
  
(*゚−゚)「な、なんで引越しなんか!!」

助手席に座る母親に、強く顔を突きつけた。
母親は目線を動かさずに答える。

母親「だって、アナタ学校行かないでしょ?転校しなきゃ」

(*゚−゚)「そんな……!!勝手だよ!!」

母親「勝手なのはどっちよ!!!!!」

(*゚−゚)「っっ」

父親が左手で母を制する。
私も元の席に戻り、大きく、本当に大きくイキをはいた。



  
49: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:48:08.60 ID:hMh1KkeC0
  
新しい家、マンションだった。
とっても大きなマンションの3階。
エレベーターがあるんだって。

もう、会えなくなったね。
ごめん、最後までわがままで。

最悪だったよね?私。
君だったら、もっと可愛い人と付き合えたのにね。





私、学校に行く事になったよ



  
51: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:48:53.33 ID:hMh1KkeC0
  
新しい友達を作る。
みんなと仲良くなる。

もう、自殺なんてしない。



だから……ごめんね、ギコ君。



  
53: ◆sHNGWXTAUA :2007/01/20(土) 00:50:25.80 ID:hMh1KkeC0
  
メモリーカード2
主人公:(*゚ー゚) しぃ
時:
場所:
参考:


セーブしました。



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