( ^ω^)ブーンで学ぶ世界史
- 65: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:14:11.80 ID:NK5j/c1aP
- ┏━━┓
- ┏━━┛ ┗━┓
- ┃ ┃
- ┗━━━┯━━━┛
- × ⊂(‐_ ‐`wl テヤッ
- ┏━━━━━━━━━┓
- ┃ ┃
- ┃ ┗━━━┓┌──────
- ┃ セリム1世┃│
- ┏━━━━┛ オ ス マ ン ┃│
- ┃スレイマン1世 ┃│サファヴィー朝
- ┃ ト ル コ ┃│
- ┃ ┃│
- また年表です。
- 68: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:15:22.49 ID:NK5j/c1aP
- ●オスマン帝国の勃興
- ('、`*川 「みんなー、私のこと覚えてくれているかなー??」
- ('、`*川 「うんうん」
- ('、`*川 「そうだね、みんなの人気者ペニサスちゃんだよー」
- 69: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:16:29.64 ID:NK5j/c1aP
- ('、`*川 「という訳で、今日はみんなに楽しい遊びを教えてあげるね!」
- ('、`*川 「準備するものはこれだけ!!」
- ||
- ||
- ∧||__∧
- (ili´;ω;) ウッウッ
- ミ≡≡≡j
- ミ≡≡≡j
- ミ≡≡≡j
- ヽ)ヽ)
- 『ビザンツ帝国』
- 70: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:17:32.37 ID:NK5j/c1aP
- ('、`*川 「弱体化したビザンツ帝国でーす。みんなも野原で捕まえてきてねー」
- (ili´;ω;) 「や、やめろ……僕なんかを食べてもおいしくないぞ………」
- ('、`*川 「そしてー、このガタガタ喚いてるやつを………」
- (ili´;ω;) 「あの……ねえ、聞いてる?」
- ('、`*川 「ひたすら殴ります(キリッ」
- 71: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:18:30.26 ID:NK5j/c1aP
- 14世紀初めごろ
- ,` 、,, ,,
- , ! , - ‐ ´~ ~ `´`´~
- `ヽ ,,_,,_ノ
- ヽッ (ili´;ω;) ,,`=´--、 ('、`*川
- | ,,,、-、-‐、_-‐´_--‐´
- . ( Γ、ツ i´~~~
- \ `ヽ_ `‐i
- ´-, "〜、 、‐`
- ´_〜〜ッ _ ト ~ ̄`{
- ( 、_) `‐_,‐‐、, ,_i―-、, ,,-‐、,っ
- (_、 、ヾ ~~ `‐_=´-、 )
- ~ ~ i--‐‐,, i´__,,,-´ |
- ~~~~~ ´ i
- _,,、 /´
- ,/~ ~~`-,,,_ /
- ( `!-‐--,,_ , - ‐ - ,,_,,,_ノ
- _ _,) ` ‐ ´
- ~ 。、_ ,、 ,
- ( ;,_ノ゚ ) ヾヽ, /
- ヽ ヽノ
- 73: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:19:33.81 ID:NK5j/c1aP
- 皆さんは覚えているだろうか?
- 『セルジューク朝』が出てきた時に、
- トルコ人は『ビザンツ帝国』をボコボコにしていたことを。
- 前スレで言えば、だいたい>>160くらいのことです。
- 実はこの時、トルコ人の一部はビザンツ帝国の旧領に住み着いていた。
- 彼らは互いに争いながら、それぞれの領地を勝手に統治していたのである。
- 75: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:20:38.10 ID:NK5j/c1aP
- その後時が流れ、ちょうどモンゴル人の勢いが衰え始めた13世紀終わりごろ、
- 移住したトルコ人の手により、一つの小さな国が造られることになった。
- ||
- || 、v,
- ∧||そ ζ ギャアアア
- (;ω;`ili) 、v,
- ミ≡≡≡そ ζ ィハヘヽ ハドーケン!!
- ミ≡≡≡j ´^ ⊂('、`*川ヽ
- ミ≡≡、v, ヽと/⌒_)
- (/ そ ζ (_ノ`J
- ´^
- 建国者の名前はオスマン=ベイと言う。
- その後彼の国は、『オスマン帝国』として知られる巨大な国へと成長していくことになる。
- 76: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:21:38.11 ID:NK5j/c1aP
- ('、`*川 「ビザンツぶっ壊しゲーム、楽しんでもらえたかなー?」
- (ili´;ω;) 「楽しくない! 僕は全然楽しくない!!」
- ('、`*川 「オプションで『セルビア』とか『ブルガリア』をぶっ飛ばしても楽しいよっ」
- ('、`*川 「ちなみにこの前『ハンガリー』を思い切りチョップしたら………」
- ('、`*川 「変な声を上げて凄い勢いで飛んでっちゃいました! てへ!」
- (ili´;ω;) 「あうあう」
- 14世紀を通じて、『オスマン帝国』は次々と領土を拡大していった。
- ビザンツ帝国いじめはもちろんのこと、ヨーロッパの東の方の国々までもを圧迫していた。
- 78: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:23:10.62 ID:NK5j/c1aP
- ひぃぃ ひゃおー
- (・ω・`;) 三二= と('∀`#川 三二=
- lw´‐ _‐ノv キラッ☆ ← 『ティムール』
- しかし、その勢いも一旦くじかれてしまう。
- 15世紀に入ると『ティムール』が現れ、その圧迫をモロに受けてしまったのだ。
- そうして起こった『アンカラの戦い』の結果、
- 時の皇帝が捕虜となってしまい、オスマン帝国は一時的に滅亡してしまった。
- 79: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:24:27.30 ID:NK5j/c1aP
- でもトルコ人はなかなかしぶといね。
- オスマン帝国は、『ティムール』に完敗してから10年ちょっとで復活したのである。
- それどころか、ついに難攻不落のあの街を陥落させることに成功したのであった。
- ('Д`;川 「なんだよあの米女…… あんなに強いとか聞いてないんだけど……」
- 81: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:25:34.20 ID:NK5j/c1aP
- < 米……
- (゚、゚;川 「ひぃ!」
- < ごはん……
- (゚Д゚;川 「きゃあああ!!」
- 82: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:26:53.72 ID:NK5j/c1aP
- (n´・ω・)η 「ササニ……… あっ!」
- (゚、゚ 川 ・・・・・
- (;´・ω・) 「あ、あの……えーっと………」
- (゚、゚#川 ・・・・・
- 83: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:27:46.48 ID:NK5j/c1aP
- (^、^ 川 ニコッ
- (;´^ω^) ニコッ
- (^、^*川 「よく言ってくれました!! 素晴らしいわ!! なんて素敵なんでしょう!
- 私たちオスマン帝国は、貴方達を温っかく大歓迎しますよ!!」
- (;´^ω^) 「………えっ?」
- 84: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:28:50.86 ID:NK5j/c1aP
- (^、^*川 「いやあん本当に大英断ですわ。
- あなた方が降参しなければ作戦は成功しませんでした。
- 我らのスルタン『メフメト2世』も、とってもとってもお喜びになってますよ!!
- つきましてはとっても素敵なごほうびと、新しいご命令も仰せ付かってますわ。
- ええと……たしか……え―――」
- (^、^*川 「当地域における2m四方正方形分の土地面積を、
- 恒久的にあなた方に領土として与えるとの事です!!」
- (;´^ω^) 「は…!?」
- 86: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:29:46.31 ID:NK5j/c1aP
- (^、^*川 「それと新たな命令についてですが、当地域付近の田畑における、作物への滋養分の散布行動との事ですよ!!」
- (ili´^ω^) 「そッ それは それは一体どういう事でしょう?」
- ('、`*川 「あら、ちょっとわかりづらかったかしら。
- お馬鹿なあなた方にもわかりやすくいうわね」
- ('、`#川 「出番が済んだらちゃっちゃとおッ死ね、金玉口野郎」
- (ili´゚ω゚) ・・・・・
- 87: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:30:38.58 ID:NK5j/c1aP
- _,,..-‐''`'ー-、_
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- ( ( ̄| ( ( ( ̄| (
- 、___`t-'ーイゝ-i 、___`t-'ーイゝ-i
- λλλλ ヽ] ̄二二二7 λλλλ ヽ] ̄二二二7
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- そしてその時、船団は丘を越えた………ッ!!
- 89: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:32:37.18 ID:NK5j/c1aP
- 復活を果たしたオスマン帝国は、ついに『ビザンツ帝国』の制圧を試みた。
- 帝国の首都『コンスタンティノープル』は難攻不落の城砦であったが、
- オスマン帝国側は新兵器と奇策を用いてこれを攻略したのであった。
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- ,「 ゙゙━'l、.|゛ `'z、,-" ./',,,/'ー..,ィ,,ノ`'"ヽ―'' .` --′
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- |'''''''゙广 ̄] .| .,,―''ァニニニニニニニニニiiZ''二二二二匸二“|v--------、
- .,,,v-----│ .| .| |,/ /` ゙l_______,し-エ-----エ---、| ヽ_____゙l、
- ,!| |゙|ニニニニニニニ二二二二,,|, | | .| l゙ ー┼――┼―ー.| l゙ ,|
- |゙l,l゙,ミ''ニ''ニ‐,!‐―r‐―-----ミK ゙l、.广''''''''''''''''''''''''''ク―┴――‐――‐" 广゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'〕
- '゙‐'l|ll|Wiトり |l゙,|,|,,!|,゙lj_,,!l゙゙l .l゙゙i、 ゙l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,',i´,,,二二二"゙"''―--、il二二ニ,,,,,/ー
- ,,,,,,,,,,,,,,,,,,―''''゙゙,ン-'''" .゙厂゙|゙゙'ニ,'''¬z一ー=ニコiii,ニZ||ijj,,,,――--、 `i、 \、 `゙''''
- ` _,,,l゙ .| ″ |`''ー、,、 `゙''ー-、 `゙"〜 ‘ `'-
- 新兵器 「ウルバンの巨砲」 (嘘AA)
- 90: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:33:46.54 ID:NK5j/c1aP
- .: + ...:. ..:...:.. :. +
- . ..: .. . ∧_∧ + .. : .. .
- .. + (´゙゚'ω゚') ..:. .. ..
- + :. /つ旦o . +..
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- .(二二X二二O
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- (⌒─⌒) .|: |
- / ⌒ ヽ ),,|; |,_,,
- _,,_,,_(,, );;;;:;:;;;;:::::ヽ,、
- " "" """""""",, ""/;
- かくして、1000年以上も生き延びていた古代の帝国は、ここに滅びた。
- 1453年。
- 『ビザンツ帝国』の滅亡をもって、ヨーロッパの中世は終焉を迎えることになる。
- 91: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:34:56.57 ID:NK5j/c1aP
- (・∀ ・) 「ありゃー ビザンツとうとう死んじゃったのか……」
- なお、ビザンツ帝国が滅亡したことは、遠く離れたロシアの地にも影響を及ぼした。
- この事件以降のモスクワの大公が、『ツァーリ』の称号を用いることになったのである。
- ここら辺の詳しい話はロシア史で出てきますよ。
- 92: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:36:06.72 ID:NK5j/c1aP
- さて、話をオスマン帝国に戻そう。
- ここら辺から今までの話と関わる部分が増えてくるので、年表を見ながらしっかり理解してくださいな。
- ちなみに地図は>>16を参照してね。
- 94: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 19:37:07.76 ID:NK5j/c1aP
- (´×ω×)
- ('、`*川 「そんな訳で、ヨーロッパ側のクソどもはほとんどやっつけちゃいましたー!」
- ('、`*川 「次の標的はアジア側のクソどもでーす!」
- ('、`*川 「どんなクソどもがいたか、みんなは覚えているかなー??」
- 16世紀に入り、新たにオスマン帝国の指導者となったのは、『セリム1世』というスルタンであった。
- 『セリム1世』は歴代の皇帝とは異なり、アジア側に領土を広げようと試みたのである。
- 99: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:00:08.00 ID:NK5j/c1aP
- _、_
- ヾ从 ゚∀从ノ゙ ( ,_ノ` )
- 『サファヴィー朝』 『マムルーク朝』
- ('、`*川 「わーお、こいつはファッキンな野郎どもだぜ!」
- ('、`*川 「これは早速消毒しないといけないね!
- 100: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:02:06.03 ID:NK5j/c1aP
- ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)
- ゴォォォ... 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''"
- ィハヘヽ ,,..、;;:'"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
- √('、`*川 ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ ´゙゚'Д゚'` 彡 ,, ⌒ヽ 彡, 彡"彡,彡,
- | ( ===m==<|::::::゙:゙ '"゙ ミ彡彡,彡,彡,彡,
- L=しー-J ' ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,彡,彡,
- ..;.;"..;.;". ;.;"..;..;.;"..;.;"
- 103: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:04:05.25 ID:NK5j/c1aP
- ('、`*川 「フッ…… 圧倒的じゃないか、我が軍は」
- ('、`*川 「もう今は火砲の時代よね。馬とは違うのだよ、馬とは」
- ('、`*川 「ちなみに右が向けないのは仕様です」
- この頃になると、オスマン帝国にはもはや敵なしといった有様であった。
- 騎馬部隊が突撃を繰り返すだけの『サファヴィー朝』や『マムルーク朝』は、
- 強力な鉄砲隊『イェニチェリ』を抱えるオスマン帝国に一蹴されてしまった。
- 104: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:06:24.73 ID:NK5j/c1aP
- こうして1517年、『マムルーク朝』を滅ぼしたオスマン帝国は、広大な地中海世界の覇者となった。
- アラビア半島も、バルカン半島も、マグレブもエジプトも、全てがオスマン帝国のものとなった。
- _
- ( ゚∀゚)
- ヾ.
- `ヽ ('A`;) ('、`*川
- │ ミ ;゚Д゚彡 _ / ̄\ ゝ
- .│ __ | └┐ / ∨ \
- _____ノ ┌へノ' ヽ `丶 └┐ ('、`*川 ノ `\
- | | ∩ \ \ ``| |__〜 ̄へ___|
- | 」〜`` |´ | ~\ `\ | _,〜`く ('、`*川
- く | |_| ``| ..ゝ`| | | ̄`('、`*川
- |_ __ノ _____ ⊂ ̄|し´ L_ノ |
- レ〜´ _、〜´ | `´  ̄`〜〜〜〜〜ノ
- |ヽ――´~ | ⊂⊃ ノ ('、`*川
- /´ ('、`*川 く__, ノ
- `丶_ / ̄`ヽ〜ヽ_ _ ノ
- `し´ `´ `〜´
- ('、`*川
- ('、`*川
- 109: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:08:13.68 ID:NK5j/c1aP
- なお、1517年はけっこう重要な年だったりする。
- オスマン帝国がマムルーク朝を滅ぼし、メッカやメディナの支配権を得たこともあるが、
- 実はヨーロッパで『ルター』が宗教改革を始めたのも1517年なのだ。
- 1517年は、キリスト教世界とイスラム教世界の双方で宗教的な事件が起こった年なのである。
- 宗教改革の詳しいことは、
- 『やる夫でキリスト教史』の最終回で触れましたので、そちらをお読みください――
- と言いたい所なんですが、どこにもまとめられなかったのでどうしたものかなあ。
- 111: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:09:08.55 ID:NK5j/c1aP
- (ヽ /⌒ ̄二⊃
- / \ .ィハヘヽ / /( 殺伐とした欧州にイスラムの侵略者が!
- (/^\ \ _ ('、`*川 ( __\
- \_ ̄⌒ \ \\\ヽ
-  ̄ ̄| / ̄\ \ヽ ヽヽ
- ___/ / \)ヽ ヽ ヽ
- ( _ ) \))~
- \ ヽ ̄ ̄\ ヽ
- \ ヽ \ ヽ
- ヽ ) \ \
- ヽ ( \ ヽ
- `し. \ \
- ヽ )
- ヽ (
- `し
- その後オスマン帝国は、『スレイマン1世』によって最盛期を迎えた。
- ヨーロッパ方面では、オーストリアに殴りこんで『第一次ウィーン包囲』を引き起こしたり、
- 『フランス王国』と同盟を組んだりなどして、ハプスブルク家に対抗しようとしていた。
- ちなみにこの時、調子に乗って『カピチュレーション』という特権をヨーロッパ人に与えたが、
- これが後々大変なことになってきたりするので覚えておいて下さい。
- 116: ◆ImMEukpfHw :2010/05/30(日) 20:10:53.67 ID:NK5j/c1aP
- また地中海では、『プレヴェザの海戦』によって
- スペインやヴェネツィアの連合艦隊を追い出すなど、制海権の確保に力を注いでいた。
- その後『レパントの海戦』で完敗し一時的に制海権を失うも、
- 半年後には艦隊を再建して再び制海権を握ることに成功している。
- 16世紀中葉、『スレイマン1世』のもと、オスマン帝国は確かに全盛期であった。
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