作品名 | ( ^ω^)ブーンがピアノを弾かされるようです。 |
作者名 | ◆HGGslycgr6 氏 |
【あらすじ】 |
「至高の芸術」にこだわる ある組織に拉致されたブーンとツン。 ブーンは、その組織に、幼いころに封印したピアノを引くよう強要される。 彼が奏でる美しいピアノの旋律の先にある未来とは? |
【感想】ネタバレしていると思われる箇所は修正しました。ネタバレを含む感想はここからご覧下さい |
。・゚・(つд∩)・゚・。 ウエーンウエーン
ピアノは正直感動した。 決してハッピーエンドとは言えない二人の悲しい結末にエピローグを読んだときジーンときました まとめサイトからは作中に出てきた作品も聴くことができます 音楽を聴きながら小説を読むとよりこの作品に溶け込むことができます かなり完成度が高くとてもおもしろい小説なので是非一度目を通してください (音楽もまとめていたサイトさんは閉鎖してしまいました…) ブーン小説としては珍しい、二つの視線から語られる物語。 その雰囲気は、朝倉卓弥の「四日間の奇跡」を彷彿とさせる。 独特の世界観とあいまって、先を読ませない展開は、 読者を激しくその物語に引き込んでいく。 読むと不思議な世界観に引きずり込まれてしまう。 他にはない平行して進展する世界、そしてわずかな疑問や盛り上がりとともに進んでいく物語。 まさに逸品。 二つの視点からなるストーリー 時間の経過とともに揺れ動く感情、変わらぬ愛情、四人の心情 巧みな心理描写で飽きさせない。 読んで震えた。登場人物がどう思っているか考えながら読んだらヤバス。 合作読んで更に惚れた。 途中は結構グロかったりするが、最後の再会の場面は泣ける。あまり長くない し、かなりのオヌヌメ作品。 |