('A`)と怪異のようです

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/08(木) 21:16:51.81 ID:JaOn8viZO
ある意味怪異だwww
1が見たい

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/08(木) 21:18:18.07 ID:1GA02/DQ0
>>95
1.話したまへ


('A`)「話したまへよ」

( ^ω^)「ははっ」

内藤は片膝をついて、拳を床につけた。

(  ω )「私めがこれから話すのは、ある男の物語でございます…」














(  ω )「全略」



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/08(木) 21:20:16.11 ID:1GA02/DQ0

('A`)「え?」

(  ω )「んお?」

('A`)「ちょっと待って、『前』略じゃなくて『全』略?」

( ^ω^)「うんだお」

('A`)「『うんだお』じゃねーよ、期待してくれた人いたらどうするんだ」

( ^ω^)「そんなん零だお」

('A`)「失礼だと思わんのかね」

( ^ω^)「全く」

('A`)「少しでも期待した俺がバカだったよ」

( ^ω^)「ひねくれた僕ならこの選択肢で話さない事くらい予想しとけお」

('A`)「よーしわかった殴らせろ」

( ^ω^)「くっくっく、当たるかバカめが」


(メ#)゙ω゚);∵’,「アミバ!」



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/08(木) 21:23:41.70 ID:1GA02/DQ0

吹っ飛んだ内藤は、柱に頭をぶつけたきり動かなくなった。
不安に駆られた俺は、内藤に駆け寄り肩を掴んで揺さぶる。

「お…おい内藤、内藤! 内藤っ!」

懸命な呼び掛けにも起き上がる気配はない。
脳内に最悪のイメージが去来する。
口内に溜まった唾をごくりと飲み下し、俺は恐る恐る脈を取った。

「し、死んでる…!」

ざわつく室内。まるでこの世の終わりが掲示されたように。

「どうする…?」

誰が言ったのかわからない。
それでも、それは誰の頭の中にもあった疑問だ。

「…埋めちまおうぜ」

いつの間にか部屋の照明は消え、顔の判別がつかなくなっている。
声の位置から言葉を発した人物がわかりそうなものだが、それすらわからない。

まるで部屋そのものから発された言葉。
それに、全員が頷いたのだった。



                       BAD END. 「共犯者」



他の選択肢

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