右手よりは気持ちいいよ
- 39: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/22(木) 09:23 zBDNnFAPO
〜第四話・震えるぞハート! 萌え尽きるほどニート!〜
( ^ω^)
(*^ω^)「ブヒヒwww右も左もオニャノコで一杯だおwwwwうはwwwwwおkwwwww」
巨乳、微乳、メイド、シスター、巫女、ロリ、年上、ニーソ、絶対領域etcetc
内藤の周りにはあらゆるシチュエーションの美女で埋め尽されていた。
男が一度は妄想するハーレム、肉の花園。
(*^ω^)「おっおっおwwwwそんなに慌てなくても皆相手してあげるおwwwww」
美女達がこぞって内藤のポークビッツを求める。
(*´・ω・`)「や ら な い か」
( ゚ω゚)「ギャボルガあああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
内藤の意識は暗転した。
('A`)
(;'A`)「ここは…」
街が燃えている。
ビルは瓦礫の山と化し、燃え盛る紅蓮の炎が地を這う。
('A`)「……………」
隆起した地面。
横転した沢山の車。
そして、
『助け…て…』
崩れた瓦礫に挟まれた少女。
(;'A`)「ま、待ってろ! 今助けるからな!」
ドクオは瓦礫に手を伸ばし、持ち上げようと試みる。
しかし、それは僅かに少女に掛る圧力を弱めるだけでしかなく、体を引きずりだす事も出来ない。
『う…あぁ…苦しい…』
(;'A`)「喋るんじゃない! 絶対に、絶対に助けるからな!」
手から血が滲む。
しかし彼はその力を緩めない。
そして、瓦礫もその圧力を緩めない。
『……もう…駄目みたい……』
(;'A`)「何を……」
(*゚ー゚)『ありがとう、兄さん』
最後に微笑み、少女は息絶えた。
(;A;)「しぃ! しぃいいいいぃぃぃぃぃっ!!!」
(*´・ω・`)「や ら な い か」
(;A;)「うおおおおぉおおぉぉぉぉぉっ!!!」
ドクオの意識は暗転した。
- 40: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/22(木) 09:24 zBDNnFAPO
(´・ω・`)
朝、それは素晴らしいもの。
朝、それはニートにとって忌むべきもの。
降り注ぐ朝日は一日の活力を与え。
(昨日は徹夜で眠いんだよクソが)
窓の外から聞こえる小鳥のさえずりは心を洗う。
(朝からうるせえ、焼いて食うぞコラ)
そんな素敵な朝だ。
(´・ω・`)「さて、今日も二人を起こそうか」
狭い内藤の部屋でも、内藤とドクオはギリギリまでショボンと距離を置いた。
ライオンとバンビを同じ部屋に閉じ込める様なものだから当然だろう。
のっそりと立ち上がり、抱き合うように眠る二人に忍び足で近付いて行く。
息もかかるほど、耳元に近付き、囁いた。
『や ら な い か』
( ゚ω゚)「ギャボルガあああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
(゚A゚)「うおおおおぉおおぉぉぉぉぉっ!!!」
おはよう、今日も良い朝だ。
- 41: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/22(木) 20:09 zBDNnFAPO
(>´ω`)「朝から最悪な気分だお…オナホで一本抜くお…」
('A`)「……………」
( ^ω^)「お? どうしたお、ドクオ。
夢精でもしたかお?」
('A`)「…いや、何でもない…」
(;^ω^)「これは重症だお」
(´・ω・`)「仕方ない、僕のゲイ・掘ルグで…」
( ^ω^)「止めるお」
(´・ω・`)「ちぇっ」
ズボンを下ろしかけたショボンを一喝し、内藤は神棚に安置されたオナホを手にとる。
(*^ω^)「ほ〜らほらほら、君の好きなオナホだお〜。
今ならオカズも付いてるお〜」
オナホとエロ本を目の前でヒラヒラさせる。
( ^ω^)(さぁ来るお! この釣りが成功するかはドクオの性欲にかかっているお! さぁ、あの言葉を言うんだお!)
('A`)「…そんな餌じゃ釣られない…………ウマー」
(;^ω^)「やはり三次では釣れないかお」
(´・ω・`)ノ「ハイハーイ、僕どっちもいけます」
( ^ω^)「少し、黙ってろ」
(´・ω・`)「ちぇっ」
('A`)「…悪い、一人にしてくれないか」
そう言って、ドクオは部屋から出ていった。
(´・ω・`) ^ω^)「?」
(*´・ω・) ^ω^)「………」
((((*´・ω・);^ω^)そ
ヤッ、ヤメルオアッー!
- 42: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/22(木) 20:10 zBDNnFAPO
('A`)「…ウツダ…」
冷えきったコンクリートジャングルの街中を、ドクオは歩く。
交差点を大型のトラックが駆け抜け、その排気ガスに顔をしかめる。
通勤、通学、理由は様々だが、人々は慌ただしく動いている。
皆、自分の時間を生きるのが精一杯でドクオに興味を抱く者は誰一人としていない。
('A`)
('A`) (^ω^ )
('A`) (^ω^*))))))
('A`)(^ω^) (・ω・`)
('A`)(;^ω^)そ (・ω・`)
('A`)(゚ω゚(・ω・`*)))))
(゚A゚;(・ω・`*) (((((∩ω )
ズギュルルルスバッチョオヤジニモブタレタコトナイノニアッー!!!
アッー!!!
- 46: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/23(金) 10:00 baDqysPJO
(;A;)「何でお前達がここに居るんだよ」
(;^ω^)「ショボンに掘られそうになったから逃げてきたんだお」
(*´・ω・`)「そんなに照れなくても」
(;^ω^)「マジで言ってんだお、照れてねーお」
('A`)「そうか……」
( ^ω^)「お? そういえば何でドクオはこんな所に来たんだお?」
('A`)「……あぁ、ここで俺の妹が死んだんだ」
(;^ω^)「妹? 妹がいたのかお?」
(´・ω・`)「ドックン…僕というものがありながら…」
('A`)「これ以上ケツを拡張されてたまるか」
( ^ω^)「ドクオに妹…妹…妹…妹…」
ホンワホンワホンワ
( ^ω^)。οΟJ('A`)しオニーチャン!
( ^ω^)
(;^ω^)「お〜…」
(#'A`)「今スゲェ失礼な想像しただろ」
(;^ω^)そ「そ、そんな事無いお!」
('A`)「俺と妹は似てねえよ。
ホラ、これが写真だ」
('A`)つ(*゚ー゚)
(*^ω^)「おっおっおwwwテラカワユスwwww」
(´・ω・`)「ねぇ、この写真の子ってあの子じゃないのかな」
('A`)「何?」
(´・ω・`)「ホラ、あの子」
( 'A`)´・ω・)つ (゚‐゚*)
(;'A`)そ「し、しぃ! お前……」
ドクオが叫ぶと同時に、その少女はビルの影に消えて行く。
(;'A`)「おい、しぃ! 俺だ、ドクオだ! 何処に行くんだ!」
ドクオもそれに続き、ビルの影に消えて行く。
(`・ω・´)「ブーン! 僕達も追い掛けよう!」
(;^ω^)「え〜…走るの面倒だお…」
(`・ω・´)「ゲイ・ボr(;^ω^)「分かったお! 全力で走るおぉっ!」
拒否しようとしたピザに向けて(性的な意味での)槍を突き付け、追い立てる。
走るのは辛い、だが止まれば待っているのはガチムチの肉棒である。
豚は駆け出す。
己の菊門を守る為に。
ブヒヒィ、ヤッパリムリアッチョマツオアッ―――――――!!!
- 48: 作者?◆sEiA3Q16Vo :02/23(金) 11:07 baDqysPJO
('A`)「しぃ! 待つんだ!」
(*゚―゚)「……………」
路地裏を抜けた先の開けた空間で、ドクオと少女は対峙した。
(;A;)「良かった…生きていたんだな…しぃ…」
(*゚―゚)「兄さん」
(*゚―゚)「どうして私を助けてくれなかったの」
(;'A`)「……しぃ?」
(*゚―゚)「ねえ、兄さん。
どうして助けてくれなかったの?」
(;'A`)「それは……」
(*゚ー゚)「仕方無かった? どうしようも無かった? 後悔してる? そう言えるのは兄さんが生きてるからだよね」
少女の言葉に、ドクオは答えない。
答えられるはずが無かった。
(*゚ー゚)「兄さん、何で生きてるの?」
(;'A`)「俺は……」
(*゚ー゚)「生きたいから? だったら私の方が生きたいよ。
だって、私は死んじゃったんだもの」
言って少女は再び踵を返し、歩いて行く。
(*゚ー゚)「じゃあね、兄さん。
また会いましょう」
今度はドクオは追わなかった。
追うことができなかった。
('A`)「俺は…」
〜第四話・完〜
ワッフルワッフル アババババババ
(*´・ω・); ゚ω゚)
( ^ω^)右手より気持ちいいお!
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