( ´_ゝ`)兄者はバルトアンデルスのようです
- 1: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 00:54 zDZ7sht80
バルトアンデルス……
それは、何にでも変身できる化物。
ドイツ語で「バルト(すぐに)アンデルス(他のもの)」の意味にあたる。日本語に訳すと「千変万化」。
……と、どこかのサイトに書いてあった。
- 2: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 01:00 zDZ7sht80
(;´_ゝ`)「……熱い。暑いを通り越して熱い」
季節は夏、天候は快晴。
歴史が感じられるほどに痛んだ畳の上に、全裸で寝転がっている男が一人。
名をば、流石の兄者と言ふ。
(;´_ゝ`)「ちょっと顔でも洗ってくるか……」
兄者はそう呟き、ゆっくりと立ち上がった。
- 3: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 01:14 zDZ7sht80
洗面所で顔を洗い、自分の顔を鏡で確認する兄者。
( ´_ゝ`)「……我ながらナイスガイだな。イケメンというのは俺の事を言うのだろう」
鏡に写された三枚目の顔を見て、意味の分からない事を呟く。
色々とポーズを取ってみたりしたが、それとは不釣り合いな顔のせいか、どれもぶっちゃけキモかった。
( ´_ゝ`)「……クソして寝るか」
小さなため息をこぼし、兄者はトイレへと向かったそうな。
- 6: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 01:43 HuVuzZmW0
――トイレ内部
(;´_ゝ`)「んぬぅおぉぉぉぉぉぉぉ!」
(*´_ゝ`)「アッー!」
( ´_ゝ`)「……ふう。スッキリしたナリ」
大量放出した兄者は、尻を拭こうとトイレットペーパーに手を伸ばすが……
( ´_ゝ`)「……オオ、カミガナイデスネー」
なかった。
( ´_ゝ`)「予想GUYです」
- 7: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 01:51 HuVuzZmW0
( ´_ゝ`)「弟者ー! トイレットペーパーを取ってきてたもれー!」
( ´_ゝ`)「……………………」
返事がない。
そういえば、自分以外の家族は買い物に出かけていった気がする。
( ´_ゝ`)「……やむを得ん。自分で取ってくるか」
下半身丸出しの状態で、ガニマタに歩いてゆく兄者。
- 8: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 02:20 HuVuzZmW0
( ´_ゝ`)「むっ……?」
ξ゚听)ξ「ハッ……!」
あらびっくり。
トイレのドアを開けると、女の子が立っているではありませんか。
ξ゚听)ξ「アナタが兄者ね!? やっと見つけたわよ!」
(;´_ゝ`)「あの……どちら様ですか?」
ξ゚听)ξ「アナタ……イケメンになりたくない?」
( ´_ゝ`)「会話が成り立ってない件」
ξ゚听)ξ「なりたいの? なりたくないの?」
無視ですかそうですか。
そもそもアンタはどちらさんですか?
( ´_ゝ`)「なりたいに決まってるだろ」
とりあえず答えとく。
兄者の答えを聞いた女の子は、嬉しそうな笑みを満面に浮かべた。
そして――
ξ゚听)ξ「よしっ! ならば今日からアナタがバルトアンデルスよ!」
意味の分からない事を叫びましたとさ。
- 13: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:03 MRW71/Pw0
( ´_ゝ`)「バルトなんとかについてkwsk」
ξ゚听)ξ「バルトアンデルス……それは、何にでも変身できる化物。ドイツ語d」
( ´_ゝ`)「コピペ乙。さっぱり分かんねーや。あはははは」
ξ゚听)ξ「……しょうがないわね。実際に見せてあげるわ」
( ´_ゝ`)「wktk」
ξ゚听)ξ「……テクマクマヤコンテクマクマヤコン、兄者になれ〜!」
女の子がそう言うと、めがっさまばゆい閃光がほとばしる。
(;´_ゝ`)「うおっまぶしっ」
- 14: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:12 MRW71/Pw0
( ´_ゝ`)「――つまり、こういう事な訳よ」
閃光が収まると、そこには自分が立っていた。
いや、自分にそっくりな人物が立っていたというのが正しいのか?
(;´_ゝ`)「うわーお」
ξ゚听)ξ「分かってくれたかしら?」
ぼん、と音を立てて、自分にそっくりな生き物は女の子になっちまったぜ。
( ´_ゝ`)「分からん。三行で頼むわ」
ξ゚听)ξ「チッ……。しょうがないわね……」
・詠唱
・変身
・パンパカパーン
ξ゚听)ξ「これでどうよ?」
( ´_ゝ`)「把握」
- 15: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:19 MRW71/Pw0
( ´_ゝ`)「……で、バルトアンデルスとやらについては把握したが、お前は一体なんなんだ?」
最初に聞くべきだった気がしないでもないが、とりあえず聞いてみる。
ξ゚听)ξ「私の名前はツン。現在のバルトアンデルスよ」
( ´_ゝ`)「……ごめん。話が読めないから要約してくれ」
ξ゚听)ξ「……面倒くさいなぁ。耳の穴かっぽじってよく聞けよ?」
( ´_ゝ`)「ラジャー!」
ξ゚听)ξ「うざっ」
( ´_ゝ`)「orz」
- 16: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:27 MRW71/Pw0
ツンの話によると、バルトアンデルスの力は人から人へ受け継がれていくものなんだそうな。
便利な能力なんだが、それを持ってるとよからぬ輩が寄ってくるんだとか。
ξ゚听)ξ「――で、この力にも飽きてきたから、アナタに渡そうって訳よ」
( ´_ゝ`)「mjsk? 是非いただきたい」
ξ゚听)ξ「もちろんあげるわよ。アナタが嫌がっても渡すつもりだもん」
( ´_ゝ`)「……で、それはどうすれば貰えるんだ?」
ξ゚听)ξ「んー……。目をつぶってくれたら嬉しいんだけどなぁ」
( ´_ゝ`)「こうか?」
ξ゚听)ξ「そうそう。……じゃあいくわよ!」
- 18: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:37 MRW71/Pw0
いや、アレじゃない?
この展開ならさ、キスで受け渡しするとかあってもよくね?
それくらいのサービスがあっても罰は当たらなくね?
でもさ……現実って厳しいのよね。
ξ゚听)ξ「終ったわ。もう目を開けていいわよ」
( ´_ゝ`)「わーい。全然実感沸かねーやwww」
ものの三秒で終了。
オマケに何もナシ。
ξ゚听)ξ「とりあえず詠唱してみ? たぶんきっと変身できる筈よ」
「たぶん」に「きっと」に「筈」ですか。
随分といいかげんっすねwww
( ´_ゝ`)「把握した。いっちょやってみっか!」
- 19: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 11:57 MRW71/Pw0
( ´_ゝ`)「マ・テ・マ・ティ・カ〜」
ξ゚听)ξ「ちょwwwww」
兄者が詠唱すると、ドライアイスを噴射したかのような煙が吹き上がる。
そして――
(,,゚Д゚)「……これでいいのか?」
そこには、兄者の変わりにわりとイケメンな男が立っていた。
ξ゚听)ξ「そうそう。……って、その顔はギコの顔じゃない!」
( ´_ゝ`)「ん? ギコの事を知ってるのか?」
ξ゚听)ξ「まーね。同じ学校に通ってるから」
( ´_ゝ`)「……という事は、ツンは俺と同じ学校に通ってる事になるんだが」
ギコというのは、兄者が通っている都内の高校にいる生徒だ。
要するに、都内の学校=兄者=ツン=ギコという訳だ。
ξ゚听)ξ「あら? 兄者も同じ学校だったの?」
( ´_ゝ`)「らしいな」
- 20: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 12:58 MRW71/Pw0
まあ、面倒くさかったから最近学校には行ってなかったからな。
まーしょうがねえな畜生。
ξ゚听)ξ「ねーねー、兄者って何組なの?」
( ´_ゝ`)「忍術学園一年は組かな」
ξ゚听)ξ「忍たま乱太郎wwwww」
( ´_ゝ`)「ごめん嘘。本当は一年三組だ」
ξ゚听)ξ「なら隣のクラスじゃない! 私は一年二組よ」
( ´_ゝ`)「これぞデスティニー」
ξ゚听)ξ「ねーよwwwww」
( ´_ゝ`)「orz」
なんだ、フラグ成立のイベントじゃないのか。
けっこう期待してんだが……。
- 21: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 13:08 MRW71/Pw0
小一時間喋り続けた後、ツンは嵐のように去っていった。
息子丸出しのまま話していたのに一度もツッコミが入らなかった事に正直驚いた。
うんこを拭いてないので肛門の周りがカパカパしてて気持ち悪い。
( ´_ゝ`)「学校……か。行きたくない訳じゃないんだがな……」
ツンが去って一人残された兄者は、かつてない感覚にみまわれていた。
関係ないが、肛門がかゆくてたまらない。
( ´_ゝ`)「……面倒くさいよなあ」
( ´_ゝ`)「だがそれがいい」
( ´_ゝ`)「よし。明日から学校に行く事にするか」
かつてない感覚は、十秒も経たないうちに解決した。
来週のこの時間は「学校に行こう!」をお送りします。
- 25: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 21:41 MRW71/Pw0
みのさんの都合により「学校に行こう!」は休止になりました。
以下、V6に代わりまして兄者がお送りします。
( ´_ゝ`)「……久しぶりだな。学校に来るのなんて」
翌日の早朝、兄者は学校の前に立っていた。
校庭の中心で堂々と仁王立ちし、そびえ立っている校舎を眺めている。
そんな兄者は何故か、風車に立ち向かうドンキホーテのような虚しい雰囲気を醸し出していた。
( ´_ゝ`)「……よし、そろそろ行くか」
( ´_ゝ`)「兄者、いきま〜す!」
- 26: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 21:48 MRW71/Pw0
( ^ω^)「おっ……そこにいるのは兄者かお?」
校舎に入って最初に出会ったのは、約ニ枚目という半端なルックスの男。
名をば、内藤ホライゾンといい、人はそれをブーンと呼ぶ。
( ´_ゝ`)「ブーンか。久しぶりだなこの野郎」
( ^ω^)「まったくだお。なんで今まで学校に来なかったのかお?」
( ´_ゝ`)「そりゃアレだ。俗に言う倦怠期ってヤツだ」
( ^ω^)「なら兄者は年中倦怠期だおwww」
( ´_ゝ`)「うるせーwwwバーローwwwww」
- 27: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 21:59 MRW71/Pw0
( ^ω^)「そういえば、今日は転入生が来るらしいお」
( ´_ゝ`)「それは初耳だな。チンコはついてるほうなのか?」
( ^ω^)「ついてないほうらしいお」
( ´_ゝ`)「そりゃwktkだな」
( ^ω^)「夢がひろがりんぐだおwww」
ξ゚听)ξ「オラ、すっげえワクワクしてきたぜ!」
( ´_ゝ`)「ここで第三者現わる」
(;^ω^)「ちょwwwツンいつの間にwwwww」
ξ゚听)ξ「兄者の“チンコはついてるほうなのか?”ってセリフの時からいたわ」
( ^ω^)「そうですか」
それにしてもこの女、何の恥じらいもなく“チンコ”と言いやがった。
これなら、半裸(しかも下半身が)の兄者を見て驚かないのも頷ける。
- 28: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 22:11 MRW71/Pw0
教室に着いた兄者は、自分の席が分からなかったので、テキトーな所から調達したイスに座った。
( ´_ゝ`)「ん……? こちらに近づいてくるあのイケメンはもしや……」
(,,゚Д゚)「おお、久しぶりだな兄者」
リアルギコ が あらわれた!
( ´_ゝ`)「やあ。ようこそバーローハウスへ」
(,,゚Д゚)「なんだよバーローハウスってwww」
( ´_ゝ`)「携帯で“ば”って打って変換したら出てきた」
(,,゚Д゚)「予測変換っすかwwwサーセンwwwww」
( ´_ゝ`)「これが携帯クオリティ」
- 29: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 22:33 MRW71/Pw0
よく周りを見渡してみると、見慣れない顔をひとつ発見した。
川 ゚ -゚)「…………」
無表情な顔で、窓から外を眺めている女。
長い髪が風でなびき、ごっつええ感じを醸し出している。
( ´_ゝ`)「……なあ、アレが噂の転入生なのか?」
(,,゚Д゚)「え〜どれどれ〜?」
( ´_ゝ`)9m「アレ」
川 ゚ -゚)「…………」
(,,゚Д゚)「ほお……なかなかハイレベルだな」
( ´_ゝ`)「早速ナンパしてくるわ」
(,,゚Д゚)「ちょwwwいきなりかよwwwww」
- 30: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 22:42 MRW71/Pw0
( ´_ゝ`)「どうした? メシュティアリカよ」
訳の分からないノリでナンパに取り掛かる兄者。
(,,゚Д゚)「おいおい……馬鹿だろあいつ」
それを見て呆れるイケメン。
川 ゚ -゚)「貴様……裏切り者のヴァンデスデルカ!」
当然のように兄者のノリに波長を合わせる女。
(;´_ゝ`)(コイツ……できる!)
兄者はそう思った。
川 ゚ -゚)「……で、私に何か用か?」
( ´_ゝ`)「ナンパしにきますた」
川 ゚ -゚)「けっこうです。おひきとり願います」
( ´_ゝ`)「はーい」
粉砕、玉砕、大喝采!
- 31: ◆wUOiOOQQF. :11/04(土) 22:57 MRW71/Pw0
少し時間が経ち、転入生の自己紹介タイム
( ・∀・)「――で、そこにいるのが転入生のクーだ」
担任(新キャラ)はそう言うと、未だに窓際にただずんでいる女を指差した。
川 ゚ -゚)「…………」
この時、教室中の生徒――兄者一名を除いた全員が“変な女が現れた”と思ったそうな。
そんなふいんき(なぜか変換ry)を察したのか、女はくるりと振り返った。
そして――
川 ゚ -゚)「はじめに言っておく。私は普通の人間には興味無い」
何かを淡々と語り始めるようです。
( ´_ゝ`)「ふーん」
川 ゚ -゚)「もしこの中に未来人、宇宙人、超能力者、悪魔の実の能力者、セブンスフォニマーがいたら私の所に来い」
なんて事を言っちゃう訳ですよ。
もうね、アホかと。バカかと。
- 38: ◆wUOiOOQQF. :11/05(日) 15:17 foh1XnrA0
普通の人間であれば、こんなキテレツな女に話しかけないだろ……常識的に考えて。
だが、普通の人間でなければ話は別だ。
( ´_ゝ`)「はいはーい。俺は超能力者でセブンスフォニマーでーす」
普通に話せる兄者に全生徒が脱帽した。
川 ゚ -゚)「ほう……。それは実に興味深いな……」
( ´_ゝ`)「おまけにローレライと振動数が同じなんだぜ?」
川 ゚ -゚)「分かったからテイルズネタから離れろ」
( ´_ゝ`)「サーセンwwwww」
なんなんだこの女。
いきなりキレやがったぜ。
テイルズネタ(ジアビス)を先に持ち出したのはどっちだよ。
( ´_ゝ`)「やべwww俺だったわwwwww」
そうだろメシュティアリカ?
- 39: ◆wUOiOOQQF. :11/05(日) 15:28 foh1XnrA0
川 ゚ -゚)「――で、超能力者ていうのは本当なのか?」
( ´_ゝ`)「あたぼーよwwwww」
即答する兄者。
よく考えたら、セブンスフォニマー=超能力者な気がしないでもない。
川 ゚ -゚)「ならば……証拠を見せてもらおうか」
( ´_ゝ`)「把握した。……とくとご覧あれ!」
兄者はそう言うと、胸の前で両の掌を合わせる。
このポーズ、まるで神への祈りじゃないか。
( ´_ゝ`)「変・身!」
仮面ライダーの如く叫ぶ兄者。
それと同時に、兄者の体から金色の光が発せられる。
川 ゚ -゚)「ヤツのあの本の光……。まさか、新しい術が!?」
(,,゚Д゚)「くっ……! 今のうちに防御呪文を!」
( ・∀・)「ねーよwwwww」
- 40: ◆wUOiOOQQF. :11/05(日) 15:44 foh1XnrA0
(,,゚Д゚)「……どうだ? これで信じてもらえるかな?」
兄者 は ギコ に しんかした!
川 ゚ -゚)「おお……! それは一体どういう能力なんだ?」
兄者の変身により、クーのテンションが上がったようです。
( ´_ゝ`)「これは“バルトアンデルス”という化物の力でな。バルトアンデルスというのは――」
バルトアンデルス……
それは、何にでも変身できる化物。
ドイツ語で「バルト(すぐに)アンデルs
川 ゚ -゚)「面倒くさいから把握した事にしとく」
( ´_ゝ`)「な? 俺って本当に超能力者だったろ?」
川 ゚ -゚)「ああそう。そりゃあよかったね」
(;´_ゝ`)「ちょwwwww」
- 43: ◆wUOiOOQQF. :11/05(日) 16:16 foh1XnrA0
兄者はその後一日中クーを追いかけまわしたそうな。
その時の彼女の表情が笑っているように見えた……
ような気がしたが、それは兄者の脳内補完によるものだった。
( ´_ゝ`)「なあなあ、今からカラオケ行こうぜ」
川 ゚ -゚)「アマリリスしか歌えないから却下」
( ´_ゝ`)「似たようなモンだな。俺はマテマティカの始めに流れてるアレしか歌えないぞ」
もちろん学校帰りもつきまといます。
今なら天こなの蘇我源造の気持ちが分かる気がする。
( ´_ゝ`)「クーは携帯電話は持ってないのか? あればメルアドが聞きたいんだが」
川 ゚ -゚)「携帯は持ってない。だが、のろしなら素早くあげられるぞ」
ネバダ帰りの武士みたいな事を言いなさんなお嬢さん。
- 44: ◆wUOiOOQQF. :11/05(日) 16:27 foh1XnrA0
( ´_ゝ`)(女の子とこんなに話すのなんて久しぶりだな……)
兄者はそんな事を考えていた。
できるだけ長くクーと一緒にいたい……。
この気持ちは恋なのでしょうか?
ξ゚听)ξ「それは違うよマルフォイ」
( ´_ゝ`)「人の心を読むなポッターwwwww」
あ! やせいの ツン が とびだしてきた!
ξ゚听)ξ「聞いたわよ? バルトアンデルスの力をみんなの前で使ったんだって?」
( ´_ゝ`)「……あ、そういえばそうだな」
あの時の兄者は教室の中だという事を忘れていたようです。
みんなが見てる前で力を使ったという事は、みんなが兄者の能力を知ったという事になる訳で。
川 ゚ -゚)「めっちゃ頭悪いなお前。ばーかばーか」
( ´_ゝ`)「あなたのせいですよ奥さん」
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