( ´_ゝ`)兄者はバルトアンデルスのようです

246: ◆wUOiOOQQF. :11/14(火) 22:30 77QicQn90
  

(´<_` )「で、その変な男とやらはどうした?」

( ゚д゚)「……そこでおねんねしてるヤツがそれだ」

ミルナはそう言うと、視線を地面に向ける。
そこには、オ(ryが倒れていた。

l从;・∀・ノ!リ「え……?」

(;´_ゝ`)「なんでまたこんな事に……」

ξ゚听)ξ「……ネーノだわ。間違いないわ」

倒れている男を見て、ツンが小さく呟いた。

( ´_ゝ`)「なんだツン。お前の知り合いだったのか?」

ξ゚听)ξ「違うわ。でも、私も前に襲われた事があって……」

(´<_`*)「襲われた!? ……つまりレイp」

ξ#゚听)ξ「死ね! 氏ねじゃなくて死ね!」

(´<_`;)「ごめんなさい」

ξ゚听)ξ「まったく……。ネタにも限度ってモンがあるのよ?」



249: ◆wUOiOOQQF. :11/14(火) 22:54 77QicQn90
  

( ´_ゝ`)「おい、それより救急車かなんか呼ばないと……」

川 ゚ -゚)「……残念だが、その必要はないだろう」

(;´_ゝ`)「え……? じゃないとコイツが……」

兄者はそう言いながら、倒れているネーノを指差した。

ξ゚听)ξ「私も……無駄だと思うわ」

( ゚д゚)「なんだ、お前知らないのか?」

( ´_ゝ`)「知らないって……何の話だ?」

( ゚д゚)「ソイツの体を見てみ?」

ミルナに言われた通りに、ネーノに視線を向ける兄者。
すると、その体が白い煙のようなものをあげ、それに伴い徐々に小さくなっている事に気が付いた。

まるで、昇華されてゆくドライアイスのように。

(;´_ゝ`)「……なにコレ?」

( ゚д゚)「なんつーか、ほら……アレだ。誰か代わりに説明頼む」

( ´_ゝ`)「おい」

ξ゚听)ξ「あえて言うなら……能力を持ってる者の末路、かな?」

(;´_ゝ`)「ハァ?」



250: 変な切り方でごめんなさい(;><)◆wUOiOOQQF. :11/14(火) 23:30 77QicQn90
  

(;´_ゝ`)「なんだよソレ。魔界の王を決める戦いでもしてるのか?」

(´<_` )「これまた微妙なネタを……」

( ゚д゚)「まあ、よく分からんけど……能力持ちが死んだらそうなるっぽいぞ」

( ´_ゝ`)「じゃあお前……アイツを殺したのか?」

ξ゚听)ξ「……イヤな話だけど、正当防衛だから仕方ないわ」

ミルナの代わりにツンが答えた。

( ゚д゚)「たまにいるんだよ。自分の能力で戦いたがってる戦闘狂が」

( ´_ゝ`)「だが……それでも……」

川 ゚ -゚)「兄者。ミルナをあまり責めてやるな」

クーは兄者を手で制し、なだめるように言った。

ξ゚听)ξ「……とりあえず、今日はもう帰りましょう」

川 ゚ -゚)「だな。用事も済んだ事だし……」

(´<_` )「兄者はどうするんだ?」

( ´_ゝ`)「……俺も帰るわ」

l从・∀・ノ!リ「妹者はミルナの手当をしてから帰るのじゃ!」

(*゚д゚)(うはwwwww)

( ´_ゝ`)「把握した。できるだけ早めに帰れよ」

l从・∀・ノ!リ「把握なのじゃ!」



253: ◆wUOiOOQQF. :11/15(水) 07:31 rgdGN/VT0
  

――日曜日

朝っぱらからゲーム(ゲームボーイカラー)をする兄者。

( ´_ゝ`)「おっ、宝箱宝箱」

( ´_ゝ`)「まずはカルフォで罠を調べて解除、っと……」

わなにひっかかった!

おおっと、テレポーター!








石の中にいる!









( ´_ゝ`)「んなこと知るか」

ゲームボーイの電源を切る兄者。

川 ゚ -゚)「wizでリセット技を使うのは卑怯だと思う」

( ´_ゝ`)「卑怯? ふっ……俺にとっては誉め言葉だな!」

川 ゚ -゚)「これはこれは……変わった趣味をお持ちなようで」

( ´_ゝ`)「何この斬新な切り返し」

川 ゚ -゚)「なあ……兄者。せっかくの日曜日なんだから……」

( ´_ゝ`)「なんだから?」

川*゚ -゚)「あの……アレだ。どこか出かけないか?」



256: ◆wUOiOOQQF. :11/15(水) 19:18 rgdGN/VT0
  

( ´_ゝ`)「昨日も出かけなかったか?」

川*゚ -゚)「アレは……買い物に行っただけだったし。色々あったりで楽しめなかっただろ?」

( ´_ゝ`)「分かった分かった。……で、どこに行きたいんだ?」

川 ゚ -゚)「ダイクロフト」

( ´_ゝ`)「却下」

川 ゚ -゚)「王都インフェリア」

( ´_ゝ`)「却下」

川 ゚ -゚)「栄光の大地エルドr」

( ´_ゝ`)「却下。行ける範囲で頼む」

川 ゚ -゚)「メダロット本社ビル」

( ´_ゝ`)「それってなんだっけ?」

川 ゚ -゚)「しまむら」

( ´_ゝ`)「却下」

川;゚ -゚)「むう……。無限ループとは恐ろしいものだな」

( ´_ゝ`)「あなたのせいですぜ姉さん」



277: ◆wUOiOOQQF. :11/17(金) 00:16 LIcovyiQ0
  

ξ゚听)ξ「アナタ達二人なら……公園が妥当じゃない?」

( ゚д゚)「だな。二人のふいんき的に」

( ^ω^)「僕もそう思うおwww」

(,,゚Д゚)「だなだな。俺もそう思うぜ」

(´<_` )「ミルナ。ふいんきじゃなくて雰囲気な」

( ゚д゚)「雰囲気←これなんて読むの?」

謎の四人組+αが現れた。
つーかブーン久しぶりだなwwwww

なお、+αにあたる人物は想像にお任せします。

(;´_ゝ`)「ちょwwwどこから沸いてきたお前らwwww」

川 ゚ -゚)「それに……見慣れぬ人物もいるな」

そう言うクーの視線の先には……

(*゚ー゚)「……えっ、見慣れぬ人物って誰?」

新顔が一人。
しかも女の子が。

川 ゚ -゚)「あなたですよ奥さん」

( ´_ゝ`)「これまたベタはボケを……」

ξ゚听)ξ「その娘はしぃ。ギコの彼女もとい許嫁よ」

(*゚ー゚)「許嫁じゃないよー。ましてや彼女でもないよー」

( ´_ゝ`)「……随分とのほほんとしたキャラですね」



278: ◆wUOiOOQQF. :11/17(金) 00:33 LIcovyiQ0
  

( ´_ゝ`)「つーかお前ら、そんなに大勢で何しにきたんだ?」

( ゚д゚)「俺と妹者ちゃん、ブーンとツン、ギコとしぃのトリプルデートin流石家だ」

( ´_ゝ`)「……すごく言いづらいんだが、言っちゃっていいか?」

( ゚д゚)「どうぞどうぞ」

( ´_ゝ`)「……なら言うが……後悔するなよ?」











( ´_ゝ`)「弟者の居場所がなくね?」



279: ◆wUOiOOQQF. :11/17(金) 00:34 LIcovyiQ0
  

( ´_ゝ`)「弟者は一人で何をすればいいんだ?」









(;゚д゚)「あ……」

ξ;゚听)ξ「い……」

(;゚Д゚)「う……」

(;゚ー゚)「え……」

( ^ω^)「おっおっwww」

川 ゚ -゚)「なんだこの流れ」









(;´_ゝ`)「少しは弟者の事も考えてやれよ」

(;´_ゝ`)「アイツは根がいいヤツだから、気にしてないような顔をしてるが……」

(;´_ゝ`)「本当は辛いんだぞ(多分)!」








(;゚д゚)「…………」

ξ;゚听)ξ「…………」

(;゚Д゚)「…………」

(;゚ー゚)(事情がよく分からないから困るわ……)

(;^ω^)「…………」









(´<_` )「なにこの公開処刑的な仕打ち」



283: 名無しさん :11/18(土) 07:26 G47CGdwuO
  

塚ギコとミルナってAA被るんじゃnぅわなにするやめ
284: 赤フルフルに負けたから書いた。今は反省している◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 08:46 0ZLdYYjI0
  

>>283

( ゚д゚)「――という事らしいが……」

(,,゚Д゚)「マジだwwwテラカブリwwwww」

( ゚д゚)「さて、どうしたことか……」

l从・∀・ノ!リ「大丈夫なのじゃ! ミルナはミルナだから関係ないのじゃ!」

(*゚д゚)「妹者ちゃん……」

(´<_` )「はいはいバカップルバカップル」

ξ゚听)ξ「どっちかが死ねばいいんじゃないかしら?」

(;゚ー゚)「これはひどい毒舌ね……」

(,,゚Д゚)

( ゚д゚)

( ゚Д゚ )

( ゚д゚ )

ξ゚听)ξ「こっち見るなwww」

川 ゚ -゚)「いのちをだいじに! いのちをだいじに!」

( ´_ゝ`)「それなんて魔法陣グルグル?」



285: ◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 14:02 0ZLdYYjI0
  

ツン達に言われた通り公園に行ってみた二人。

( ´_ゝ`)「随分とまったりしてますね」

川 ゚ -゚)「これはこれでなかなかいいと思うぞ」

元気に遊ぶ子供達を眺めながらまったりしている二人。
周りの人から見てみればけっこう様になってるのかもしれない。

川 ゚ -゚)「……なあ兄者。あそこの二人組は何をしているんだ?」

( ´_ゝ`)「あそこの……ってどれだ?」
川 ゚ -゚)9m「アレだ。あそこの木の下にいる……」














(´・ω・`)「さあ……いくよ……いくよぉッ……!」

(;'A`)「ああ……らめぇ! 中はらめえぇぇ!」









これはひどい野外くそみそ

(;´_ゝ`)(ちょwwwksmswwwww)

しかもあれは……兄者達の学校にいる国語の教師!?

川 ゚ -゚)「あれは……新種の格闘技か何かなのか?」

くそみそを凝視するクー。

( ´_ゝ`)「お前は見ちゃいけないし知らないほうがいい事です」

兄者はそう言うと、クーに手で目隠しをして公園から引きずっていった。

川; - )「わっ! な、なにをするだーっ!」



286: ◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 14:15 0ZLdYYjI0
  

ksmsが完全に見えなくなった所で、クーを解放する兄者。

川;゚ -゚)「ちょ……兄者! いきなり何を……!?」

( ´_ゝ`)「健全な生徒を育成するのがPTAの役目です」

川;゚ -゚)「よく分からないんだが……」

( ´_ゝ`)「分からんでよろしい」










川 ゚ -゚)つ【知る権利】

クーは【知る権利】を使った!









( ´_ゝ`)つ【黙秘権】

兄者の反撃【黙秘権】!









川 ゚ -゚)「……まいりました。ドロップアウトします」

( ´_ゝ`)「それでよろしい」



288: ◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 14:24 0ZLdYYjI0
  

( ´_ゝ`)「さて、これからどうするか……」

公園に遊びに行ったが、そこは戦場だった。

さて、これから何をするか。

川 ゚ -゚)「……暇だから買い物でもしないか?」

( ´_ゝ`)「金を一円も持ってきてない件」

川 ゚ -゚)「見てまわるだけでいいだろ。いわゆるウィンドウショッピングってヤツだ」

( ´_ゝ`)「なんだ。クーは窓が欲しかったのか」

川 ゚ -゚)「……極光使うぞ?」

兄者のつまらんボケに対して、クーはえらく冷めた口調で言い放った。

( ´_ゝ`)「ごめんなさい。もう言わないから許してください」

川 ゚ -゚)「いいから行くぞ」

(;´_ゝ`)「強制っすかwwww」



292: ◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 22:42 0ZLdYYjI0
  

買い物とはいったものの、特に行くアテもないのでぶらぶらと歩きまわる二人。

川 ゚ -゚)「どこかいい店はないものか……」

( ´_ゝ`)「オススメの駄菓子屋ならあるが……」

川 ゚ -゚)「むう……その店にはジンギスカンキャラメルは売っているのか?」

( ´_ゝ`)「アレが好きなのか? 前も買ってたみたいだが……」

川 ゚ -゚)「いや、食べた事すらない。アレは人に食べさせてリアクションを楽しむものだ」

( ´_ゝ`)「おまwwwジンギスカンキャラメルに謝れwwwww」

川 ゚ -゚)「ごめんなさいジンギスカンキャラメル」



294: ◆wUOiOOQQF. :11/18(土) 22:59 0ZLdYYjI0
  

――兄者オススメの駄菓子

川 ゚ -゚)「おお、これはなかなか……」

( ´_ゝ`)「だろ? うまい棒が全種類売ってるしな」

川 ゚ -゚)「うまい棒【ジンギスカンキャラメル味】はないものか……」

( ´_ゝ`)「ねーよwww」

川 ゚ -゚)「そうか……。ならグミは売ってないのか?」

( ´_ゝ`)「あると思うが……どんなグミだ?」

川 ゚ -゚)「ミラクルグミとかマグログミとかウッチャリグミとか……」

( ´_ゝ`)「何の話だバーローwwwww」



296: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 11:34 2s33Pvyc0
  

川 ゚ -゚)「見ろ兄者。笛ラムネが売ってるぞ」

( ´_ゝ`)「五円チョコだってあるぞ」

川 ゚ -゚)「これまた懐かしいモノを……」

( ´_ゝ`)「もし消費税が上がったら……これが五円で買えなくなるかも知れないらしいな」

川 ゚ -゚)「むう……それは困るな」

( ´_ゝ`)「俺が阿部さんに化けて細工したらいいんじゃね?」
川 ゚ -゚)「兄者……お前天才だな」

(#゚ω゚)ノ「……いい加減にしろ! 何も買わないなら帰ってくれだょぅ!」

店内でいちゃついている(第三者視点から見ると)二人に怒鳴りつける店員。

( ´_ゝ`)「……なんだ、お前まだ生きてたのか」

(=゚ω゚)ノ「それはこっちの台詞だょぅ。不登校になったって聞いてたからてっきり……」

川 ゚ -゚)「やけにフレンドリーだな兄者。知り合いなのか?」

( ´_ゝ`)「ああ、コイツはぃょぅ。小学からの腐れ縁だ」

(=゚ω゚)ノ「ぃょぅだよう。よろしくだょぅ」

川 ゚ -゚)「厨文字きめぇ」

(;´_ゝ`)「それは仕様だと思うぞ」



297: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 11:50 2s33Pvyc0
  

(=゚ω゚)ノ『まあ、せっかくだからお茶ぐらいはごちそうするょぅ』
と言われたから、お言葉に甘えて家に上がり込んだ二人。

(=゚ω゚)ノ「……ほい。うめこぶ茶だょぅ」

コトン、と二人分の湯飲みをちゃぶだいに置かれた。

川 ゚ -゚)「かたじけない」

( ´_ゝ`)「こいつはくせぇーッ! ゲロ以下の臭いがプンプンするぜぇーッ!」

お茶の臭いを嗅ぎながら叫ぶ兄者。

(=゚ω゚)ノ「それは僕のお茶だょぅ。お前は生水で我慢しろ馬鹿」

( ´_ゝ`)「なら生水注いでこいよ馬鹿」

(=゚ω゚)ノ「甘えるなょぅ。蛇口からダイレクトで飲めボケ」

川 ゚ -゚)「それはそれでワイルドだな」

( ´_ゝ`)「おいおい。それが客に対する態度なのかい?」

(=゚ω゚)ノ「黙れアホ。金がないなら客じゃないょぅ」

( ´_ゝ`)「……腹空かしてるヤツに飯食わすのがコックの役目だろ?」

(=゚ω゚)ノ「お黙りくださいヘボイモお客様」



298: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 12:16 2s33Pvyc0
  

川 ゚ -゚)「うむ、なかなか……」

流石はクーさん。
お茶を飲む時に音一つ立てません。

それに対して兄者は……

(;´_ゝ`)「デュワーッ! お湯が……蛇口からお湯がぁーッ!」

水を飲んでいたところ、蛇口から急に熱湯が吹き出したので絶叫。

(=゚ω゚)ノ「もちろん水温は最高にしてあるょぅ」

(#´_ゝ`)「くっ……俺はセントジョーンズじゃねーんだぞ!?」

意味が分かりません。

(=゚ω゚)ノ「プギャー(^Д^)9mwwww」

(#´_ゝ`)「……許しません! エクスプロード!」

(=゚ω゚)ノ「ぬわーっ!」

なにやら楽しそうですね。



299: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 21:37 2s33Pvyc0
  

(#´_ゝ`)「てめーは俺を怒らせた」

(=゚ω゚)ノ「流石は兄者。器が小さいのは相変わらずだょぅ」

( ´_ゝ`)「ヒント:ネタ」

(=゚ω゚)ノ「知らんがな」

いつまでも続く小学生の口喧嘩を彷彿とさせる低レベル戦い。

川 ゚ -゚)「……なあ、ぃょぅ」

そんな二人を眺めながていたクーがお茶を飲むのを止めた口を開いた。

(=゚ω゚)ノ「なんだょぅ?」

川 ゚ -゚)「店を見てなくていいのか? 他に人はいなかったみたいだが……」

( ´_ゝ`)「万引きされて潰れちまえ」

(=゚ω゚)ノ「兄者少し黙れだょぅ」

( ´_ゝ`)「……なんか急に弟者を思い出した」

川 ゚ -゚)「……で、どうなんだ?」

(=゚ω゚)ノ「それは心配無用だょぅ。僕は人が来たら分かるから大丈夫だょぅ」



300: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 21:56 2s33Pvyc0
  

川 ゚ -゚)「人が来たら分かる……?」

( ´_ゝ`)「…………」

『ついに狂ったかwww』と言ってやりたいトコだが、弟者と同じ扱いを受けるのが嫌だったので黙っている兄者。

(=゚ω゚)ノ「僕は近くにいる人の気配みたいなのが分かるんだょぅ」

川 ゚ -゚)「ほう。それはなかなか便利だな」

(=゚ω゚)ノ「……信じてくれるのかょぅ?」

川 ゚ -゚)「私や兄者も似たような力を持ってるからな」

(=゚ω゚)ノ「兄者も……?」

川 ゚ -゚)「ああ。……兄者、お前の能力を見せてやれ」

( ´_ゝ`)「やだね。タダ働きはしない主義なんでね」

クールに言い切る兄者。
だが、その言い方はどことなく大人げないかった。

( ´_ゝ`)「……ぃょぅ。まずはお前の能力ってヤツを見せてもらおう」

川 ゚ -゚)「ギブアンドテイクってヤツっすね?」

( ´_ゝ`)「おうよ」

(;゚ω゚)ノ「……わ、分かったょぅ。見せてやるょぅ」

クーの妙なノリを見て「コイツは変な女だ」と思ったぃょぅであった。<



301: ◆wUOiOOQQF. :11/19(日) 23:09 2s33Pvyc0
  

( ´_ゝ`)「さあ、早く! 早く見せてみろ!」

(=゚ω゚)ノ「分かったから黙れだょぅ」

急かす兄者をなだめ、ぃょぅはゆっくりと目を閉じた。
全神経を集中させて、辺りにの様子を探る事に専念する。

(=-ω-)ノ「え〜っと……」

(=-ω-)ノ「……男が二人走ってる……追いかけっこか?」

( ´_ゝ`)「ハァ?」

兄者の「ハァ?」とほぼ同時にぃょぅの目が開く。

(=゚ω゚)ノ「もうすぐウチの前を男が二人通るょぅ」

川 ゚ -゚)「……外に出て確認してみるか?」

( ´_ゝ`)「もちのロンさ!」



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