( ^ω^)がVIPと自分について本気で考えてみたようです
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:22:20.78 ID:QeKJJ4rIO
- >>97>>98
確かに新参かもしれない
でも俺はちゃんと半年ROMったよ
新参とかはいいから質問に答えてくれないか?
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:23:07.61 ID:KUfnSikh0
- >>101
もう半年ROMれ
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:23:21.07 ID:t+ZkcAIn0
- >>101
IDの端でわかる。
0はパソコン、Oは携帯
- 104 名前:鯨 ◆KUJIRA/dUg :2006/01/14(土) 13:23:58.20 ID:puFmevIe0
- 優しさは時に罪
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:24:18.81 ID:8fPbHuNbO
- >>101
IDの最後がOの奴は携帯。俺もおまいも
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:25:38.60 ID:oSldNqHF0
- >>1最高。
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:27:11.83 ID:QeKJJ4rIO
- >>103
ありがとう
きみの優しさには感動した
>>102
そんなことしないよ
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:29:00.20 ID:Uh+WAuVwO
- >>107
お前うざいからもう書き込むな
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:30:07.84 ID:yV9gTiy4O
- 「……で、ここが……を管理………だろ?」
FOXは歩きながらあちこちを指差し、施設の説明をしている
内藤は始めは珍しがって聞き入ったものの、徐々に話をたぶらかされている事に気づき始めた。
「どこまでいくんだお!!僕の話を聞くお!!」
耐えかねて切り出す内藤。
FOXはそれを指で制すと、
「この奥の階段を降りた先だ。是非ともキミに見せたいものがある」
そう言ってまた歩き始めた。
運営の名無し達は珍しそうな目で内藤をFOXを凝視する
それもそのはず、普段FOXは部屋から出ない。仕事最優先な事で有名だ。
そんな彼が喋りながら廊下をブラブラあるいている。
しかもAAを連れてだ。
その様子を見ていた誰もが、何か良くない予感を感じていた
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:30:36.10 ID:t+ZkcAIn0
- >>107
あと、わかんなかったんだから、もう2ヶ月ROMれ
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:31:22.50 ID:7AWnVctu0
- スレ汚しになるから止めようぜ
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:32:14.26 ID:KUfnSikh0
- >>107
は無視してwktk
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:32:32.72 ID:t+ZkcAIn0
- そうだな。
汚して失礼
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:39:55.10 ID:2JlyH2coO
- wktk
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:40:52.30 ID:MxDD1akG0
- これはWktkを隠し切れない
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:41:11.39 ID:c20l7in80
- 歴史ドラマを読んでいるようだ
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:41:37.88 ID:yV9gTiy4O
- 「AA管理室」
何階かもわからない暗い空間に扉が一つ
そしてそう扉には書いてある。
AAサロン街などの管理?――いや、違う。それは入り口手間右側だと、先ほど説明された。
FOXはカギをガチャガチャやりながら言った
「この部屋にAAを入れるのは初めてだよ。まあ開けるのも珍しいがね」
「この部屋はどんな部屋なんですかお?」
内藤が不思議そうに尋ねる。
「ん。入ればわかる」
FOXがカギを開けるとそこには…また扉
「厳重構造なんだ。少しまっててくれ」
今度はナンバーロック。
内藤は不吉な何かを扉の奥に感じた。
もし、これがいつもの内藤だったら、迷わずこの部屋には入らない。
電子音のあと、重そうな扉のカギが開く。
FOXは、気が付いたかのように付け加えた。
「あ、初めてって言っても、生きてるAAの事ね」
- 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:45:40.69 ID:yV9gTiy4O
- 部屋には……乱雑に転がる.textファイル
そしてダンボールのように積み上がった.zipのファイル
内藤は目の前の光景に吐き気を催した。
彼ら…FOX達から見ればそれは単なる.textファイル。
しかし、それは紛れもない
『AAの死骸』
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:46:40.05 ID:KUfnSikh0
- wktk
>>1はリアルタイムで書いてるのか?遅すぎ
でかけにゃならんのに
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:53:15.62 ID:thg2TepBO
- wktk
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:53:21.33 ID:7AWnVctu0
- >>119
お前の都合<<<<<<>>1が自分のペースで書くこと
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:54:45.04 ID:LfibJMJ10
- wktk
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 13:56:58.44 ID:yV9gTiy4O
- 「これらは全てキミのようなプロトタイプのものだ」
扉を閉めたFOXは立ち尽くす内藤に言う。
「AAは、レスがある度にプロトタイプ本体負荷がかかる。それは身に染みてわかっているだろう。
苦痛かもしれないが実はね、プロトタイプってのはこの負荷が無いと生きられないんだよ。」
部屋を回るFOX。
.zipファイルをポンと叩き、続ける
「人間は身勝手だよ。
これは人間に飽きられたAAの残骸だ。
君達が生きる為には使われ続けなくてはならない。
何が言いたいか、わかるかな?」
内藤は首を横に振った
「今日はVIPに関する件で私に話を持って来たようだが
君はAAだ。見たまえ、事実君への負荷は減る一方」
「生きたかったら、逆らわない事だ」
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:02:06.25 ID:yV9gTiy4O
- 「悲しいお、本当に体が軽いんだお。」
内藤はクスっと笑った。
「今なら、空も飛べるはずだお」
ショボンは、内藤の話を黙って聞いていたが、暖かい…いや、暖かかったミルクを飲み干した。
二人だけのバーに、軽快なジャズが空しく響く。
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:10:20.64 ID:yV9gTiy4O
- 内藤も、ショボンも気づいていた。
先程のラジオからの怒鳴り声。
そう、まだ2chには以前のVIPを取り戻そうとする人々がいるのだ。
しかし、彼等に勝ち目は無い。
内藤は、既にそれを悟っている。
そして…
例え以前のVIPを取り戻しても、それで今のVIPPERが悲しむならそれは間違っている。
内藤はそう考えていたのだ。
吹雪はやまない。
店を出た内藤の足跡は、雪に覆われて一つ、また一つと消えていった。
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:11:00.37 ID:yV9gTiy4O
- 第二部―完―
激動の第三部にご期待ください。
- 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:12:55.85 ID:PExBMwSBO
- 更に感動の第二部
>>1は天才
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:13:33.51 ID:ga4iZAJHO
- Z
- 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:13:37.10 ID:oSldNqHF0
- >>1
書籍化決定
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:14:23.83 ID:c20l7in80
- すべてのVIPPRに届けたい
- 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:22:55.29 ID:c20l7in80
- 捕手
- 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:23:30.39 ID:yV9gTiy4O
- ちょっと時間が余ったので半レスしますね^^;;;;
>>23
あるあるwwwwただ今回は二極化させるのに駄スレは使いづらかった。勘弁。
>>31
なるべく普通の小説タッチでブーンが〜ようですを書こうと思って始めたんだ。
ちょっと希望に添えないんだけどごめんよ
>>37
^^;;;;;;;;;;;;;
ここはエスパーの多いインターネットですね
>>57
あれは面白かったね〜。記憶に新しいし、世界観とかちょっと影響されてるかも
>>67
ねーよwwwwwww
>>89
興味あるんだけど見たことないがな(´・ω・`)
>>92
上同だがな(´・ω・`)
>>94
バレたwwwwww>>95
ドンマイw
>>119
パソコン使えるようになったらPCでやるからちょっと待って^^;
- 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:28:50.87 ID:7c/75KWB0
- (´・ω・`)やぁ。
突然だが今君たちに今呪いをかけた。一生オナニーとセックスができなくなるという呪いだ。
しかし君たちは運がいい。
http://www3.ezbbs.net/11/take/
↑ここに「まんまみてちんちんおっき」と書き込めば呪いはしばらくすると解ける。
書き込み多ければ多いほど呪いの効力は薄くなる。
しかし手間をかけてAAを貼ったり煽りのレスをしたなら君たちは一週間以内にきっとセックスができる。
それでは健闘を祈る。
- 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:41:01.98 ID:QeKJJ4rIO
- 保守
- 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:47:36.09 ID:ga4iZAJHO
- あっぷるはい
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:53:07.18 ID:QeKJJ4rIO
- 保守
- 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:58:18.93 ID:Uh+WAuVwO
- ※保守は早くとも20分間隔で十分
- 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 14:58:30.05 ID:PExBMwSBO
- >>1>>132スレ主の人間性とクオリティに敬意の保守
携帯からの改行や乱文失礼致します
当初はこれはひどいなど批判的な意見もあったがすぐに
正直wktkが隠せない⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
携帯からなのに凄いな これが本当の小説だな これは保守するに値するスレと俺の中にあるルールが判断した! だから保守る!
歴史ドラマを読んでいるようだ
など大絶賛の嵐
皆様保守よろしくお願い致します
この時間帯とかどれくらいでおちるか分からないので詳しい方お願いします
- 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:08:14.92 ID:Zc5AgjT/O
- ( ^ω^)保守
- 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:20:30.45 ID:xNjHCgrmO
- ほ
- 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:25:04.94 ID:qNz2rCJi0
- 正直書き出しが顔文字だったり名前だったりするようなのは読む気にならない
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:40:10.18 ID:H8VMSeL+O
- ↑されには童貞
- 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:41:26.64 ID:QeKJJ4rIO
- 保守
>>1はどこいった?
- 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 15:49:49.54 ID:IZlUAbxmO
- 保守
- 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:00:42.38 ID:yV9gTiy4O
- 第三部
僕らは架空の可能性に溢れた世界を見て生きている。
夢から醒めた時ように、ドラマが終わった時のように
振り返る現実は常に暗い。
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:01:35.44 ID:yV9gTiy4O
- 「寒いお……
これがいつものVIPでのお話だったら…
きっとツンが出てきて助けてくれるんだお…」
シベリアは寒い。
VIPの温暖な気候風土に慣れた内藤には痛い程に。
「架空のお話でも…恋をして、結ばれて。
楽しかった…馴れ合い厨の拙いスレもあったけど、確かに楽しかったお…」
内藤は雪原に座り込んだ。
疲労感はあるものの、負荷は限りなく小さい。
「あの頃のVIPに…
飛び回って、冒険して、馬鹿騒ぎして、
ただそれだけがたのしかったVIPに…」
そういいかけた所で内藤は意識を失った。
内藤の上に、無情にも白い雪が降り積もった。
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:04:32.59 ID:SDvvEKi40
- wktk
- 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:09:26.43 ID:yV9gTiy4O
- すっかり馴れ合いの街と化したVIP。
しかし、その規制をかいくぐって、糞スレを建て続ける者もあった。
「どのアニメキャラとVIP終わったな?」
数分後、運営のコンピューターのエンターキーが押される。
レス0のまま、スレッドは削除された。
あらたな雑談スレッドが、すぐその空間を補填する。
今のVIPにはローカルルールが存在し、削除人達が常時待機する。
ここは、規則の中の世界となった。
当時は声を大にVIP復興を叫んだ古参VIPPERも、
余りの状況の変わりように手を引き始めていた。
- 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:14:21.61 ID:7AWnVctu0
- キタキタキタァァァァァ!
- 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:15:30.19 ID:PExBMwSBO
- wktk
これがプログマティズムか…
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:16:58.97 ID:yV9gTiy4O
- しかし、運命の日は訪れた。
キッカケは、最も多くの古参VIPPERが流れた―――いや、帰ったニュー速のあるスレッド。
「VIPPER、ちょっと来い」
―――ニュー速は過去には最大規模だったこともある大きな中堅都市だ。
その街のど真ん中、ちょうど民家が建ち並ぶところに、そのスレッドはできた。
見るからに荒廃した服装の男が何人か。
「VIPPERちょっと来い」
と言う文面を町中にばらまき、人を集めたのだ。
黒山の人だかりを前に、ある男が叫んだ。
「俺達の力でex14をサーバーごと落とせば、馴れ合いスレ全部消えんじゃね?」
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:21:04.01 ID:lCnUR8Ru0
- 今のVIPに足りないものを感じさせる
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:23:04.43 ID:yV9gTiy4O
- 「>>1氏ね」
「>>1お前天才じゃね?」
「うはwwwwwみwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwきwwwたww」
「ΩΩΩな、なんだって―!!!」
「釣られないクマ」
その声を皮切りに飛び交う罵声、賛辞、慟哭…
スレッド自体は素早く運営に削除されたものの、この事件は古参VIPPERに大きな衝撃を与えた。
翌日から、銃器店に出入りする人が増え始めた。
- 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:31:03.32 ID:FBzejDW6O
- ( ゚д゚)トケター
- 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:32:46.34 ID:yV9gTiy4O
- ―――長岡は窮地に立たされていた。
VIPは元来流動的な街、熱しやすく冷めやすい住人の気質は、
例え街がその様相を大きく変えようとも、変わることがなかった。
長岡は徐々に別のAAに取って代わられようとしていたのだ
以前とは違う、綺麗に整備された街をふらつきながら
それが過去に自分が見た光景だと気づかずに長岡は涙した。
「ちくしょう……ちくしょう!!!」
鍛えられた彼の腕は、しかし消して人間を殴る事をしなかった。
長岡は潜在的にわかっていたのだ。
逆らえば生きられない。しかし、このままでも生きられない。
ピークを過ぎたアイドルのようなものだ。
長岡にはそれが耐えられなかった。
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:34:49.77 ID:FGiioLZ80
- これをリアルタイムで見れる事を神に感謝
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:38:40.01 ID:QIGMnYj4O
- 外出先からもwktk
- 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:42:26.60 ID:yV9gTiy4O
- そのとき、彼は見つけたのだ。
「VIPPERちょっと来い」
長岡は不気味に笑う。
「ex14を落とす。か…フフフ、面白い。
なら俺はこれに立ち向かおう。そうすれば俺の人気も再燃だ。
ハッハッハ、古参め、どこまでも便利な奴らだ!!」
長岡は様々なコピペを作り、ばらまき始めた。
彼は…常にアイドルでいたかったのだ。
うpの為だけに生まれた。そう、多くを期待を常に受け続けてきた長岡は、
その期待の的、スポットライトの下に居続けなくてはいけなかった。
「内藤はもういない…俺は、VIPを動かすんだ……」
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:50:26.00 ID:yV9gTiy4O
-
その日は、雲が空を覆う悪天候だった。
いつものように雑談にふけるVIPPER達。
そんないつもはふとしたキッカケで脆くも崩れ去った。
轟音と共に崩れ行く街――――爆撃だ。
その日、2ch全ての都市に建ったスレッド
「爆発予告」
どこの住人もこれは!と飛びついた。
しかし、どの場所にも、たった一枚の手紙が残されているだけだった。
「今日の19:00ニュース速報VIPを田代砲で爆撃します」
- 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:53:41.94 ID:KUfnSikh0
- 帰ってきたら>>1光臨中
wktk待機
- 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:56:04.13 ID:PExBMwSBO
- wktkちなみに姉妹スレらしきものハケーン
( ^ω^)は大きな野望を思い描いているようです。
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137214016/
- 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:57:19.66 ID:yV9gTiy4O
- 初めはたった一機、しかし、時間を追うごとに、その数は爆発的に増え、
ex14サーバーに負荷をかけ続ける。
VIPは炎上。
おまけにこの日を待っていたと言わんばかりに、スレ建て規制をかいくぐる乱立スクリプトが解禁。
外部からのVIPへの侵入は、ほぼ絶たれ、
内部では乱立の嵐
内と外から、古参VIPPERによる抵抗が始まった。
- 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 16:59:00.83 ID:ga4iZAJHO
- WKTKUJTJUKTKTKT
- 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:03:21.60 ID:Uh+WAuVwO
- >>161
全然違う件
黙ってwktkしましょう
- 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:10:22.45 ID:yV9gTiy4O
- FOXは相次ぐ電話やメールでの苦情に手を焼いている。
「あの馬鹿共……まさな自分達のVIPに田代砲とは………」
今回の事件はFOXにとっては完全な誤算。
「駄目ですね。サーバーが重すぎます。こちらからもアクセスが取れません。」
rootがやや笑いながら言う。
「何が可笑しい!!」
半分切れ気味のFOXに、rootはパソコンを閉じて言った。
「いや、FOXさんにも予測出来ない事、あるんだなって
それと、FOXさんは本当に良くVIPPERの気持ちがわかってるんだなって思ったんですよ。
あ、ジュース買ってきます。」
ソファーから立ち、外へ向かうrootをFOXは黙って見つめていた。
VIPPERの気持ちが良くわかる―――
だからこそ、彼は今までこうやってVIPを管理してこれたのかもしれない。
他の誰もがなし得なかったのに、だ。
事実、こうやって対処を続けている中で、
VIPPERに裏切られたような感情。そして……どこかワクワクしてしまう感情が、確かに彼の中にあった。
「くそったれが………」
FOXはまたキーボードを叩き始める
- 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:11:44.08 ID:NqRUDxOKO
- ん?
と思ったら無糖先生の読んでたのな。
これはこれでおもすれー
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:15:55.04 ID:9S2kOidS0
- 俺の中でのFOXのイメージが変わってしまうww
wktk
- 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:20:25.60 ID:WucQIpOLO
- リアルタイムで>>1に会えるとはwwww(0゚・∀・)ワクテカ
- 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:22:10.36 ID:yV9gTiy4O
- 爆撃開始から二時間程たった。
この爆撃を束ねているスレッドはどこにもない。
全て古参VIPPER達の個人行動だ
だが、彼等の心には一つのスレッドが輝いているのだ。
「VIPPER、ちょっと来い。」
もはやVIP内には誰も入れない
乱立さえ動かせない程の負荷が、VIP全体にかかっている。
しかし――――――落ちない。
確かにex14は新しいサーバーだ。耐久性にも優れているだろう。
しかし、いくらなんでもこれはおかしい。
異常だ。
そう思った一人のVIPPERが、VIP内で爆撃を受け続けている何者かの存在に気づいた。
どうやらVIPの負荷の一部を自分のそれへと変換させ、
サーバーダウンをギリギリ回避しているようなのだ。
疑問を感じ始めた多くの古参VIPPERが、その存在に気づきはじめる……
何かとんでもない事をしてしまったような罪悪感を抱きながら。
- 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:29:03.58 ID:KUfnSikh0
- wktk
- 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:29:40.31 ID:FBzejDW6O
- wktk
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:30:25.64 ID:XqB7L6CV0
- wktk
- 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:38:00.27 ID:yV9gTiy4O
- 爆撃を受け流している存在には、運営も気づいていた。
rootはメロンジュースを吐き出しそうになりながら驚く。
「一時間も前からVIPの負荷を自分の負荷に!?……こんな事ができるのは…」
「プロトタイプのAA……それもかなり有名で耐久力のあるやつしかいない……」
「ま、まさか……」
「ああ、十中八九内藤ホライゾンだ。
あの馬鹿死ぬ気だぞ…」
いくらAAといえど負荷がかかり続ければ『落ちる』
すなわちプロトタイプの消滅だ。内藤ホライゾンというAAは瞬時に忘れ去られる
「早く爆撃してる馬鹿共をとめろroot!!!親が馬鹿なら子も大馬鹿だ!!!」
- 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:38:38.46 ID:7AWnVctu0
- wktkwktk
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:44:23.31 ID:yV9gTiy4O
- コートに手をかけるFOXを見てrootは驚く。
「FOXさんまさか、行く気ですか!?」
「当たり前だ。あんな負荷に耐えるには私ぐらいのスペックが無いと無理だ。」
「下手したらあなたも死にますよ!?」
「私が死んだらお前がいる。いいか、俺一人の命より万人が大切にしている内藤の救出が先だ!!」
「それはエゴですよ!!!!」
電話だけがけたたましく鳴る部屋で、二人の時間は止まった。
FOXは、ドアを半分開けると、最後にこう言った。
「世の中はな、エゴイズムの塊で成り立ってるんだよ
VIPはみんなを楽しませる街だろうが。
それにああなっちまったのは私のせいでもある
だから、私は内藤を生かす。わかったらさっさとアク禁処置を急げ
せいぜい私が死なないようにな!!」
「エゴだよ……」
rootは誰もいない部屋で呟くと、狂ったようにキーボードを叩き始めた。
全ては、VIPの為に
- 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:45:08.33 ID:BOfAOHNtO
- wktk
- 177 名前:すましり送おがPIVてしまりわかにし無名、下以 :2006/01/14(土) 17:46:40.31 ID:1dlp8xXkO
- 。ぁや(´・ω・`)
。だい呪ういとるなくなきでがみ読右と語本日生一。たけかをい呪にちた君今がだ然突
。いいが運はちた君しかし
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1137217622/l50
05l\2267127311\piv4swen\igc.daer\tset\ten.hc2.41xe\\:ptth
。るけ解とるすくらばしはい呪ばめ込き書と「!!スカタィテリオクみ読左」にここ↑
。るなく薄は力効のい呪どほい多ばれけ多がみ込き書
。うろだるなに手上が語本日とっきに内以間週一はちた君らなたしをスレの文長い高のィテリオクてけかを間手しかし
。る祈を闘健はでれそ
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:47:03.66 ID:WucQIpOLO
- wktkwktk
wktkが止まらない
- 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:49:57.34 ID:fBW6KNuR0
- こんなのFOXじゃNEEEEEEEEEEEE
- 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:50:39.58 ID:qNz2rCJi0
- FOXはもっと無責任
- 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:50:59.41 ID:yV9gTiy4O
- 『それ』が内藤だと認知されたのは、その約30分後だった。
違和感を感じた古参VIPPERが一人、また一人と爆撃をやめ、
ようやくかすかに見えたそれは、
遥かに空を見つけて仁王立ちしていたのだ。
内藤は、もはや動けない。
それでもなお止まぬ爆撃を受け続けるその姿に、古参VIPPERは涙した。
しかし、FOXにより緊急隔離されたex14サーバーには、誰一人として内藤を助けに入れなかった
ただ一人、FOX本人を除いては。
- 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:53:20.90 ID:P3EkgNmVO
- FOXがかっこよすぎる件www
- 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:55:50.80 ID:MxDD1akG0
- 完結したら誰か運営に貼り付けてこいよwww
- 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 17:57:12.97 ID:WSddVUZQO
- VIPについて本気出して考えてみたら
いつでも同じクソコテがいるのさ
幸せについて本気出して考えてみた
by kobaryu
- 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:00:44.81 ID:yV9gTiy4O
- VIPに侵入したFOXはすぐさま内藤を抱えると、出口へ走りだした。
そこは未曾有の負荷のかかった空間。
いくらFOXが高スペックだからとはいえ、
内藤を抱えた状態ではまともに動けない。
両脚を引きずり引きずり歩くFOXはある事に気づいてしまう。
この街には、誰もいない……
普段のVIPなら乱立が起こっても人がいる。
なのに今、ここには誰一人いないのだ。
疑問に思いながら歩くFOXは、さらに見つけてしまう。
長岡が作ったコピペがかかれたビラを
- 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:07:49.65 ID:yV9gTiy4O
- 「本日19時よりVIPが爆撃されます。
VIPPERの皆さんは時間になりましたら避難所へ速やかに移動しましょう」
――――――なんてことだ……
「彼等は…古参VIPPER達は………
もぬけの殻となったVIPを爆撃していたのか……
そしてこうやって…内藤が命を張って彼等のスレッドを守った事を……
知らないと言うのか……」
FOXは薄ら笑いを浮かべると、内藤と共にその場へ倒れ込んだ。
一時的アクセス禁止者四桁にも及んだ今回の爆撃。
それは無情にもなんの意味もなさなかったのだ。
街に残ったのは、乱立スレの残骸と、
破壊され尽くした街、
そして、二体の人形だけだった。
- 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:08:45.79 ID:yV9gTiy4O
- 第三部―完―
恐らく本日夜の第四部にご期待ください
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:09:57.55 ID:BOfAOHNtO
- (´;ω;`)
- 189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:10:24.64 ID:Brd0weOk0
- wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
ttttttttttttttttttttttttttttttttt
kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1!!
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:10:56.26 ID:BOfAOHNtO
- wktkしとく……(´;ω;`)
- 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:11:39.33 ID:yV9gTiy4O
- ☆★☆★重要★☆★☆
この物語は事実を元にしたフィクションです。
実際のFOXとは何の関係もございません
- 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:12:40.76 ID:WGOiuDHHO
- >187
乙です。
それにしてもクオリテイたけぇ
wktkしながら待ってます
- 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:14:44.44 ID:IVVZ3Vr30
- >>191
ワロスwでもナイタ。゚(゚´Д`゚)゜。
- 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:34:36.91 ID:OSXpYTi3O
- ほ
- 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:34:44.70 ID:3wWpwi9Q0
- うわああぁぁぁ
続きが気になる!!!!!!
- 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:38:34.11 ID:92JtGe9PO
- このスレが凄い理由
@ >>1の文章が凄い
A 同じ事を思っている人が多い
どっちだ?
- 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:48:57.03 ID:WGOiuDHHO
- >1は何時くらいに帰って来るんだ?
- 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:50:38.80 ID:yV9gTiy4O
- >>197
多分10時頃かなあ…
- 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:53:54.22 ID:KUfnSikh0
- >>198
ちょうど俺の帰宅時間とかぶるな
俺も出かけてくるノシ
- 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/14(土) 18:54:12.46 ID:R1FtHNmW0
- これは期待
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