( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
- 3: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:19:53.65 ID:RQVgfYYN0
( ^ω^)('A`)( ,,゚Д゚)ξ゚听)ξ(*゚ー゚)川 ゚ -゚)
1、ニューゲーム(残数0)
⇒2、ロードゲーム(4)
ロードします。
- 4: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:22:18.72 ID:RQVgfYYN0
- メモリーカード1
主人公:('A`) ドクオ
時:夜
場所:家
参考:くーのおっぱい
メモリーカード2
主人公:( ^ω^) ((=゚Д゚=)
時:夜
場所:街路
参考:にゃ?
メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:夜
場所:家
参考:
メモリーカード4
主人公:从'ー'从
時:卒業式後
場所:デパート
参考:あれれ〜物語が進まないよ〜?
>>5
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/29(火) 21:22:31.11 ID:tuCqLpIL0
- ξ゚听)ξ
- 7: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:24:42.12 ID:RQVgfYYN0
- ξ゚听)ξ 編、ロードします。
- 8: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:26:35.10 ID:RQVgfYYN0
………。
………………。
…………………………。
- 10: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:28:05.75 ID:RQVgfYYN0
痛いよ……。
頭が……。
目が……。
痛いよ……。
- 12: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:31:29.24 ID:RQVgfYYN0
- 黒の布か何かが被さっているのだろうか。
目を開けたつもりだが、私の視界は開くことが無かった。
「……痛い……」
少しずつ記憶が戻ってくる。
昨日、家に帰った途端に倒れてしまったのだ。
恐らく、中々視界が開かないのは、打ち付けてしまったからだろう。
「……なんで……」
ところが、いつまでたっても、視界は黒に覆われたまま。
目が見えない状態では、動くことすらできない。
ここがどこなのか、判断することすらできないのだ。
- 15: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:34:43.18 ID:RQVgfYYN0
- 「嫌だ……」
私の意識が戻って、恐らく15分は経った。
ただし、相変わらず全く視界は開いていない。
「何で……怖いよ……」
手探り周りを触ったところ、どうやらここは自宅の玄関のようだ。
時間帯は分からないが、どうやら夜ではないらしい。
「………」
光の無い世界、それがここまで恐怖をもたらすものだとは知らなかった。
動くことが出来ない、判断することが出来ない。
全てにおいて、私は行動を起こすことが出来ない。
- 17: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:37:47.69 ID:RQVgfYYN0
- 『去年より〜ずっと〜綺麗に〜なった〜♪』
突然響いた音楽。
私の携帯の、着信音だ。
「や、やった……」
音を頼りに、私は鞄の中から携帯電話を取り出す。
誰からかは確認できない、だが、電話を掛けてくれたのは幸いだ。
「もしもし!」
私は電話を耳に当て、相手の返事を待つ。
電話を掛けてきた相手は──。
1、ジョルジュ
2、ブーン
3、クー
>>19
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/29(火) 21:41:30.63 ID:kASNtDae0
- 2
- 20: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:44:53.87 ID:RQVgfYYN0
- 『おいすー!』
ξ゚听)ξ「ぶ、ブーン!?」
電話の相手は内藤ホライゾン。ブーンだった。
いつもは抜けている彼だが、今回は彼に掛けるしかない。
『今日はどうして休んでるんだおー?』
ξ゚听)ξ「そんなことより、今から話すこと黙って聞いて!!」
『おっおっ!ツンが元気そうでよかったおwwwww』
ξ#゚听)ξ「黙って聞く!」
『お……』
- 21: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:48:22.46 ID:RQVgfYYN0
- ξ゚听)ξ 「私の家に、救急車を呼んで欲しいの」
『救急車……かお?』
ξ゚听)ξ 「それと、出来ればブーンも私の家に来て」
『い、今すぐかお?』
ξ゚听)ξ 「出来ればでいいから……お願い」
『分かったお!』
元気そうに言葉を言って、ブーンは電話を切った。
今の私では、携帯で救急車を呼ぶことが出来ない。
正直、まだ完全に頭痛が治ったわけではないのだ。
ブーンを呼んだ理由は……。
呼んだ理由は……。
呼んだ理由は……?
- 22: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:50:40.04 ID:RQVgfYYN0
- ξ゚听)ξ 「ブーン……」
よく分からなかった。
なぜ、彼を私の元に呼んだのか。
救急車さえ来れば、私の安全は確保されるだろうに。
ξ゚听)ξ 「……」
それからの私は、黙った待つことに専念した。
いずれ救急車かブーンが来る。
それまで、この頭痛と暗闇に耐えればいいのだ。
『ピンポーン』
玄関の呼び鈴が鳴る。
立ち上がることが出来ない私は、大声で「どうぞ」と返事をした。
- 23: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:53:09.77 ID:RQVgfYYN0
- 「おじゃましますお……おおっ!?」
この声は、ブーンだ。
彼はドタバタと家に上がりこみ、私の肩に手を置く。
「ツン!どうしたんだお!?」
ξ゚听)ξ 「ブーン……」
ブーンの手が、私の頬に触れる。
大きくて、とても暖かい手。
「顔も真っ赤だお!!ツン!」
ξ゚听)ξ 「ブーン……」
「何だお!?」
ξ゚听)ξ 「……ありがとう」
- 24: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 21:58:26.80 ID:RQVgfYYN0
- 彼の声を聞いて、気持ちがとても楽になった。
暗闇の中で、たった一人の孤独──。
この恐怖から解放され、随分と頭痛も収まってきた。
「お礼なんて言ってる場合じゃないお!大丈夫かお!?」
ξ゚听)ξ 「ちょっと頭痛くて……。大丈夫だから」
次の瞬間、私はデコに何かが触れるのを感じた。
すぐにそれがブーンの手だと分かったが、やはり焦ってしまう。
「ツン……もしかして……目、見えないのかお?」
少しずつ落ち着いてきたブーンが、唐突に質問する。
まさか、こんな早くバレるとは思わなかった。
ξ゚听)ξ 「ちょっと目を打っただけよ。すぐに見えるようになるから」
「……大変だお!!!」
- 25: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 22:00:30.39 ID:RQVgfYYN0
- 彼が立ち上がったのを感じる。
どうやらどこかに行くようだが……。
ξ゚听)ξ 「待って!」
「ちょっと熱冷まシート買ってくるお!」
ξ゚听)ξ 「待ってってば!」
彼の足音が止まる。
それに続けて、私はもう一言発した。
ξ゚听)ξ 「一人に……しないでよ」
一人は、嫌だった。
何が起こるかわからない恐怖、何も見えない恐怖。
もう二度と、味わいたくない。
- 26: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 22:05:12.17 ID:RQVgfYYN0
- 「でも……凄い熱だお」
ξ゚听)ξ 「もうすぐ救急車来るから……それまで、一緒にいて……」
「……」
ドス、と鈍い音がした。
彼が腰を下ろしたのだと、私はすぐに気付く。
「ツン……?」
ξ゚听)ξ 「……何?」
何か後ろめたさがある言い方をするブーン。
少しでもブーンの存在を確かめたかった私は、彼と話をすることを嬉しく思えた。
「ツンは……ジョルジュと、付き合ってるのかお?」
- 28: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 22:06:31.50 ID:RQVgfYYN0
1、付き合ってるよ
2、付き合ってるはずないでしょ
3、ブーンは、クーと付き合ってるの?
>>28
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/29(火) 22:07:09.62 ID:ZG1n3uPD0
- 3
- 33: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 22:12:14.56 ID:RQVgfYYN0
- ξ゚听)ξ 「ブーンは、クーと付き合ってるの?」
あまりに突然な質問に対して、私はあまりに突然な質問をした。
それに対する彼の返事。見えなくても、動揺が伝わってくる。
「そ、そ、そんなハズないお!」
ξ゚听)ξ 「……私ね……」
「………」
ξ゚听)ξ 「私ね、見ちゃったんだ」
この事を言ってもいいのだろうか。
あの日見た、人生最大の悪夢。
ブーンとクーの、最高で最悪な現場。
ξ゚听)ξ 「ブーンとクーが、ラブホテルに入っていくの」
- 34: ◆sHNGWXTAUA :2007/05/29(火) 22:14:14.77 ID:RQVgfYYN0
- メモリーカード3
主人公:ξ゚听)ξ ツン
時:?
場所:家
参考:救急車……遅いなぁ
セーブしました。
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