( ´_ゝ`)兄者はバルトアンデルスのようです

466: ◆wUOiOOQQF. :10/22(月) 21:51 09CbxFst0

(*ノωノ)「気付かれてないつもりだったんですか? あれで」

相手が普通の女っぽいと感じ、強気で出るあぷー。
ストーキングされいた事にご立腹なのか、口調が微妙にキツイような。

o川*゚ー゚)o「う〜ん、そうじゃないんだけどなぁ……」

唸りながら、女は首を傾げる。
言いたい事があるのだが、それうまく言葉に纏められないようで。

o川*゚ー゚)o「そうだねぇ、え〜っと……う〜ん……」

o川*゚ー゚)o「気付かれてるかどうか分からなかった――かな?」

時間をかけた上で、この回答。

(*ノωノ)「それは当たり前じゃないですか」

o川*゚ー゚)o「それはそうなんだけど、そうじゃないんだよなぁ〜」

その言葉を聞いたあぷーは、なんかもう意味が分からないや――と思った。



467: ◆wUOiOOQQF. :10/22(月) 21:51 09CbxFst0

ストーキングとは、一般的には対象に気付かれないようにするものだ。
その目的にもよるが、悟られないように振舞うのがセオリーだろう。

だから。
対象に気付かれているかどうかも考慮しながら行うべきモノだ。
スネークする場合には、見つかっちゃってもねじ伏せればいいだろうけど。

対象に気付かれていないかどうか。
人の心を読む特殊能力でもなければ、それは分からなくて当然の事。

分からなくて当然なのだから、あえて口にするような事ではない。

そして。
必要のない事を改めて口にしたのだから。
そうする必要があって口にしたのだから。

o川*゚ー゚)o「私の能力、最近使えるようになったばかりなの」

o川*゚ー゚)o「だから、よく分からなくてさ。色々と試してたんだ」

それは通常とは異なる意味を持っているモノ。なのかもしれない。



468: ◆wUOiOOQQF. :10/22(月) 21:51 09CbxFst0

o川*゚ー゚)o「それに――ちゃんとした目的もあってねっ!」

「ねっ!」と同時に、女は大きく踏み込んだ。
あぷーとの距離を縮め、彼女目がけて腕を伸ばして。

(*ノωノ)「アッー」

気が緩み油断していたあぷーは、それに対処できなかった。
特に抵抗する訳でもなく、そのまま女に捉えられてしまったようで。

それでも「アッー」は流石にないと思う。

o川*゚ー゚)o「よっし、捕獲捕獲! 目標達成――っと!」

そして。
女は嬉々として笑みを浮かべ、指をパチンと鳴らす。

それが何かの合図だったかのように、女の足元が漆黒に染まり始めた。



472: ◆wUOiOOQQF. :10/27(土) 00:31 SO9VIwCU0

黒く。
ひたすら黒く。
その黒は女を中心として、次第に範囲を広げてゆく。

(*ノωノ)「こ、これは――!?」

o川*゚ー゚)o「これが私の能力“しゃどう☆”の力。すごいでしょ?」

そう、“しゃどう☆”。
シャドーではなく“しゃどう☆”。
平仮名表記で、最後に☆を付けるのがポイント。

発音する場合、どう発音すればいいのか分からないから困るのだが。

(*ノωノ)「何かこだわりでもあるんですか?」

o川*゚ー゚)o「だって、片仮名だと厨臭いもん。ひらがなだと読みにくいし」

(*ノωノ)「なら漢字にすればいいじゃないですか」

o川*゚ー゚)o「お前頭いいな」



473: ◆wUOiOOQQF. :10/27(土) 00:32 SO9VIwCU0

o川*゚ー゚)o「いい字ある? かわいいのがいいな」

(*ノωノ)「“車道”←これはどうですか? 変換候補の一番上にありました」

o川*゚ー゚)o「ははは、死ねよ」

(*ノωノ)「ごめんなさい」

o川*゚ー゚)o「それより、君は私に攻撃されてるんだよ? それが分かってるの?」

(*ノωノ)「今あなたに言われて思い出しました」

o川*゚ー゚)o「さすがだねー」



474: ◆wUOiOOQQF. :10/27(土) 00:32 SO9VIwCU0

(*ノωノ)「……って、きゃああぁぁぁー!!」

あぷーは今思い出した。
女から攻撃されているという事を。

そして、今気付いた。
女に掴まれている自分の体のほとんどが、黒く染まっている事に。

少なくとも、あぷーの目から見える範囲はほぼ全て染まりきっていた。

o川*゚ー゚)o「影の中を進み、影と同化する。それが私の能力――」

(*ノωノ)「ブラックサバスも真っ青ですね」

o川*゚ー゚)o「むしろ真っ黒ですね」

(*ノωノ)「たしかに」



475: ◆wUOiOOQQF. :10/27(土) 00:33 SO9VIwCU0

(*ノωノ)「って、きゃああぁぁぁー!!」

あぷーは再び思い出した。
女から攻撃されているという事を。

そして、今気付いた。
ずぶずぶという何かが沈むような音とともに、地面が近づいてきている事に。

だが、あぷーはそれが間違いだと悟り、理解した。
地面が近づいてきてるのではなく、自分が地面に近づいているのだと。

つまり。
自分自身が地面に潜り込んでいる――のだと。

(*ノωノ)「地面に……吸い込まれる……!?」

o川*゚ー゚)o「微妙に違うけどね。説明が難しいからなー」

その状況を楽しんでいるかのような、女の声。

なんとか脱出しようとあぷーはもがくいたが。
筋力が負けているのかそれはかなわず、そのまま地面へと溶け込んでいった。



479: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:11 ZXfGHzRM0

引きずり込まれる。
あぷーはそう思い、なんとかしようと色々と思考をめぐらせた。

力の限りもがくか。
あるいは、女を攻撃し隙を作って脱出を試みるか。
このまま持っていかれたら、一体どんな感覚を味わえるのだろうか。

影に吸い込まれるなんて非現実的な体験もいいかも――とか思ったりもしてみたり。

しかし、時間は常に流れるものだ。
あれこれ考えている間にも、あぷーの体は徐々に沈みこんでゆく。
それは決して止まることはなく、気付いたときには上半身が地面から突き出ているような状態になっていた。

傍から見たら異様に滑稽なその状態で、あぷーは確かに見た。

踵を返して振り返り、自分のいる方向へ向かって走る弟者の姿を。



480: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:12 ZXfGHzRM0

(´<_` )「ライダアァァーキイィィーック!!」

速度を保ったまま地面を蹴り、飛び蹴り。
その軌道の先には女――正確に言うと女の上半身があった。

あぷーには何故か、その光景がコマ送りで見えているような気がした。
そんな、まるでスロー再生したかのような世界の中であぷーはふと理解した。

弟者は、自分を助けに来てくれたのだと。
帰るなどと言いながらも、自分の叫びを聞いて振り返ってくれたのだと。

つーか、その掛け声はどうにかならないのかと。いわなきゃいけない決まりでもあるのかよ。

(*ノωノ)「弟者さん!」

この時、あぷーは気付いていなかった。
弟者が助けに来たと思って微妙に感動し、そんな事はまったく考えていなかった。

o川*゚ー゚)o「きゃっ!!」

(*ノωノ)「しばッ!!」

このまま飛び蹴りが決まれば、女と密着している自分にも被害が及ぶであろうという事に。



481: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:12 ZXfGHzRM0

決まった。
弟者の飛び蹴りは軌道通りに進み、性格に女を捉えた。

女が蹴飛ばされて倒れ、あぷーがその下敷きになったようだが気にしない。

(´<_` )「すまん、悪気はなかった。こうするしかなかったんだ」

そう言いながら、謝罪を表すようなジェスチャーをする弟者。
その表情が妙に清々しく、嬉しそうな笑顔が凄まじく不快だった。

(´<_` )「あーすっきりした。人助けもしたし一石二鳥だわ」

(*ノωノ)「殺しますよ? 助けてもらっておきながらアレですが」

痛みに呻いている女をどけ、あぷーが起き上がってきた。
よく分からない奇声を発していたようだったが、特に被害はないようだ。

(*ノωノ)「もっとスマートに助けられないんですか?」

(´<_` )「うっせ、礼ぐらい言えよ。もう一回捕まっちまえバーカバーカ」

(*ノωノ)「真性のバカにバカと言われても困ります」

なんかもうどっちも同レベルに見えてきた。どうでもいいけど。



482: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:13 ZXfGHzRM0

o川*゚ー゚)o「っ痛あ……」

2人がそんなやりとりをしている間に、女は起き上がろうとしていた。
弟者の飛び蹴りが効いたようで、よろよろと力なく立ち上がろうとしている。

(´<_` )「っ痛あ――って、どう発音するんだ?」

(*ノωノ)「弟者さん! あの女が逃げます、早くとどめを!」

あぷーはそう言いながら、女のいる方向を指差す。
その指の向く先には、立ち上がってよろよろと歩いている女の姿があった。

(´<_` )「っつうあ……いや違うな。なんか無理があるし」

(*ノωノ)「弟者さん!」

(´<_` )「っいたあ……お、これっぽいな。しっくりくるし」

(*ノωノ)「弟者さん! 聞いてますか!?」

(´<_` )「いちいちうるさいな」



483: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:13 ZXfGHzRM0

(´<_` )「あなたの親は、赤信号の歩道がうんたらかんたら」

何か言おうと思ったけど、あまり思い出せないようで。
うろ覚えで言ってはみたけど、何のネタかもよく分からないから困る。

(*ノωノ)「意味が分かりません。早くあの女に天誅を!」

(´<_` )「やだよ。俺にそんな理由も義理も気力もねーし」

天誅って言葉をよく知ってるな。
なんて事を弟者は思ったが、口にはしないでおいた。

(*ノωノ)「今どうにかしないと、また来るかも知れないじゃないですか!」

(´<_` )「俺に来る訳じゃないからどうでもいいっす。はい」

あぷーと目も合わせずに、てきとーに答える弟者。
もう自分の役目は終わったものと思い、早く家に帰りたいご様子で。

(*ノωノ)「お願いします! 一生のお願いですから!」

(´<_` )「実にしょぼい一生のお願いですね」



484: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:14 ZXfGHzRM0

(´<_` )「大体さ、どうにかしろって言い回しをどうにかしろよ」

(*ノωノ)「……はい? どういう意味ですか?」

(´<_` )「“どうにかしろ”って何だよ。具体的にはどうすりゃいいんだ?」

あぷーの言う“どうにかする”の意味はよく分からない。
どういう意味合いで使ったのかは分からないし、予想するには範囲が広すぎる。

だが、今後あぷーに寄って来ないようにする――という点から考えると、答えはある程度絞れてくる。

(´<_` )「あなたの人生を変えてしまうかもしれない、クイズミリオネア」

A:オラオラのラッシュで再起不能にする
B:今後あぷーにつきまとわないように、女に厳重注意する
C:女をこの世から取り除く
D:あぷーを再起不能にする、またはこの世から取り除く。



485: ◆wUOiOOQQF. :11/10(土) 21:14 ZXfGHzRM0

弟者は考える。
どの結論が一番いいものなのかと。

(´<_` )(えーっと、そうだな……どれがいいかな……)

A:オラオラのラッシュで再起不能にする

無理。
スタンド使えねーし。

B:今後あぷーにつきまとわないように、女に厳重注意する

無理。
めんどくさいし。

C:女をこの世から取り除く

無理。
つーか論外。
法律に触れるし利益もない、おそらく最悪の選択肢。

D:あぷーを再起不能にする、またはこの世から取り除く。

ストレス発散になる。
オマケに家にも帰れて一石二鳥。
手にかけてしまうと法的によろしくないので、女に連れて行ってもらうのが一番だろうか。

(´<_` )「おお、Dが最強じゃん。Dで決定だな」



490: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:14 ekVysAA20

そうだ。
あぷーをどうにかすればいいんじゃん。
他人よりも知ってるヤツのほうが扱い易し、事後処理も楽だしさ。

流石だな俺。ナイス判断。

(*ノωノ)「早くして下さい! お願いします!」

相変わらずうるさいな。
他力本願かよ。自分でやれよ、自分で。

(*ノωノ)「――あっ、地面に潜っていきます! 早くしないと逃げられますよ!」

わかったよ。
そんなに何とかしてほしいのか。

ならば、望み通りにしてやろうじゃないですか。

もちろん、俺が考えている方法で――なんだけどね。言うまでもないけど。



491: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:14 ekVysAA20

(´<_` )「双撞掌底破!」

まあ、ただの掌底なんだけどね。
技名叫ぶと威力上がりそうだし。なんとなくだけど。

(*ノωノ)「ヴッ!」

狙い通り、あぷーの腹にヒット。
想定外の攻撃で無防備だったせいか、綺麗に入りました。

俺が女には手を出さないような甘い男ではない。まさにスーパー漢(おとこ)。
人がそれを何と呼ぶかは分からないが、どう言われようが知ったこっちゃない。

……まあ、それはさておき。

ゲップを彷彿とさせるような音を発したけど、気にしないでおこう。



492: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:15 ekVysAA20

特に鍛えている訳でもない女の腹部に、双撞掌底破。
しかも無防備な状態だったので、まったくと言っていいほど防御は出来ていない。

だから。
あぷーがそのまま崩れ落ち、地に膝をつくのは当然の事だった。

そして。
こうして作り出したチャンスを俺が見逃す筈もない。

(´<_` )「謎の女さん、今です! 今のうちにコイツを連れてって下さい!」

女がいるであろう方向を向き、大声で知らせてやります。ざまーみろ。

叫びました。
そして気付きました。

(´<_` )「――って、あの女いないじゃん」

いなくなってました。
さっきまで跪いていたであろう場所には誰もいなくなってます。

(´<_` )「あら残念」



493: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:15 ekVysAA20

「オ゛、お゛、おどじゃざんッ!」

どこからともなく、ゾンビの呻き声のような音。
こんな明るい場所にゾンビとは。なんて場違いなゾンビだろうか。

――なんて思ってると、音の発生源を発見した。

(*ノωノ)「いきなり何するんですか! 痛かったじゃないですか!」

あぷーだった。
掌底がよっぽど効いたのか、なんだかご立腹のようで。
まあ、怒って当然かもしれないけどさー。

(´<_` )「なんだ、あぷーか……」

(*ノωノ)「人に掌底かましといて! “なんだ”とは何ですか!」

(´<_` )「う〜ん、あえて言うなら日本語かな」

(*ノωノ)「いや、そういう意味じゃありませんから」



494: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:16 ekVysAA20

(´<_` )「さて、ストーカーも撃退した事だし俺もう帰っていい? 疲れた」

内容はどうあれ、結果的にはストーカーは撃退した。

昼飯もまだ食ってないから、もうそろそろ帰してもらわないと身が持たない。
つーかめんどくさい。早く帰りたい。

(*ノωノ)「そんな無責任な。また来たらどうするんですか?」

(´<_` )「じゃあ逆に訊くぞ。お前は俺を何だと思ってるんだ?」

マジで。
俺使いが荒いにも程がある。
彼氏でもボディガードでもなければ友達でもないのに。

(*ノωノ)「質問に質問で返s」

(´<_` )「マウンテンティム禁止な」

(*ノωノ)「違いますよ。吉良吉影のほうですよ」

(´<_` )「なんと」



495: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:16 ekVysAA20

(´<_` )「もう一度訊くぞ。お前は俺を何だと思ってるんだ?」

マジで。
俺使いが荒いにも程がある。
彼氏でもボディガードでもなければ友達でもないのに。

(*ノωノ)「どう……って、どういった意味合いでですか?」

(´<_` )「お前の思う“俺のイメージ”はどんな感じなのか、って事だ」

面白いヤツだとか、面白くないヤツだとか。
頼りになるとかならないとか、クールでかっこいいキャラだとか。

(*ノωノ)「えーっと、じゃあ……“空気”」

(´<_` )「そうか。じゃあ帰るわ、バイバイ」

(*ノωノ)「ち、違いますよ! そういう意味じゃありません!」

(´<_` )「俺がどう解釈したか理解できてる時点で図星だろ。帰る」

(*ノωノ)「空気って重要なんですよ! 酸素とか、酸素とか……あと酸素なんかも!」

(´<_` )「酸素しか知らないのかよ」



496: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:17 ekVysAA20

ダメだ。
今の発言で確定した。帰る。
自分の事を気体同然だと思ってるようなヤツの頼みを聞く理由もなければ義理もない。

(´<_` )「帰る。おうちに帰る。でんでんでんぐり返しでばいばいばい」

さくさく帰る。
きりきり帰る。

(*ノωノ)「じゃ、じゃあ! 守ってくれたら何でも言う事聞きますから!」

帰r――ん?

なんだ今のは、空耳か?

あぷーが何か言ったようだが、イマイチ聞き取れなかった。
耳の調子が悪いのかな? 後で耳鼻科でも行こうかな。

(´<_` )「今……なんと?」

(*ノωノ)「守ってくれたら何でも言う事聞く、と言いました」



497: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:17 ekVysAA20

“なんでも”と“言う事を聞く”

なんと素敵な言葉なのだろうか。
ふたつ交わるだけで神懸った魅力が出てくるとは、なんという破壊力だろう。

「伝説の剣豪 MASAKI」と「炎の騎士 キラー」なんて組み合わせとは比べ物にならない。
どのぐらい比べ物にならないかというと、比べる事すらかなわないほどに格が違う。

(´<_` )「本当か? 本当になんでもか!?」

(*ノωノ)「ええ。1日守ってくれたらですけどね」

(´<_` )「お触りまでとか、そういうオチはナシだぞ!? なんでもだぞ!?」

(*ノωノ)「ええ。何の話なのかよく分かりませんけど……ひとつだけですよ?」

(´<_` )「よっしゃ、守る! 割と本気で守る!」



498: ◆wUOiOOQQF. :11/25(日) 00:20 ekVysAA20

よっしゃー。
おじさん、テンションが上がってきたよー。

いいよいいよー。
いいよいいよフヒヒヒヒwwwww

もう、フヒヒヒヒとしか言い様がありませんな。
これでにやけるなという方が無理ですって。

(´<_` )「嘘とか冗談とかナシだからな! 女に二言はないだろ!?」

(*ノωノ)「ええ、もちろん」

そう答え、あぷーは微笑んでみせた。
まるで、やれるならやってみろ――と言わんばかりに。

さっきまでだったら憎らしいと思えたであろう笑顔が、今はなんだか輝いて見えました。

(´<_` )「よっしゃー! 頑張るぞーフヒヒヒヒwwwww」



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